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3/19(水)こんにちは。前置き抜きでよろしくです。村山早紀『コンビニたそがれ堂』ポプラ文庫。駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並ぶあたりに、夕暮れ時になると突如現れるという不思議なコンビニ「たそがれ堂」。見慣れない朱色に光る看板には「たそがれ堂」の文字と稲穂の紋があって、中に入るとおでんを煮ている匂いと、作ったばかりのおいなりさんの匂いがして、レジの中には長い銀色の髪に金の瞳のお兄さんがにっこりと笑って「いらっしゃいませ。」と迎えてくれるのだ。そこでは、この世にないものまで売っていて、大事な探し物は必ずここで見つけられるらしい。さて、今日そのドアを開けるのは・・・?「あんず」あんずは病弱で、子猫ながらこの先長生き出来るとはとても思えなかった。そんなあんずは、優しいお兄さんに拾われてとても幸せだった。もっとそばに居たかったけれど、それも叶いそうにないとわかっていたあんずは、「たそがれ堂」に行ってあるものを手に入れようとするのだった・・・。他4篇収録。児童書ですが、たくさんの人に読んで頂きたい作品です。取り上げた「あんず」は涙なしでは読み終えることが出来ないと思います。こういう本に心揺さぶられるという読書体験は大切にしたいものです。一読をお勧めしたい1冊でした。【送料無料】コンビニたそがれ堂 ...価格:567円(税5%込、送料込)いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2014年03月18日
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3/15(土)こんばんは。たくさんのコメントありがとうございました。以前からコメント頂いていた方々に改めてコメントを頂くことができ、感慨深いものがありました。ここに御礼申し上げます。水野敬也『四つ話のクローバー』文響社。「深沢会長の秘密」ネット上に流れる方法を使って、フロンティア・グループ会長の深沢響に会えることなった私は緊張していた。一代にして財をなした深沢から、噂になっている「この世界に存在するたった一つの成功法則」を聞きたいという人間が後を絶たず、幸運にも会えることになったのだから無理もなかった。しかし、会長室に通されて見たものに私は仰天した。スーツ姿の馬だったからだ。約束のニンジンを渡しつつ、深沢に成功法則を聞くと、その答えは「頑張る」の一言だった。尚も聞くと深沢はこう言った。「頑張らずに成功しようとするのではなく、そうしたら頑張れるかということに目を向けるといことだ。人は何かを我慢することが出来ず、だから多くの人が頑張ることに挫折してしまう。大きな願望で小さな願望を従わせることが、唯一自分の行動を支配できる方法なのだ。大きな願望を心に育てるには想像、例えばかのビル・ゲイツは世界中の家にパソコンを置くという想像に夜も眠れなかった、というような想像が、やがて『頑張らなければならない』から『頑張りたい』に自然と変わっていくのだ。そのことに一番最初に気付いた馬が私だったのだ。」「私は願っている、私の走りだけではなく、私の教えが君に深い影響(ディープ・インパクト)をあたえることを。」私はようやく気付いた、深沢が伝説の名馬であることを。最近ベストセラーになった『人生、ニャンとかなる』、以前には『夢をかなえるゾウ』などを書いた方ですね。短編集で、ほかに3話収録されています。「ハッピー・コロシアム」は欲望と感謝について、「見えない学校」は共感について、「氷の親子」は命について、書かれています。それぞれ含蓄に富んだ話で味があります。僕的に一番良かった「深沢会長の秘密」を取り上げてみました。この著者の作品は読みやすいから売れるのでしょうね。【新品】【2500円以上購入で送料無料】【新品】【本】【2500円以上購入で送料無料】四つ話のクローバー 水野敬也/著いつもありがとうございます。励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村
2014年03月15日
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3/14(金)こんにちは。ご無沙汰しております。ここ半年というもの、夢を見ずに熟睡が出来る程、身体が疲れる日々が続いてましてブログを更新するどころか、開く事すらしていなかったのですが、ようやくそれからも解放されそうなので、心機一転ブログを再開しようかなと思った次第です。こんなに間が空いても訪れてくれる人がいることに感動しつつ幕が開けることが出来たらと。大倉崇裕『未完の頂上(ピーク)』東京創元社狩義之には今日、金曜日中にやらねばならないことがあった。それは自分のためでもあり、何より息子の秋人のためでもあるのだった。中津川の家の前についた狩は、山登りで培った不測の事態をも考慮に入れつつ、インターホンを押した。中津川はその手腕で、中津川不動産を業界2位まで押し上げたオーナー経営者で、狩のスポンサーでもあった。そして中津川は、秋人が目指しているチャムガランガ登頂に反対をしていた。自分が経営しているスポーツショップが不振を極める今、狩にとっては秋人がチャムガランガ登頂を果たすことが必要だったのだ。また、秋人にとって世界的クライマーとしての名声を得ることが出来る大事な登頂と狩は考えていた。ところが中津川の回答はつれなかった。狩は最悪な事態を悟り、やむなく最終手段に出た。そして、中津川の死体が発見されたのは、月曜日午前中、奥多摩の倉雲岳の崩落痕であった。それはまさに狩の計算通りであったが、唯一誤算とも言えたのは、秘書の高森陽子から殺害当日明け方に中津川の携帯へ電話入ったことだけが計算外だった。その高森が警察へ捜索をお願いしたいた時に、たまたまその場にいたのが捜査1課警部補の福家だった。福家はどうやって、狩の周到なトリックを暴くことが出来るのだろうか?かなり前に福家警部補シリーズをブログで取り上げたことがありますが、まさかドラマ化するとは(笑)。この作品は、電子書籍版のみで、抵抗ありつつもipad miniで読みました。犯人が最初からわかっていて、小さな綻びを積み重ねていって、犯人を追いつめていくという刑事コロンボ風なパターンは変わっていません。福家警部補が山登りのスペシャリストだったことに驚き・・・。面白かったです。福家警部補 未完の頂上-...価格:320円(税5%込、送料込)
2014年03月14日
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