軟弱者の日記

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シマ・ハチジョウ

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Jan 17, 2010
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今日は『08小隊』9.5話について。

まず、そもそも『08小隊』に9.5話なんて存在しません。

今回は、実在しない『9.5話』が

『もし製作されていれば???』

というお話です。

『そんなの勝手に考えんなよ!!!』

とお叱りを受けそうですが、デタラメな話だけでは無く『9.5話』は構想だけはあったのです。


<※当ブログ 『俺は…生きたい!』(2009.1.18) でも『08小隊 9.5話』については少し触れてますが、今回はより深く書いてみます。>







*********************************

第9話『最前線』

回収したアプサラスIIの残骸から、その恐るべき攻撃力を知った連邦軍は、コジマ基地の総力を挙げたジオン軍秘密基地の殲滅戦を開始する。
そして、シローの謹慎も解け、負傷していたエレドアも復帰することでフルメンバーが揃った08小隊も、空挺降下による敵基地の所在を特定するという任務を受けて出撃していた。

 初めてのパラシュート降下に緊張するカレンは、ミデアから射出された直後、運悪くジオンのオデッサから撤退中のボーン・アブストが指揮するガウ攻撃空母と空中接触してしまう。
そこにシローの乗るガンダムEz8が追って降下。ガウへの発砲停止を勧告し、無為な戦闘は回避された。
一方、無事に地上へ降り立ったカレンだったが、湖に潜んでいたアッガイの奇襲に合い搭乗していた機体の頭部を破壊されてしまう。
エレドアの機転によって、危機をなんとか退けたものの、任務からは離脱することに。

 その頃、集結地点であるギニアスの基地に到着したアブストは、部隊の撤退の時間を稼ぐためにマゼラ・アタック隊を指揮することを志願し、08小隊を足止めする作戦を展開。
サンダースと共に任務を続行するシローたちへ待ち伏せ攻撃を行う。敵との交戦に逡巡するシローに心理戦を仕掛けるアブスト。
しかし、攻撃によって倒れたサンダース機を見て、シローは迷いを振り切る。


 猛然と攻撃を仕掛けたるEz8。
 しかし、そんなシローの高度をよそに、時間稼ぎを終えたアブストはシローに敬礼をしながら撤退を開始。
裏をかかれたシローは、思わず大声をあげて笑うのだった。



第10話『震える山(前編)』

ギニアスの秘密基地に対して、総攻撃を開始した連邦軍だったが、その攻略は難航していた。

攻撃隊を指揮するイーサン・ライヤーは、アプサラスを取り逃がす失態を避けたいがために、兵の命をいとわない方法さえもとろうとするのだった。
その方法とは坑道内探索中の07小隊MSを装備した核融合炉ともども爆破するという人道を逸脱した手段で、これにより基地内部へのルートを確保しようとするもの。

(以下略)


*********************************


では、この間に入る『9.5話』とはどんな構想だったのか?

本作品の飯田監督の談話を転記してみます。


*************************************


飯田監督(以下『監督』)

『完成したプサラス3を、より驚異的な存在として描くのも含めて、コジマ大隊の基地を攻撃させたかった。
もちろん基地は壊滅。
ジオン軍秘密基地の偵察に出ていた08小隊と、たまたま出撃していたサリーやロブが所属する07小隊だけが難を逃れるわけです。
当然、補給を受ける事はできなくなり、両小隊が敵意をむき出しにしながらやっていく。
・・・なんてものを考えていました。』


インタビュー進行スタッフ

『-シローたちが偵察に出ていたという事は、第9話の後の物語ですか?』


監督

『そうなります。
07小隊が敵意をむき出しにするのも、第8話にあるようにシローとアイナの関係が知れ渡っていて、シローがジオン軍と内通していたから基地が壊滅したのではないか、と思っているからです。
補給を絶たれて戦いがきつくなるだけでなく、サリーたちの抱く疑惑が更にシローに対するプレッシャーになる。
そしてシロー自身もアプサラスを操っているのがアイナではないか、という疑問を抱き、好きな女をどこまで信じられるか?それで仲間の命を危険に晒してよいのか?というストレスを抱くことになる。
実際に操縦しているのは、ノリスにするつもりなんだけど。
でもシローにはそれを知る方法は無い。
(中略)
準備万端とはいわないけれど、秘密基地に迫る第10話の最初の部分では、08小隊は、武器・弾薬と隊員の精神的な状況のどちらも、ほとんど消耗していませんよね。
でも、このプロットからつなげていけば、ボロボロの状態になりながら、とにかくアプサラスだけは阻止する、というシチュエーションに持ち込むことができる。
(中略)
実はアイディアの名残ともいえるものが、いくつかフィルムにあります。
例えば第9話で08小隊を輸送するミデアの機長がさして意味も無くアップになっているけれども、あれはコジマ大隊壊滅のエピソードが描けたならば、彼が08小隊に手を貸してくれる役割を担ってたから。
そしてそんな様々な想いを胸に抱きながらシローたちは、1回しか逆噴射できない降下パックを頼りに、ガンダムでアプサラスに空中戦を挑む。
(中略)
結局この戦いは痛み分けに終わり、『震える山』のノリスのグフとの戦いに物語が・・・つながればよかったんだけど、残念ながら残り話数の関係からできませんでした。』


****************************************


この構想でいくと、『08小隊』ラスト『第10~11話』は、
『コジマ大隊が全滅し生き残った07小隊と08小隊(とミデア)のみで戦っていく構想で、ボロボロになりながら悲壮感漂う最終決戦を迎える』
というストーリーになっていたようです。

ただ現実にあれほど素晴らしい『第10~11話』があるのですから、それを変えるなんて勿体無いと私は考えてしまいます。
それでは『第10~11話』を変更しないで『9.5話』を無理無く入れるとしたらどうなっていたでしょうか。
ちょっと私なりに考えてみました。


・『コジマ大隊全滅』するもののコジマ隊長はイーザン率いる本隊へ出張中。
・第07小隊と第08小隊は監督構想とおり敵偵察で大隊を留守にしていた為に難を逃れる。

・監督構想とおり両小隊が敵意をむき出しにしながらやっていく。

・アプサラスと対決する為にミデアの協力のもと、一度しか逆噴射できない降下パックを使い空中戦。
・痛み分けの結果となる。

・しかし、最後にはイーザン率いる本隊が到着し大部隊による総攻撃が開始される。


この展開なら、無理なく第10話につながるのではないでしょうか。

さて、そんな展開をまたまたアーケードゲーム『機動戦士ガンダム カードビルダー』で再現してみました。

編成はこんな感じです。


隊長機/ジェットコアブースター
二番機/ジェットコアブースター
三番機/ジェットコアブースター
四番機/ガンダムEz-8(ウェポンラック仕様)+シロー
五番機/陸戦型ガンダム(ウェポンラック仕様)+サンダース
母艦/ミデア+ジダン


第10話につながる話なので、第10話冒頭で活躍するジェットコアブースターの大編隊を再現する為に1~3番機を編成。
08小隊は補給無しで長期間活動していたので、ウェポンラック仕様に。
ちなみにシロー機を隊長機にしないのは、存在しない9.5話の主人公ではなく第10話で実際に活躍したジェットコアブースターを優先したかった為。
母艦は9.5話ラストで登場するミデア。
艦長は、補給困難な状況でやりくりし活躍しそうなジダン。
尚、07小隊は9.5話のドラマ上は08小隊と対立するので編成には加えない。
・・・と、してみました。

そんな動画です。


0-1.JPG




流石に「こじつけ」かなあ。

でも脳内ストーリーを作って編成するのも、このゲームの醍醐味ですよね!

(^-^)





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Last updated  Jan 21, 2010 12:36:24 PM
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