先日のブログテーマ「素朴な1日を」書いてくださった社員がおりましたね。
実はその方は我が社に面接に来たとき、八重山毎日新聞に掲載された
ご自身の随想をコピーして、提出してくださいました。
今回はそのことをテーマにします。
独居中年
世の中「独居老人」と言う言葉はよく耳にするが
「独居中年」と言う言葉はあまり聞かない。
しかし独居老人の予備軍と言うべき独居中年は意外と多いのです。
この私は独居中年の46歳。
10数年前に離婚し、母子家庭となった。
そして現在ふたりの子供は高校を卒業し、東京で学生生活を送っていたが
上の子は就職し、やっと仕送りにも一区切り。
奨学資金とバイトをしながらの学生生活で、子供も大変だっただろう。
そしてまた下の子も同じように、学生生活を送っております。
現在私は「母子」ではなく「寡婦」の時代になりました。
ですから母子扶養手当ても切れました。
不安な気持ちで一杯です。
これから迎える永い永い老後をどうやって生きて行こうかと、手探りの状態です。
独居中年として、これからの生活をどう備蓄していくかが私の今の課題です。
そんな生活の中でコミュニケーションが、いかに大切かと言う事です。
以前だったら軽く「パス」する住民健診や乳がん検診で「再検査」と言う
紙1枚に、どれだけ血圧が上昇したかわかりません。
しかしどんなときでも早期解決できました。
なぜならそこにはいつも母子会の仲間がいたからです。
みなさんもそれぞれいろいろな悩みを持ち、自分だけではないと励まされ
勇気を持ちました。
最近では父子家庭も増えており、石垣市母子寡婦福祉会にも
父子家庭の参加もあります。
ボランティアで参加してくださる方もあり、会としては大変感謝しております。
時代とともに母子家庭だけでなく、父子家庭も増えており
少子化問題もそうですが、行政は父子家庭にも目を向けて欲しいと思います。
収入は女性よりも多いでしょうが、家庭内の仕事は大変な負担だと思います。
そして何よりも母子扶養手当になる父子扶養手当がないのです。
「寡婦」と「寡夫」。
年齢に関係なく、いつまでも働きたい。
生きがいと社会参加。
どう生きるか。
内面的な自分に目を向け外ばかり気にせず、調和していきたいものです。
独居中年は第3の人生かもしれません。
八重山毎日新聞 2005年6月25日 日曜随想より
また楽天トラベルより以前お世話になった座間味島民宿も
毎回ブログ掲載しまぁす。
民宿みすまるの家 <座間味島>
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