会社は「ライバル」の設定の仕方で,成長の可能性が決まるのかも知れない.当社の事業ドメインは,現状のところ「防虫業界における資材商社」であるから,それなりに同業者は存在する.でも表面的に「同じようなこと」をやっている会社が「ライバル」かと問われれば,それもちょっと違うような気がしている.
結局,何を目指しているかということになるのかも知れないが,今の売上げの倍くらいを目標にしているのなら,同じような卸企業はライバルかも知れない.また今の顧客に今のアプローチでモノを販売している限りは,やはり彼らはライバルだろう.
でも今の売上げの10倍,いや100倍を目指していたり,また現在のビジネスモデルを大幅に変えていこうと考えているなら,現在の同業他社は「ライバル」でもなんでもなくて,「今たまたま同じ様に見えることをやっている存在」でしかない.勿論,日々のオペレーションレベル,現場レベルでは勝った負けたがあるのかも知れないけれど,少なくとも経営者が同じレベルで物事を考えてはいけないと思う.
さて,当社のライバルは一体どういう会社だろう.多分,「ビジネスモデルを次から次へと作りながら,少人数で利益を上げている会社」,「中小企業向け経営コンサルティングを行いながら,物流も行っている会社」,「世界数十箇所に拠点を持って,最適ビジネスミックスを構築している会社」,「アカデミックと協力しながら,新規技術を世の中に出そうとしている技術ベンチャー」,考えてみると切りがない.
どういう会社をライバルと感じるかで,その会社の将来が決まる.当社はできれば,世の中の超一流企業をライバルと思いたい.
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