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サリィ斉藤

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カテゴリ: 今日のつぶやき
NHK教育で放映されている 「美の壷」 という番組が好きで、よく観ています。

「くらしの中の美」をテーマに、幅広く身の回りにあるものの鑑賞ポイントが紹介されて、思いがけない発見も多いです。
BGMのジャズの調べが心地よい30分。
ついつい、伝統工芸の数々を手に入れたくなってしまうのは、困りものですが(笑)

茶道や、着物の世界に足を踏み入れることは、長い間伝承されてきた匠の技の数々に触れることでもあります。
それは、「和」のこころとかたちの魅力を、再発見することにも通じています。

今、手元に置いてパラパラめくっている本。
わたし好みのデザイン和もの一〇〇選


著者の裏地桂子さんは、雑誌「和樂」の通販ページのセレクションなどを手がけているだけあって、取り上げられている「今様の和もので、現代の暮らしを彩る上質なものたち」はどれも美しく、楽しく。


思わず欲しくなってしまうものがあれこれ。
販売元のデータも併せて載っているので、物欲に火がつく一冊です。

しかし、見ていてしみじみ思うこと。

和のスピリットに根ざして作られたものの美しさを、生活の中で十分活かしきるには。
本来の和室のしつらえがそうであるように、あくまでもシンプルに、物の少ない空間を作ることが求められるのだろうなぁ。

要するに「きちんと片付いてないとムリ!」ってことで(笑)
どう努力しても、いつの間にかごちゃごちゃと物があふれる我が家のライフスタイルには、まだまだ精進が足りないかも?

【「美の壷」書籍版も続々、発刊されています】
古伊万里染付



この本、一章を「和装まわり」の品々に割いていて、「内藤」「道明」「くのや」「青山八木」など、着物好きには憧れの店の品々も紹介されています。

実は私、裏地さんの名前は、自身がプロデュースされたトラベル和装バッグが「家庭画報」か何かで紹介されていたのを見て知ったのです。

でも、本の中で「自分で着付けが出来ない」と書いていらしたのにはビックリでした。上記のバッグも、着物一式を持ち込んで着付けてもらう必要から考え出したのだとか…
普段はご自宅に着付けの先生をよんで着物を着るのだそうです。

お金があるならそれもご本人の好きずきとはいえ…
「も、もったいなーい!」と、心の中で叫んでしまった私でした。そんなに着付けを習うって敷居が高いことかしら?

(お仕事柄、自分で着物が着られないことを公表するというのにも、ある意味すごい勇気を感じてしまったのでした。いつでも人に着せてもらえるのよ、っていう方がステイタスなのかな?? でも、それって違うと思う…





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最終更新日  2007.02.12 15:43:43
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