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カテゴリ: 今日のつぶやき
明けない夜はないことも、止まない雨はないことも、それなりに人生経験を積んだ私は理解しているつもりでしたが、岡田ジャパンの夜明けがいきなり、あんな形でやって来るとは…すべてが終わった今でもしみじみと不思議な感じです。

カメルーン戦の前日に、小惑星探査機「はやぶさ」が、トラブル続きの遥かな旅を終えて、見事に地球へ帰って来ました。
今にして思えば、あれは大いなる吉兆だったのかもしれません(笑)

W杯で負けるということは、長い時間をかけて積み上げたチームが、その日をもって完全に使命を終えて解散してしまうということ。
次の日からはもう、新たなチーム作りが否応なしに始まります。

様々な苦難を乗り越えて目標を目指し、最後は大気圏で燃え尽きていったはやぶさの姿と、それは何だか重なり合うようにも思え…

(この映像、美しくて切なくて、目頭が熱くなりました→ はやぶさ帰還

旅の終わりに、彗星のような煌きと、小さなカプセルを残していったはやぶさ君。


それにしても、オリンピックにせよW杯にせよ、「4年」というインターバルの、なんと絶妙に出来ていることでしょう。

次の目標に定めるには、遠すぎることはない未来。過ぎてしまえばあっという間に思える時間。
けれど、人間の一生の中で4年という時間は、決して短いものではありません。ましてや、体力勝負のアスリートともなれば、選手としての一番良い時期を、4年に一度のタイミングに合わせることがどれほど難しいことか。

だからこそ、前回の覇者が惨敗し、悔し涙にくれた者が雪辱を果たす、そんなドラマも生まれるわけで…
すべてを競技に捧げた選手にとって、天国と地獄の落差はどれほどに深いか。それを思う時、ある人生の決定的瞬間に立ち会っている、という事実に胸が震えます。

サッカーファンにとっては「終わりは始まり」。これから先にはどんな物語が待っているかな?
共に喜ぶのと同じくらい、共に泣くのも醍醐味なのよね…と再確認した、2010年でした。





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最終更新日  2010.07.06 22:08:18
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