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2021年度34冊目 〇人間の問題に見えても、実は環境の問題であることが多い 〇相手の行動を変えるには、その人の環境を変えなければならない 〇セルフコントロールは消耗資源である 〇怠けているように見えても、実は疲れきっている場合が多い 〇抵抗しているように見えても、実は戸惑っている場合が多い 〇行動を変えるポイント 1.象使いに方向を教え 2.象にやる気を与え 3.道筋を定めること 〇ブライト・スポット(お手本となる成功例)を見つける 〇ミラクルクエスチョン:問題がなくなっていると思う最初の小さなサインは何ですか? 〇何がうまくいっているか?それを広めるにはどうすればよいか?を探るのに時間の8割をあてる 〇選択肢が増えると、それがどんなによい選択肢でも、私たちは凍りつき、最初の計画に戻ってしまう 〇大事な一歩の台本を書く:壮大な目標を日常的な行動のレベルに落としこむ。あいまいさは敵。変化を成功させるには、あいまいな目標を具体的な行動に置き換えることが必要 〇相手に行動を変えてもらうには、新しい行動をはっきりと説明する必要がある。新しい行動が明らかだと思いこんではいけない。行動目標が大切 〇人は変化を好まない。人は変化に抵抗する。人は自分のやり方にこだわる。人は頑固だ。明確な台本は、抵抗をも消し去る 〇目的地を指し示す:目的地の絵はがき 〇白黒の目標:オール・オア・ナッシングの目標 〇人は誰でも自己評価が下手:肯定的幻想 〇デュシェンヌ・スマイル:唇の両端がつり上がり、目元の筋肉にしわが寄っている状態 〇感情を芽生えさせる:同僚に希望、楽観主義、興奮を吹き込む 〇変化を細かくする:5分間だけ掃除する、少額の負債をひとつだけ返済する、小さな成功をさせる 〇ミラクルスケール:数値の範囲は1~10で、10が奇跡。ミラクルスケールを利用すれば、次にどこに向かうべきかを明確につかみ、次の小さな成功をはっきりと理解することができる 〇人を育てる:新たな冒険には必ず失敗の瞬間がある。象は失敗することが何より嫌いだ。自分や相手が失敗すれば、逃走本能が湧き上がる。象のやる気を保ち続けるには、道中での失敗を覚悟すること 〇脳は筋肉と同じ 〇プロジェクトの最初に迎える気分の山を信じてはいけない。なぜなら、次には困難、苦労、ストレスが待ち受けているからだ。私たちは苦労もするし、失敗もするし、落ち込みもするだろう。でも、次第に状況はよくなっていき、最後には成功するはずだ。つまずくことを失敗ではなく、学習ととらえてこそ、人はがんばりぬくことができる 〇新しいアイデンティティの向上心としなやかマインドセットの粘り強さを組み合わせれば、驚くべき偉業を実現できる 〇変化でもっとも難しいのは象を前進させつづけること。象使いに必要なのは方向性だが、象に必要なのはやる気。やる気は感情から生まれる。やる気は自信からも生まれる。象は自分が変化を乗り切れるという自信を持つ必要がある。 〇人は他者の行動のもとになる環境要因を無視する傾向がある 〇環境を変える:適切な行動を取りやすくし、不適切な行動を取りにくくする。道筋の解決策を探す 〇自分自身の行動を変えるときは、自分のセルフコントロールを課すよりも、環境を変えるほうが必ずうまくいく 〇ダイエットをする人は、食器類のサイズを制限する。小さな皿、ボウル、コップを使いなさい 〇環境を変える:ハッドンのマトリクス 〇習慣を生み出す:アクショントリガー:あらかじめ、行動する正確な時間と場所を宣言する 〇単純接触効果:何かに接触すれば接するほど、好きになっていくという現象 〇認知的不協和音:人間は、行動と思考が食い違うのを嫌う。小さな一歩を踏み出し、新たな行動を採り始めると、自分の行動を否定するのはどんどん難しくなっていく 〇変化に成功する人は、明確な方向性を持ち、十分なやる気を持ち、それを支える環境がある スイッチ! 「変われない」を変える方法 (ハヤカワ文庫NF) [ チップ・ハース ]
2021年03月21日
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今日の読書は 決定力! 正しく選択するための4つのステップ ハヤカワ・ノンフィクション文庫 / チップ・ハース & ダン・ハース 【文庫】 ❤ベンジャミン・フランクリンの方法:紙の真ん中に線を引いて二つの列を作り、一方に利点、一方に欠点を書き出していく。それから、3~4日かけて、両方の列に思い着いた項目を書き加えていく。こうしてすべてを一目で見られるよう書き出したら、それぞれの重みを評価する。同じくらい重要だと思うものが両側の列にひとつずつあったら、その二つを消す。ひとつの利点と二つの欠点が同じだと思えば、その三つを消す。二つの欠点と三つの利点が同等だと判断すれば、その五つを消す。これを続けていけば、最後にはもうそれ以上進まない状態になる。あと一日、二日、じっくりと考えても、重大な利点も欠点も思いつかなければ、リストに従って決断を下す ❤意思決定には4つのわながある 1.視野の狭窄 2確証バイアス 3.一時的な感情 4.自信過剰 ❤視野の狭窄を避ける ・機会費用を与える:別の物が買える ・今ある製品がなくなったらどうするか? ・意思決定のアドバイザーになり、外側からみる ❤AかBかではなくAもBもで考える ❤もっと選択肢が必要なのに、行き詰まったと感じたときには、自分と同じ問題を解決した人を見つける ❤逆を考える。確証バイアスを和らげるにも、反対意見が必要。この選択肢が最善であるための条件を考える。反証的な質問をする。問題点は何か? ❤外部の視点:自分と同じ状況では一般的にどんなことが起きているかを知る ❤ウーチングする 1.情報収集を念入りに行い、反証的な質問をし、逆を考えること。 2.正しい種類の情報を探すこと。具体的には、ズームアウトして他者の経験からはじき出された基準率を明らかにし、ズームインして現実のより繊細なイメージをつかむこと。 3.現実性を確かめる究極の方法、ウーチングを行うこと。全力投球の前に選択肢を試してみるべき。 ❤一時的な感情を乗り越える 時間軸の切り替え(10-10-10)や視点の切り替え(親友に何とアドバイスするか) ❤核となる優先事項を貫く ❤未来を幅で考える。事前検屍が必要。問題を予期する。 ❤アラームをセットする。3ヶ月以内にお客さんが現れなかったら、第2の案を真剣に話し合う ❤プロセスを信じる
2020年05月14日
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