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2019.12.31
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テーマ: 七五三(259)
カテゴリ: 日常
息子が5歳になったので七五三行事をこなしたんです。
11月のようなピークシーズンにやると色々面倒なので12月に。
12月の最初に写真を撮って。
都内の写真館で義母立ち合いのもと家族3人の写真とか母子2人、父子2人、子供1人とか
色んなバリエーションで写真を撮ってきた。
うちの奥さんは綺麗に映ってた。
俺の写真はちょっとひどすぎた(写真家が悪いわけじゃなく俺自身がひどい)
ので年賀状に載せたくないなーと思った。
それを載せたいという奥さんと喧嘩したりもした。



問題はお参りですよ。そっちのほうが片付いてなくて。
11月下旬に行こうとしたら雨降っちゃったからやめとこ、となって。
その後も週末ごとに何かしら用事が入ってしまい気付けば12月最後の週末。
もう日曜は都合悪いから土曜日行こう!となって先日行ってきたんですね。

行き先は千勝神社。
つくば市内ではあるが、つくば市と一言に言っても広い。広いんだ。
うちはつくば駅近く(何地区っていうんだ、ここは)。
千勝神社はほとんど牛久やら竜ケ崎やらのほうが近い、茎崎地区にある。
なかなか遠かった。途中昼食で寄り道とかしたんで所要時間は分からんけど遠かった。
そして行ったんだ。
「うちの神社は12月は七五三受け付けてないんですごめんなさい」

やばい、あとはどこでできるんだ!と焦った。
なんで焦ったかって?そのとき15時だったからだ。
つくば市の七五三向けの神社を事前に調べていた時、
この千勝神社ともう一つ、筑波山神社の2つを候補に挙げていた。
だから千勝神社がダメなら筑波山神社だ!と思っていた。


年明けにやったら七六三になっちゃうだろ…と思ってたんだ。
このとき15時、筑波山神社の土日の祈祷締め切り時間は16時半…
なんだけど年末は正月の準備か何かで16時らしいので、あと1時間。
間に合うわけがない。もう明日の予定に神社行きをねじ込もうよと俺は言ったわけだ。
しかしうちの奥さん、明日に予定を入れるのがどうしても嫌だったらしく、
今日急いで筑波山神社へ行くぞと主張した。珍しく自分でハンドルを握ってでさえも。
千勝神社はつくば市の南端。筑波山神社はつくば市の北端にある。
つまりつくば市の南北縦断をしようと、彼女はそう言ってるわけだ。
1時間で南北縦断して駐車場に車を止めて祈祷受付まで間に合うのか…?

行きました。

無理でした。10分くらい足りなかった。


そりゃそうよな。

そんなわけで、いたずらに時間を消費されて
あまつさえ駐車場代まで取られた俺はぷんすかして家に帰った。
もうね、千勝神社も筑波山神社にも祈祷してもらえず、
神様に嫌われてんじゃねーかと思ったよ。

翌日、予定をねじ込んで、気を取り直して筑波山神社に行きました。
そしたら今度は車がすいすい進む。
神様に歓迎されてんじゃねーかと思ったよ。

そして神社についた。

今度は駐車料金も取られないよう60分無料のとこに駐めた。
最初へんなとこに誘導されそうだったけど回避して。
しかしたどり着くのは大変だった。分かりにくくて。
坂道の入り口に車が停まってるのはマジ怖かった。
なんかね、その車の中でカーナビ見ながらフリーズしてるじーさんがいるの。
いくら待っても動かないんだろうな…と思ったから即追い越しを決めたんだけど
坂道の入り口の交差点で追い越しとか最悪ですよ。
坂道といっても超急坂だし。横転しないかと無茶苦茶心配になりながら移動した。

筑波山名物のガマの油売りはいつも通りだった。
参拝客はなぜか結構いた。年末のこんな時期にみんな何しに来るのか。

祈祷の受付を済ませて神社(社務所?)の中に入ると、
祈祷をしてもらうのはウチだけだった。

玉串奉奠をやるから覚えといてね、って説明書きがあったので
呼ばれるまで頑張って覚えてた。
呼ばれる前にトイレ行きたくなったので建物の中をうろうろしてたら
正殿(っていうのかな?)のあるほうの建物に行く廊下に差し掛かったところで
途端に厳かな雰囲気になって立ち入り辛かった。
おお、これが神か。
と思ったんだけどその直後、正月巫女バイトの説明会に来たと思われる
若い女の子たちの団体に遭遇した。
厳かな雰囲気はどっかに行きました。

待ってる間ちょっと考えてた。
うちの息子はこうやって祈祷してもらってるけど、
同じ園に通ってるハーフの子や外国の子だとこういうとこ来ないんだろな。
てことはここの神社の人って日本人ばかり相手にしてるのか。
なんて考えるとちょっと面白かった。
つくばに住んでいて外国人を見かけないことなんて無いから。

本殿に入ると神主さん(でいいのか?)に指示されて
座ったり立ったり頭下げたり玉串奉奠したりお神酒もらったりした。
俺、神社で仕事してる人って今まで「男は神主、女は巫女」なんだろうと
思ってたんだけど違うってことに初めて気づいた。
神主っぽい格好をした女の人がいた。
どういう職なんだろう…よくわからなかった。
祈祷の最中、目の前のお供え物を見ながら神道の成り立ちを考えてた。
コメとか酒とかがお供えされてて、あれって多分平安時代とか奈良時代、
あるいはもっと前くらいの時代の「ごちそう」だったんだろうなって。
神主さんも烏帽子かぶってるし、やっぱり平安奈良それ以前の「おめかし」なんだろうな。
神様に対して、綺麗な格好(昔基準)で美味しい食べ物(昔基準)を捧げて。
それでもってお願い事をするわけで。
でも途中でその本質はどこかに置き去りにされ、
歴史のどこかで時が止まってしまった「形式」だけが
現代に残って、それが宗教として崇められている…みたいな状態なんじゃなかろうか。
実は現代風の食事と現代風の正装をして現代語でお願い事をしてもいいんじゃないか。
あるいはもしかしたら神様は現代人に対してそれを求めているかもしれない。
まあ俺はそもそも神様あんまり信じてないので、こんなことを考えるいっぽうで
多分「昔から続いてる形式」だからこそすがりたい、あやかりたいというのもあるんだろう。
どの宗教も前例の踏襲で思考停止をするから信者は楽になれるんだろうからね。

とか考えてたら祈祷終わった。
最後にお神酒を口つけておしまい(飲みはしない)。
子供のアルコール摂取はー、俺の飲酒運転はー、
とかつまらないこと考えてちゃダメなんだろうな。

まあイベントごとが一つ終わって良かったなと。






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最終更新日  2019.12.31 07:46:20
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