Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2019年01月09日
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  わりに獲られる選手の心情はいかばかりか。 

  読売巨人軍。大金をはたいて獲った広島の丸佳浩選手の代わりに広島カープ
  は巨人の長野久義選手に白羽の矢を立てて獲った。長野選手は巨人に入りた
  くてドラフトの時、2年間浪人している。2006年には日本ハムに1位指名され
  て断り、翌年ロッテから指名され断ってそして3年目のドラフトを待って漸く
  憧れの巨人に入団した。そんな生え抜きの選手をプロテクトせずに広島に獲ら
  れたのである。長野選手の心境や如何に?

  もう一人、内海哲也投手も同じだ。西武ライオンズの炭谷銀仁朗捕手が欲しく
  て、優秀なキャッチャーが3人もいるのに獲ったのだ。その代わりに人身御供
  になったのが内海投手である。彼も2000年に敦賀気比高校の時、ドラフトで
  オリックスから指名されて断った。巨人に入りたくて結局一年浪人して巨人に
  入団したのであった。

  今日まで巨人愛を貫いてきた選手を巨人はプロテクト(28人の枠)しないで
  結局獲られてしまった。薄情というか、ああ無情だ!総指揮を取ったのは他で
  もない原辰徳監督である。彼はこの件に冠して「内海、長野を人的補償から
  守れなかった」と言った。「守れなかった」のではなく「守らなかった」と
  言うべきだろう。こんな実績を巨人のために残した二人を何故プロテクトして
  あげなかったのか?

  FA(フリーエージェント)は確かに原監督の言うように「足し算と引き算」
  の問題で結果がものを言う仕組かも知れない。巨人は将来あるであろう若手を
  中心にして28人を囲った。勝負の世界の非情さかも知れないが如何にも冷酷
  である。丸佳浩と長野久義の差し引きはどうなるだろう。大して変わらんので
  はないか。内海哲也と炭谷銀仁朗の差し引きはどうだろう。これは私が断言し
  てもいい。絶対巨人はマイナスを被るだろう。

  日本のプロ野球は何もかもアメリカ大リーグをカガミにしているがもっと独自
  のやり方があってもいいのではないか。日本のコミッショナーにはもっと権限
  を与えて日本の社会に合った組織仕組みをつくるべきだと思う。一つは年金と
  か退職金の問題。今のように能力を発揮できず戦力外になった選手たちは何の
  恩恵もプロ野球から受けられない。正に弱肉強食そのもの。今回の丸選手の様
  に年俸4.5~5.0億円も貰う選手からは20%くらい差し引いてそれを退職金や
  年金の資金として積み立てるとかそんなことを考えてもバチは当たるまい。

  一億総中流社会を目指してきて世界でも珍しい経済成長を遂げてきた2000年
  迄の社会を小泉・竹中コンビはアメリカ流の弱肉強食の世界に落とした。
  私はいつも言ってるがこのコンビのいいところもあったが、毀誉褒貶どうも
  今の社会を見渡すと格差が酷すぎると思うのである。
  日本プロ野球業界とて然り、もっと弱者に対する優しさ公平さがないといずれ
  他のスポーツ例えばサッカーなどの後塵を拝する事にならないとも限らない。





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最終更新日  2019年01月09日 16時02分17秒
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