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カテゴリ: 映画の話
レッドクリフ




三国志の中でも高名な「赤壁の戦い」を完全映画化!
…とはいえ、赤壁でぶつかり合う曹操vs劉備・孫権連合軍の戦い自体は、来春公開されるPart2までお預け。
事前にわかっていたことではあっても、やはり
「こ、ここで終わっちゃうなんて殺生な…」
という思いにかられながらエンドロールを観ておりました(笑)

時にたっぷりのケレン味を漂わせながら描かれる歴史絵巻。
二時間半を超える上映時間を“長い”とは感じなかったので、それだけ引き込まれ、楽しんだということなのだと思いますが…

有名で、筋立て自体をよく知られた物語をわざわざ映画にするからには、単に映像として見せる、ということの他に

そこで観客をどれくらい気持ちよくさせるか?
…という点が、作り手の手腕の見せ所ではないでしょうか。

その点、私の感覚はどうもジョン・ウーのセンスと合わないみたいで(トホホ…)
群雄割拠の時代に、様々な経緯を経て赤壁の戦いへとなだれ込む、物語の緩急のつけ方が、今一つしっくり来なかった。

様式美としてのアクション、という点でも、チャン・イーモウの「 HERO 」の方が私は好きかも。

俳優陣では、関羽役の立派な風貌(まさに関帝廟に祀られた像のよう!)が印象的でした。モンゴル人の役者さんなのですね。
キャスティングには紆余曲折があったようですが、飄々とした金城武の諸葛亮孔明は、これはこれでなかなか良いと思いました。

そして、“美周郎”周喩を演じたトニー・レオンは、私にとってはジョージ・クルーニーと並び「出てるだけで許す」大好きなスターなので…
結局のところ、トニー観たさにPart2も絶対、映画館に足を運ぶと思います(笑)





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最終更新日  2008.11.19 20:06:59
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