小市民の一日

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2006年07月22日
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カテゴリ: 雑感



1:傍論で靖国参拝を違憲とした福岡地裁における原告側代理人 弁護士 津留雅昭氏の発言
  「A級戦犯合祀に不快感を持つなら、もっと早く天皇自身が靖国神社を解体するよう言えばよかった」
  出典 西日本新聞 7月21日付朝刊
  (http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060721/20060721_003.shtml)

※信じられませんねぇ・・・こんな程度のオツムで司法試験に受かれるんですから。受からぬ自分が情けなくなってきます。
  靖国神社は仮にも一宗教法人。対して天皇は国家機関なわけです。

  もろに20条1項の信教の自由のうち,宗教的結社の自由を侵害する行為だと思われますが。
  いったいどういった法理的根拠により,かかる暴論を正当化されるのでしょうか。是非ご講義賜りたいものです。

  結局,彼らにとって憲法は政治的主張を通すための一つのツールに過ぎないという明白な事実がここでも見て取れます。


2:靖国神社に参拝した90歳のおじいさん
 「喜んでいる英霊ばかりではない。英霊が総理に望むのは、戦争を二度と起こさないために近隣諸国と友好を保つことではないか」
  出典 アサヒドットコム 7月20日 22時53分
  (http://www.asahi.com/national/update/0720/TKY200607200581.html)

※あちらの人の声が聞こえておられるようです。ご自身もひょっとして半分あちらのお方でしょうか。


3:共産党 志位委員長  

  出典 アサヒドットコム 7月20日 19時58分

※早速,予想通りの反応を賜りました。
 昨日のエントリーに示したように,まったく揺るいでおりません。残念でした。


4:コロンビア大学教授 ジェラルド=カーティス氏
  「靖国神社参拝問題が、外国にいわれて問題になったのではなく、もともと日本国内の政治問題であることが明らかになった。」

 出典 アサヒドットコム 7月20日 15時18分
 (http://www.asahi.com/politics/update/0720/007.html)

※アメリカ人って論理に強いと思ってたんですが,こういう弱い方もいるんですね。
 まず,このメモでもってどうして靖国神社問題が日本国内の政治問題であることが明らかになったのか,まったく意味不明。(ちなみに靖国問題が「日本国内の政治問題」なら,外国が口を出すのはまさに内政干渉なわけで。外国の方は余計なお世話を焼かないでいただきたい。)
 次に,天皇が行かないなら,総理も行かないべきっていう論理の展開も意味不明。天皇が行かないという命題と総理大臣が行かないという命題の間には包摂関係もなければ上下関係もない。どうやったら矛盾が生じるんでしょうか。支離滅裂といわれても仕方がないですね。感情論だけが先行しているという感じです。
 次回はもうちょっとつめた発言をお願いします。


5:民主党国体委員長 渡部恒三氏
 「Q.小泉首相の(参拝の)意思は変わらないということでしょうか?)
 「(小泉首相の)この言葉は思い上がっていると思います」
 出典 TBSニュース
 (http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3340749.html)

※何が思い上がりなのかよくわかりませんが,仮に「天皇陛下のお言葉なのに従わないのか!不敬だ!」というなら,先帝陛下のお言葉を自らの政治活動に利用するあなたこそ不敬だ。


6:民主党幹事長 鳩山由紀夫氏
 「昭和天皇のこの思いを尊重して、この事実を重視するよう小泉首相に期待」
 出典 CRIオンライン 7月21日
 (http://jp.chinabroadcast.cn/151/2006/07/21/1@68855.htm)

※天皇の政治利用をされておられる方々がいっぱいですね。






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最終更新日  2006年07月22日 16時21分36秒
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