June 20, 2015
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人の流れには波がある。水曜と木曜はどこも混雑していたのに金曜日は急に人が減り、土曜のきょうはもっと人が少ない。混雑を予想して早目に来たが、肩すかしを食った気分。

鳥居前スポットで30分過ごしたあと、きのう教えてもらった岩盤浴ポイントで20分。準備が悪いせいで長くはやってられない。ゴザの上にバスタオルを2枚くらい敷くのがベスト。上半身は裸になり、上にもバスタオルをかけるのがいいかもしれない。女性は日焼けを気にして、日傘に青シートをつけて紫外線を避けている人もいた。

封筒型の銀マットに潜り込んでいる人もいたが、そんな人それぞれの工夫を眺めるのも楽しい。

それは物見遊山に近い人間の感想であり、本人たちは必死なのだろうが。

誤算だったのは暑さ、陽射しの強さである。

高山植物の開花が今年は10日から2週間ほど早いらしい。それだけ平年より暖かいということだろう。

もし来年も来るとしたら5月中旬かなと思うが、暑さと日よけ対策を万全にした上で6月初旬がベストかもしれない。気温が低いと周辺の温泉は温度が上がらず入れないこともあるらしいからだ。

曇りならちょうどいい気温が、太陽が顔を出したとたん、厚手の服さえ透過するような強烈な光線として突き刺さる。

玉川温泉の湯治客たちを眺めていると、男女問わず、りんご型体型の人が多いことに気づく。パッと見には太ってはいないが、いわゆる内臓脂肪型肥満の人の割合が多いような気がする。



好奇心のレベルが低いというか、物見高いところがない。八幡平ビジターセンター前の高山植物群落にも全く興味を示さない。食事も同様で当地ならではのものを食べようとか、珍しい食べ物に手を出そうという発想が皆無だ。

クルマの運転をさせてみても、カーブでスピードを上げたり、エンジンブレーキを考慮しないなど不自然さが目につく。若いころなら怒鳴りつけたと思うほど不可解な運転をする。駐車場のクルマの何割かは車中泊をしている人たちのものだが、キッチンをつけたり、洗濯物を干しやすくしていたり、それぞれの工夫がいちいち興味深いのだが、そういうことは全く目に入らないようだ。

ねじ曲がったまま固定してしまった思考の回路、美や自然に対する感性の欠落。こうしたものは修復不能に思える。そういう人間は珍しくもないが、一緒に旅をするという経験でもしなければわからなかったことでもある。

二日間の森林浴は人間の免疫力を53%高める。しかし都会の日常をストレスと感じなくなった<壊れた、いびつな>反自然的人間には効果が薄いだろう。人工物を自然と感じる人間は、ジャンクフードやレトルト・インスタント食品こそが自然食であり、有機食品などストレスの極みにちがいない。

弟のような人間は増えている。したがって日本人はロシア人のように短命化していくにちがいない。

いいことだ。

玉川温泉からいちばん近いガソリンスタンドまでは36キロ。ガソリンが心細くなってきたので、夕方から補給のため下界に降りた。道の駅かづので鹿角ホルモンときりたんぽ鍋を食べ、田楽のようなみそきりたんぽを買う。きりたんぽ鍋は何度食べてもそれほどおいしいとは思えない。全く同じ具材でなら、きりたんぽではなくひっつみの方がずっとおいしいと思う。

一方、鹿角ホルモンはいい。薄味でも全く臭みがなく、おかわりをしたいと思ったほど。

鹿角ホルモンの鍋にひっつみ(つめりだんご)ときりたんぽを入れたクロスオーバー東北鍋、なんてのを作ってみてはどうだろう。

もちろん、鍋の〆は極太ラーメンと相場は決まっている。

書き忘れたが、昼食後に寄った大深温泉はアスピーテラインのふけの湯分岐からすぐ。オンドル小屋が中心の湯治場で、温泉は小さい内湯が一つあるだけ。泉質は穏やかで肌触りも優しい。入り口にひいてある水を飲んでみたが、驚くほど甘い。湧水だと思うが、今までに飲んだ湧水でベストかもしれない。






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最終更新日  June 27, 2015 01:19:22 PM
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