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神戸のお客様から輸入の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵がおかしいというご相談を頂きました。窓メーカーは不明のようですが、頂いた写真からすると汎用性のあるロック金物が付けられているようです。こちらの金物は、ハンドルに付いているロックレバーを下げるとロックラッチ(鍵爪フック)が中から飛び出してきて、鍵が掛かるという仕組みです。お客様曰く、レバーを下げてもロックラッチが出て来ない状態で、鍵が掛からないという感じだそうです。こういう場合考えられるのは、ロック金物に内蔵されている小さなバネが劣化して外れてしまい、バネで飛び出したり引っ込んだりする機能が正常に作動しなくなったのが原因です。今回は鍵が掛からないということで窓の開閉は出来る感じですが、これが逆に鍵が掛かりっ放しということになったりすると、外への出入りが出来なくなってしまい、生活に支障が出るかも知れません。ロック金物は、汎用部材だと思いますので、輸入すれば簡単に手に入れることは出来ますが、古い掃出しサッシということなら、ドアの建て起こしの調整やサッシの周囲の掃除などを行って、将来の不具合が起きないようにすることを考えてもいいように思います。勿論、そういう作業は、適切な道具や知識・経験が必要ですから、私共のような専門家に見てもらって、次からはご自身でもやってみるということが一番間違いないと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.24
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岐阜県のお客様からお預かりした輸入の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)が、建具屋さんから戻ってきましたので、木部塗装を行いました。輸入窓は、マーヴィン(Marvin)製のセーフ-T スライディング・パティオドアという随分前の廃番製品です。マーヴィンが日本から撤退する数年前には、ドア自体の製造だけでなく交換部材の供給も全てなくなってしまった掃出しサッシでしたから、私共が自力更生で直す以外方法はありません。こちらのドアは、空き巣にバールのようなものでこじられたのか、ハンドル側の木枠に大きな割れが入ってしまい、片側の側枠全体を作り直したのですが、ドア枠の形状が複雑で木の加工やアルミの外装カバーの取付けが相当大変だったようです。写真は、ティンバーケアでドア木部の防水塗装を行った後の状態ですが、まあまあきれいに塗装が出来たのではないでしょうか。新しい木枠の部分は、多少色が薄い感じもしますが、今後日焼けなどしてくれば他の木枠の色と馴染んでくると思います。これから、このドアを裏返しにして四方に輸入の防水テープを張ってから、外してあった既存の強化ペアガラスを装着したら、あとは押縁を取付けて最後にガラス防水を行います。こうやって記事に書くとすぐに完成しそうですが、万一間違ってしまうと廃番故に取返しが付きませんので、慎重に少しずつ作業を進めていきます。年末ももうすぐですから、皆さんも防犯対策をしっかりして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.22
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愛知県のお客様の輸入住宅で、輸入サッシのウェザーストリップの交換を完了しました。サッシは、ミルガード(Milgard)の樹脂製ケースメントサッシ。防雨・防風・気密といった各性能アップを図る為に、こちらの窓には建具の周囲1ヶ所とサッシ枠側2ヶ所、合計3ヶ所にウェザーストリップが装着されています。ただ、ウェザーストリップは通常塩化ビニールで出来ている為、可塑剤が徐々に抜けてしまい、20年以上経つとボロボロに割れてしまいます。特に、太陽光や雨風が強く当たる東面や南面のサッシでは、その劣化具合が顕著になります。今回お客様からの要望で、家中のケースメントサッシの殆どでウェザーストリップの全交換を行いました。しかしながら、ミルガード製ケースメントのウェザーストリップは、非常に入手が大変で価格もそれなりですし、交換は屋外側からしか出来ない為、2階の窓の施工では足場が必修となります。ですから、出費としてはどうしても高く付いてしまいますが、その分正確に作業が出来るので、窓の性能は相応にアップします。お客様曰く、ウェザーストリップを交換したら、外からの音がしなくなったし、隙間がない分冬の朝の部屋の温度も高くなったそうです。ミルガードのウェザーストリップは、形状が特殊で汎用品が使えませんが、ちゃんとした部材を入手出来れば、また15年くらいは快適にお過ごし頂けるように思います。でも、ミルガードのウェザーストリップは、取付けが結構難しいんですよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.21
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茨城県のお客様から輸入の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のFIXドアのペアガラスが曇ったので交換したいというご相談を頂きました。輸入窓は、インシュレート(Insulate)製の樹脂サッシ。ペアガラスの中に白い飾り格子が入ったものですが、ガラス内部だけでなく格子の上にも黒い粒状の汚れが万遍なく付いています。ペアガラスが内部結露を起こしている場合、水滴がガラス内に付いていたり周囲のスペーサーに劣化が見られたりします。また、水滴によって緑色の藻のようなものが付着することもあるのですが、細かな黒い粒が付くというのはあまり見た記憶がありません。恐らく何かここの場所特有の環境があって、何某かの物質が入り込んだのだろうと思います。何れにしても、こちらの問題はペアガラスを交換する以外に修理する方法はありませんが、ガラスによっては格子のデザインや配置が変わってしまう可能性があります。そうなると、FIX側だけでなく可動側のドアのペアガラスも交換しないといけなくなりますから、金額も手間も余分に掛かるかも知れません。こうならない為にも、サッシの屋外側のガラスの周囲などに防水処理をしておくことに損はありません。出来れば、外壁を塗り替える10年毎にサッシの防水処理をして頂くことをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.17
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愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、上げ下げ窓のバランサーの交換作業を行ってきました。輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製のインテグリティ・ダブルハング。メーカーが日本から撤退してしまった為、こちらのサッシのバランサーも入手するのが大変になっています。それでも何とか輸入することが出来ましたので、取付けに伺ったのですが、写真のようにバランサーの先に付いているクラッチと呼ばれる部品の形状が既存のものと違っています。形状的には大きさが小さくなって、側枠にあるガイドレールに隙間が生じてしまう感じですが、何とかレールに装着することは出来ました。ただ、建具を窓に装着しようとしても、建具側の既存のピボットバーが太すぎて、バランサーのクラッチに明いている接続穴にバーが入ってくれません。こういう状態では、建具とバランサーとが連動してくれませんから、バランサーのクラッチを古いタイプに変えるか、ピボットバーを新しいタイプに変えるかしなければ使えないことになります。勿論、新しいバランサーとレールとの間に隙間が空いた状態で、不具合なく使い続けられるかという点も気になります。何れにしても、メーカーにこの状況を連絡して、正しく納まるように部材の調達をする必要がありますね。それにしても、同じインテグリティで形状が古い新しいがあるなんて、対処は本当に難しいですし、バランサーは15年くらいで定期交換する部材ですから、日本の他の修理業者はメンテナンス出来るのでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.15
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静岡県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシ等の修理調査を行ってきました。輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella )製のアルミクラッド木製サッシ。27年前に建ててから、サッシに特別メンテナンスらしきことをしてこなかったということで、複数箇所で不具合が発生していました。写真は、ベランダのスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)ですが、ドアの建具だけでなくフローリングにも雨水が染み出してきたそうです。こういう場合、ドアの方はガラスの周囲から雨が建具内に浸入して、木部を劣化させたことが原因です。フローリングの上に水が染み出してきたのは、ベランダの床防水の立ち上げが不十分で、サッシ枠の下から雨が構造体の方に入っていくことがあったのだろうと思います。それは、通常の上からの雨では起こりませんが、風や雨が横殴りとなるような場合に、ベランダの床に溜まった水が掃出しサッシ側に吹き上がってくるということで起こります。ドアについては、今月20日くらいまでであればペラが注文を受け付けてくれるということですから、交換建具をオーダーすることになると思いますが、こちらの製品はプロラインシリーズでも初期型のものである為、既に製造は中止されており、現行の新しい規格のものに交換することが可能かどうか互換性を早急に確認する必要があります。フローリングへの雨漏れについては、ベランダのFRP床防水の範囲を広げ、ドア下の敷居までしっかり防水処理すれば、今後発生することはないでしょう。但し、ドアのレール部分に砂やホコリが溜ってしまえば、レール部分から雨が吹き上がってくるような時に、ゴミが邪魔して雨水を外に排水出来なくなりますから、普段の掃除が重要です。ペラが国内の市場から撤退するまで1週間程度しかありませんが、それまでにやれることは出来るだけやりたいと思います。勿論、お客様からご依頼を頂いたものだけになりますが・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.14
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愛知県のお客様から玄関ドアの輸入のハンドルセットを交換したいというご相談を頂きました。ハンドルセットは、エムテック(Emtek )製のサラトガ。一見クイックセット(Kwikset)のチェルシー(Chelsea)のようにも見えますが、室内側レバーの形状がクイックセットのものとは異なります。今でもエムテックの製品は手に入りますが、国内では玄関ハンドルではなく室内用のドアノブしか調達出来ないと思います。勿論、アメリカから取り寄せるということも出来ると思いますが、チェルシーに比べて格段に値段が高く、納期も余分に掛かります。そういう点ではチェルシーで代替するのが得策のようにも見えますが、製品自体の大きさや取付け位置の違いがあるので、交換の際はどうしても補修作業が必要になってきます。因みに、今回交換をご希望になったのは、恐らく室内レバーのバネが弱って下がり気味になってきたことで、通常の状態ではドアラッチが少し引っ込んでしまっているのが原因ではないかと思います。そうなると、ラッチが受け側に引っ掛からなくなりますから、ドアを閉めようとしても自然と開いてしまうという不具合が生じます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.10
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愛知県のお客様からケースメントサッシ(横に開いていく窓)のロックバーを固定しておく部品の入手が出来ないかとのご相談を頂きました。輸入サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。ミルガードのケースメントには、1つのロックレバーで複数箇所の鍵が掛かるマルチポイントロックと呼ばれるロックシステムが装備されています。それを可能にしているのが長い棒状のロックバーなんですが、バーが鍵の開閉の為に上下する際、ぶれないように何かでバーを掴まえておかないと、ロックバーが左右に外れて鍵が掛からなくなったり、鍵が解除出来なくなったりしてしまいます。その為に必要となるのが、ロックバーを固定する写真のガイド部品。ただ、これが樹脂(プラスチック)で出来ている為、15年くらいすると劣化して割れてきてしまうことがしばしばあります。新しいものに交換すれば、鍵のトラブルなくスムースに窓を使うことが出来るのですが、窓を開けないと見えない場所にある部品の為、不具合に気付かないケースが多いのも事実です。この部品は、北米でも非常に特殊なのか、製造メーカーが限られており、入手するのが大変な部品でもあります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.09
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宮城県のお客様からご依頼頂いている輸入網戸のフレームが完成しました。輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製のダブルハングサッシ。幅70cm x 高さ1.4mという大きさのものが3枚と、幅70cm x 高さ1.3mというものが1枚、合計4枚作りました。普通のサッシからすると大きな窓に網戸を装着するようで、長いアルミフレームを輸入しなければならず、海外からの送料等の経費も結構掛かりました。それは、薄いアルミ材で出来た繊細なフレームですから、輸送途中で折れ曲がってしまったりしたら使いものになりませんから、梱包費や長いものに対する海外送料が割高になるからです。また、既存のサッシにちゃんと装着出来るようにしなければなりませんので、カットする寸法が1mmでも違ってはいけません。また、網戸を固定するピンの位置なども、慎重に穴明けする必要がありました。それにマーヴィンの網戸は特殊な形状になっている為、作るのに結構な手間が掛かります。一旦作ってからも、ヤスリなどで長さ調整を行って、また組み直すといった工程を繰り返しましたので、網戸1枚のフレームを作るのに数日掛かるといった具合です。根気と神経を遣う仕事でしたが、あとはセンターフレームを中央に装着して、グラスファイバーの網を張るだけです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.08
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岡山県のお客様から、引き違いサッシのクレセント・ロックの入手を出来ないかとの問い合わせを頂きました。輸入窓は、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。写真がそのクレセント・ロックですが、白かった塗装が少しベージュっぽい色に変色して、塗装も随分剥げています。材質は鉄の鋳物で固いのですが、衝撃に弱く鉄のように粘りもありません。ですから、継続的に無理な力が加わると、曲がるのではなくこちらのロックレバーのようにポキッと折れてしまいます。折れた原因は、恐らく左右の建具の噛み合わせ位置が悪く、回転するクレセント・ラッチとロック・キーパーが正しい位置関係になっていないのだろうと思います。その為、無理に鍵を掛けなければならず、その力で突然レバーが折れてしまったということでしょう。ロック金物を交換するのはいいのですが、左右の建具の建て起こしを調整しなければ、そのうちまた壊れてしまうかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.07
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昨日もペラウィンドウ(Pella)のメンテナンス工事を行ってきましたが、ペラが日本国内でのサービスを終了する旨案内がありました。交換部材の注文は2025年11月21日までで、それ以降はメーカーから修理部材が手に入らなくなります。数年前にマーヴィン(Marvin)が日本から撤退してしまいましたが、とうとうペラも同じ状況になってしまうと思います。私たち ホームメイドは、ペラが撤退した後もアメリカの部品メーカーから手に入るものは調達を続けるつもりですが、窓メーカーからしか手に入らない建具や枠材類といった大きなものは、日本国内で修理したり、補修材をオーダーメイドで作ったりする必要があります。それでもメンテナンスが難しいという場合は、他の窓メーカーのサッシを調達して交換するということも必要になりますが大掛かりな施工を伴います。輸入住宅に長く住んで頂けるようにしたいと考えている私共にとって、今回のお話は非常に厳しいものではありますが、多くのお客様に対して今後もお力添え出来る存在になれるように努力を続けます。ペラのサッシをお使いのお客様ですぐに修理が必要という場合は、どうぞ11月20日までにご注文を頂きますようお願いします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.04
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愛知県のお客様のログハウスに伺って、輸入のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の鍵金物の交換をしてきました。輸入サッシは、ペラウィンドウ(Pella)製のプロライン アルミクラッド木製サッシ。ご覧のように外装は、ブロンズ色のアルミカバーで表面が覆われています。(塗装が劣化して、グレーっぽく見えますが・・・)今回交換したのは、黒いプラスチックのカバーの奥にあるロック金物。僅かにロックラッチの爪が顔を出していますが、金物自体はドアの中に仕込まれた構造になっています。ですから、この状態ではロック金物を外す為のビスなどは全く見えません。勿論、ドアハンドルを外した処で、何の役にも立ちません。このロック金物を外して交換するには、金物周囲のアルミカバーを外した上で、ドアの中の木部も一部撤去する必要があります。これがほんと至難の業で、下手にやろうものなら薄いアルミが曲がってしまい、元に戻せなくなってしまいますし、ドアを傷めるリスクもあります。また、こうした部材を外すには、可動する側のドア自体をサッシから外すことが必要な為、その前に様々な付属部材も撤去しておかなければなりません。それが出来て、100kgもあるドアを持ち上げることが出来るようになりますが、その重量を支えながらの作業は素人の方には無理があるかも知れません。そう簡単に泥棒がドアを破壊出来ないように作ってありますから、様々なトラップを1つひとつ解除しながらでないと、ロック金物には辿り着けません。逆に言えば、修理も相当厄介ですので、手間と時間が掛かります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.03
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東京都のお客様から輸入サッシのロックレバーがいくつも壊れてしまい困っているとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ミルガード(Milgard)のアルミ製オーニングサッシ(下側が外に開いていく窓)のようです。室内側に網戸が付いているのですが、通常であればこの網戸が邪魔でロックレバーに手が届かないのですが、この網戸には開閉出来る小窓が付いているので、ロックを操作する際は小窓を開けるという仕組みです。現状は、このロックレバーを新しいものに交換したいということなんですが、恐らくその他にもいろいろとおうちにトラブルがあって、メンテナンスをしたいということだろうと思います。普通は家を建てた住宅メーカーがメンテナンスを行うのでしょうが、このお客様は中古で建物を購入されたそうで、近くのリフォーム屋さんでも修理が出来ないと断られてしまったようです。ミルガードのアルミサッシは30年以上前に施工されていた窓ですから、いろいろとガタが来ているのは致し方ありません。ただ、私共のような輸入住宅の専門家であれば、古いものでも交換部材を調達することは可能ですし、施工や調整方法も熟知していますから、修理・メンテナンスは問題ありません。あとは、お客様と私共との距離の問題だけですが、メール等で写真を送って頂いたり、寸法形状の確認をしたり出来ますので、その分何度も伺ってお手間をお掛けするなんてことも少なく出来ます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.02
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豊橋市のお客様の輸入住宅にお邪魔して、窓の建具の交換を行ってきました。輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella)製のベイウィンドウ(台形出窓)。三方に建具が付いていて、中央はFIX(ハメ殺し)、両サイドはケースメントサッシになっています。何れの建具も雨漏れによって建具の木枠が腐ってしまい、交換することになりました。写真は建具を交換する前の様子ですが、一見何事もなくきれいに見えますね。でも、このベイウィンドウは相当な重量があり、しっかりと構造体に固定されていなかったせいで、出っ張った先端部分が5mm程下に垂れていました。5mmと聞くと大したことないと思われるかも知れませんが、そのせいで両サイドの窓枠が平行四辺形に歪んでしまい、新しい真四角のケースメントの建具が窓枠に当たってしまいます。また、窓が十分に閉まらなくなるばかりか、ロックの位置も変わってしまい、鍵を掛けることも難しくなります。今までの古い建具は窓や鍵の開閉も出来ていたことから、恐らく窓枠と一緒に建具も平行四辺形に歪んでいたのだろうと思います。ただ、そうなってしまうと、歪みによって建具の木枠とガラスとの間に僅かな隙間が出来るでしょうから、それが雨漏れに繋がったかも知れません。本当はベイウィンドウの下に支えを付けて、窓ごと持ち上げてやることが必要ですが、そうなると外壁の一部等を撤去したり、下地に補強材を入れたりしなければならず、大きな工事になってしまいます。取り敢えずは、現状を工夫して何とかケースメントサッシを使える状態にまで持って行く方向で何とかしますが、将来的には出窓のリフトアップも検討頂かなくてはいけません。だって、重い出窓が宙に浮いているんですから、自然に考えて支えがないとどんどん下がってしまいますよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.01
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大阪府のお客様から調達を依頼されたロック金物がいくつか入荷しました。取り付ける輸入サッシは、ローウェン(Loewen)社製のケースメントサッシ。ただ、入荷したもののうち、写真の2つに不具合が見付かりました。1つは金物の裏ブタが外れ、その中から細い針金のような部品が飛び出してきました。もう1つは、鍵を引っ掛ける為の黒いラッチ部品がロックレバーから外れていました。こうなると、元に戻したとしてもまた外れてしまいますから、海外メーカーにクレームを言って交換してもらう以外方法はありません。梱包されていた箱にもダメージはありませんでしたし、梱包等のテープを剥がして中を開けられたような形跡もありませんから、出荷よりも前に既に不具合があったと考えるべきです。北米の製品ですし、もしかしたら中国等で製造されたものかも知れませんので、日本のような出荷前検査などはないんでしょうね。ご依頼頂いたお客様には少々お待ち頂く必要がありますが、こういう場合に対応する為に私共のような人間がいるんです。だって、お客様自身で手配したものがこうなっていたとしても、私共のように冷静に対処して問題解決するなんてことは出来ないですもんね。価格ばかりに目を向けるお客様が多いですが、何かあった時の対応やアフターサービス、今後のサポートといった観点から考えれば、私共のような専門家の役割は大きいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.31
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静岡県のお客様から、ダブルハングサッシのクレセント・ロックの入手が出来ないかとの問い合わせを頂きました。こちらのカムロックは、マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)のアルミクラッド木製サッシで使われている鍵金物です。多くの破損は、ロックレバーがグラグラになったり、回転するクレセントが外れてしまったりするもので、その原因は鍵が固くて閉まらないのを無理に回してロックしたことです。どうして鍵が固くなるかというと、上下の建具の召し合わせ位置が微妙にずれてくることで、ロックの受け金物とロック本体が正しい位置関係にならなくなってしまうからです。これは、建物の重量が窓の上から掛かってくることで、窓自体が押し潰されたようになってしまうからで、それを避ける工夫を新築時にしなかったことも不具合の要因かも知れません。ですから、新しい部品に交換するにしても、ロックの噛み合わせの位置を適正にした上でないと鍵が固いという不具合は解消されません。家の不具合は、全て自然の摂理から来ていますから、何故トラブルになったのかを理解して、根本原因の解決をまずやるべきです。それが分からない場合は、私共のような専門家に相談して、壊れる前にチェックしてもらうようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.28
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兵庫県のお客様から輸入サッシの網戸の修理又は新しいものの製作が出来ないかとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ウェザーシールド(Weather Shield)社製。お客様からこちらの写真を頂きましたが、網戸のいくつかの部材に破損や欠損、劣化が見受けられます。このような状況の網戸は数枚程度ですが、ご相談頂いた全ての網戸について、グラスファイバーの網やコーナー材、網戸ピンの交換が必要となっています。でも、網戸自体がなくなってしまったというものはないようですから、新しく作り直すという必要はないようです。不具合のあるこれらの部材は、全て消耗品ですからやはり20年程度で交換することをお勧めします。幸いウェザーシールドの網戸に使われている部材は、他のサッシメーカーの網戸にも使われている汎用部材ですから、全てアメリカから取り寄せることは可能です。ただ、アルミのフレームなど長いサイズのものはアメリカからの輸送コストが多めに掛かりますし、オーダーメイドで直していく修理代もそこそこ必要です。ただ、ここで一度に家中の網戸をメンテナンスしておけば、あと20年くらいはそのまま使い続けられるでしょうから、費用対効果は高いと思います。輸入サッシの網戸は、30年以上経っても交換部材が調達可能ですから、私共のような専門家に依頼すれば、ちゃんと元通りになるかも知れませんよ。春になったら窓も開けたいでしょうから、今のうちに網戸を直しておきたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.26
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豊橋のお客様からご依頼を頂いたベイウィンドウ(台形出窓)の建具交換。輸入サッシは、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッド木製サッシ。写真は、ベイウィンドウの中央に設置する1.2m x 1.1mの大きなFIX(ハメ殺し)建具の木部をティンバーケアで防水塗装している様子です。勿論、屋外側のガラスの周囲も防水処理を施すのですが、ひっくり返すだけでも2人掛かりでないと作業が出来ません。これだけ大きくて重い建具になると、私共が作業車として使っているバネットバンでもギリギリ積めるくらいです。今回の現場は、雨漏れでサッシの木枠が腐ったということで、ベイウィンドウの3枚全ての建具を交換するのですが、その周囲の木枠やカウンターの板も黒くなっているそうですから、外した都合でそういった部分がどうなっているかもチェックしたいと思います。ただ、ベイウィンドウだけでなく、建物の他のサッシもガラスの周囲から雨水が入り込んでいないかも心配しています。こういう雨漏れの問題は、1つの窓だけで済むという話ではないと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.25
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茨城県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシのペアガラスを交換してきました。サッシは、クレストライン(Crestline)製の樹脂ダブルハングサッシ。ガラスの正確な寸法を確認する為に、以前採寸調査をさせて頂いたのですが、今回新しいペアガラスが出来上がりましたので、現場にお邪魔しました。こちらの写真が交換前のガラスが割れた写真ですが、下窓ガラスに養生テープが張り付けてあります。この養生テープは時間が経つと太陽光で劣化してしまい、テープを外す際に粘着剤がこびりついて酷く汚くなってしまいますから、あまり張って欲しくない材料ですが仕方ないですね。粘着テープを専用の剥離剤で剥がすという余分な作業も行いながら、ペアガラスを入れ替えたのが次の写真です。ペアガラスは少し高品質な遮熱型LOW-E断熱ガラスを採用しており、少しブルーがかった色をしていますが、格子のデザインやサイズもピッタリです。普通の業者さんだと上げ下げ窓の下窓ガラスの交換の仕事だと、下窓建具に挿入されているペアガラスを交換するだけですが、それだとガラスの質感や格子のデザインが上・下の建具で揃わなくなる恐れがあります。ですから、私たち ホームメイドでは、面倒を顧みず下窓だけでなく上窓のペアガラスも一緒に交換をしています。ですから、外からも室内側からも非常にきれいな外観に仕上げることが可能となります。ただ、ガラスを輸入の建具から外すのって、すごく大変なんですよ。それはガラスの周囲にガッチリと防水接着剤が付けられていますから、そう簡単には取れないようになっています。まあそれでも、専用の道具や経験がありますから、時間や手間を掛けてきれいに除去させて頂きました。ペアガラスを建具に入れた後は、防雨対策として外部のガラスの周囲などに防水処理を施して修理完了です。言葉にすると簡単そうですが、実は結構手の込んだ仕事をしています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.23
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埼玉県のお客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のロックケースを調達出来ないかとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ローウェン(Loewen)製の樹アルミクラッド木製サッシ。写真がそのロックケースですが、よくある不具合はロックレバーを上下させても鍵が掛からなかったり、鍵が掛かったまま外れなくなったりするというものです。写真のものは、ロックラッチ(鍵爪)が飛び出している状態ですが、これがロックレバーを動かしても連動してくれなくなることがあります。その原因は経年劣化という場合もありますが、それは15年程度使い続けてきた時であって、それより短い時間で破損するケースでは、鍵が固い状態で無理にロックをしようと操作したことが原因です。鍵が固くなった原因は、サッシ枠側でロックラッチを受けるロック受けの位置がずれてしまったり、ロックラッチの出具合がおかしかったりすることが考えられます。ただ、そうしたこともドア自体の高さが下がってしまったり、ドアの水平が取れていなかったりすることが根本的な問題ですから、それを是正しない限り正常な状態には戻らないと思います。それを素人のお客様がやろうとしても、道具や知識という点で難しいでしょうから、まずは私共のような専門家にお願いして直してもらう方が安心ですし早いと思います。家のメンテナンスは、10~15年程度で定期的に行うのが基本です。もし今まで何もしてこなかったとしたら、いくつも修理・調整する箇所が出ているはずですから、そのまま放置しないで逐次早めに対処するようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.20
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先日より大阪府にあるお客様の輸入住宅での修理・メンテナンス作業について記事を書かせて頂いておりますが、今回は木製建具の交換です。輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン・ダブルハング木製サッシ。以前にも建具の木が腐ってしまったということで、建具の交換を実施しているのですが、また他のダブルハングが腐ってしまったということで新しい建具を持って伺いました。ご覧のように、下窓建具の下枠と側枠の木が真っ黒に黒ずんで腐ってきている様子が分かります。同じようなトラブルが度々起こっている状況ですので、家全体の外部足場を組んで、全ての窓の防水処理を行った方がいいですよとお勧めしておりましたが、なかなか踏ん切りが付かなかったようで、ズルズルとここまで来てしまいました。今回、ティンバーケアで防水塗装をした新しい下窓建具(ガラス防水処理済)を用意して交換作業に伺ったのですが、当然のようにきれいになりスムースに開閉も出来るようになりました。アンダーセンのダブルハングは、基本的に外部のガラス押え付近から雨が中に浸入しやすく、建具の外装に隙間も見受けられることから、ペアガラスの周囲等を防水処理してやることが大切です。今回の木製サッシだけでなく、腐らない樹脂サッシでも雨水によってペアガラスが内部結露を起こし、ガラスの中が曇ってしまいます。特に10年近く経って外壁の塗り替えが必要となったタイミングで、足場を利用して全てのサッシを防水処理してやると、大金を掛けて窓の修理をすることもありません。家は放置すればどんどん悪くなるばかりですから、お金が比較的掛からない早い段階でメンテナンスをしてやることで、費用も心配も少なくて済むのです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.19
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昨日サッシの修理の記事を書かせて頂きましたが、そのおうちで木製の玄関ドアの雨染み補修及び塗装を行いました。メーカーは不明ですが、ハーフサークルウィンドウが付いたオーソドックスなデザインの木製ドアです。修理前の様子は、随分長く雨ざらしになっていた為か、ヒサシがある上部以外の部分は表面の木がボソボソにささくれ立っていたり、雨染みで黒く変色したりしていました。近くの塗装業者さんにも相談をされたそうですが、ここまでいくとドアを交換する以外に方法はないと言われたらしいです。私たち ホームメイドは、丁寧な作業を行う為に2日間掛けて補修工事を行いました。まずは、木の表面に付いた汚れや雨染みを取り除いたり、表面の木をフラットな状態にする為に、番数が異なるサンドペーパーを使いきれいな状態になるまで擦っていきました。勿論、仕事は全て手作業ですから、時間も手間も想像以上に掛かりました。これを機械を使って行う方法もありますが、細かな凹凸部分は拾えないですし、削り過ぎると変な下地の木が見えてきてしまいます。サンドペーパーで下地を作ったら、ハンドル部分等の金物や床に塗料が付かないように養生を行い、着色用の水性塗料で木の質感をアップします。その後、パラペイントの木部専用防水塗料 ティンバーケアを全体に塗布して、雨や太陽の紫外線からドアを保護する作業を行いました。最後に、床からの雨の跳ね返り対策として、アルミ製のキックプレートを装着して、その周囲から水や湿気が入らないように周りを防水処理して作業は完了です。作業の前後の写真を見比べて、その違いがお分かりでしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.18
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大阪府のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの修理をさせて頂きました。輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン・ダブルハング木製サッシ。以前にもお伺いして、上げ下げ窓の腐った木製建具を交換したのですが、建具を吊り上げているバランサーが機能しないのを交換の際に発見しました。今回別のサッシの建具を交換する機会があり、これを利用して不具合のあるバランサーを交換しました。ナローラインのバランサーは、サッシの上枠の中に装着されている為、普段は隠れて目に付きません。写真のように上枠のカバーを外すと、弁当箱のようなブリキ製のバランサーが顔を出します。このバランサーは上枠の両サイドにそれぞれ1つずつ装着されているのですが、それぞれのバランサーに上窓を吊る為の吊りヒモと下窓を吊る為の吊りヒモが強力なバネで巻き上げられています。このバネの力を利用して重い建具を上下させるのですが、バネが錆びて破断してしまったり、ヒモが切れて建具を吊れなくなったりすると最悪建具が落下してガラスが割れるという危険があります。経年劣化は15~20年程度を目安に起こりますから、出来ればその前に両サイド共交換しておきたいものです。それは、例え片側のバランサーだけが不具合を起こしていても、もう一方のバランサーもバネが弱り既に寿命を迎えているという理由からです。バランサー交換の際は、サッシ周りの汚れの清掃や窓の開閉調整なども行いますから、新築の時のように窓の動きがよくなりますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.17
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長崎県のお客様から、カナダのメーカー不明のケースメントサッシに付いている部品を取り寄せ出来ないかとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、セルコホームのフランチャイズの住宅会社が施工した樹脂サッシ。こちらのサッシには、マルチポイントロックと言う鍵金物が付いていて、1つのロックレバーで複数箇所のロックが掛かるようになっています。同時に複数箇所の鍵が掛かるようにする為に、長いロックバーが付いていて、そこに何箇所かロックが引っ掛かる為の小さなローラーが装着されています。ロックバーは常に定位置にあって垂直に上下するようになっていないと、複数箇所でロックするということが出来ないので、ロックバーの位置を動かなくする為にタイバーガイドと呼ばれる固定部品が複数必要です。ただ、このタイバーガイドはプラスチックで出来ていますから、そのうち一部が割れてロックバーを固定することが出来なくなります。その寿命は、やはり10~15年くらいかも知れません。幸いこのタイバーガイドは汎用部品ですから、海外の部品メーカーから調達することは可能です。経年劣化による破損は致し方ないと思いますが、こういった部材の周辺を掃除したり、潤滑剤を塗布したりすることで、ある程度寿命を延ばすことも出来ますから、日頃のメンテナンスを心掛けて頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.14
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和歌山県のお客様から輸入のダブルハングサッシの不具合について問い合わせを頂きました。輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン木製サッシ。不具合がある窓は6ヶ所あるとのことですが、建具(障子)を吊っているバランサーのヒモが、ことごとく切れてしまっているようです。辛うじて片側のバランサーだけが機能していて、建具の落下だけは防げているというものもありますが、両サイド共切れてしまい上窓建具が下へ落ちたというものもあったようです。その際、落下によってペアガラスが割れるということは避けられたようですが、ガラスを周囲で固定している樹脂製のガラス押え(押縁)の一部が割れてしまったり欠損してしまったりしたものがあるようです。この押縁は、ガラスと木製建具との間の隙間を塞ぎ、雨水が建具の枠の木を腐らせないようにする機能も果たしますから、欠損したりすると木の腐食やペアガラスの内部結露を発生させるリスクも生じます。新築したのが1985年ということなので、40年の間メンテナンスもなしで使い続けてきたというのは驚きでもありますが、これは異常事態と言っても過言ではありません。これからメーカーと相談して修理計画を立てたいと思いますが、早急にこれらを復旧させないと、そのうち全ての上窓建具が突然落下してガラスが割れるという状況にもなりかねませんから、注意が必要です。これをお金がないからと先延ばしにしたり、部分的に修理したりという余裕はないかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.12
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宮城県のお客様からご依頼を頂いた輸入サッシの網戸を製作しています。輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)社製のダブルハングサッシ。マーヴィンは既に日本での事業から撤退していますので、メーカーに依頼しても作ってはくれません。ですから、お客様から網戸の寸法や部材の詳細をお知らせ頂いて、それとピッタリ同じになるように私たちが一から作り直すという仕事です。ただ、マーヴィンの網戸は、部材が結構特殊で厄介なんですよね。網戸のコーナー材は、斜め45度にカットされたフレームにしか差し込むことが出来ない構造なんですが、コーナー材の一部が露出して、その両サイドにフレームが来るという形になっています。ですから、コーナー材の一部も網戸寸法に組み入れて考えなければなりませんが、差し込み具合によって微妙に全体の長さが変わってきてしまいます。つまり45度丁度にカット出来ればいいのですが、切る角度が数度変わってしまうと、差し込み具合も変化してしまうということです。電動の切断機も考えたのですが、回転が早すぎてフレームのアルミが焼けてしまったり、金属バリが酷く残ってしまったりして、切り口があまりきれいではありません。その為、特殊なゲージを使って手作業で切断作業をせざるを得ない状況ですから、時間や労力が何倍も必要です。お客様にはお待たせして申し訳ありませんが、ちゃんとした網戸を作りたいと考えておりますので、今暫くお時間を頂きたいと思います。多分、こんなことをやれるのはうちくらいだろうなぁ~。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.09
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大阪府のお客様から輸入の掃出しサッシの鍵が固くて、ロックレバーも半分くらいしか下がらないとの相談を頂きました。輸入サッシは、ローウェン(Loewen)製スライディング・パティオドア。写真はそのロックケース(ロック金物)ですが、こちらの方もロックラッチの出入りがよくない状況のようです。こういう場合、調子が悪いロックケースだけを交換しても、ロックレバーが十分に下げられないという問題は解決しません。また、ロックケースが不具合を起こすようになった原因も残ったままです。こうしたトラブルの原因は、重い掃出しサッシのドアを長い間開け閉めしているうちに、ドア自体が重みによって下がってきてしまっていることと、ドアが左右のどちらかに傾いていることが考えられます。また、ロックケースのロックラッチ(鍵爪)の出が狂ってきて、フックがロック受けにうまく引っ掛からなくなってきていることも考えられます。こうした複数の問題は全て連動していますから、その何れか1つを直したとしてもうまく作動するようにはなりません。まずは全体のドアの状況を確認して、どの辺りに一番の弱点があるかを見定めて、そこを中心に調整しながらそれぞれの箇所もバランスよくメンテナンスしていくことで、鍵が楽に掛かるようになり、ドアの開閉もスムースに出来るようになるのです。ただ、素人が闇雲に触ってしまうと、どこをどれだけ調整したかが分からなくなってしまい、調整どころか元の状態にも戻せなくなりますから、最初は専門家の指導を受けることをお勧めします。尚、ドアの戸車が変形して不具合を起こすケースもありますが、それは相当重症のケースで、30年以上戸車にストレスが掛かった状況に限ります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.08
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月末くらいに豊橋市のお客様の輸入住宅にお邪魔して、ベイウィンドウの全ての建具(障子)を交換してきます。輸入サッシは、ペラウィンドウ(Pella)社製のアルミクラッド木製サッシ。昔輸入住宅ブームの際に流行ったベイウィンドウとは、台形の形で張り出した出窓のことを言います。両サイドに横開き窓のケースメントサッシが付いていて、中央には大きなペアガラスのハメ殺し(FIX)窓が入った三面鏡のようなデザインをしています。(たまに両サイドがケースメントではなく、上げ下げ窓の場合もあります)それを全て交換することになった原因は、ガラスの周囲から雨水が建具内に浸入して、建具下枠の木部を腐らせてしまったことです。ただ、それだけでなく、ベイウィンドウそのもののカウンター材なども黒ずんできているようで、これらは一度建具を外して見てみないと修復については何とも判断出来ません。今回、交換用の新しい建具をメーカーに作ってもらいましたので、取付け前に屋外側のガラスの防水処理を行い、室内側の木部もカナダのパラペイントで防水塗装を実施しております。輸入住宅を新築した工務店や住宅メーカーは、室内側の木部を防水性のないニスで塗るだけで、屋外側は何も追加の防水対策を行わないのが普通でした。その為、30年前の輸入住宅ブームに新築したおうちの殆どは、雨漏れに拠る木枠の腐食やペアガラスの曇りに悩まされているというのが現状です。特に、ベイウィンドウやボウウィンドウのように外壁よりも外側に張り出しているようなサッシは、雨水が大量に当たりますから、こうしたトラブルが発生するリスクが高くなります。これから秋の台風シーズンに入りますから、今からでも雨漏れ対策を実施されることをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.05
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会社の近くのお客様から今まで使ってきた輸入の洗濯機が壊れたので、国産のものに取り換えたとの連絡を頂きました。輸入の洗濯機は、北米のフリッジデール(Frigidaire)社製。私たちがお客様のおうちを新築させて頂いた時に、家の資材と一緒に輸入したものでした。ですから、20年近く壊れずに使って頂いていたことになりますね。今回その洗濯機が破損したということで、輸入に掛かる時間や費用を考えて国産のドラム式に交換されたのだと思います。ただ、輸入のものだと洗濯機への給水管の接続がインチの配管にしなければならず、それを今回国産のミリ配管に変えるという工事を行わなければ国産の洗濯機は使えません。お客様は既に国産の洗濯機を購入されたようで、取り敢えず洗面の給水配管から水道を分岐させて、それを洗濯機の方まで持ってきている状況のようです。でも、このまま使い続けるには少し不細工ですから、元のインチ配管をサイズ変換させて、繋ぎ直すということをやる予定です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.03
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名古屋市のお客様からビルトインガレージの輸入オーバースライダーのバネが切れたとの問い合わせを頂きました。写真がその状況ですが、ドアの上にあるトーションスプリングと呼ばれる大きなバネが途中で破断しているのが分かります。巻き上げていたバネが戻った際に、ドアにバネの力を伝えていたドラムワイヤーがドラムから外れてしまいました。トーションスプリングがドラムワイヤーを通じてこの重いガレージドアを持ち上げていた為、当然ドアは電動オープナーだけの力では持ち上がりません。勿論、ファイバーグラスで出来た軽いドアでしたら、非力なオープナーの力だけで何とか持ち上がるということはありますが、それを繰り返していると、そのうちオープナーも無理な動作で破損します。お客様曰く、このガレージは車を入れる為に使っておらず、ものを置くスペースだけだからこの状況でも然程困らないとのことでした。ですから、費用的な問題で今回修理することはしないというご判断をされたようですが、家というものはきっちり正常な状態で維持されてこそ長く愛着を持って暮らしていけると思っています。お客様のおうちを見ると、ちゃんと掃除や手入れをしている家とサッシに砂やゴミが溜まり床にものが散乱している家とでは家の傷み方が全然違います。当然、壊れたまま放置されたものがある家は、あちらこちらが壊れてきます。自分たちでも掃除をしつつ、少しずつお金を掛けて一つひとつ直していくのであれば、費用の負担も比較的少なくて済みますが、いくつも直す必要があるおうちは、その費用も大きくなってそのうち直せなくなっていきます。さて、皆さんのおうちはどちらの感じでしょうか?もし後者であれば、今からでも考え方を正しい方向に持っていくことをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.02
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静岡県のお客様から5連のボウウィンドウの窓の木が腐ったとのご相談を頂きました。輸入サッシは、ハード(Hurd)社製のアルミクラッド木製サッシ。横に開く竪辷り窓で、ケースメントと呼ばれる窓の建具(障子)の下枠の木が雨漏れで腐ってしまったようです。写真が窓を開けた様子ですが、ケースメントサッシのオペレーターアームが走るガイドレールが完全に下枠から外れています。腐った黒い木くずも至る所に散乱していて、手も付けられない状態なのかも知れません。交換用の建具自体はメーカーに新しいものを作ってもらえると思いますが、建具に付いている脱着式の木製格子は既に製造中止となっていますし、新しい建具の形状が古い既存のものと若干違っていると思いますから、既存の格子を流用することは難しいと思います。そうなると、新しい建具は格子なしのものを調達してその状態で使用するか、ペアガラスに白い格子を内蔵させて作ってもらうかの二択になりますが、お客様はボウウィンドウの他のサッシとデザインを合わせる為に、内蔵型の格子の建具を希望されました。ただ、建具だけでなく、開閉金物のオペレーターやブラケット、ガイドレールやウィンドウヒンジといったものが錆びて使えないなんてこともあるかも知れません。念の為、そういった部材も一緒に調達しておいた方がいいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.30
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神奈川県のお客様からご依頼を頂いておりました輸入サッシのロックレバーが入荷しました。輸入サッシは、古いミルガード(Milgard)社製のアルミサッシ。ミルガードと言えば、現在樹脂サッシの方がメジャーですが、以前はペアガラスのアルミサッシが主流でした。その当時使われていたロックレバーが写真のものですが、非常に古いサッシに使用されていたものなので、なかなか入手が難しいものでした。このロックレバーは、オーニングサッシと呼ばれる下側が外へ開いていく窓と横側が外に開いていくケースメントサッシの両方に使われていました。写真のように、このロックレバーは開き勝手が左右あって、それぞれご指定頂いた開き勝手のものを手に入れました。その数は、左右合わせて14本。新築から相当年月が経って、家中の窓の殆どがダメになったのではないかと思います。また、このロックレバーで一緒に調達して欲しいと相談を頂くのが、取付け用の短いビスです。ご覧のように非常に短いものの為、緩むとすぐに外れてどこかへ行ってしまう可能性が高いビスのようで、なくしたから一緒に欲しいと言われます。これもインチで作られた特殊なビスな為、国内で見付けることが非常に難しいようですから、私たちホームメイドは、ご希望あればレバーと一緒に手配をするようにしております。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.29
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宮城県のお客様からのご依頼で、輸入サッシの網戸を一から作り直しています。輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製のケースメントサッシ。それも、幅70cm x 高さ1.2m程度の大きなものを4枚作るというものです。マーヴィンの網戸部品は特殊な為、同じものを入手するのは困難ですが、ほぼ同じ寸法のものを流用して製作することは可能です。ただ、マーヴィンの網戸はコーナー材が特殊な為、網戸用のアルミフレームを斜め45度にカットしないと取付けが出来ないばかりか、コーナー部分が少し飛び出していて、そういう部分も再現しないといけません。そういう形状をしたコーナー材はあるのですが、網戸全体の寸法取りをするのが結構面倒なんですよね。写真は、アメリカから入荷した網戸用のアルミフレームですが、長いものは2.4mもあります。これを金属用のカッターで切って、長さを整えた上で組み上げます。組み上げる前に、フレームの白い塗装が僅かに剥げた部分を塗装し直して、網戸を固定する為のスクリーンピンを装着する穴も明けないといけません。これも位置が予め指定されていますから、穴を明け間違えたら大変です。輸入の網戸なんて簡単に安く出来るとお考えの方も多いかも知れませんが、一からオーダーで作るとなると、下手をすればサッシを購入するくらいの費用が掛かるかも知れませんよ。まあ、お金を心配するより、オーダーメイドで作ってくれる専門家を探す方が大変だと思いますけどね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.28
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名古屋市の輸入住宅にお邪魔して、サッシやドアの様々なメンテナンスをしてきました。輸入サッシはメーカー不明ですが、形状からするとクレストライン(Crestline)社製のアルミクラッド木製サッシではないかと推察されます。写真は、バランサーのバネが外れて窓の開閉が出来なくなったダブルハングの側枠(サイドジャム)です。樹脂で出来た部分の溝の中にバランサーのバネが入っていて、その力で重い建具(障子)を開閉させるのですが、両サイドのバネのうち片方が外れてしまい、うまく窓を開けることが出来ません。そこで、このサイドジャムを外してバネを正しい位置に装着し直したのですが、防水の為にサイドジャムと下枠との間にあったガスケットと呼ばれるウレタン材がボロボロになっていました。ガスケットは、サイドジャムの上端と下端にそれぞれ取り付けられ、サイドジャムと上枠との隙間及びサイドジャムと下枠との隙間から雨水が中に入らないようにする役目を果たしています。これがないと、樹脂製のサイドジャムの下地である木製のサッシ枠の方まで水が浸入してしまい、サッシ枠そのものを腐らせてしまう危険があります。普通の職人さんは、ガスケットが劣化していても材料を持ち合わせていませんから、そのままにしておくか、逆に古いガスケットを取り払ってしまいます。私たち ホームメイドは、交換用の輸入ガスケットも万一の為に準備していますから、サイドジャムの脱着の際は新しいものに交換するようにしています。こうした気遣いは見積に反映していない作業ですが、アルミクラッドの輸入サッシを防水する為には必修の工事です。(尚、アンダーセンのダブルハングは、こうしたガスケットを用いないようになっていますので、例外となります)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.27
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大分県のお客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のハンドルの入手が出来ないかとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ヴァイスロイ(Viceroy)社製の樹脂サッシ。既にカナダの製造メーカーはなくなってしまい、国内で部材を取り扱いする輸入資材の会社もありません。写真がそのドアハンドルの屋外側ですが、真っ白だったものが紫外線にやられて黄色く黄ばんで劣化が進んでいるようです。このハンドルは室内側から長いビスで取り付けられているのですが、恐らくハンドルのビス穴部分のプラスチックが割れて、ビスが外れてしまったのではないかと思います。ですから、主な原因はハンドルそのものの劣化だろうと推測出来るのですが、それ以外にも原因があったのではないかとも考えています。それは、取付けビスが緩んでハンドルがグラグラした状況で、使用を続けていたのではないかというものです。毎日開閉するドアですから、長い間使い続けるとハンドルに負荷が掛かり取付けビスが徐々に外れてくるということはよくあることです。ただ、このハンドルの取付けビスは、室内側からフタをされていて見えなくなっているのです。勿論フタを取ればビスが見えるのですが、プラスチックのフタは結構きつく取り付けられていて、フタそのものを壊さないと外れないようになっています。ですから、取付けビスが緩んできていても、フタを外すことを躊躇してそのまま使い続けてしまうということが考えられます。ビスが緩んでハンドルがグラグラした状態では、どうしてもビスの取付け部分やハンドル自体がガタガタしてしまい、何れかが割れてしまうリスクが生じるかも知れません。ドアの建て起こしや開閉の調整やロック部分の調整も定期的に必要ですが、取付けビスの締め直しといった簡単なメンテナンスも侮ってはいけません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.26
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大阪府のお客様からスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のハンドルに不具合があるので、交換したいとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ローウェン(Loewen)社製のアルミクラッド木製サッシ。緑色の焼き付け塗装がされた高級感のある掃出しサッシですが、屋外側のハンドルのビスがなくなって、穴が明いた状態になっています。通常、屋外側のハンドルは、侵入者が外せないようにメクラビスで固定されています。つまり、室内側からプラスドライバーでビスを外さないと、外側からはハンドルが外せないという形です。写真でも、ハンドルの下の方のビスはそのような形状をしているのが分かりますね。今回、上側のメクラビスの頭が飛んでしまい、室内側のビスが固定出来ない状況になっています。こういう場合、メクラビスだけを調達すれば直ると思われるかも知れませんが、こうしたビスはハンドルとセットで売られていて、ビスだけ単体で買うことは出来ません。また、この外ハンドルはデザインが同じものは販売されておらず、互換性のある違うデザインのハンドルしか手に入りません。室内側のハンドルは同じ形状のもので、外側だけ少しデザインが変わったものになりますが、ちゃんと交換出来れば、変わらぬ防犯性や使い勝手を確保出来るので、ご了解を頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.25
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東京都のお客様から、ドアノブ(ドアレバー)が壊れたので、交換したいとの問い合わせを頂きました。輸入のドアレバーは、クイックセット(Kwikset)のコモンウェルス。90年代はツーレーンというシリーズのドアレバーが主流でしたが、90年代後半からはこのコモンウェルスが採用されていました。ただ、このコモンウェルスも数年前に製造が中止されていて、アメリカを含めて国内でも入手することが出来なくなっています。今回相談頂いたこのドアレバーは、付属のドアラッチがドライブインラッチと呼ばれる古いタイプのラッチだった為、一般で販売されている製品のフェースプレート付きのラッチではこのドアには取付けが出来ない状況です。そこで、お客様は私共にドライブインラッチ付きのドアレバーを調達出来ないかということで連絡を頂いたようです。コモンウェルスのデザインでは調達は難しいですが、現行のクイックセットの製品でもエレガントな金色のドアレバーはありますから、そういったものをご提案しようと考えております。勿論、ドアラッチは、ドライブインラッチです。ドアレバー(ドアノブ)も消耗品ですから、この機会に家中のドアレバーを新しいデザインのものに交換して、統一感と新鮮味のあるおうちにしてみては如何でしょうか。アメリカのドアノブは、取付け穴の大きさや取付け位置が統一されていますから、30年経ってもドアを交換することなく、ドアノブのみの交換でメンテナンスが可能です。だから、欧米の家は100年経っても住み続けられるんですよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.23
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東京のお客様から、輸入のオーニングサッシ(窓の下側が外に開いていく窓)の開閉金物を調達して欲しいとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)社製のアルミクラッド木製サッシ。写真からすると、幅も広く非常に大きな窓であることが推察されます。ですから、開閉金物のアーム・オペレーターも大型のものが使われている感じがします。マーヴィンは国内市場から撤退してしまいましたから、窓メーカーから直接交換部材を調達することは出来ませんが、汎用部材なので海外の部品メーカーから購入することは可能です。お客様は私共から入手した交換部材を、東京の業者さんにお願いして取付けてもらうとおっしゃっていますが、部材の取り寄せも出来ないような業者さんが結構大変なオペレーターの交換作業を行えるのでしょうか?ものはお客様支給で、リスクばかりの交換作業だけを安い金額で請け負ってくれるお人好しの業者さんて、ほんといるのでしょうか?また、破損したということは、それなりに何らかの原因があるということですから、そうした原因を突き止めて調整してやる必要もあります。そういうことは専門家でしか出来ないようにも思いますし、オペレーターの交換をするにはサッシの繊細な木枠を外さないといけないので、壊さないように木枠を脱着させる技術や経験があるのかどうか分かりません。ましてや、写真からすると2階に設置された窓のようですから、外から誰かが作業をサポートするということが出来ない状況のようです。お客様が考えている以上に部材の交換が大変なオーニングサッシであることを理解してから、知識や経験のある専門家にお任せすることをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.22
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こちらの上げ下げ窓の不具合も、大分県のお客様からの相談です。輸入サッシは、インシュレート(Insulate)社製のシングルハング。窓は閉まった状態ですが、下窓の脇に納まっているはずのバランサーが、建具の上に飛び出してきています。こうしたトラブルは、バランサーのバネや吊りヒモが劣化して外れてしまった場合に起こります。また、こうなってしまうと、バランサーの力を利用して重い建具を開けるということが出来ませんから、窓の開け閉めが出来なくなります。バランサーは15年程度で定期的に交換すべき消耗品ですが、多くの人は壊れるまで全くその存在すら知りません。窓が開けられなくなって、バランサーがこのように露出して初めて事の重大さに気付くのですが、新築した住宅メーカーもどうやって直すのか皆目見当が付かないばかりか、会社自体なくなっていて相談先すら見付けられないというお客様が殆どです。適切な交換部材を調達するにはバランサーの仕様や周辺部品の状態を確認する必要がありますが、調査・確認を行った上で適切に修理・交換を行えば、何事もなかったかのように元通りに窓を開けられるようになります。どうやったら安く修理出来るかを考えるのではなく、如何に完璧に直せる専門家を見付けられるかに重点を置くべきかも知れません。私たちだって、いつまでこのサービスを続けられるのか、先のことは分かりませんからね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.21
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大分県のお客様から窓やドアについて複数の不具合をご相談頂きました。いくつかありますので、今回は壁の中にドアを引き込むポケットドアのトラブルをご覧頂きます。写真はそのポケットドアですが、ドア上にあるドア枠との隙間が左右で違っているのが分かりますでしょうか。右手が壁の中に引き込まれる方で、左手側が側枠にドアが当たる方です。これだけドアが下がって傾いていると、ドアの左手側の下端が床に擦ってドアの開閉が相当しづらくなっているものと思います。また、ドアが傾いていることで、ドア枠にドアがピッタリ当たらず、やはりドアの戸当たり部分に斜めに隙間が空いているものと思います。この原因は、ドアを上で吊っているレール金物が緩んでいることが考えられます。ただ、写真でお分かりの通り、上枠内の金物は隙間から僅かに見えるだけで、どうなっているか素人では分からないと思います。勿論、どうやってそれを直すのか、お客様は皆目見当が付かないはずです。(知識がない人が適当に作業すると、修理が出来ないばかりか、破損させたりドアがレールから脱落したりしますので注意して下さい)修理や調整をすれば、ポケットドアは元通り楽に使えるようになりますが、メンテナンスには相応の知識や特殊工具が必要ですから、専門家に依頼して直してもらうことが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.20
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兵庫県のお客様から輸入上げ下げ窓のペアガラスの中がボロボロになってきたとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ミルガード(Milgard)の樹脂製シングルハングサッシ。写真をご覧頂くと分かりますが、ガラスとガラスの間にあるスペーサーと呼ばれる部分が無数にひび割れしていて、全体的に酷く錆びています。この原因は、外からの雨水がガラスの周囲から入り込み、建具(障子)内にそれが溜ってしまい、最終的にスペーサーを徐々に劣化させた為です。こういう場合、ペアガラスの2枚のガラスをそのまま再利用して、スペーサーだけを新しいものに交換して直せるとお考えの方がいらっしゃるかも知れません。でも、ペアガラス内は湿気が入らないようにしなければなりませんし、ガラス自体も曇ったり傷が付いたりしていますから、ガラスメーカーは修理出来たとしても保証することはありませんし、そもそも保証出来ないものをお金を取って修理することをしてくれません。(万一クレームが発生したら、その責任や費用を負担する方が大変です)ですから、不具合のあるペアガラスは、ペアガラスそのものを新しく交換する以外には直せないのです。ただ、輸入サッシのガラス押え(押縁)を外すには慎重な作業と道具が必要ですし、ペアガラスはインチ単位で作られている為、新たなガラスを製作してくれるメーカーも限られます。当然、ペアガラスを窓に入れる際は、雨水が将来入らないように対策をすることも必要ですから、私共のような交換が出来る専門家は少ない状況です。お客さまは私の提案を検討するということですが、既に検討の余地は残されていないかも知れません。早急に家中の窓の修理が必要な状況です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.19
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大阪府のお客様から、掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のハンドルが手に入らないかとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ヴァイスロイ(Viceroy)社製の樹脂サッシ。写真が壊れたハンドルですが、通常よく壊れたとご相談のある室内側ではなく屋外側のハンドルが割れて、使えなくなっています。ロックレバーも大丈夫なようですから珍しいトラブルですが、結構丈夫な樹脂で出来たハンドルが、このように黄色くなって割れてしまうというのは、やはり長年太陽の光と熱に曝されて、紫外線で樹脂が劣化したのが原因ではないかと思います。ヴァイスロイ自体は既に会社がありませんが、交換部材はいくつか部品メーカーから調達することは可能です。今回は室内側にトラブルがないということですから、鍵の問題やドアの建て起こしや開閉の問題を調整する必要はないかも知れません。であれば、単純にハンドルのみを交換して、修理完了となると思います。30年近く経ったものかも知れませんが、輸入サッシなら交換部材はまだまだ入手可能です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.17
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大阪府のお客様の輸入住宅に取り付ける交換用の建具の防水作業を行っています。輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン・ダブルハング。建具の周囲の木枠が細身で繊細な為、ナローラインと呼ばれているようです。20年以上経つ既存の建具の木枠が、雨漏りで腐ってきた為、建具を新しいものに交換することとなりました。写真は、メーカーから送られてきた新しい建具の屋外側です。通常の輸入住宅メーカーだと、室内側の木部をニスのような防水性のないもので塗装するだけで窓枠に建具を装着してしまいますが、私たちは木部を屋外用の防水塗料 パラペイントのティンバーケアで念入りに塗装した後、建具の外部もガラスの周囲や僅かに隙間が空いているような箇所に防水材を施工します。北米で作られたサッシは、作りが雑なところもあって、雨が入りそうな場所がいくつか見受けられます。そういう箇所を窓に装着する前に見つけ出し、予め防水対策をしておくのが私たち ホームメイドです。せっかく建具を新しくしても、10年後にまた建具が腐ってしまっては、お客様が可哀そうです。勿論、10年もすれば施工した会社も責任や保証はないのが普通ですから、全てお客様の負担でまた交換せざるを得ません。そんなことが極力ないようにする為にこうした作業を行うのですが、値段ばかり気にするお客様は、私たちの仕事で判断せずに金額で判断するかも知れません。安物買いの銭失いとならぬように、気を付けて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.15
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大阪府のお客様のおうちに持って行く窓の飾り格子を白く塗装しました。輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製ナローライン・シリーズのダブルハングサッシ。木部が腐った窓の建具を交換する際、装着されていた樹脂製の飾り格子を取り外して、窓に装着する新しい建具に付け替えるのですが、古いプラスチックですから、取り外す際に格子の取付け部分が欠けてしまうことがよくあります。そこで、古い格子が壊れた際の予備として、新しいタイプの飾り格子を用意します。古いものは白い樹脂で出来ていますが、新しいものは無塗装の木製格子ですから、他の古いサッシと合わせる為に白く塗装をする必要があります。そこで、今回取付け前に塗装を行った様子が、こちらです。白く塗ってしまうと、木製なのか樹脂製なのか、写真では分かりませんが、新しい格子は取付け部分の先に丸いナイロン製のキャップ(ストッパー)が付いていて、それがバネで引っ込んだり格子から飛び出したりするようになっています。古い樹脂製の格子は先が尖った形状になっていましたから、外す際に尖った細い部分が欠けてしまうリスクがあるのですが、新しいものは先を動かせば脱着が比較的簡単ですから破損する恐れはあまりありません。飾り格子の端が欠けて外れそうになっているお客様も多いと思いますが、是非ご相談頂いて新しい仕様の格子に取り替えては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.14
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名古屋市のお客様から引き違いサッシ又は上げ下げ窓用と思われるクレセント・ロックの入手が出来ないかとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、アルパイン(Alpine)社製の樹脂サッシ。お客様からこちらの写真を頂きましたが、ロックレバーやそれと連動する回転フックが完全に欠損しています。ロックの受け金物については、回転フックによる傷はあるものの使えないレベルまでにはなっていない感じがします。ただ、こうした傷や本体の欠損は、窓の建て起こしの問題によって鍵が掛からない状況にも係わらず無理にロックし続けたことが原因です。幸いこのクレセント・ロックは、海外の部品メーカーから調達することは出来ますが、単純にこれを交換したからと言って原因を解決した訳ではありませんから、また破損することは目に見えています。新しいものに交換するのと同時に、鍵が軽く掛かるようにするためにはどのようにサッシの建具を調整すべきか、ちゃんと考えることが大切です。でなければ、新しいものに交換しても、完璧に修理することは難しいのではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.13
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輸入の古いアルミサッシの鍵部品を交換したいというご相談を頂きました。窓は、ミルガード(Milgard)のオーニングサッシ(下側が外に開いていく窓)。写真のように、ロックレバーが2つ付いているタイプですが、現在ミルガードは樹脂サッシのみを製造していて、アルミサッシの製造はありません。こういう場合、交換用の修理部品は手に入らないのかと思われがちですが、私たちは部品メーカーから超アッツすることが可能です。ただ、このロックレバーは、形状が似ていても実際には大きさが違うものがいくつか存在しますから、注文の際は注意が必要です。本体は鋳物で出来ていますから、相当無理に鍵を掛けない限り破損することはありませんが、ロックのストッパー部分が樹脂で出来ていますから、この部分が長く使っていると割れたり千切れたりしてきます。その寿命はおおよそ15~20年。それくらいになったら、消耗部品として交換すべきなんですが、家の部材は一生壊れないという誤った考えを持ったお客様もいらっしゃいます。ですから、まだ使えると思い、その後修理のタイミングを逃してしまって、最終的には施工した住宅メーカーもメンテナンス不可とさじを投げてきます。そうならない為にも、交換可能な時はすぐに交換することが大切ですし、そういったメンテナンスをしてくれる専門業者を見付けておくことも重要です。今回は、ロックレバー以外にも取付け用の短いビスも欲しいというご依頼を頂きました。ビスなんて大したことはないと考えるかも知れませんが、インチで作られた特殊な長さのビスですから、日本で手に入れることはほぼ不可能です。それを無理矢理センチ単位のビスで代替しようものなら、取付け穴が広がってしまったり、ビスが思うように入らず飛び出したりしてロック出来ないなんてことになるかも知れません。特殊な輸入部品だけでなく輸入の取付けビスまでも、私たちは調べて手に入れることを行います。それは、輸入住宅について日頃から研究・調査を怠らないから出来ること。施工についても、他の業者さんが出来ないことでも、きれいにそして通常以上の施工精度で行うことを常に心掛けています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.11
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先日から引き続き、曇ったペアガラスの交換を行っている愛知県の輸入住宅。全部で大小6枚のガラス交換をしなければならなかったのですが、昨日残っていた4枚を無事に交換出来ました。サッシは、ミルガード(Milgard)の輸入樹脂サッシ。写真は、2連になった上げ下げ窓のシングルハングサッシですが、片方は上窓、もう片方は下窓建具のペアガラスに内部結露が発生していました。ガラスの周囲のスペーサーにはたくさんのクラック(割れ)が入っており、そこから雨水や湿気がペアガラスの中に浸入してきたのが原因です。今回も新しいペアガラスは遮熱型のLOW-E断熱ガラスを採用していますから、屋外からの熱をシャットアウトするだけでなく、太陽光の紫外線もカットします。普通の国産サッシであれば、建具枠にガラスを入れるだけだと思いますが、輸入サッシのペアガラスは建具枠に専用の輸入防水テープで固定しなければなりません。でなければ、建具の周囲からまた雨水が入ってしまい、せっかくのペアガラスが将来曇ってしまうリスクが発生します。勿論、防水テープの張り方も雨が入らないようなやり方(手順)がありますので、張る順番を気にせず適当に作業をすることは問題です。また、防水テープも経年劣化を起しますから、テープを保護しながらガラスを更に防水する為にガラスの周囲を防水処理しなければなりません。そして、最後にガラス押え(押縁)を枠に装着するのですが、これも慎重に作業をしないとせっかくのガラスを割ってしまったり、押縁自体を折ってしまったりしますので、修理のハードルは結構高いかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.10
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昨日、マーヴィン(Marvin)製インテグリティ(Integrity)のダブルハング用バランサー等が入荷してきました。全部で40本を超える数ですが、これら全てを1軒のおうちで使用します。マーヴィンが日本から撤退してしまってから随分時間が経ちましたが、インテグリティを含めてサッシ用部品はほぼ手に入らないといった状況です。調達ルートがある私たち ホームメイドでは、多少時間が掛かっていますがこのようにたくさんの部材を手に入れることが可能です。ここのおうちの窓はダブルハングサッシが殆どで、窓が10ヶ所以上ある状況ですから、こうなるのも不思議ではありません。ただ、複数のものをこれだけ大量にオーダーすると、アメリカの部材メーカーの方は出荷担当がよく間違えを起こします。今回もその御多分には漏れず、いくつかの部材で数量や仕様の異なるものが送られてきました。よくあることですから然程問題にはしませんが、普通の日本の業者ならこれを見た瞬間パニックを起こしてどうしようということになるかも知れません。私たちはすぐに部材メーカーに英語のメールで連絡を入れて、入荷してきた部材の内訳や数量を知らせると共に、オーダーした内容との違いを詳しく案内して、足りないものの再手配をお願いしました。輸入住宅の修理部材を自前で調達するということは、こういうことが苦もなくやれなければなりませんので、仕事のハードルは高いかも知れません。また、商品に対する知識や経験がないと、入荷した部材が正しいものか、間違ったものかも分かりませんから、経験がない人が手を出すことはリスクしかないと思います。お客様には調達した部材に間違いがあった旨すぐに伝えて、もう少しお待ち頂くようにお願いしましたが、こうした案内をしておけば、状況も理解出来るし予定もある程度覚悟が出来るので、私たちに対する安心感も違うはずです。輸入住宅ブームの際におうちを建てたお客様は、メンテナンスをどうしたらいいのか心配していらっしゃる方も多いと思いますが、価格こそ上がったにせよ今の処調達出来るものは多いですから、修理したいというものは早めに相談して直しておかれることをお勧めします。だって、私たちだっていつまでこの仕事をやれるか分からないですし、部材だって調達出来なくなるものが多くなってくるかも知れませんから・・輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.08
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愛知県のお客様から、掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のガラスが割れたとのご相談を頂きました。写真をよく見ると、ガラスとガラスの間の金属スペーサーも錆びているようですから、ペアガラスは内部結露を起こしていたのかも知れません。(金属スペーサーの表面には、たくさんのひび割れもあります)サッシ・メーカーはよく分からないということですが、FIX(ハメ殺し)側の幅80cm x 高さ180cmという大きなペアガラスが装着されているようです。割れたのはペアガラスの外側のガラスだけですから、室内側のガラスによって雨風の侵入の恐れはありません。ただ、このままでは防犯の観点や断熱性能でも問題がありますので、早めに直すに越したことはありません。しかしながら、ペアガラスというものは、2枚あるガラスのうち1枚だけが割れてもペアガラスそのものを交換する必要があります。また、ペアガラスに飾り格子が内蔵されている場合、新しいペアガラスに入っている格子と既存のペアガラスに入っている格子で形状やサイズ、配置が異なるということで、ハメ殺しドアの方だけでなく可動側ドアの方も同じガラスメーカーのものに交換する必要があります。勿論、ペアガラスは全て強化ガラスが使われていますので、費用も重さも結構なものとなることは否めません。因みに、今回の強化ペアガラスは、恐らくドア1枚当たり60kg以上になるのではないかと考えております。掃出しサッシの2枚あるペアガラスの1枚の外側ガラスだけが割れたというトラブルですが、それをきれいに直すとなると大変な手間と知識が必要になるのです。また、単にガラスを交換するだけでなく、防水及び気密を保つ為の施工も追加で行いますから、将来の不具合も最小限となるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.07
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名古屋市のお客様から、スウェーデン製のサッシの取っ手が取れてしまうという相談を頂きました。窓メーカーは不明ですが、ハンドルには「SP」というロゴのような表記が見受けられます。この窓は下の方から開いていくオーニングと呼ばれるサッシですが、写真のハンドルの状態では鍵が解除されて窓を開けることが可能です。ただ、このハンドルが根元から抜けてしまうという状況だと、ハンドルを持って窓を閉めるという操作が出来ませんから、使い勝手が少々よくありません。それでも何とか工夫をして窓を閉めることが出来るようですので、その状態でハンドルを水平にすると両サイドからカンヌキ(デッドボルト)が飛び出して鍵が掛かる感じです。とは言え、やっぱり不用心ですから、ちゃんと直しておきたいのは人情です。現在、スウェーデンの部品メーカーに問い合わせをしていますが、こうしたハンドルはどの窓メーカーでも結構使われているみたいですから、仕様・寸法さえ合えば、調達出来るように思います。ただ、このハンドルを1本だけ輸入するとなると、商品代よりも輸入経費の方が高く付いてしまうと思いますので、その点は仕方ないですね。このハンドルは台座部分を含めて一体型の製品ですが、ハンドルを引っ張ったり押したりして長く使っていると、経年劣化してハンドルが抜けてしまうというトラブルは発生してしまうかも知れません。ハンドルを交換すれば、今後の窓の使用にも問題はありませんから、少し予備のハンドルも調達して将来の破損に備えることも大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.06
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