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カテゴリ: 落語の話
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りらっくご 」も、めでたく末広がりの八回目を迎えられました。
毎回、主催者自らお書きになるめくり。いつもながらお見事です!

おめでたい話といえばもう一つ、この会で高座の中心となっている桂こごろうさんが、来年、桂南天を襲名されること。
その嬉しいニュースが紹介されると、客席から暖かい盛大な拍手が送られました。

本日の出演者と演目。

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 森乃石松 「寄合酒」
 林家花丸 「厩火事」
 桂こごろう「花筏」


「ラクゴリラ」の噺家さんは皆、研究熱心、勉強熱心がはっきり伝わってくる方々で、大好きです。

それにしても、今回最大の驚きは、花丸さんがマクラで「宝塚歌劇にすっかり夢中です」と告白され、繰り返し見たという「ロミオとジュリエット」の挿入歌を 高座で熱唱 されたこと!

この日の客席には、筋金入りのヅカ乙女の方々がいらっしゃることを知ってか知らずか…
花丸さん、なんてチャレンジングな!と圧倒されつつ、宝塚独特の歌唱法を細かく再現した歌いっぷりに、さぶイボの代わりに爆笑が飛び出ました。
(それに続いて披露された、舞台を上方落語界に置き換えた替え歌バージョンが本題だったのですが、詳細はあえて伏せます・笑)

トリのこごろうさんがかけた「花筏」は、相撲を題材にした私の大好きな噺。
クライマックスの土俵上での場面、思わぬ心理戦(?)が意外な結末を生む展開がたまりません。
しかし、落語やお芝居に出てくる相撲の話って、大概八百長が絡んでるよなぁ…と思うと、その体質の長い伝承は推して知るべし、という気がいたします。

大相撲は、公明正大なスポーツとして取り扱うより、伝統芸能の興行に近いものだろうと永年思っている私としては、落語に出てくる相撲の世界の人間臭さがとても好ましいものに思えるのでした。
(週刊新潮は、そろそろ隆の山の私生活をそっとしてあげてくれないものかしら…涙)



会場を出たら、窓の外は不思議な天気雨。傘持ってない!とギョッとしたものの、雨はエレベーターに乗っているわずかな間にやみ、駅に向かって歩き出したら…

空には大きな、大きな虹がかかっていました!

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新しい名前になるこごろうさんにも、会を重ねるりらっくごにも、虹色の未来が待っていますように!
次回は来年、2月26日開催とのことです。
ことりさん、スタッフの皆さま、本当にお疲れさまでした。9回目のりらっくごを楽しみに待っています。





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最終更新日  2011.10.24 00:59:24
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