源にふれろ

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December 6, 2005
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 『庖丁人 轟桃次郎』読了。見ずてんで買うほどのファンではないが、ついつい読んでしまうバカミス界の若頭(と勝手に命名)・鯨統一郎。 kellyさんの日記

 流れ板の桃さんが極悪人を成敗する「必殺モノ」と、その悪人の死体の一部を切り取って料理に使い(!)、老舗料亭との対決に打ち勝つ「料理モノ」を掛け合わせたブラックユーモアあふれる連作短編集。あっと言う間に読んでしまった拾い物の1冊。ベタに『必殺庖丁人 轟桃次郎』と題してもよかったかも。

 悪人が引き起こす事件はけっこう凄惨だし、ハニバリズムというネタも扱いようによってはかなりグロだけど、一歩手前で踏みとどまっているのは、やはりこの作者の持ち味なんだろう。

 『イン・ザ・プール』の伊良部先生を彷彿させるセラピスト涙田煌子(イメージキャラクターは辛酸なめ子)もシリーズ化されているだけに、これもシリーズ化希望。
 あ、でも語り手である美人女将が最後、あんなことになってしまってはムリか・・・・。





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Last updated  December 7, 2005 11:33:51 PM
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