2007.06.17
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昨日夫と日帰り温泉に行った。

私達夫婦は温泉が好きなので休みにはよく行く。

最近行きだした一人500円の格安温泉、夫のお気に入りだ。

そこでのこと。

大体私は長風呂なのだけど夫を待たせては悪いと思いいつも30分くらいで出る。

ところが昨日は私は1時間以上入っていたので上がったら夫は心配していたようだ。

私は夫に理由を話す。

岩塩のサウナに入ったら先客の私より少し年上の感じのおばさんに話しかけられた。

温泉はいいわね、こんな安いいい温泉が近くにあってちょくちょく来れるのは幸せだわ。



しばらく世間話をする。どこからきたのかと言うお決まりトーク。

そこへ別の女性がやってきた。

若いと思ったが話していると息子さんが25歳だというのでそれでは私より少し年下くらいかと思う。

先客のおばさんが「オタク、○○さんやろ?」と突然聞く。

女性は目を丸くして「どうして知っているんですか?」と聞く。

おばさんは「前に○○さんの家の近くにすんでた、話はした事ないけど見たことはあるから。

それに地元の△△スーパーに勤めていたし。そこに買い物にもよくきとったやろ?」

おばさんは「オタク、おばあちゃんもおってやったね。今もお元気?」

「ええ元気です」などと応じる女性。

「同居ナン?大変やろ?」と聞くと女性は「ええ本当に大変」と否定しない。

おいおい、そんな事をよく知らないこの口の軽そうなおばさんに話してしまっていいの?



それからおばさんが聞く「おばあちゃんは学校の先生をしとってやったね」

女性は言う、「ええ、私も夫も先生でした」

でしたというのは過去形。おばさんは聞き逃さない。

女性はどんどん口が滑らかになり、誘導尋問にかかったように喋り続ける。

女性が勤めていた中学は荒れに荒れていた。



私も聞いていてビックリ。

女性もそんな中で頑張ってきたがうつ病を発病し何度も入退院を繰り返す。

夫もまじめがとりえの教師で胃潰瘍を何度もやって入院は10回。

一度は大量吐血をして命も危ぶまれた。

そして2人同時の入院とかもあった。

おばさんはしみじみと言う。

「奥さん、苦労し取ってやね、子どもさんがまっすぐ育ってよかったね」

「ほんとそうですう」女性はうなづく。

子どもさんは大学を卒業して今は就職した.寮に入っているという。

ようやく話に区切りがついてサウナを出る。

比較的低温のサウナだったけど、汗びっしょりかいた。

他に違う種類のサウナが二種類あるけど、すっかり時間を取ったので今日は諦めることにする。

露天風呂だけ行こうと思って外にでる。

外のツボ風呂にさっきのおばさんを発見。

叉捕まる(/_<。)

今度はおばさんの身の上話を聞かされる。

娘さんのことや単身赴任のだんなさんの話など。

そしておばさんは締めくくる。

「何も悩みや問題のない人はおらへんね。皆何かあるね。お金がないとか、病気があるとか、本人に何もなかったらまわりとかね。

悩みがあるから人間らしいんやろね。」などと言って一人で納得している。


「お金がないといっても明日のお米がないというほどではないし、こうやって時々温泉で遊ぶくらいはなんとでもなるし、1人でも出かけられるくらいの体力はあるし、わたしたちはそこそこにしあわせや」という結論に達した。

そしてようやくおばさんから逃れてお風呂から上がる。

それで一時間も入っていたわけだ。

先の女性も回りに悩みを相談する人がいないに違いない。

だからこんなところでであった初対面の人にココまで話すのだろう。

度々胃潰瘍を起こすご主人に自分のことを相談するわけにも行かないだろう。

皆人は悩みを抱えて生きているんだな。

いつもの温泉が人生講座に変ったけど、それはそれでよかったのかも。





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最終更新日  2007.06.17 07:56:20
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