Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2021年09月20日
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  して慌てて縄を綯うというやり方である。

  どういう戦い方をするかでは例えば攻撃を中心にするか、であれば
  少々点を取られても我慢する、そして攻撃でそれ以上の点を取って
  勝つやり方。それがデフェンスを中心の戦い方をするやり方がある。
  これは投手力を中心に戦うやり方である。これが戦略という考え方。
  選手の起用、攻め方、守り方を見れば分かる。

  戦術は戦略を達成するための具体的な手段のことである。用兵、作戦
  (バント、ヒットエンドラン、ランエンドヒットなど)戦いの流れの
  中で採用し、仕掛けるワザである。

  過去に知将と言われた監督には多かれ少なかれ、そうした戦い方を持
  っていたように思う。 かつてのV9時代の川上監督や広島の古葉竹識
  監督はそうであったし、ヤクルトを日本一に2回導いた野村克也監督
  はそうであったように思う。
  天才長嶋茂雄監督はそれに非ずで、天才的なカンとかひらめきで作戦
  を進めた最たるお人であろう。今の原監督もドロナワ式に近い采配だ。

  翻って、阪神の矢野監督は競馬で言えば”馬なり”の戦い方で、一にも
  二にも選手の働きが全てである。選手が働けば勝つし、働かなければ
  敗けるという分かり易さだ。作戦などは殆ど見えない。ベンチで選手
  を動かしている姿など滅多にない。

  具体的に言おう。昨日の巨人戦で、阪神は初回1点を先取した。とこ
  ろが先発ガンケルが2回に吉川尚樹に3ラン、坂本勇人に2ランをババ
  バと打たれ7失点した。この6点差をどう詰めるかのベンチの作戦戦術
  が何もないのである。菅野がよくなかったから待球で行くとかもせず
  に唯選手の恣意に打たせて、何もチャンスらしいチャンスはなかった。
  2万の観衆には何の喜びも期待も持たせなかった。恐らく試合終了後、
  怒号を浴びただろうことは想像に難くない。

  2003年に阪神タイガースを率いて優勝した星野仙一監督は試合後に
  甲子園の監督室から、観衆が敗けた試合のままゾロゾロ帰るのを見て
  オレはあんな姿だけは見たくない。試合に勝って皆がよろこんで帰る
  姿を見たいんだ。闘将であった。心根が優しかったのである。

  今の矢野は選手に阿ねすぎる。勝負の厳しさが見えないのだ。何も
  選手を愛称で呼ぶ必要などない。苗字を呼び捨てでいいのである。
  星野監督時代はベンチはいつもピリピリしていた。参謀の島野郁夫氏
  (二人とも故人)が作戦の前面にいて差配していた。監督たるもの
  ヘラヘラニコニコしなくていいのだ。どっしりベンチに腰掛けていれ
  ばいいのである。ヒットを打ったからと言って、いちいち手を上げて
  応えなくともいいのだ・・・もっと他にやることがあるやろ!





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最終更新日  2021年09月20日 09時54分39秒
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