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こんばんは!いかがお過ごしですか?今日はお願いがありまして・・・松尾多聞、断腸の思いで皆様に心からお願いいたます。兄としての立場もあるので、頼まれたら結果を。。。すいません。。。私の弟は「だいせい」(大生)というダイナミックな名前。北海道は札幌で社会保険労務士事務所を営んでいます。(僕に似てますか?)いままで大きな賞を小説でいただいてきた彼。僕も応援していますが、このたび携帯小説にチャレンジして12000作の難関をくぐったらしく、最終投票に残りました。文芸作品の短編としては、素敵な、そして年末らしい作品です。もし、よろしければ読んでいただき、作品の一番下の「評価」をお願いいたします。作品「冬の惑星」/作::松尾大生←クリック今日は昨年の今頃書いて好評を得ました私のエッセイでお別れします。この作品の一部はたくさんの方々に紙面で読んでいただいたものです。弟の投票。お願いします!土下座それではみなさま!良いお年をお迎えくださいませ。「応答せよ!苦悩からの脱出!」エッセイ:多聞 さて明日は大晦日ですねぇ。札幌はツルツルの路面でしたが、昨日仕事を納めた私は買い物と温泉と、食事と、たくさん楽しんできました。そして近場の温泉へ!冬の北海道はまさに温泉王国!日本一のその湯量はかけ流しを実現したうえ、さらに乾燥重量も(温泉を沸かして、蒸発させた残留成分)日本一!温まりますよ!「うぃーー!骨抜きじゃぁーー!」スチーム暖房を抱きながら至福のわたくし。背骨がもう溶けていませんか?気持ちよかったなぁ。************さてさて、大晦日と言えば除夜の鐘。人間の煩悩を108つとしてその駆除を目的として越年で叩かれるものですね。煩悩は人間の「業」によるもの。それは人生の苦悩を誘発してやみません。足踏みと周回を繰り返すのが人間の常だと言われています。そこで今日はその苦悩について私の考え方を書きますね。「人間は社会的動物である」これはアリストテレスの言葉。「人間は半ば社会的、半ば孤独な存在だ」これはラッセルの言葉。「人間は、どんなことにでも慣れる動物だ」これはドストエフスキーの言葉。そして、オランダの歴史家ホイジンガは「ホモ・ルーデンス」(遊ぶ人)と言いました。いったい人間とは、どのような存在なのでしょうか?私の好きな言葉があります。これは大いなる問題提起と言った方がいいのかもしれません。「人間は考える葦である」パスカルがいみじくも言った言葉です。私は思うのです。葦のようにひ弱で自然に翻弄される植物に「考える」をつけたこと。それは、人とは本来弱い生き物であるが、思考の力を身につけているから強い。逆に言うと、人の尊厳は思考する姿にこそあり、尊いものなのだと。それでは、考えること。思考すること。それはどんなことでしょう。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆私は比較的若い人たちからのメールで、たびたび質問されます。1、「多聞さんは一日にどのくらいの時間をかけて日記を書いているのですか?」2、「毎日、こんなにも文章を書くネタをどこから仕入れているの?」3、「どうしたらブログで興味深い内容がかけますか?」******お答えします。******まとめて答えますね。それは第一に、自分が苦悩して答えを探さなければならないときに、本をたくさん読みました。そして答えが見つからず、再び苦悩を繰り返す中で「思考の方法」を自分なりに見つけました。ここで、私の「一日分の日記」が出来るまでをドキュメントで紹介いたしますね。お昼を食べます。食べ終わると私は自分と話をします。今日の言葉を自分の心に探すのです。今日は「人は考える葦である」という言葉が浮びました。すると私はアリストテレスやドストエフスキーなどの偉人達も連想して浮んでくる。連想ゲームですね。すると考えることが偉大に思えてきて、出てくる単語をメモします。「悩み」、「苦しみ」、「解決」、「設計図」、「若者」、「ロダン」、「私」、「思考方法」、「脱出」、「伝える」、、、、これは、私が今日メモした半分です。それは2分のこと。それを今度は心の中で並び替えて「曼荼羅(まんだら)」みたくします。これが私のブログの設計図。立ち上がる建物が少し見えてきます。図や、箇条書きや絵にすると、自分の心は見えてくるもの。私は自分の心と対面して、それを説明しようとする「静の空間」を作るのです。周りがどんなに騒がしくとも可能です。これは、訓練によるものかな。そしてその図を見ながら題名を決めます。今日は「応答せよ!【苦悩からの脱出】」としました。帰宅する際、時間がかかります。大雪で時間がもっと掛かります。私はその時間の中で組み立てを考えています。「たくさんの人が読んでくれればいいなぁ。」家に着き、庵に篭り書きます。それは10分~30分。出来上がります。これが私の思考の方法。確立されていることに意義があるのです。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「人間は考える葦である」考えない人には不幸が死神のようについてまわるのです。考え方の基本は「親から貰ったもの」。しかし、そうではない環境にあった君は本を読みなさい。私と同じです。絶対に大丈夫です。若き日私は、苦しみ死にたいとも思いました。そのときパスカルが私を救ってくれました。「お前はお前を考えたのか?お前はもう考えないのか?」私は悩み事を箇条書きにしてみました。そして、優先順位をつけて考えました。「僕などはたくさんのことをいっぺんに出来る人間ではない。死にたいぐらいの人間だ。」そして、箇条書きの最優先の事を少しづつがんばってみようと思ったのです。時間はかかったけど、その忍耐で解決の道が開いたよ。だって、か弱い人間の悩みなんて、省みるとちっぽけだった。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆悩み苦しむ人たちがいます。そこを脱出するためには、本人が本人のために行動するしかありません。みんながそう。でもそれを出来る人はね、自分では気がついていないけれど、自分を「大好き」な人なんだよ。乗越えてごらん。その時に分かるから。君はね、本当は偉大なんだよ。三千年も言葉にすれば刹那。今年さいごの僕の詩作でさようなら。↓永 遠 の 都←クリックさよううなら!2007!みなさん!良いお年を!ばいばい!ランキングに参加しました。たくさんの人に読んでいただきたいです。クリックしてね ドン!って。
2007.12.30
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写真:僕のふるさと「石狩の夕日」撮影/多聞[ 夕 日 の 約 束 ] 太陽に雲がかすみ夕日が燃える彼がね君と出会ったことだってただの偶然なんかじゃないんだ遠い記憶に生き残る大切な約束息をするように空は燃るけれどかすみゆく時間に彩られた約束君の目が涙に滲む出会いと別れ太陽は沈むけれど再び燃え上るそれはあたりまえに見えるけど蔭りゆく空を支えた海原の約束涙を繰り返して命を燃やすけどそれが彼との遠くはるかな約束 松尾 多聞僕は、とっても悩んだ。あれは23歳のときだった。僕には命がある。そして僕以外の世界にも命がある。それは、まったく間違いの無いことだし、自覚できる。そして、草や木や他のものにも命はあって変化する。ならば、ここに柳の木があったとすると、僕はその大きな木を見て、その木の命はひとつであると思う。その木の命は一個であると。しかし、その枝を何本もちぎって、傍らの地面に差すと、柳は何倍にも増えて根を張るよ。命が増える計算になる。一つの命とはなんだろうか?枝をちぎって差すことはなんだろうか?ひとつの命とは無限なのではないだろうか?疑問だらけで頭を抱えてしまったのです。でもね、いま、答えが分かるのです。枝をちぎった僕も、そして柳も「たったのひとつ」であり、無限である。それは遠い約束に守られているから。その約束は無限の者達が久遠に行った約束。それに気がつきました。そして今も詩を詠むことができるのです。柳に心があれば、柳にとって、枝をちぎった僕は神様かな?でも、僕はただの人。僕に心が生きていれば、神様はなんだろうか?大きな世界からみれば、僕なんて柳の木と同じかな?ならば僕らが感じる神様なんて、ちょっとした物理作用でしかないのかな?きっと僕らは、なによりも大きな約束に生かされているんだね。既成概念の偶像を信じて戦争をくりかえすよりも、もっと大きな命の哲学が、この世界には必要だね。民族は国境をつくり、宗教は戦争を繰り返すよ。ならば、そんなものはいらないと思わないかな?今でもそれが必要なら、それは人間の約束を忘れていると思わないかな?テロと暗殺と策略の経済と政治に終止符を打つのは より聡明に進化した「個人哲学の集合」だとは思わないかい?人は悲しいな。柳の木より劣っているよ。◇おしらせ◇@NIFTY「語ろ具」という大人のコミュニティーで記事をアップしました。どうぞ、ここに感想を書いてくだされば幸いです。クリックランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.28
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Merry Christmas!イロイロなクリスマスがあるでしょう。家族の愛に包まれたそんな素晴らしいクリスマス。最愛の恋人と夢のように過ごすクリスマス。帰る家も無く星空を眺めての路上のクリスマス。たった一人でワインを空けため息をついてしまうクリスマス。仕事をこなして忙しさで忘れてしまうクリスマス。戦火に追われて、逃げ回っているクリスマス。食べるケーキも買えずに子供を思いやるクリスマス。様様な夜です。そんな、そんな みんなへ、心をこめてメリークリスマス!そしてクリスマスにあなたが思い浮かべる曲は何でしょうか?みなさんに想い出があり、その時間を彩る旋律があることでしょう。僕のクリスマスはとってもスペシャル。?かな、これなんです。たくさんの恋人たちの画像でお楽しみください。画像をクリックしてくださいね。 WHAM(ワム)で 「LAST CHRISTMAS」です。 Last Christmas LyricsLast ChristmasI gave you my heartBut the very next day you gave it awayThis yearTo save me from tearsI'll give it to someone specialLast ChristmasI gave you my heartBut the very next day you gave it awayThis yearTo save me from tearsI'll give it to someone specialOnce bitten and twice shyI keep my distanceBut you still catch my eyeTell me babyDo you recognize me?WellIf it's been a yearIt doesn't surprise me"Happy Christmas"I wrapped it up and sent itWith a note saying "I love you"I meant itNow I know what a fool I've beenBut if you kissed me nowI know you'd fool me againLast ChristmasI gave you my heartBut the very next day you gave it awayThis yearTo save me from tearsI'll give it to someone specialLast ChristmasI gave you my heartBut the very next day you gave it awayThis yearTo save me from tearsI'll give it to someone specialooooo oh oh babyA crowded roomFriends with tired eyesI'm hiding from youAnd your soul of iceMy god I thought you wereSomeone to rely onMe?I guess I was a shoulder to cry onA face on a lover with a fire in his heartA man under cover but you tore me apartoh ohNow I've found a real love you'll never fool me againLast ChristmasI gave you my heartBut the very next day you gave it awayThis yearTo save me from tearsI'll give it to someone specialLast ChristmasI gave you my heartBut the very next day you gave it awayThis yearTo save me from tearsI'll give it to someone specialSPECIALLLLLL A face on a lover with a fire in his heart ( Gave you my heart)A man under cover but you tore me apartNext year I'll give it to someoneI'll give it to someone special.specialsomeone someone I'll give it to someone,I'll give it to someone special who'll give something in return I'll give it to someone hold my heart and watch it burn I'll give me to someone,I'll give it to someone special I've got you here to stay I can love you for a day I thought you were someone special gave you my heart I'll give it to someone,I'll give it to someone last christmas i gave you my heart you gave it away I'll give it to someone,I'll give it to someone去年のクリスマス僕は君に思いを伝えたのに君はすぐ次の日に投げ捨ててしまった。今年のクリスマスは涙を流すのはごめんだから特別な人にささげることにするよ苦い思い出も恥ずかしい思いもしたよだから君から距離を置く僕なのに君に目が行ってしまう教えてほしいんだ僕のこと、覚えているかいそうだねもう一年なんだ別に驚きはしないけど(楽しいクリスマスを!)丁寧にラップをかけて送った僕の気持ち「愛しているよ」とカードに書いてホントだったのに自分のおろかさがわかったよだけどもし君がキスしてくれるならまただまされてしまうかもしれない込み合った部屋で友達はみんな疲れた目をしている僕は君から見えないところにいるそして君の冷たい気持ちも見えないところになんてことだろう。僕は君が信じてくれる特別な人だと思っていたよ僕は肩を震わせるだけの弱虫だったのさ◇今日の詩作◇クリスマス。そんな夜に幼いお孫さんを亡くした人がいました。僕は、耐え切れず、返事も書けなかった。でも、なにか伝えたい。でも、伝えられなかった。保育器の中で息を引きとったんだ。だから、僕は詩を彼女に贈りました。なにも出来ないけれど、彼女に届いて欲しいと描いたことを思い出します。今日はそんな詩でお別れします。描きながら僕は前さえ見えないほど泣いていたことを思い出します。あのときに僕は手を結んで強く胸を押していた。「聖夜の祈り」です。聖 夜 の 祈 り さらなる祈りに溢れ想いだしてみる面影別れていった人々よ微笑みだけを残して想えばあの時に私は抱きしめたかったよ想えば最後に貴方へ優しくしたかったよ面影浮ぶ愛しい人よ我が胸を押して願うこの世界を巡る幸よいつも貴方へ届けと永遠に笑顔のままで *************みんな!本当は幸せなんだ!そうなんだ。だから明日からまたがんばろう!みんな幸せになれるんだ。ほんの少しのことなんだ。誰でもが使命を背負ってこの世界にうまれたよ!それを感じて、それを知っておおきくなろうよ。ずっとズット探していようよ。バイバイ。素敵な夜を。 多聞※付録 多聞のクリスマス作品流 星 旅 行思い出のクリスマス静 寂 の 夜 空 へこの愛をこめて北 極 星白いクリスマスイブランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.24
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真実を知り、人々に真実を語り、苦難の中でも貫き通した人は、やがて、人々に崇拝されます。すると既存の利益のみに生きる倫理を忘れた亡者に殺害されます。キリストをはじめ、たくさんの偉人達が殺害されたのが私たちの歴史です。ジョンレノンは死んでしまいました。殺害されました。天才であり、哲学者でもあり沢山の言葉を単語を作ってくれました。そして、人々に崇拝されたとき、殺害されました。ケネディーにとっても状況が似ていることに驚きます。僕は、これ以上のことはいいたくありませんが、彼がもっていた思想とココロが現れた深い作品があります。ただ、大好きです。IMAGINE イマジン Imagine there's no heavenIt's easy if you tryNo hell below usAbove us only skyImagine all the peopleLiving for today....Imagine there's no countriesIt isn't hard to doNothing to kill or die forAnd no religion tooImagine all the peopleLiving life in peace....You may say I'm a dreamarBut I'm not the only oneI hope someday you'll join usAnd the world will be as oneImagine no possessionsI wonder if you canNo need for greed or hungerA brotherhood of manImagine all the peopleSharing all the world....You may say I'm a dreamarBut I'm not the only oneI hope someday you'll join usAnd the world will live as one 想像してごらん 天国なんて存在しないと想像しようとすれば簡単だよ僕達の下に地獄なんて無いんだふり仰げば空があるだけさ想像してごらんすべての人々が現在を生きているんだと…想像してごらん 国境なんて存在しないとそう思うのは難しいことじゃない殺す理由も、死ぬ理由もない宗教なんてものも存在しない想像してごらん すべての人々が平和のうちに暮らしていると…僕のことを単なる夢想家だと思うかもしれないでも、僕ひとりだけじゃないんだいつの日にか 君も仲間に加わってくれよそうすれば 世界はひとつになるだろう想像してごらん 所有なんて存在しないと君にもそういう考えができるかしら貧困になったり飢えたりする必要はない兄弟同志なのだから想像してごらん すべての人々がこの世界を分かち合っているのだと…僕のことを単なる夢想家だと思うかもしれないでも 僕ひとりだけじゃないんだいつの日にか 君も仲間に加わってくれよそうすれば、この世界はひとつになって動くだろう 僕は悔しくって。仕方がありません。人を純粋に思い。考え。そして訴えるそんな偉人は、過去から現在まで。ほとんどの人が殺害されてきたのが人類の歴史です。利害の邪魔であれば「殺す」世の中。それは今は証拠が無くても、未来に証明されます。なぜなら愚かな人類の歴史が物語っている事実を、現在もかわらずに行っていることを許している、無知な私達がいるからです。ジョンレノンは死んでしまいました。殺害されました。天才であり、哲学者でもあり沢山の言葉を単語を作ってくれました。彼は死を予想していたと思います。きっと。それでも彼は彼であることをやめなかったとおもう。僕は彼をそんな人だったと思うのです。そんなことが遠い未来に、人間の英知で証明されると思うのです。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.21
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私の苦難に満ちた人生に、自ら望んだ苦難に一筋の光明が射し込みました。ココロの偉人たちに逢いたい。ココロを大切にする人に会い、私もその生き方をもとめよう。しかし、現場にいって、それは「自分よがりである」ことを知りました。今日はそんなときに経験して、感じた「援助」という心についてここで描きます。■ 援 助 ■ 平成7年1月17日 午前5時46分 阪神淡路大震災が発生してしまいました。マグニチュード7.2 震度7の直下型地震、何の前触れも無いまま6,308名の尊い人命が奪われ23万棟を超える建物が崩壊したのです。いったい何が出来るでしょう。炎につつまれた我が子の絶叫を目前になすすべが見つからなかった父、両親を失い、放心で涙を忘れた遺児達、矢継ぎ早に発信されるニュースに私達は出来る限りのことをしたいと考えました。 世界から、また、全国の自治体や企業,そして個人が神戸へと向かいました。その数述べ数百万人、みんなが涙をこらえながら必死に働きました。しかし、そこには大きな問題が生じていたのです。 人間の行動に最低限必要なものは「水と食料」、これがありません。他に移動手段とトイレの問題、いっきに集まった人達の統制の問題と情報の伝達管理。応援に駆けつけた人々は戸惑い右往左往していました。これを「ボランティア難民」と呼んだ人もいるほどなのです。そのなかにあって大変な活躍をしていた民間ボランティア組織がありました。家庭のペットを救済する非営利団体でした。彼らは活動の目的と目標を定めて食料をたずさえ瓦礫の街を縦横無尽に走り回り、大きな成果をあげていました。彼らの行動には、はっきりとした目的があり組織自体が自己完結性を持っていたのです。「他の誰にも頼らない。自分たちが勝手にやる」 バブル経済がはじけて、少子高齢化が目前に迫った1990年代、ボランティア活動が脚光を浴びるようになってきました。浮かれた生活と経済を省みる時代が訪れたのです。しかし、受け入れ団体に訪れる中高年のなかにはメンタルヘルスを必要とする方々も多くいたとの話を伺ったことがあります。日本人のボランティアに対する意識は低く「気分転換」程度に考えている人もいたようです。人が人に行なう援助とは、いったいどんなものでしょうか?どんなことからはじめることが重要でしょう?写真は、私が隊長を勤める札幌豪雪救援隊」のボランティア活動 近所に独居のご老人がいて、豪雪のために除雪が出来ないとします。ひと声かけて除雪を行なうことは大変な目的感であり、その効果は絶大ですね。ボランティアとは確たる目的と「私の心を実現するために勝手にやる」心意気が重要なのです。集まってから「何をしましょうか?」では、将来の効果が期待薄です。心からの援助活動は「思い入れ」からスタートしなければならないのです。神戸のペット救助隊のように。 6年前の春、NPO法が施行されました。nonprofit organization(非営利団体)の略で、正式には「特定非営利活動促進法」です。議員立法として国会に提出された時の名称は「特定市民活動促進法」だったのですが、自民党の長老達が「法案に市民がつくのはまかりならぬ!」と言うことで名称の変更を余儀なくされてしまいましたが、環境・福祉・教育・文化・等、12項目の許可内容に合致して、理事会を発足すれば誰でも法人申請が出来るようになりました。費用は数千円。各都道府県で受付をし、審査の上、60日あまりで許可が下ります。 例えば私が「石狩川をキレイにしたい」と強い思い込みがあったとしましょう。仲間を集めて定款や目的を決めて北海道庁に法人申請を行ないます。数ヶ月で「特定非営利法人・石狩川救済同盟・理事長 松尾多聞」の誕生です。NPOは目的感を共有する個人・団体の会費や寄付、あるいは、その団体が行なう事業(Tシャツ販売や講演、出版)などの収益で成り立ちます。営利法人(株式会社等)との違いは、得た収益をポケットに入れるか、次の非営利事業に運用するかの違いです。いま、NPO先進国アメリカではNPO団体の職員として正当なサラリーを受給して働く人達が800万人いると推計されています。 私達の社会は複雑化が加速し、情報速度の急進とともに益々高度化が進んでいます。しかし、この時代だからこそ、より細分化された援助の需要が増加しています。どんな形でもかまいません。貴方も気持ちや思い入れを形に出来る時代が到来しました。方法はいくらでもありますが、ただ、心の発露としての援助であり、自身の気もちの中にも「自己完結性」をもち続けることを忘れないでください。近くにある将来に貴方の援助を心待ちにしている人達が必ずいるのですから。日本には何らかの障害を持つ(痴呆老人を除く)方々が人口の10%に迫っています。他の先進国の数字はこれを上回っているのです。こんばんは!多聞です。クルクル回る猫の眼のよう!障がい者における法制は変化を続けています。一番の迷惑をこうむるのは当事者とサポートする仲間です。困っています。とっても困ります。談合や天下りをして、たくさんのお金を無駄に使う国。それなら「本当に必要な」援助を優先して行ってほしいものです。心から願っている私です。僕は、札幌障害者活動支援センター「ライフ」さんの手伝いなんかもしています。今日はその仲間に贈った作品でお別れします。僕は泣きながら書いた作品です。「TOMODATI」です。BGMで閲覧してくださいね。←クリック 「TOMODATI」手が動いているよ自由にしなやかに美しく動かしたい君の手は動かない固まって動かない僕の心は動いてる 君の心も動いているねぇ不便なんだね僕の手は自由だねねぇいいじゃないかそんな形なんだもの動かない君の手はね人の心を動かすんだねぇいいじゃないか喋れない君の声はね人を止まらせるんだ自分しか見えない僕を確かに止まらせたんだ何を思われてもいいよ辛いことがあってもね君は僕の友達なんだよ僕は友達を探していた尊敬できる本当の友をいつかきっと輝くまで僕達が自由に輝くまでずっと歩んでいこうよ自由にしなやかに生きようよ横目で見られたっていい邪魔にされたっていいよ涙にくれても生きられる夢が壊れたっていいんだもっともっとしなやかに僕達は生きられるんだね僕と僕達と同じ悩みだねでも少しだけ違うことはほんの少しだけ違うこと君は本当に美しいよ君は本当に優しいよ君の涙は偽りがない君は君は正直でいる生きることは芸術だね君も僕も生きているよねぇ死ぬまで生きてやろうなぁ僕も同じく生きていくありがとう!君達!ありがとう!友達!僕もくじけないでいくね松尾多聞生きることは芸術。そして歩む道は心が満ちる日をまっています。きっとそんなふうな時代がくるのです。がんばっているお父様。お母様。笑顔にあふれた人たち。大丈夫よ!大丈夫!たくさんの人たちが理解して、わかってくれる日がきます。もう少しだよ。がんばらなくていいよ。思いっきり明るくいてください!応援しています。皆さんも素敵な輝く「つながり」の道を歩んでいただけることを心から願っています。それではまた。バイバイ!ランキングに参加しました。クリックしてね。
2007.12.20
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北海道!ポプラの散歩道北海道といえば「ポプラ並木」を連想される方も多いのではないでしょうか。 成長が早く、丈夫な柳科の植物。決してしだれることはなく、手を上に上げて空までも掴もうとしています。 このポプラは冬の吹雪から人々の生活を「守る」ため、開拓時代にはたくさん植林されたようです。 今では、「北大」や通称「石狩街道」国道231号のポプラは有名であり、その姿は壮観です。 しかし、今でも生活に密着して人々を守り続ける「ポプラ防風林」が北海道にはたくさんあります。 この散歩道は私の近所のもの。 いつもたくさんの感慨と夢を私に与えてくれる北海道の夢の路です。 「防 風 林」北海道!石狩(いしかり)の夕日日本海に沈む夕日には、とても慕情が秘められています。 ここ、石狩の海は私の故郷の海。そして大雪山系から流れ出した「石狩川」が大洋に注ぐ場所でもあります。 雪と、平野と、人の営みの心が夕日に光り、夏を謳歌した浜辺は、いまでは寂しく佇んでいました。 北海道の心がいまだ生きる浜辺には、打ちつける波でさえ「生きる」ことを繰り返すようにこだまします。 その潮騒には北海道をユートピアと信じ、散っていった古(いにしえ)人の魂を感じるのです。 「 石 狩 の 海 」 北海道!積丹ブルーの休日北海道の開拓といえば「北前船」からはじまりました。この美しいブルーの海に入植し、苦労を重ねた先人は、ここに小学校を建て、北海道開拓庁から街の名前をいただきました。集会場であり、病院であり、学校であり、人々の安らぎの場所。そう、日本海ソーランラインは、北部のオロロンラインとは違い、街の名前がアイヌ語ではなく和名なのです。岩内、島牧、余市、小樽、、、みんなが小学校を建てるために生きた。素晴らしい光がいまも生きています。開拓の歴史は今のnpo活動を超越したココロのドラマでもありました。「美瑛(びえい)の丘にて」※写真と作品は多聞。詩人の創り方は、あしたから再開いたします。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.17
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こんばんは!今日は「詩人の創り方」はお休みです。今年は、なにか?ナナカマドの実が豊作なんです。そんな年は「大雪」になります(これははあくまで、私の論理)。北海道もこれからが大変な時期です。たくさんのメディアにとりあがられた私のコラム「ナナカマド」でお楽しみください。「ななかまど」人生の選択 【ナナカマド】は七回、竈(かまど・炊事で火を使う場所)にくべても燃えることのない硬い木であるとの意で付けられた名前だそうです。 薔薇(バラ)科の落葉高木(喬木とも)で北海道から九州のどこでも見かけることの出来る、とてもポピュラーでなじみのある木ですね。 秋には八対の小葉が鮮やかな紅に色づき、小枝の先に赤熟した実を鈴のようにたくさん垂らします。北海道では冬の美しい風物詩でもあります。材木は、その硬さを利用して細工物に用いられているようですね。 収穫の秋、鳥達は競うように木々がもたらした山の幸で一冬を乗り越えるための栄養を蓄えます。柿、梨、山葡萄・・・素晴らしい収穫なのでしょう。 しかし、ナナカマドの赤い実は食べられることはありません。きっと美味しくはないのです。木々の枯れ葉がすべて落ちて、ナナカマドの熟れた実だけが寂しそうに山々にたたずんでいるのです。 でも、ナナカマドは子孫繁栄のためにあきらめません。山に置き去りにされた赤い実を一生懸命に守り続けます。 じつは、その実を調べてみると、《ソルビン酸》という天然の保存料が蓄積されているのです。現在でも防腐剤やカビ防止、保存料として使用されています。ナナカマドは長い歴史から学んだ素敵な知恵で我が子を慈しんでいたのです。 北海道の長く厳しい冬も本番です。マイナス30度を超えると木々は凍裂(樹内の水分が凍結膨張することにより、大音響で裂ける)をおこし鳥達にもいよいよ食べるものがなくなってしまいました。 残されたものはナナカマドの実だけです。鳥達はナナカマドの小枝に止まり(まずそうな顔で?)実をついばみ、皮とタネを地面に返します。白い雪面が薔薇色に染まっていくのは2月の終わりごろ。北海道にも、もうすぐ春がおとずれます。ナナカマドの若芽が最初に産声をあげることでしょう。 「陰徳陽報」といって、人知れず努力を重ねた人はいつの日か、その苦労は結実して報われるといいます。とても辛い経験の上に北海道を開拓した私達の先達に思いをはせてしまうのです。そして、いまも誰にも認められず、それでも歯を食いしばってガンバッテいる若者がたくさんいることでしょう。 貴方達の苦労は、必ず姿を変えて貴方達を飾ってくれます。派手でなくとも、今は認められなくとも・・・自分を信じて勇気をもって、素晴らしい未来を受け取ってください。そんな生き方も私には輝いて見えます。ナナカマドのように。草木有情(そうもくうじょう)という言葉があります。草や木も生かされている。そして生きて私たちに大きな秘密を伝えるために、実を結びます。そして、より美しく。より大胆に、より優秀に進化していることは間違い無いのです。この世界はなんて美しく完璧なことでしょうか。僕らは、いつもそんな世界に目を向けて、考えていないといけないよ。人間は考えるから素晴らしい価値が生まれます。何事にも左右されない自分の世界を作ることは難しいけれど、ほんの少しでいい。その空間を垣間見たなら素晴らしいことだよ。人である。私は人である。想い出も、気持ちもいつか溢れだして、綴るには遥かな量で、人であることに愕然とする。今日は「季節の果てに」でお別れします。バイバイ。季節の果てに冷たい雨が遠い空からふいに肩をかすめ去る首を縮めて僕は走ったあとわずかの時だけが覚醒の季節を提示した真白い紙を広げていた秋の色にも誰の色にも決して染まらない空白輝きに舞う創造の純粋戸惑う僕が恥ずかしいこの季節の雨の果てにこの短い人生の果てにこの空白の時の果てにほんの短い今上の生で僕は何を綴るのだろう遠い想い出が交錯して切ない夢がふくらんでつづるには遥かな量でふっと人であると泣いた人であったと愕然とした僕の言葉が白抜きになり人々の心に色彩になれと願いつづけることにしたほんの短い季節の冷雨に僕は背筋に震えを憶えたランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.16
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「利害と保身」を乗り越えて自分を犠牲にしている人もいる。私はそんな貧乏で辛い志をもった「現在の偉人達に逢おう!」私はそう決めたときに、愕然として、やっと気が付いたことがありました。「人は自分を大切にします。とても大切にします。たくさんの物を欲しがり、たくさんの物質で自分を飾りたい。家も車も、服も見かけも。名誉も名声までも。そして、思うようにいかないだけで苦しみとして認識してしまいます。自分を指差したり、触られただけで大声でいやがり、あるいは妬み、またあるいは恨み、自分の命さえも犠牲にする人まで現れます。いったい、人の生き方とはなんだろうか?物事にこだわり、執着して、他を犠牲にまでもするほど、この経済中心の社会は汚れてしまったのだろうか?いいえ、そのことに気が付いているのにやめられはしないのだろう。人は、心を省みることを忘れてしまった。心を省みることを忘れたならば、自分も社会も見えてこないだろう。残るのは老練とした保心と堕落へ続くこだわりだ。しかし、人とはそんなくだらないものではないよ。そんな小さなものではない。お金もちにも、そうでない人にも、移ろう時間は平等に訪れるんだ。生まれてきた事。人として生まれたときには、人はみな美しい心をもっているはずだ。もしも何度でも生まれ変わるのが人ならば、くだらない物質欲を払拭して、自分に目覚めるために、私たちは生きることを繰り返すはずだよ。夢幻の人生に、私たちは何ができることだろう。どこに繋がりがあるのだろうか。弱きもの。それは人間であり、強き事。それは人心である。ならば、私は自分の生きてきた物質や保身に枚挙された生き方をキッパリと捨てて、自分に素直に、人に優しくなろう。そのためには、過去の偉人たちが行ってきた愛を、その行いを、真摯に取り組み、身を投げだしながら、心を求める、現在の心の偉人に逢いにいこう!」そうきめたのです。そして、私のボランティア活動がはじまりました。感動は心に。心は詩(うた)を。私は自分の心を見つめるため。感動に出会い、人と繋がることを夢見て、そして詩を書き、人に出会いました。ボランティアとは、人とひとの繋がりだった。自分のための物であったのです。つづく。今日も読んでくれてありがとう。僕のボランティアがはじまりました。涙が流れてきた。そして、悔しくって手を握り締めていた。大声で社会の裏切りを訴えたかった。みんな!生まれてきてありがとう。そして、君たちは素晴らしいね。素敵だね。僕は人を心から愛することを知りました。そんなとき、僕の友になってくれた人に詩を贈りました。「TOMODATI」でお別れします。じゃね、またつづきます。多聞でした。ありがとう。バイバイ。「札幌豪雪救援隊」隊長:多聞TOMODATI 手が動いているよ自由にしなやかに美しく動かしたい君の手は動かない固まって動かない僕の心は動いてる君の心も動いてるねぇ不便なんだね僕の手は自由だねねぇいいじゃないかそんな形なんだもの動かない君の手はね人の心を動かすんだねぇいいじゃないか喋れない君の声はね人を止まらせるんだ自分しか見えない僕を確かに止まらせたんだ何を思われてもいいよ辛いことがあってもね君は僕の友達なんだよ僕は友達を探していた尊敬できる本当の友をいつかきっと輝くまで僕達が自由に輝くまでずっと歩んでいこうよ自由にしなやかに生きようよ横目で見られたっていい邪魔にされたっていいよ涙にくれても生きられる夢が壊れたっていいんだもっともっとしなやかに僕達は生きられるんだね僕と、僕達と同じ悩みだねでも少しだけ違うことはほんの少しだけ違うこと君は本当に美しいよ君は本当に優しいよ君の涙は偽りがない君は君は正直でいる生きることは芸術だね君も僕も生きているよねぇ死ぬまで生きてやろうなぁ僕も同じく生きていくありがとう!君達!ありがとう!友達!僕もくじけないでいくねランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.15
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詩人。私が知ってる出版者は一様にいいます。「僕は、私は詩人になりたい、という人が後をたたない時代です。」と。でも、詩には見えない作品ばかりでえ頭を抱えます。と。では、詩人とはなんでしょうか?私は明確な答えを知っています。だから詩人になりました。****私はある日、突然に詩人になろうと思いました。いいえ、憧れていたわけではありませんし、スポーツの全日本選手だった私は「そんな軟弱なやつら!」と芯から嫌っいました。そして、年齢と共に社会にもまれ、社会の不合理と戦い、必ず破れ、涙を流しては立ち上がり、また戦う毎日が続いていたのです。「自分の立場でがんばれることには限りがある。」「ならば、自分の立場を変えなくてはならない。」生まれながらでしょうか、私は正義感が強く、ずるいことをする人が許せないのです、何故なら、その影には正直な人の苦労と嘆きが見えるからなのです。苦悩と悔しさの中。不正がはびこる世の中に挑んでは屍累々の自分はやり方が間違っていたのか?それとも考え方が間違っているのか?あるいは、人の心が未熟であり弱いのか?ものすごく悩んでいました。人はサラリーマンであっても「商売」をします。それが血税を無駄に使い、そして自分の利益になることであれば「よし!」としますが、それでは「皆」がそうなってしまう。。私は、たくさん戦いました。ある、もののいえる立場にもなっていましたが、一番大切な倫理を訴えると、どんな組織にも総スカンを喰らいます。なんでかというと、全ての組織には「利害と保身」があり、それで生きている人々が存在するからです。しかし、私は思いました。「利害と保身」を乗り越えて自分を犠牲にしている人もいる。私はそんな貧乏で辛い志をもった「現在の偉人達に逢おう!」心に決めて、私自身が立ち上がりました。それが私の詩人へのはじまりになるとは、思ってもいませんでした。つづく。こんばんは!今日からはじまる「詩人の創りかた」は、僕の哲学。そして心の偉人に憧れる全ての人に贈るものです。とっても長くなり、シリーズで書きますが、これは僕の詩人としての哲学書になると思います。書いては直しながら、何時までも書いて行きます。それは、皆さんが「心の偉人」になれるための書。多聞は、そんな偉そうなものではありませんが、少しでもたくさんの人と夢を共有したいのです。読んでください。怒ってください。涙を流してください。そして、皆が詩人であること。それを知ってください。これからもよろしくね。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.11
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さぁ、今日も僕の恋愛詩集でお楽しみくださいね。今度うまれてくるときは きっとあなたとすれちがう そしてあなたを抱きしめる春の恋の特集でどうぞ。※全ての詩にはBGMが流れます。聞こえない場合は「更新」をクリックしてくださいね。少 年一度は人に捨てられた、そんな少年が昔いた。こ ぶ し の 花好きだったよの言葉があれば こんなに耳を澄ませはしない春 一 番戦争だった頃の願いを悲しい少女が書きあげた[殺さないで憎まないで]花いちもんめ僕が帰れない時は君はお嫁にゆくだろう そうだよ僕は情けない証(あかし)そしてみんなみんな生まれて来てくれて本当にありがとう夢 の 花 び らあの春にこの同じ場所で愛しいひとを抱きしめたお ぼ ろ 月祈りを繋ぎし旅の世に たがうも吾は己が道 たがうも吾は己が空結 夢泣いて泣いて泣いて泣きつかれた夜には幼い時の夢をみようひとしずく雨が降ったよ 砂漠に降ったくべられた光りくべられた光り しみわたる温度に想い出が広がりだす忘却の彼方へいまの貴方は風船のよう大きく大きくふくらんで みんな薄れ去っていくよみぞれ混じりの空から濡いるままにさまよう人よ少女の命を忘れぬひとよ貴方はどこへ逃げ込もう回 帰 線今度うまれてくるときは きっとあなたとすれちがう そしてあなたを抱きしめるう た た ね夕べに貴女の夢を見た。。。舞 姫添えど悲しき人なれどこの身を焦がす弥生花挽 歌やがて花は咲き誇り人は春に身をやつす満たされし大地の血液よ戦場に春を伝えて天までとどけさくらが咲いたらその下で一緒にお弁当を食べようね僕が転校するまでに咲くよ舞 夢返す波の香たかくとどけど我身を濡らす想いはいずこ初 恋五月雨(さみだれ)五月雨に見つけた名もなき花よ いつも僕は詩を詠っているよ路 傍 の 花一生懸命の笑い顔がつらく思い出が僕を責めているよあ こ が れそう君は夢見ていたね優しい母となることを私って、幸福になんてなれないよ。。。以前に僕は敬愛する友人から、とても悲しい告白を受けました。驚いて、失望して、同感して、そして、このたくさんのサプライズが起きることを余儀なくされた人生を思いました。でもね、聞いてください。運とか不運とか運命なんて呼ばれるこの道だけれど、それでは拓いたらいいんだ。信じることは「拓く」情熱。混沌など、私達が持ち合わせた情熱になど、裸足で逃げ出すものです。人は倒れた場所に再び手をついて立ち上がります。生きることは情熱に他なりません。そしてあなたは一人ではないことを思い知るのです。僕の作品「情熱」でお別れします。いかがでしたか?感想をいただけるととっても嬉しいです。また読んでくださいね。今日はありがとう!では、またね。多聞でした。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.10
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さぁ、今日も僕の恋愛詩集でお楽しみくださいね。心から弾け出て生まれた世界 いま風をうけた翼は舞い上がる冬の恋の特集でどうぞ。流 浪 の 旅 人不凍の森のカムイ達よ凍てついた心を暖めよ流浪の孤独なるものを冬の木立を抜けてあの森の木立を駈けて時間を切り裂いてゆく流 星 旅 行窓に薄明かりが見えた夜は流星の船は高く舞い上がる雪 化 粧私は雪ん子 大地の娘貴方を信じ解けてゆく心月の夜白い吐息を丸め浮かべた きっと雲は晴れるから寂 夜 白 雪雪は舞い降りる君の中の悲しみを振り出しに戻すため初雪の恋冷える身体は温めあって 赤く甘い思い出になるから泡沫(うたかた)の舞うたかたの恋は消ゆ儚き人の世に輝いて流れいった願い星よ雪 原 の 陽 炎身体がしばれても あなたを想うから わたしは生きられる青春の裏表紙たくさんの夢を見たこの通い道 憧れの裏表紙をたたむ風が吹く白い風に乗って心から弾け出て生まれた世界 いま風をうけた翼は舞い上がる凍笛が鳴る道凍笛が襲いかかる寒さを呼び込み大地に響いて家族を一つに導いた白いクリスマスイブ貧しさの中で想いを馳せる苦しさの中でも夢を追った藍く藍く染まれ 白く白く澄み渡る世界よ あの藍を映しあの藍に染まれ花 言 葉落とす化粧をためらって鏡の子守唄に酔いましょう喝 采 の 道遥か北を目指す鉄の道に揺られ いまさら置き去ったもの達を想う粉 雪時に歯止めがあるなら僕の言葉を打ち消して彼女に優しくできるから想い出が積もる街ふるさと札幌は遠い街風が行き交う白い街冬 の 人白く綺麗な綿帽子いつも夢見るぼたん雪 僕は貴方を追っていたいかがでしたか?次は僕の春の恋でお会いします。感想も是非!書いてくださいね。読んでくれてありがとう!じゃね、バイバイ。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.08
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さぁ、今日も僕の恋愛詩集でお楽しみくださいね。恋の魔法はカマイタチ にわかに知らぬ傷口にジンジン染みる空っ風。秋の恋の特集でどうぞ。いずる秋雲をかきわけ空とおく秋がにわかに目に沁みる防風林雨は降ることをやめて故郷へ急ぐ僕の車の跡には跳ねあがる水滴が虹になったなみだその胸にそっと力をためて君は笑顔を見せている僕の風船僕の貴方は天衣無縫 膨れて見せたりちぢんだり赤くなったり青くなったり君だけを心からここからその人は生きられる確かな夢を創りあげていくはじめの枯れ葉この身を堵した時があるから先に舞うのも善きこととして僕が愛した人あの人は心配性だったあの人は泣き虫だった でもあの人は強かった黄金色の秋黄金色の銀杏は辿りつく育まれし大地の懐へとそして最後のくちづけを愛を語っていよう野に咲く花は枯れ散ってしまっても限りなく生きているから夢 想 花愛しているの言葉だけいつも聞いていよう貴方の涙が枯れ果てていつか立ちあがるまでこの愛をこめてもしも貴方が先に星となったらその微笑を花にたとえて飾ろう午後の散歩道いつか来た道なのにいまは季節が美しい君と二人歩んでいた午後の落葉の散歩道恋のカマイタチ恋の魔法はカマイタチ にわかに知らぬ傷口にジンジン染みる空っ風宵待月(よいまちづき)君を壊してしまうほど抱きしめ泣いた少年は何も知らない希望に生きて忘却の彼方へ いまの貴方は風船のよう大きく大きくふくらんでみんな薄れ去っていくよ僕が歌う詩そっと感動すべき時の中で大きな呼吸を吐き出した瞬間心は彩られた発露を投げ出す青 雲我は貴方が恋愛を供し給う者にあらず享受すべき器にあらざれどかたじけなくも大地に這い生ける者なりたったのひとつこの世界に微笑んだなら君も僕もたったのひとつ季節の果てに切ない夢がふくらんでつづるには遥かな量で僕は人であったと愕然としたいかがでしたか?次は僕の冬の恋でお会いします。感想も是非!書いてくださいね。読んでくれてありがとう!じゃね、バイバイ。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.07
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恋は心のクスリ。たくさんの場面でたくさんの効果が生まれる。そんな恋の魔法が私たちの心のどこかに潜んでは顔を出します。今日は、そんな恋の不思議を僕の詩集で楽しんでくださいね。*****夏の恋模様*****「初夏の紅」「夏のせせらぎ」伸ばす手に心を伝えて天の川で洗い流したら心は美しくなるのかな「君の詩(うた)」君のと息が広がって夜空を覆う星になったようだね「海を渡る風心は遠く海を渡ってゆくけれど身体は渡ってゆけないんだ「恋を眠らせて」零れ落ちる夢をしまうすべを知らず 眠らせて横たえてこの恋を眠らせて「石狩の海」太陽に憧れてこの恋を決めたのに砂を照る想い出は私の心を焼き尽くす「つながり」貴女の頬をこの胸に瞳の向こうの悲しみを僕の身体に流し込んで「渚のギタリスト」ギターを抱えて見た夢は焚き火の炎と舞いあがり銀色音符が星にかわった「夏の終わり」灯台があって港があって迎える人達がいる本当の幸福をそれを大切にいてください「愛しい人へ」あの人が君を愛したように ほかの誰かを愛するならば 君は速やかに救われる秋の恋冬の恋春の恋まだまだ続きますよ。お楽しみに。ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.04
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時は師走。今年もたくさんのアウトドアしました。出会い。経験。癒し。グルメ。僕のブログは「北海道のアウトドア!」なんで・・・素晴らしい自然との触れあい。人との出会い。その一部ですが写真で紹介して、今年を振り返りますね。釣りも山菜も楽しかったけれど、北海道といったら!やはりグルメですね。天然素材をそのままに生かした「寿司」も最高です。写真は岩内町の太巻なのですが、僕がお願いしてこしらえてもらった「流天巻き」!(命名は僕)アワビにカズノコ、ウニを巻き込んで貰います。仕上げはカッパ!これは驚きの味と歯ごたえ!死ぬかと思うほど美味しかったなぁ。一本で、たったの1000円!大将!いつもありがとうね!さぁ!積丹ブルーの海が広がります!積丹で僕を待っていてくれるのはサカ○のオヤジ!札幌での会社経営をリタイヤして、ここ積丹に豪勢なログハウスを建てて気ままに生活するアングラーだ。ブリ、ホッケ、イカ、カレイ、ヒラメ、、、、今年も大漁だったなぁ。ログに招かれた後は、今度はオヤジを僕の抱雪庵に招いて反省会。僕が来るのを何よりも待っていてくれる大切な人。船に料理に素敵な話をありがとう!来年も美味しい積丹を堪能させてね。よっしゃ!函館に到着!テンガロンでさっそうと買い物だ!(つまみぐい)函館はおいしい!でも、もっと興味深いのは「やりとり」の面白さ!「にいさん!買って!」とは言わない。決していわない。「どうだい?元気かい?幸せかい?」と、こうくる!話さずにはいられない人なつっこさがある。函館の人は全国で一番!人が好き!素晴らしい人情が生きているよ。そして!函館のランドマークといえば五稜郭タワーだね。この桜を見てください。感動しちゃったよ。雲の上にいるみたいだった。美味しい、美しい、優しい函館。来年もいこうっと!函館を後にして熊石から瀬棚町へ、日本海ソーランラインを旅する。危うい林道を3キロ行くと、だだっぴろい渓谷の広場があった!そう!ここが行きつくことが珍しい「臼別温泉」なのだ。100円を貯金箱にチャリン。一人で独占する。かけ流しの温泉で打た湯を堪能する。たまらないぃーーー!一日に一度、町の職員の方が管理に足を運んでくれる。「あれ?まだいたんかい?すきだなーー!」ふふふ。いいんです。これが僕のアウトドアなんだからね!海外旅行全盛の時代だね。でも、一度でいいよ、北海道においで。素晴らしい自然と、そこに暮らす人に逢う旅を計画してください。きっと、貴方の人生観と幸福感がかわるんですよ。北海道のアウトドア!また来年もドンドン深みにはまってみせます!**********今夜も遅くまで起きていたら、少しシバレテきました。赤赤と暖炉を燃やしましょう。そして思い出を照らしましょ「暖炉にくべた恋」 ためらい送るアルバムの静けく畳むページを戻す微笑みに再び休むるは愛しき人のなつかしく紅蓮の炎と焦がれし恋よ今宵は灯りを抑へ省みん我が儚きに身をよじり夢を望みし君が願いよ舞い染む雪に身を重ね心の種火よ息に燃えよ我が紅よ君が幸を呼べ 松尾多聞ランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール
2007.12.01
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