全25件 (25件中 1-25件目)
1

2/29(水)おはようございます。今日で2月も終わりだと言うのにこの寒さ。寒すぎ。どうりで体調崩す人が多いわけだ。2月も今日1日、頑張っていきましょう!と、ここまでは保存してたのですが、ここから先を手拍子で消してしまった・・・(泣)。一体何度目かなぁ。懲りないというか、アホというか。早起きが無駄になった気分です(笑)。ということで、言い訳がましいですが、本の紹介はお休みです。ごめんなさい。ナイス・アート・・・吸い込まれる感じ・・・ロッククライミング中・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月29日
コメント(21)
![]()
2/28(火)おはようございます。エルピーダ、会社更生法申請ですか・・・。犠牲になるのはやはり個人投資家ですね。公募するだの何だの振り回された挙句、保有したままという方が多いのではないでしょうか?まあ、今回は外人の大量保有報告も出ていますから、必ずしも個人だけという訳ではないようですが、それにしてもひどい話ですね。今日のマーケットはどうなるでしょうか?楽観論が台頭しつつある中でしたから、ある意味試金石になるかもしれません。昨日は、ひねくれくうみんさんのオフ会があったのですが、結局行くことが出来ませんでした。残念でした。オフ会の様子をアップして頂けるのを楽しみにしています。http://plaza.rakuten.co.jp/gantomohashiru/ 米澤穂信『追想五断章』集英社。菅生芳光は、伯父の広一郎が経営する古書店で居候兼アルバイトの身だった。芳光は大学在学中に、父が突然亡くなり、大学休学を余儀なくされた。故郷の母親は芳光に帰って来て欲しいと願っていた。だけれど、芳光は東京にへばりつくことを選んだ。だから、広一郎が芳光よりも同じくアルバイトの笙子に仕事を教えていても、そんなことは気にならなかった。そんな折、ある女性が店を訪れた。北里可南子というその女性は、彼女の父が生前に書いたという結末の伏せられた5つのリドル・ストーリーを探して欲しいと依頼をしてきた。創作には全く無縁の父がなぜ小説を書いていたのかを知りたいということだった。芳光は1篇につき10万円という報酬に惹かれ、伯父に内緒でその依頼を受けてしまった。調査をしていく内に、可南子の父・参吾が関係し、未解決のままに終わった「アントワープの銃声」と呼ばれた事件に行きあたった。それは、昭和45年に参吾の妻・斗満子が、ベルギーのアントワープで首を吊った状態で発見された事件だった。参吾に疑いがかかったのは、斗満子が亡くなる前後に、隣室の客が銃声を聞いていたからであった。参吾は妻を自殺に見せかけて殺したのではないかと疑われたが、起訴には至らず釈放されたのだった。参吾は、叶黒白(かのうこくびゃく)名義で、その事件をほのめかすような5つの小説をばらばらと発表していった。22年前の夜に、一体何があったのか?この小説を手掛かりとして、芳光は事の真相を解き明かしていく。そして、芳光自身もまた現状の生活への忸怩たる思いに結論を出そうとするのだった。エンディングの捉え方は人それぞれかなぁ~。重なり合ったいくつもの話が全体として一つの答えを導いているといえばいいのでしょうか、見事なまとめ方だと思いました。好きな作家の一人です。【送料無料...価格:1,365円(税込、送料別)無くしたようです・・・まさにハチミツ入れ・・・猿になろうかな・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月28日
コメント(10)
![]()
2/27(月)おはようございます。今月もあと3日。早いですね。試験の日が刻一刻と近づいてくる。切羽詰まらないとやらない性格なのか?(笑)そろそろ気合い入れていきます。今週も頑張りましょう!朝倉かすみ『田村はまだか』光文社文庫。札幌ススキノのスナック「チャオ」で男3人女2人が集まっていた。どうやらクラス会の2次会から流れてきたらしい。連れてきたのは「チャオ」の常連で、飲料会社で営業をしている永田一太であった。皆が待っているのは田村だった。「田村はまだか」と言いながら、田村との小学生時代の思い出話に花を咲かせているのだった。田村はいつジャージを着ていて、しかもそれは誰かのお下がりだった。髪型は虎刈りで、隣の家のジイさんにバリカンで刈ってもらっているらしかった。田村の母がろくでなしと評判で、男をとっかえひっかえしていた。田村は無口で、周りと打ち解けようとすることもなかった。遠足で、皆がおにぎりにおかずを持ってきている時にも、田村はおにぎりだけだった。同級生に中村理香という問題児がいた。いつも片肘をつき、テストは白紙で提出するなど孤高の小6と言われていた。ある時、クラスで諍いが起こった時、理香は「ほんとうになにもない、いつか絶対みんな死ぬんだ」と言い放って泣き始めた。周囲で沈黙が続く中、理香に近寄ったのが田村だった。そして言った。「だから生きてるんじゃないか」「どうせ死ぬから、今、生きてるんじゃないのか?」「どうせ小便するからって、おまえ、水、のまないか? どうせうんこになるからって、おまえ、もの、くわないか? 喉、渇かないか? 腹、すかないか? 水やくいものは、小便やうんこになるだけか?」「でも、今は生きてるんだ」「ほら、おれの指は動く」「足も動く」「心臓が動いている」「泣くなよ」「好きだよ」田村は小学校を卒業後、宇都宮に預けられ、中学を出て豆腐屋に住み込んで修行した。今は、豆腐屋のおやじで、追っかけて来た理香と結婚し、2児をもうけている。そんな田村を5人は待っていた。マスターの花輪もいつしか田村の到着を待ち焦がれていた。果たして田村は来るのだろうか?タイトルがまず気を惹きますよね。物語は淡々と過去を振り返る形で続いていくのですが、田村に纏わるエピソードに今の自分を投射したかのようなそれぞれの語り口が、面白くもあり、切なくもあります。上に紹介したのは第1話なのですが、6話まで物語があります。結構ハマる人はハマるかもしれません。2009年の吉川英治文学新人賞受賞作です。【送料無料】...価格:600円(税込、送料別)耐振性ゼロ・・・わかりやすいね・・・そりゃそうだけど・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月27日
コメント(14)
![]()
2/26(日)おはようございます。パッとしない天気です。ついに花粉が襲ってきまして、昨日はコメントでお気遣い頂いたわけなのですが、今年は記録的に花粉の飛散が遅いらしく、一気に飛散して一気に収束する可能性があるとのことです。今年は花粉量が少ないらしいのですが、全然関係なく余裕の発症(笑)。良い休日をお過ごし下さい。濱嘉之『完全黙秘』文春文庫。財務大臣の梅沢が公衆の面前で刺殺された。被疑者は取り調べに対し黙秘を続け、拘留期間中に何も明かされることのないまま起訴された。取り調べを請け負った福岡県警は面子を失い、世間からも批判の声が相次いていた。そんな中、公安部総務課所属の青山に、この事件の背景を探るよう指示が下った。青山は39歳でノンキャリながら筆頭警部で課長での栄転が約束されるほどの逸材だった。また、同じ教場で学んだ同期にも、優れた人材がいることで有名であった。青山が捜査を進めていくと、過去にも完全黙秘を貫き通して起訴・収監され、出所後行方をくらました通称「蒲田1号」と呼ばれる人物がいたことがわかった。類似点も多く、青山は「蒲田1号」が今回の被疑者と同一人物であることを確信した。そして、空港、鉄道などの監視カメラ映像をしらみつぶしに追っていくと、日韓を短期間の間に4往復しており、出迎えに岡広組東山会の大物幹部・宮坂が来ていたことがわかった。指定広域暴力団の東山会は京都に拠点を置き、韓流ブームに乗ってその勢力を拡大、芸能界のみならず、政界・財界にもその力を張り巡らせていた。公安部だけの事件ではなくなりつつある大きな背景に、警視庁組織犯罪対策部、警視庁捜査1課をも巻き込んでの合同捜査となり、そこには青山と同期の組対部4課係長の大和田、捜査1課係長の藤中という警視庁の宝とも言える人材が配置されていた。合同捜査が進捗するにつれ、事件には政界の黒幕と言われた竹山の系譜を継ぐあらゆる人物が絡んでいること、また学校法人を売春の拠点とし、それを餌に政治家・財界人に入り込み、自由に操っていること、また宗教団体を隠れ蓑にして麻薬の密輸を繰り返していることなどが明らかになっていった。それらを殲滅すべく青山、大和田、藤中らが奮迅の働きを示していく!かなりてんこ盛りな内容でしたが、エンターテイメントとして楽しめます。著者が警視庁警視までいった方なので、階級や組織上のことを含め警察内部のことに詳しく、面白さを増していると感じました。最近、良く読む作家の一人です。といってもまだ3作しか出してないけれど。。警察ものを書く作家は、そのジャンルに固定化されてしまう感じがあるので、そこを如何に脱皮するかですね。【送料無料...価格:690円(税込、送料別)ホラー入ってます・・・乾布摩擦の変形?身体に悪そう・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月26日
コメント(18)
![]()
2/25(土)ただいま!これだけ間を空けたことが無かったので、何か変な感じです。研修は同室の方のいびきに悩まされ、かなりの寝不足、しかも花粉の症状がついに到来、鼻水が止まらず2重苦で受講していました。とりあえず復活しましたので、またよろしくお願い致します。宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』文春文庫。「我らが隣人の犯罪」三田村一家は半年前にラ・コーポに引越しをしてきた。それ以来、右隣に住む橋本美紗子さんが飼っている犬のミリーの鳴き声に悩まされていた。親は耳栓をし、中一の誠はヘッドホンをして寝なければならない程やかましいのだ。文句を言おうにも聞き耳を持たず、逆に些細な事で怒鳴り込んでくる始末だった。誠は、ついに毅彦叔父さんに助けを求めた。そして立てた計画は、ミリーをさらって、散歩などをしてくれるもっとまともな飼い主に飼ってもらうというものだった。ラ・コーポは天井続きであり、天井を伝って橋本さんが留守の時を見計らって忍び込もうとすると、預金通帳と印鑑が見つかったりするのだった。しかも、病弱の妹に計画がバレてしまうと、実は妹が橋本さんの家の鍵の隠し場所を知っていたりもするのだった。場当たり的な行動が何とか上手くいって、わかった橋本さんに隠された本当の姿とは?「サボテンの花」26人の生徒がいる6年1組が自由研究のテーマとしたのは、「サボテン」だった。サボテンには超能力があるということを実証しようとするものだったが、担任の女性教師はヒステリーを起こし登校拒否までする始末だった。また、生徒たちの親も訝しげな生徒たちの行動に抗議をしてきていた。そんな中、定年退職を間近に控えた権藤教頭は、酒飲み友達である大学生の秋山に相談しつつも、生徒たちの研究を尊重し、そっと見守るのだった。そして、その研究の本当の意味が分かる日がやってきたのだった。短編集。他3編収録。実質的なデビュー作で、個人的には宮部作品のなかでもベスト3に入る面白い作品集だと思っています。表題作はドタバタに微笑みつつ、最後にはオチがしっかりあって短編とは思えない出来の良さ。「サボテンの花」は心温まる物語で、生徒たちの行動の裏に隠された本当の気持ちに感動する事必至です。まだ読んだことが無い方には是非お読み頂きたい作品です。【送料無料】我...価格:510円(税込、送料別)許してしまうね・・・ミニーマウス万歳・・・ほのぼの・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月25日
コメント(15)
![]()
2/21(火)おはようございます。今日から研修です。何となくブログを更新出来ないと言うのは寂しいですね。先陣で行った人から聞いたらネット環境が極めて悪いらしく、まだ携帯の電波の方がいいらしいです。よっぽどwimaxでも契約しようかと思ったけれど、ダメらしいので良かったかも。また、帰ってきたらよろしくお願い致します。では、行ってきます。西澤保彦『瞬間移動死体』講談社文庫。コイケさんは、著名な作家である景子さんに養ってもらっている、言わばヒモのような婿養子。苛め、苛められることで、お互いの愛情を確認している一風変った夫婦であった。ところが、ある日、妻が言った一言がコイケさんはどうしても許せなくなり、コイケさんは景子さんを殺すことを決意した。コイケさんは瞬間移動出来る能力を駆使して、景子さんが公認の愛人・波多野と滞在するロスへ移動し、殺人を行い波多野に罪をかぶせようと考えていた。そして、瞬間移動をすると、そこには密かに想いを寄せる美智代の姿があった。理由もわからないまま、計画を一旦は諦めたコイケさんだったが、そんなところへ景子さんから電話が入った。取り乱した様子で話した内容は、見ず知らずの外人の全裸死体がクローゼットの中から見つかったとのことだった。コイケさんは、景子さんの妹・玲奈に自分の能力を打ち明けて、真相を明らかにするべく瞬間移動を使って事件を追いかけるのだった。設定も会話もぶっ飛んでいます(笑)。多分、あれこれ考えることなく、素直に読んで笑ってたら、あっという間に読み終わったと言う感じだと思います。本格とはいきませんが、こういうミステリーもありかなと(笑)。 【中古】文庫 瞬間移動死体【10P...価格:380円(税込、送料別)悪夢見そう・・・和むね・・・ほ乳瓶になりたい・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月21日
コメント(13)
![]()
2/20(月)おはようございます。今週も頑張っていきましょう!以前オフ会に参加頂いた、ひねくれくうみんさんがオフ会を企画されている様です。HPにご案内が載ると思いますので、ご興味のある方は是非。くうみんさんは陽気で面白い方ですから、きっと楽しいと思います。http://plaza.rakuten.co.jp/gantomohashiru/斉藤里恵『筆談ホステス』光文社。1歳10ヵ月にして聴力を失ってしまった著者は、小学校では先生にひどいことを黒板に書かれ傷つくことがあったが、持ち前の明るさもあって友達も増え、中学校に入るとカラオケボックスに行ったり、タバコやお酒を覚えたりと、本人はそんな風には思っていなかったのに、周りからは青森一の不良と呼ばれていた。当然、両親とも衝突が増え、一時は母親に包丁を振り回されることもあった。そんな著者は高校生活に目的を見いだせず、お金がないこともあって、よく行く洋服屋で万引きをしてしまった。捕まって初めて罪の大きさを自覚し、恐怖心が湧きあがってきたのだが、その店のオーナーはよく来る彼女のことを知っていて、逆にアルバイトをしないかと提案してきたのだった。それがきっかけとなって働く喜びを覚えた著者は、一生懸命働き、彼女目当てで来店する客がある位人気者となっていった。その店が無くなって、高校も中退し、エステサロンで2年ほど働いた後、青森の繁華街にあるクラブでホステスとして働き始めたのだった。クラブでは、同僚からの嫌がらせのみならず、ママから客との関係を強要されることなどもあり、苦労が絶えず向いてないと思う事も多々あったが、接客業が好きと言う気持ちを信じてようやく自分なりのやり方を確立することが出来る様になったのだった。結構売れた本ですね。僕が読んだのも17刷りとあります。障害にもめげずに前向きに生きて来た人生に感動をおぼえます。簡単に筆談というけれど、お客様にとっては面倒な訳で、それを逆手にとって心を惹きつけるのは大変なことだと思います。ちゃんとお客様の一挙手一投足を見て、気持ちを込めて書いているからこそ、伝わるのでしょうね。琴線に触れたエピソードを一つ。「辛」と書いたお客様を見て、それに一本の線を付け加え「幸」と書き、「辛いのは幸せになる途中ですよ」。著者はかなり綺麗です、補足(笑)。【送料無料】...価格:1,365円(税込、送料別)賑やかです・・・おいおい何を・・・何気に売れるんじゃね・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月20日
コメント(16)
![]()
2/19(日)おはようございます。寒さ爆発。1歩も外に出たくないと思う今日この頃、いかがお過ごしですか?火曜日から出張なので、明日はその準備もままならないと思うので、今日はその準備をしないといけません。焦ると忘れ物するしね。PCも持っていきますが、そのためだけにWIMAXなど契約するのもどうかなという気がするので、ブログは更新出来ないと思います。iphoneから皆さんのブログにはお伺いするので、コメント出来ればしますので、その際はよろしくお願い致します。良い1日を~。東野圭吾『ブルータスの心臓』光文社文庫。末永拓也は産業機器メーカーのMM重工に入社して9年になるが、野心を胸に秘め人一倍努力をし、社内で花形になりつつある人工知能ロボットの開発と応用の研究をする部署に所属していた。拓也はその上昇志向ゆえ、ロボット事業部に力を注いでいる専務の仁科敏樹と何とかツテを持ちたかった。拓也はロボット事業部の役員室で働く雨宮康子に接近し、仁科の情報入手の協力を依頼した。康子からの情報で、拓也の心をとらえたのは、仁科がこれも力を入れている航空機事業で、その研究主任である宗方が、仁科の長女・沙織と結婚していること、また、次女の星子の結婚相手を仁科が探していることであった。康子から様々な情報を入手し、スムーズに星子と接近出来た拓也であったが、そんな折、康子が妊娠したので責任を取って欲しいと言って来た。対応に頭を悩ませる拓也に、開発企画室長で仁科の息子・直樹から呼び出しがかかった。部屋に入ると、そこには直樹の他、拓也の1年後輩の橋本が座っていた。直樹が前置きも省いて話し出したの雨宮康子のことだった。その2人も康子と関係を持っており、拓也と全く同じ状況に置かれていたのだった。話し合いの結果、出た結論は康子を殺すことだった。しかも、嫌疑をかけられないように、死体をリレー形式で運び、そのアリバイを強固なものにするという入念な計画だった。すなわち、直樹が康子を殺して、車に死体を乗せてA地点に車を置き、それを拓也がB地点まで運び、橋本がC地点で遺棄するというものだった。そして、死体が入った車を運転し、中継地点で橋本に引き継ごうとしたところ、橋本は怖気づき、死体が顔をのぞかせた。だが、その死体は康子ではなく直樹の死体だった。理由がわからないまま、時間は経過し、警察による捜査も進展のない中、橋本が自宅で死体となって発見された。万年筆から出た青酸ガスを吸引したのが死因らしかった。それと同じものが拓也のところにも届いていたのだが、使わないでおいたのが幸いしたようだった。しかし、拓也の野心は事件のごたごたにも左右されることが無かった。康子を青酸カリで殺すことに成功したのだった。ただ、拓也の心を揺るがせるのは、直樹の部屋で見つかったという紙の燃えカスにABCだけではなく、Dという文字があったことだった。警察の捜査が行き詰まりを見せつつある中、康子には過去悲惨な経験があったこと、また、MM重工内で起きたロボット事故が隠蔽されていることが明らかになってきた。一体犯人が誰なのか?最後の最後まで犯人がわかりません。この作品は1989年のものですが、昨年ドラマ化されましたね。今読んでも古さを感じない、面白い作品だと思います。僕の東野ネタも終盤にさしかかっています(笑)。新刊を乞う!【送料無料】ブ...価格:600円(税込、送料別)楽しく学べそう・・・その正体は・・・嫉妬・・・いちゃもん・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月19日
コメント(12)
![]()
2/18(土)おはようございます。寒いですね~。昨日の夜は雪がちらついてました。こういう時はぬくぬくしているのが一番。ということで、良い1日をお過ごし下さいね。薬丸岳『悪党』角川書店。元警官の佐伯修一は埼玉にある小さな探偵事務所に籍を置いていた。佐伯は、婦女暴行犯の無反省な態度に業を煮やし、口の中に拳銃をツッコみ引き金に手をかけ、懲戒免職になったのだ。自暴自棄になっていたところを同じく元警官で所長の木暮に拾われたのだった。ある日、探偵事務所に細谷という老夫婦が訪ねてきた。息子を殺し、少年院に入った男の行方を探して欲しい、その男は今は出所していて、新たな生活を送っているはずで、その男を赦していいのかどうかの判断材料が欲しいと言うのだった。佐伯は気が乗らなかった。というのは、佐伯自身も、かつて身内を殺された犯罪被害者遺族だったのだ。中学生の時に、高校生の姉を複数の少年に暴行され亡くしたのだ。そんな佐伯には犯罪者に対する憎悪が常にあり、そんな自分に赦せる材料など探せるわけがないと思っていた。しかし、恩義のある木暮の命令には逆らえるはずもなく、調査を始めていくと細谷夫妻の息子を殺した犯人・坂上は出所していて、新手の振り込み詐欺をしていた。しかし、坂上はりさというキャバクラで知り合った女性と付き合っており、その女性を大切にする気持ちは佐伯には伝わっていた。りさを大切にするのは、過去の贖罪なのだろうか、そうであるなら、細谷夫妻にとっては赦すことが幸せに繋がるのではないのだろうかと佐伯は考えるのだった。だが、振り込み詐欺の場で、細谷健太という名前を使っているのを聞いてしまった時、その考えが甘かったことを佐伯は後悔し、細谷夫婦には赦せないと報告したのだった。その報告を聞いて細谷夫婦は何を考えるのだろうか・・・。読み切りの短編集。他、6編収録。全編を通じて佐伯が依頼とは別に自分の姉を殺した男たちの現在を追っていく姿が並行して語られます。不謹慎な言い方かもしれませんが、面白かった。寡作な作家ですが、どの作品もレベルが高くて面白く、その内大化けしそうな予感。【送料無料】 悪党 ...価格:1,575円(税込、送料込)大違い・・・おませさん・・・邪悪な煙・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月18日
コメント(9)

2/17(金)おはようございます。もう2月も半ば過ぎてしまいました。寒い日が続いていますが、もうすぐ春です。そして、もうちょっとすれば、3.11から1年が経ちます。激動の1年でしたが、政治がダメでも、日本の国としては、思いやりの強さとか、結束を示せたのではないでしょうか。「明けない夜はない」ので、気持ちだけでも前向きにいきたいですね。今日も良い1日でありますように。藍川眞樹『共感力』ゴマブックス。23歳の時に起業し、わずか8年にして業界の風雲児として注目を集める著者の自伝的作品です。長男として幼少のころより、母親から徹底的に礼儀作法を躾けられ、その過程で、人には愛情を持って接すること、元気を持って接することが身に付いていったと著者は述べています。ただ、厳しいだけではなく、無限とも思える母親の深い愛情のもとで育った著者は、負けず嫌いながらも、人との関係を何よりも重視し、そして18歳の時に運命的ともいえる若手経営者と出会います。その経営者から「18歳はもう若くないよ」と言われ、その言葉をきっかけに自分の経験値を上げるためにがむしゃらに働き、23歳にして企業をするのです。その起業についても働いていた会社の元上司から勧められてということで、著者は常に人とのご縁を感じ、それを誠実かつ大切にしていくことで、自分も成長を図っていくことが出来たとも述べています。その背景にはやはり思いやりを大切にするという幼い時に教えられたことが息づいていることが分かります。不動産会社アイム・ユニバースを起業して8年、会社の規模は拡大しながらも、仕事、人間関係、家族、そしてお客様にとっての最適な家づくりにおいて、相手を思いやり目に見えないものを感じ取る「共感力」の大切さを実感している毎日だと言います。巻末には、東日本大震災を踏まえた家づくりについて、写真入りで解説が行われています。耐震・制震構造を備え、くつろげる場としての浴室に特長を出し、お客様の幸せづくりに貢献したいとの想いが込められています。そんな厚い本ではありませんが、著者の熱い気持ちが伝わってくる本だと思います。バイタリティーある社長さんですね。こういう元気で逞しい社長さんがいることだけでも、まだまだ日本も捨てたもんじゃないなと思わせますね。人との繋がりを重視し、志を持った前向きな姿勢に、まさにタイトルにある通り共感を覚える良い本だと思います。いつも仲良し・・・
2012年02月17日
コメント(25)
![]()
2/16(木)おはようございます。眠い。昨日飲んでしまいました。早く帰るつもりが盛り上がってしまった。今日は寒いし、朝から盛り下がり気味(笑)。とりあえず頑張ります。皆様も体調管理にはお気をつけて。スティーブン・R・コーヴィー『七つの習慣』キング・ベアー出版。真の成功とは優れた人格を持つことであって、社会的な成功などは第2義的なものである。人がものを見る時にはそれぞれその人なりのフィルターを通して見ているのが普通で、それを転換させることで、自分のあり方を大きく変えることが出来るのだ。人生には原則というものが確かに存在し、例えば、人として成長するために飛ばすことが出来ないプロセスなどがそれにあたる。そして、人生の扉を開く「七つの習慣」を励行することで、優れた人格を持ち、人からも尊敬される人間に近づくことが出来るであろう。第1の習慣とは「主体性を発揮する」ことで、すなわち自ら物事をコントロールし、周りに影響を与え、自分が良くなろうと努力し、自分の失敗を認める潔さを持つことである。第2の習慣とは「目的を持って始める」こと、つまりゴールを定めて、それに向かって行動していくことである。第3の習慣とは「重要事項を優先」し、あらゆることに対して自己管理を行うことである。例えば、他人に仕事をうまく委任することなどがこれにあたる。第4の習慣とは自分だけではなくWin-Winを考えることで、調和を図っていくことである。第5の習慣とは「理解してから理解される」、自分が相手を影響するために自分が他人に影響されるようなコミュニケーションを図っていくことである。第6の習慣とは「相乗効果を発揮する」、自分の意見との相違を尊び、それを取り入れたりすることで全体としての和が大きくなっていく効果のことである。第7の習慣「刃を研ぐ」とは、人が持つ4つの資源(肉体、精神、知性、社会・情緒)を維持するだけではなく、常に最適な状態に置くことが、人として成長するのに寄与するということである。これらを習慣として身に付けることにより、真の自立を図れ、充実感で満たされ、人との相互依存の関係を築くことが出来るであろう。この本も折に触れ取り上げられることの多い自己啓発本ですね。色々な方の経験に基づいた言葉が全編に散りばめられており、説得力も十分です。こういう本は不景気の時の方が売れる気がする。みな悩める仔羊と言うところでしょうか(笑)。【送料無料...価格:2,039円(税込、送料別)かなり謎・・・何か違う・・・こんなところにも愛が・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月16日
コメント(17)
![]()
2/15(水)おはようございます。今日は少し暖かいようです。昨日は寒かったので何となくうれしい。今日も良い1日でありますように。田中ミエ『ダンナ様はFBI』幻冬舎文庫。フリーランスのコピーライターだった私は、ある外資系化粧品会社の重役たちとの打ち合わせのためにあるホテルのスイートルームに向かっていた。ところがそこにはダークスーツの大男が立ちはだかっていた。VIPガードをしているというのだ。押し問答をしているところに、クライアントのおかげで何とかその場を離れることが出来たのだった。そして、2日後、またクライアントの呼び出しで、同じホテルに出向いたところ、またもや例の大男が立っていたのだった。何事もなく通ることが出来たが、通りすがりにその大男はニヤリと笑いかけるのであった。その夜電話が鳴って受話器を取ると、英語で話す声が聞こえた。知り合いもいないし、新手の英会話学校の勧誘かと思いきや、例の大男だった。どうして電話番号を知っているのかと考える間もなく、明日帰国する旨を告げて電話は切れたのだった。その後、大男から自宅に手紙が届いた。その中で彼がFBI捜査官であることを知ったのだった。手紙は月1通ずつ届くようになり、挙句の果てには音楽を吹き込んだカセットテープまで届くようになった。そして、ついに結婚することになったのだが、これがドタバタ人生の始まりだとは知る由もまかった。かなり笑えます。たまにはこういう本を読んで気分転換。何のストレスもなく読めて、後味もすっきり。FBI捜査官恐るべしです。例えば、大事にしていたレコードを麻薬の匂いがする人物のものは処分したとか、トイレに入る時にはFBI式にドア点検せよとか、表札にフルネームを書いてはいけないとか、全編を通じて桁外れな指令(笑)が炸裂してます。出会いもすごければ、結婚生活もすごい、まさにジェットコースターのように振り回されながらも数十年暮してきた著者に座布団3枚!【送料無料】ダ...価格:600円(税込、送料別)ちょっと哀愁・・・悩める少年・・・犯人は・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月15日
コメント(16)

2/14(火)おはようございます。チョコの日ですね。みんなhappyな日であればいいですね。良い1日になりますように!羅川真理茂『ましろのおと1-5』講談社。小さな頃から津軽三味線に親しんできた澤村雪(せつ)は、天才と言われた祖父・松吾郎が亡くなったことで、自分の音もなくなったと感じ、津軽を出てあてもないまま東京へ上京した。行き倒れ寸前のところを、女優目指して、夜はキャバクラで働くユナに拾われ、住む場所を提供してもらった。ユナは必死に頑張っているが、それも報われず、付き合っているタケトにまでたかられている始末だった。そんなユナを見ている内に、上京以来弾いていなかった三味線を無性に弾きたくなった雪は、河原で三味線を弾いた。それを通りがかって聴いたユナは才能というものに触れ、故郷に帰る事を決意した。バンドのボーカルをしているタケトに別れを告げたユナだったが、タケトに雪を預かっていると脅され、ライブ会場に向かい雪を助けたのだが、タケトはライブで歌わないと宣言した。雪はユナのため、バンドの他のメンバーにために、三味線を弾くことにしたのだった。それはライブ会場の人々の心を打つ演奏だった。藤井五成『ドラゴン・ジャム1-4』小学館。父を亡くし母と2人暮らしの龍也は、賭けバスケでお金を稼いでいたが、ある日辻堂高校の1年生と勝負をし大負けしてしまう。そんな龍也をたまたま見ていたストリートボーラーのTJは、龍也を練習に誘う。練習に参加した龍也は、その奔放なプレースタイルに衝撃を受け、そこにヒントを見出した。ストリートボールリーグ「SOMECITY」なるものを観戦した龍也は、この大会で打倒・辻堂高校を果たそうと闘志を燃やした。龍也・アコ・タイゾーの3人はTJたちから猛特訓を受け、そして試合の日を迎えた。因縁の対決の行方はどうなるのか。何となく今日はマンガを取り上げたい気分なので、直近読んだ中でこれは!というのを2つ。「ましろのおと」はさわりだけですが、人のためにしか三味線を弾くことが出来ない雪が色々な出会いを経て成長していくというストーリーで、三味線というテーマが新鮮で面白いです。雪の母親の梅子が型破りなおっかさんで、笑わせてくれます。笑いもあり、少しほろっとするところもあるいいマンガです。「ドラゴン・ジャム」は「スラム・ダンク」が好きな人は多分好きだと思います。躍動感があって、熱血な、これもいいマンガです。ともに連載中なので、新刊が出るのが楽しみなマンガです。日本のマンガはすごい!【送料無料】ま...価格:440円(税込、送料別)送料無料!ポイント5倍!!【漫画】DRAGON JAM ...価格:2,200円(税込、送料込)仲良し・・・ブルーレイだって・・・いい家だね・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月14日
コメント(21)
![]()
2/13(月)おはようございます。休みは早いですね。疲れがとれたようなとれないような・・・。今週も頑張っていきましょう。皆様から頂くコメントが疲れを癒してくれるのは事実で、明日への活力にもなっています。今後ともよろしくお願い致します。高野和明『幽霊人命救助隊』文春文庫。浪人生の高岡裕一は自殺したはずだったが、奇妙な断崖の上で3人の男女に出会った。体力自慢で老ヤクザ・八木、気が弱い中年の会社経営者・市川、なげやりで物憂さげなプータロー・安西美晴の3人だった。共通点はみんな自殺を図り、死んでいるということだった。そこに神様が現れ、バカな死に方をしたから天国に行けないのだと、言い放った。天国に行きたかったら自殺志願者を100人救えと命令し、その言葉に彼らが頷くと、神様は彼らを崖から突き落としたのだった。こうして地上に戻った彼らだったが、いつの間にか服装が変っていた。オレンジのジャンプスーツに、腰には作業ベルト、足には編上げのブーツ、そのユニフォームの背中には「RESCUE」の文字が白抜きで記されていた。彼らは自殺をしようとする人間を判断出来るゴーグルを装着し、対象者を発見するとその意識に入り込み、精神的変調をモニターし、自殺を思いとどまらせるべく、あらゆる手段を講じて説得をしてゆくのだった。そして、たくさんの自殺志願者を救助し、その数が100人を数えた時、彼らの中に確かに芽生えてきたものがあった。しかし、その意に反して天国に召される時はやってきたのだが・・・。連作短編集のような形となっています。自殺をしようとする人々の背景は切なくて重いです。それを何とかして助けようとする4人の姿が、ダサくって、でも必死で、心を揺さぶります。4人の死んだ時期がズレているせいもあって、今や使わない言葉(死語)が出てきたりして笑えたりもします。結末もいい結末だったと思います。最新作の「ジェノサイド」も悪くないけれど、この作品もおススメです。【送料無料】...価格:780円(税込、送料別)何が何でも・・・いい感じです・・・何だ後ろの物体は・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月13日
コメント(18)
![]()
2/12(日)おはようございます。ヤマダ電機行って、それからDVD借りて観て、読書して、少し勉強して、うたた寝する、これが今日の予定となっている僕ですが、皆様はお変わりありませんか?体力をチャージする方向で、ゆっくりします。体力不足と運動不足を感じる今日この頃です。良い休日を~。加納朋子『ななつのこ』創元推理文庫。19歳の入江駒子は短大生で、書店で偶然手にした1冊の本に魅了されてしまった。その本は「ななつのこ」といタイトルで、表紙もさることながら、その内容も駒子を惹きつけるに十分だった。それは短編集で、主人公の「はやて」という少年がすいか畑ですいかが盗まれないように夜通し見張りをするように命ぜられたのが物語の始まりだった。はやてはその任を無事やり遂げたと思っていたが、すいかは盗まれていた。はやては理由が分からず一人悩むこととなった。そんな時、ある一人の女性と出会った。その女性は「あやめ」といい、はやての悩みに対して、あくまで想像と断りを入れたうえで一つの答えを話し始めたのだった。本を読み終えた駒子は、この作品を書いた佐伯綾乃という著者に興味を掻き立てられた。その結果、駒子が取った行動はファンレターを書くことだった。本の感想とともに、最近世間を騒がせた「スイカジュース事件」のことなどを綴った手紙を書いて送った駒子は、著者に直接話しかけるという目的を達成出来てある意味満足していた。ところが、著者より返事が返ってきたのだ。手紙を楽しく読んだとの言葉とともに添えられていたのは、「スイカジュース事件」に対してあくまで想像としての答えであった。こうして二人の間で妙な文通めいたやりとりが始まったのだった・・・。著者の作品と二人のやりとりがパラレルになっています。一つ一つの謎だけでは無く、最後には全編を通した謎が明らかになるという仕掛けです。著者の作品の中では1・2を争う面白さだと思います。ブック○フなどで安く手に入ると思うので、機会があったら読んでみて下さい。【送料無料...価格:546円(税込、送料別)カタツムリ・・・できません・・・これは・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月12日
コメント(22)
![]()
2/11(土)こんにちは。出掛ける予定があったのに、すっかり寝坊してしまい、今帰りました。アップ遅れてすみませんでした。落合博満『采配』ダイヤモンド社。報道陣を前にしても寡黙で多くを語らなかった元・中日ドラゴンズ監督の著者が、実体験を通して得た、プロとはどうあるべきか、練習の本当の意味とは何なのか、競争するとはどういうことなのか等を綴った作品となっています。選手時代は「俺流」と呼ばれ、監督になってからは「落合流」と呼ばれた考え方・やり方が実は物凄くシンプルで理屈に合ったものであることがよく分かります。上に挙げたあるべき姿は、結局、プロ野球チームの監督として「勝たねばならない」ことに集約され、それが明確かつ理路整然としていることに納得させられます。無愛想に見える言動も、厳しい世界で勝ち抜いていくためであり、きれいごとを語りたがらないことも、そういう評判に拍車をかけて来たようです。ただ、選手がついてこなければ実績は伴わない訳で、その裏にはやはり選手への愛情があって、それが伝わったからこそ、監督時代でBクラス無し、優勝回数も4回という華々しい記録が達成出来たのだと思います。また、2007年の日本シリーズで8回までパーフェクトの山井投手を後退したことについても明確に語られていて興味深く読めました。一部、内容を紹介しますね。「一流には自力でなれるが、超一流には協力者が必要 」「30代に何をするかで、40代が決まる 」「孤独に勝てなければ勝負に勝てない」 「上司や監督に嫌われているんじゃないかというときは、自身を冷静に見る目が曇り始めたサイン」 「『心技体』ではなく『体技心』」 「不安もなく生きていたり、絶対的な自信を持っている人間などいない。私が半強制的なポストシーズンの練習から学んだのは、不安だから練習するという原則である」「『自分から練習に打ち込んでいる間は、オーバ-ワークと感じても絶対にストップをかけるな』とコーチには言っている。これ以上練習させると壊れてしまう、と指導者が気を使っても、一軍で活躍することが出来なければ、結果として壊れたのと一緒だろう」「痛いといった選手は使わない」普段寡黙でほとんど何も語らない人だけに、この本を読んでみて、売れて当たり前だというのが、第一印象でした。野球と全く関係ない人が読むにも耐えうる良著だと思います。【送料無...価格:1,575円(税込、送料別)イマイチ意味不明・・・いくつ知っていますか・・・怖ぇ~いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月11日
コメント(12)
![]()
2/10(金)おはようございます。心弾む金曜日!休みが土日ではない方もいらっしゃるとは思いますが、何はともあれ休み前はうれしい。一緒にいて楽しい人と美味しい物を食べて過ごしたいものですね。良い週末をお迎えください。森谷明子『れんげ野原のまんなかで』創元社推理文庫。今居文子は新米司書。人口およそ8万人の地方都市である秋庭市のはずれにある秋庭市立秋庭図書館で採用された。一旦は建設が危ぶまれていたが、地元の大地主・秋庭氏からの土地の寄贈によって何とか完成した。そこで働く先輩司書で鋭い批評眼をもつ能勢や、本に関する無類の知識と読書量を併せ持つ日野らに囲まれながら、文子は図書館で働くことの喜びを噛みしめていた。ススキ野原のど真ん中にあって、来館者もさほど多くないこの図書館でも不思議な事がたびたび起こるのであった。「霜降──花薄、光る。」日頃から人が少ない秋庭図書館であったが、最近、妙に小学生が多いことに文子は気付いた。しかも、閉館時間を過ぎても居残って帰ろうとしないのだ。居残りゲームをしているかのように連日それは続いた。また、それと並行して、忘れ物の数が増えてきて、忘れ物を陳列する棚が満杯になってしまうという珍事が起こった。また、都市伝説らしき話が小学生の女の子の間から聞こえてきたのだった。そして、ついに居残りゲームを行っていた一人が図書館員の監視の目をくぐり抜けることに成功した。警報が鳴り、消防団まで出動する騒ぎとなった。そんな中、能勢は一見バラバラな情報をつなぎ合わせ、ある推論に到達していた・・・。最近日常の謎をテーマにする作品が増えて来ましたね。このブログで紹介した作家では、坂木司さん、米澤穂信さん「古典部シリーズ」などがそれにあたりますね。まず、図書館が舞台なのがいいですね。本好きの楽園~。本に関する知識が豊富に散りばめられていて、読んでいて楽しいです。連作短編集の体裁をとっていて、第2話「冬至-銀杏黄葉」は長きに渡る恋を本に託して伝えようとする内容で、不器用な伝え方ですがちょっと感動。初めて読む作家ですが、なかなか良し!【送料無料】れん...価格:735円(税込、送料別)ハリウッド俳優今昔・・・何だかいい感じ・・・おまけ・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月10日
コメント(20)
![]()
2/9(木)おはようございます。21日夜~24日まで関西に出張の予定です。その間ブログを更新することが出来ないと思いますので、よろしくお願い致します。研修所みたいな場所にカンヅメになるらしいです。折角だからグルメでもと思っていたのですが、残念ながら出れないそうです。日経平均も昨年の10/31以来の9,000円乗せですね。欧州債務問題もやや楽観的な見方になっているようですがいいのかな?ともあれ、上昇することはいいことです。今日も良い1日を~。恒川光太郎『雷の季節の終わりに』角川ホラー文庫。地図に載っていない異境の地・穏は極めて閉鎖的な町で、しきたりに従い、内輪のみで生活をしている。この世界では、春夏秋冬という四季に加えて、もう一つ雷の季節が存在する。それは、別名神の季節とも呼ばれ、雷が鳴り続き、風が舞い、人が外で歩き回れる状態ではなくなる位、凄まじい季節である。また、この季節には人がさらわれることが多く、賢也の姉も雷が鳴るこの季節にさらわれて行方が分からなくなってしまったのだった。そのことと同じくしてに賢也には「風わいわい」という物の怪が憑りついてしまったのだった。穏には、「墓町」という幽霊の町があり、賢也はその門を預かる闇番と知り合い、自分がもともと穏の外から来た事実を知ってしまった。そして起きたある出来事をきっかけに賢也は穏を出る決意をしたのだった。佐竹茜は、血のつながりのない継母から虐待をされ続けていた。ある日、ブチ切れた母親に殺されそうになった茜は、必死の体で家を出た。どこにも行くあてのないまま、町をふらついていると、補導員を装った謎の人物に捕まり、見知らぬ町へと連れて行かれてしまった。そこは日本のどこかであったが、地図にも載ってない穏という町であった。穏から現世へ出ていこうとする賢也と、現世から穏にくることになった茜、この二人が1本の線で繋がる時、驚愕の事実が明らかになるのだった・・・。最後は少し端折りました。著者独特の幻想的な雰囲気が結構好きだったりします。こういう物語を書ける作家はそういないと思います。第12回(2005年)日本ホラー小説大賞を受賞した「夜市」でデビューした方ですが、ホラーという括りでは表せない作品ですね。「夜市」は短編ですので、この作家の作品を読んだことが無い方は、手に取って見てみて下さいませ。【送料無料】雷...価格:700円(税込、送料別)ぐっすり・・・無防備です・・・未来のバレリーナ・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月09日
コメント(24)
![]()
2/8(水)おはようございます。暖かいのも1日で終了~。また今日は寒い1日になりそうです。くれぐれも体調管理には気をつけましょうね。色々な方のブログに伺ってもコメントを残さない限り、その方に分からないというのはやっぱりアカンですね。折を見て、コメントはさせて頂くようにしていますが限界があります。ただ、コメントをさせて頂く際、僕のブログにご訪問下さる方のハンドルネームを見つけたりすると何となくうれしいですね。そういう風にもっと輪が広がっていけばいいですね。今日も頑張っていきましょう!大沼紀子『真夜中のパン屋さん』ポプラ文庫。首都高と国道246号が重なり合う街、世田谷通りに面した駅前から入った住宅街に真夜中だけ開くと言うパン屋さんがある。オーナーの暮林は国連にて紛争解決にその身を捧げていたが、妻を事故で失ってしまった。そして、亡き妻の意思を継ごうと彼女の夢であったパン屋「ブランジェリー・クレバヤシ」を、パン職人修行中の弘基とをオープンしたのだった。「Frasage―材料を混ぜ合わせる」篠崎希美は、放浪癖のある母親に育てられた。彼女の母親は、そんな時、ところかまわず色々な人に希美を預けるのであった。祖父母に預ける時もあったが、全くの赤の他人ということもあった。そして、また母親がどこかへ行ったようだった。住んでいた部屋も解約し、希美が預けられる先は20歳も年上の希美の姉のところであったのだが、その女性が住んでいるとされる場所はパン屋「ブランジェリー・クレバヤシ」だった。実は、その女性はとうの昔になくなっているらしかった。どこも行くあてのない希美を、暮林と弘基は特段考えることもなく受け入れた。希美は学校で苛められ続けている。でも、日々彼女なりに戦ってきている。それは帰るところがあるから。倉林と弘基に囲まれ、心安らぐ居場所があるからだった。「Petrissage&Pointage―生地捏ね 第一次発酵」「ブランジェリークレバヤシ」で店のパンを万引きしたのは、水野こだまという男の子だった。希美は、そのことを親に知らせようと家まで出向いたところ、実はこだまが母親が殆ど家にいない、一人暮らしに近い生活をしていることを知ってしまった。そんなこだまに、希美は昔の自分を見ているような気がした。そして、こだまに「ブランジェリー・クレバヤシ」に遊びに来るよう希美は話しかけたのだった。やがて、2人は仲良くなっていった。こだまは弘基からパンの作り方を教えてもらい、みるみる上達していった。でも、こだまは母親の帰りを待っていた。どんな時でも家の明かりを消したことはなかった。それは、部屋が暗い家に帰ってくるのは可哀そうだからという理由だった。連作短編集です。ほのぼの系だけれど、ちょっと泣ける、そんな本です。パンが食べたくなりました(笑)。また掘り出し物を見つけた、何か得した感じです。おススメです。【送料無料】真...価格:651円(税込、送料別)怖いもの知らず・・・ゾンビが生えてる・・・結構ヤバいね・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月08日
コメント(22)
![]()
2/7(火)おはようございます。今日は暖かい日になるそうですね。でも雨。晴れていたら花粉が心配だったかも。何か疲れが抜けない感じなので、焼肉でも食べてパワーをつけたいな。とりあえずユンケル飲んで行ってきます。良い1日をお過ごし下さいね。永井するみ『ダブル』双葉文庫。妊娠4か月の柴田乃々香には密かな楽しみがあった。切り取ってある3面記事を読み直すことが疲れを癒し、明日への活力となるのだった。そして、密かに「記念品」と呼ぶあるものを見るのも全く同じ理屈だった。その3面記事は鉤沼いづるという女性がひき逃げに遭ったという記事であったが、いづるがいわゆるブスだったこともあって週刊誌に取り上げられ話題となったのだ。女性ライターである相馬多恵はまさにその事件を追っていた。そんな折、葛西駅で痴漢の容疑をかけられた森良和という会社員がホームから落ちて転落死をした。多恵の携帯が鳴って、その転落死について記事にまとめて欲しいとの依頼があったのは、全くの偶然だった。そして、多恵が森良和のことを調べていくと、痴漢騒ぎは、痴漢に遭ったとされる女子高生の狂言であったことがわかった。同時に、その騒ぎの中でバッグを落として中身をぶちまけた妊婦がいて、バッグに入っていた携帯のストラップが、鉤沼いづるが愛してやまなかったキャラクターのストラップだったこともわかり、多恵は鉤沼いづると森良和の事件に繋がりがあることを嗅ぎ取ったのだった。多恵はその妊婦が乃々香であることを突きとめる。一見平凡でどこにでもいそうな妊婦である乃々香に多恵は興味を持った。そして、田村湯一という老人が毒物を飲んで倒れていると言う事件が発生した。そこにも、乃々香の影がちらついていた。多恵は乃々香に接近を図り、真相を追求しようと試みた。その結果明らかになった真相は、多恵の想像をはるかに上回るものであった・・・。結構怖いかも。女性心理の変遷が上手く描かれていると思います。こんな女性が身近にいたらさぞかしスリラーですね。肝心なところにはあえて触れていませんので、予想外の真相に捻りが効いていると思われるはずです。ダブル (双葉文庫) ...価格:780円(税込、送料別)これはエキサイトしそう・・・恐るべし軍団・・・演技派です・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月07日
コメント(21)
![]()
2/6(月)おはようございます。昨日はメンテナンスがあるのを全く気付かず、その後外出していたので、ブログ更新出来ませんでした。ご訪問頂いた方にはご迷惑をお掛け致しました。メンテナンスの告知ってありましたっけ?今週も頑張っていきましょう!楠木新『人事部は見ている』日経プレミアシリーズ。同じ会社で働いていても、営業という第一線で働く人もいれば、内勤の人もいる中で、各人の評価を公平感を持って決めていくことは困難と言えるが、一緒に働いている社員同士の中では自然と評価が定まってくる場合が多いのもまた真実である。しかし、人事は必ずしも適材適所ではなく、それ故に、異動の時期には、その喜び・悲哀が顕著にあらわれるのだ。また、その時期になると、あちこちに人事部長が出現し、異動した人々についてコメントをしたりするが、翻って自分のことになると不満不平が多かったりする。そういう人に限って自分を3割以上高く見積もっていたりする。例えば、あるる大手証券会社の役員によると、「同期トップの営業マンを役員に選出しても、代表権がつく専務以上になるのは、内部部門で政治力を持つ役員」という。また、ある大企業の課長クラスの出世条件は「エラくなるだろう人と長く一緒に仕事をやれる能力」だという。サラリーマンの世界では、上司のヒキを中心として組織が成り立っているからである。その他にも、近年においては女性に対する処遇のあり方も、人事として考えなければいけない重要事項となっている。産休の導入、セクハラ対策などは根付きつつあり、女性の役員登用を行う会社も出て来ている。日本の雇用に対する考え方もさることながら、個々人の働くことに対する考え方もまた変化してきているのも事実であり、個々人の意思を尊重しつつ、バランスがとれた処遇をすることが求められている。内容的にはかなり赤裸々に書かれて、サラリーマン社会では、まあ、仕様が無いかなって感じです。出世を求める人もいれば、安定を求める人もいるし、色々な人がいて、会社が成り立っているのだから。人事に納得をしている人の筆頭が、社長かもしれませんね(笑)。サラリーマン社会では、恐らく努力すればある一定の役職まではいけるけれど、そこから先は運とか巡り合わせがあってなれるものなのかなと思っています。人事に関して誰もがご意見をお持ちですよね、多分。【送料無料】人...価格:893円(税込、送料別)泳げるものなら泳ぎたい・・・まさにアップルパイ・・・センスいいね・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月06日
コメント(16)
![]()
2/4(土)おはようございます。遅めの更新です。天気はずっといいけれど、寒いし、乾燥も強いので、パッとしない感じです。お気遣い頂いた通り、昨日は飲むのは止めて、結構寝たので、腰痛も治まったようです。ありがとうございます。良い週末をお過ごし下さい。深町秋生『アウトバーン』幻冬舎文庫。雑誌記者であった夫を亡くした上野署の警部補・八神瑛子は、不審な点があったにもかかわらず、警察が自殺として対応を打ち切った以降、警察機構への根深い不信と復讐心を抱くようになった。瑛子は人が変ったようになり、裏で署員に金を貸し付け、それをネタに手駒として操り、また、その美貌だけではなく暴力を使う事さえも厭わない行動で、ヤクザや中国人などにも情報提供者を抱える様になった。ある日、上野署管内で女子大生が殺害されると言う事件が起こった。瑛子を警戒する署長の富永は、捜査には加えずに、あるヤクザの事務所を見張る事を命じた。ところが、別の管内で中国人女性が殺害される事件が起き、手口が似ていることから連続殺人事件として合同捜査本部が設置されることとなった。そんな折、瑛子が見張っていたヤクザから面会の要請が来た。殺された女子大生が大親分の隠し子で、仇を討つため、犯人が分かったら教えて欲しいと言うものだった。一方、中国人女性殺害の件で、その女性が裏もののビデオに出ていたことが分かった。捜査が進展し、協力者たちからの情報を得た瑛子は、事件の大枠だけでなく、その真相をも掴みつつあった。そして、瑛子は富永の監視の手を逃れ、単独で事件の真相を暴きに動くのだった。「女新宿鮫」という感じです。1話了となっていたので、続編があると言う事でしょうね。そもそも、警察機構への復讐をどのようにしていくのかがまだ全然分からないからね。物語はスピード感があって、ページ数も少ないので、あっという間に読めてしまいます。著者独特のノワールが、物語に迫力を加えていると思います。あまり目立たないけれど、今後注目の作家の一人ではないかな?警察ものが好きな方はハマる可能性大です。【送料無料】...価格:560円(税込、送料別)CM part2・・・アルファベット・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月04日
コメント(17)
![]()
2/3(金)おはようございます。節分ですね。昨日が腰痛がぶり返して、電車で立っているのが辛かった。少しは治まったけれど、金曜日でもあるし、気合いで乗り切ろうと思います。飲みに行きたい気分でもあるのだけれど、どうしようかな?良い週末を~。道尾秀介『水の柩』講談社。逸夫は中学2年生で、老舗旅館の長男坊だった。寂れつつある温泉街で旅館を営んでいるのだが、祖母、両親、板場の2人の男性と仲居1人の小じんまりした宿だった。祖母はかつてはダムに埋もれた村の金持ちの娘だったらしいが、そこにはある秘密があった。逸夫は退屈に飽きていて、また「普通」であることにも飽きていた。一方、同級生の敦子は、何よりも「普通」を欲していた。そんな二人は文化祭をきっかけにして、会話をするようになった。そして、ある日、逸夫は敦子から小学生の時に埋めたタイムカプセルを掘り起こしたいので手伝って欲しいと頼まれた。敦子は、カプセルの中に入れた手紙を入れ替えたいらしい。その手紙には、自分をいじめた相手のことや、どういじめられたのかを書いてあり、それがある限り、いじめられたことを忘れられないからというのがその理由だった。また、敦子は交換し終わったら自殺をしようと考えていた。楽しい思い出とともに死んだと思われたかったのだ。ただ、生きたいと願う気持ちも心のどこかにあることも感じていた。逸夫は何とか敦子の自殺を止めることが出来たが、彼女の心を救う術が見つからなかった。そんな折、ひょんなことから今まで祖母が話していたことが嘘だったことがわかってしまった。沈んだ村に住んでいた頃の祖母は貧しく、父親は自殺し、また死んだ友人に責任を感じていることを知ってしまったのだ。しかも、そのことを祖父も知っていたようだった。やがて祖母は変調をきたすようになり、生気が失せ、一気に老け込んでしまった。逸夫は、祖母と敦子の心を救うことが出来るのか?結構良かったかも。ミステリーではなく、人間ドラマと言う感じ。逸夫が祖母と敦子を救うために取った行動から結末までは一気です。感動する事必至です。情景描写、人間描写が秀逸でした。【送料無...価格:1,575円(税込、送料別) 点滴or飲み物?事故推奨・・・見事な計算式・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月03日
コメント(24)
![]()
2/2(木)おはようございます。寒いですね。日本海側は寒気が流れ込んで、強烈な雪ですね。日本海側にお住まいの方々は、くれぐれも雪かきなどで怪我などされぬようお気を付け下さい。でも春はもうすぐです。今日も張り切っていきましょう。バルタザール・グラシアン『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵』ディスカヴァーグラシアンは17世紀スペインの著述家でイエズス会の修道士で、その人生訓はかのショーペンハウエルによって翻訳、紹介され、ニーチェにして「ヨーロッパは未だかつて、これほど精妙にして複雑な人生の道徳律を生んだことはなかった。」と言わせしめています。欧米では、マキャベリの「君主論」と並ぶ不朽の名著として受け継がれてきているそうです。内容は、「人とのかかわりについて」、「会話について」、「知性について」、「成功について」、「人生について」など8つに分かれ、全部で240の人生訓が収められています。が、正直どうかなと首をかしげるものもあるし、この類の本は巷に溢れているので新鮮味には欠ける部分もありますが、こういう本を読むことが損になることはないと思います。ただ、かなり笑えるものが多く、これが不朽の名著として受け継がれているというのは、盛りすぎと違うかなと・・・。例えば、「好ましい人と付き合う」とある一方で、「平凡な人と付き合う」や「自分と対極にある人と付き合う」といった風に矛盾を何となく感じるものがあったりします。他にも、「誰にも借りをつくらない」と「貸しをつくる」、「秘密を話さない、聞かない」と「秘密を上手に聞き出す」など正反対のことが共存していたりします(笑)。「人らしくふるまい、神のように見抜く」って?これはユーモア本なのか?納得出来るところもたくさんあるんです、実は。それをあえて挙げることはしませんが、個人的な意見としては名著というより珍著でした。決して、この本を貶している訳でもありませんので、誤解なきよう。結構売れたらしいので、他の方の感想を聞いてみたいです。是非、本屋さんで手に取って、目次を見て下さい。多分、笑えると思うんだけれど。 【中古】宗教・哲学・自己啓発 ≪宗教・哲学・自...価格:130円(税込、送料別)おいおい・・・なぜそこにいる?・・・何だろう・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月02日
コメント(15)
![]()
2/1(水)おはようございます。2月ですね。今年も、はや1か月経ってしまいました。何となく切迫感。こうして人は追い詰められていくのですね(笑)。今月も頑張っていきましょう!樋口有介『窓の外は向日葵の畑』文藝春秋。東京は月島にある松華学園高校2年生の青葉樹は江戸文化研究会に所属していた。それは、一つ上で美人で評判の江戸文化研究会部長・高原明日奈にスカウトされたからであった。半分命令のようなスカウトであったが、入学直後から綺麗な明日奈に目を引かれていたのも事実で、しかも彼女の父親が学校の理事長となれば、それも成り行きと思うしかなかった。樹は、幼馴染の真夏にコケにされつつも、研究会員として無難に役割をこなしていた。そんな樹の父親は3年前に警察を辞職した。理由はミステリ-作家を志してというふれこみだったが、半年後にはバカに効くと言う薬のネット販売を始める始末だった。当然のことながら、女房には三下り半を叩きつけられてしまい、今は樹と2人暮らしを余儀なくされている。その夏休み、江戸文化研究会部長の明日奈と副部長の佐々木信幸が相次いで失踪してしまった。理由はまったく分からなかった。それをどこから聞きつけて来たのか、樹の父親が事件を解決すると称して乗り出してきた。どうやら江戸文化研究会の顧問で美人の若宮先生へ興味津々らしかった。下心丸出しの父親を横目で見つつ、樹も研究会の後輩である園藤紅亜に頼まれ、事件の真相を負うことになったのだった・・・。やっぱり、樋口有介いいな。「柚木草介」シリーズに似た感じ。サクッと読めながらも、しっかりミステリーしてるところと、シニカルな会話がとても好きだったりします。個人的にはもっと人気が出てもおかしくないように思うのだけれど、みなさんはどう思いますか?【送料無料】窓...価格:1,680円(税込、送料別)誰かいる・・・ナイスアート・・・ライバルなのか・・・いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2012年02月01日
コメント(21)
全25件 (25件中 1-25件目)
1


![]()