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その後も情報がすくなくて苦労したが、そのメッセージによればインフルエンザの流行のために連邦区とお隣のメキシコ州の全学校が休校になるとのこと。
保育園から大学までで、これがホントなら明日、がっこーに行かなくてもいいことになる。
TVでは、こんな時間、臨時番組を組めるほど機動力があるわけではなく、ラジオもあまりあてにならない。
けっきょくネットによる新聞社ソースによって明日は休みと勝手にきめた。
翌日、どこもかしこもこのインフルエンザ騒ぎ。
夕べのうちに知ることができなくてがっこーまで出かけたひとも少なくなかったようである。
インフルエンザの流行による臨時休校やら学級閉鎖というのはニホンにて体験したことがあるが、ふたつの州(首都と隣接する州)すべての休校とはいったいどんな意味を抱えているのか。
去年の夏ごろ、ニホンでは年末に感染症におそわれると騒いでいたと思う。
アジアの鳥インフルエンザがどう発展するか。
そこですでに、進化するヴィールスというコンセプトが論議されていた。
どうやらそれがメキシコに現れたらしい。
形式的には豚インフルエンザという形であるが、このヴィールス、じつはミュータントであるという。
つまりワクチンやらクスリの効能から逃れたところまで進化してしまったヴィールスであり、もし特効薬がいつか製造されてもふたたび進化するというイタチゴッコにいたる。
だからいくらインフルエンザの予防注射をしていたといっても、あまり効き目は期待できないらしい。
今回、このヴィールスの犠牲になっているのは、二十歳から四十歳くらいまで、あまり病気とは縁のないような健康な青少年がかなり犠牲になっているという。
世界のどこかで起こるべきことがメキシコで起きた(米国の一部でも)、ゆえにモルモット化したメキシコ人を世界は注目しているらしい。
すべては後手後手にまわっている次第。
メキシコの科学(医学、細菌学)の遅れは有名、だから現場では対応に苦慮しているらしいし、分析・調査中がつづいている。
つまり危機管理がないがしろにされていた。
パニックは起きていないということにされているが、街ではすでに相当の緊張ぶり。
人の集まるところに出かけてはいけない、果ては教会のミサまで中止される騒ぎ。
休みとおなじだからと、運動公園にトレーニングに出かけたら、どこの公園も閉まっている。
'85年のメキシコ大地震以来の緊急事態であるという。
はたしてどこまで影響をおよぼすものだろうか。
肝心なところは、メキシコでの報道よりも海外の報道に頼ったほうがいいという状況はいつもとおなじ。
(25 of April, 2009)