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つぎはぐ、さんかく (一般書 411) [ 菰野 江名 ]
半ば両親に見捨てられ施設で暮らしていた少女ヒロが、誰のものでも、誰のためでもない、けして揺るがない自分であろうともがき成長していく物語。
血の繋がりのない兄弟と3人で寄り添い暮らし、また姉代わりの優子に調理の技術を教えてもらいながら、皆で貯めてきたお金を使ってお店を構え、兄と一緒に切り盛りし弟を育てていく逞しさにも目を見張るものがあります。
ある日、ヒロは自分の知らない私を見つけるために母親の暮らすハワイに旅に出かけることで、物語は結末へと向かっていく…。
けして、全てが幸せな結末ではないけれど、ヒロが自分で決めて対峙していく度に、応援している自分が確かにいました。そして、少しずつ全てが変わっていく。世の中変わらないものやことはなく心乱されがちになるけれど、次のステップへ進むきっかけは、自分を応援してくれている人たちの何気ない言葉。それを流し聞くのか、考えを深めていくかで人生は変わり成長していける…そんな希望を抱かせてくれる物語でした。
ちゃんと聞こう、私を大切に思ってくれている人の言葉を…そして、ちゃんと自分を受け入れて考えてみよう…
ぼーっとしがちに見えるシナモちゅんを少しは卒業できるかもね。
“ 「眠そうだな、ねえちゃん」とからかわれるが、暇なわけではないのだ。今晩の夕飯の準備に、明日の仕込み、調理器具の手入れと店の掃除もこまめにしなければならない。やらなければいけないことはたくさんあるのに、それらに手を付けるより先に蒼の学校のことや家のお金のことを考え始めると、ぼうっと立ち尽くしてしまうのだ。”
考えがぐるぐる頭の中を回って、ぼうっとする…そう、それ!
そんな感じでぼーっと見えてるけど、本人の頭の中は忙しいの…。あなたは、こういうことありますか?
ささ、お夕飯の準備しよう。
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