ほとんど訪れる人もない西表島の南風見の浜には忘勿石とその側に
忘勿石之碑があります。この忘勿石の意味を小学生上級生でも分かる
ように絵つきで解説したのがこの本です。日本で一番南の島である
波照間島の全住民が、1945年4月に日本軍の命令によって西表島の
南風見に強制疎開させられました。その結果多くの移住した島民は、
西表島でマラリアに罹患して死亡しました。また島民が移住している
数カ月の間に波照間島にいた家畜はすべて日本軍によって殺されました。
戦争の悲劇を後世に伝え、平和を祈念しています。戦争の悲劇をくり返さ
ないためにも、多くの日本人がこの本を読まれることを願っています。
終戦記念を特集して、この作者・宮良作さんについてお話しします。
与那国島ご出身で、戦争中は台湾に疎開し、戦後東京都狛江市議会
議員を4期16年務めた方です。
実は私は東京都狛江市生まれです。
狛江市内には「南灯寮」という沖縄県民専用寮があり、
返還されるまでは上京後みんなこちらに入寮しました。
復帰前,琉球の米国民政府から「このましくない人物」と見られたらしく,
復帰直前まで琉球行きパスポートが発給されず,大変な苦労をされました。
返還後沖縄に帰郷し、那覇市首里在住しております。
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