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2019.12.04
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カテゴリ: かんがえごと
結構定期的にネット上で出る話題。
もはやWikipediaに乗っているくらい盛んな問題。
冬あたりになるとちょうど掛け算を習う時期だったりするのだろうか。

掛け算の順序は「掛けられる数」×「掛ける数」の順番に書くべし、という謎ルール。
つまり、6人の子供がみかんを4個ずつもっています。みかんは全部でいくつ?
みたいな問題のとき
掛けられる数「みかん4個」×掛ける数「子供6人」なら正解だけど
掛けられる数「子供6人」×掛ける数「みかん4個」なら不正解なんだと。

正直、ふざけんなばかやろう、どっちも正解だろと思うんだけど。


このふざけたルールを作ったのは文科省ではないことはこの議論の界隈では知られている。
そして一説によると市販のテスト制作業者が上記のルールをいつの間にか作り始めて、
その市販のテストを使う現場の教師がそれに追随して流行って行ったんだとか。一説によると。

で、学問としての正しさを捨てても教育効果が高いってことなんだろうと納得した。

どういうことかというとだ。
順番に書くべしと考えている派は、問題文にある数字を適当に使って掛け算してたまたま正解してもらっては困る、なぜその数とその数をかけることにしたのか知りたいのだ、だから順番に書かせるのだと言っていた。ずーっと。
だったら単位つければいいじゃんと思うんだけど…
でも、数詞が多すぎるんだよね。
「何個」「何人」「何冊」「何円」など何十種類も(もっと?)。
日本語の数詞の多さは世界的に見てものすごいらしい
(というか他所の言語で数詞ってあるんだっけ?よくわからん)

算数の問題解けというのはちょっと無理だなと。
とはいえ単位をつけないと数式の意味を理解しているのか確認できない。
だから教育の現場では
「子供たち諸君、先生は君たちが物の単位を全て使いこなすのは無理だと思っている。
 しかし君たちがなぜその数とその数をかけることにしたのか知りたい。

 このルールを理解し、実行してくれれば先生は君たちが数の意味を
 正しく理解したと確認することができる。
 これは決して先々まで使って良いルールではないが、
 今はまずこのルールで掛け算をさせることを許して欲しい」
と言いたいのだろうと。

というわけで自分の中で合理的な理解ができた。
ただまあ、そういう説明ができてない気もするし、
問題文に何らかの条件付けがあってしかるべきだとは思う。
たとえば「掛け算の式は、かけられる数を先に書いてかける数を後に書くこと」
とか書かないと絶対におかしい。
教師というのは説明するのが仕事のくせに、
そういう条件説明すらできてないのはダメだと思うよ。






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最終更新日  2019.12.04 10:11:25
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