PR

×

プロフィール

楽天VIDEO

楽天VIDEO

サイド自由欄

当ブログのキャラクターを描いていただいた吉井ダンさんが作画された「おんたま!」もよろしくお願いします。

おんたま!(1)


にほんブログ村 アニメブログへ

バックナンバー

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2012.01.20
XML
カテゴリ: 金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席  第282席
nichijyo.jpg

お笑い芸人の舞台では
「あるあるネタ」と呼ばれる切り口がある。

「コンビニで良く見かける風景」
「電車に乗っているとき、
 よく気がつくこと」

こういった日常を、
脚本の設定として
切り取ることで観客の「同化」を

これをさらに
「観客的にわかりやすく」砕くと、
モノマネになる。
二次元媒体ではパロディ、と
呼ばれるものといっていい。

これらは、とても多い。

おおもとになるイメージが
既知されているものであればあるほど、
観客は自分で考える必要がなく、
そのぶん、入り込みやすいからだろう。
国井には良い悪いの判断はない。


「気づくこと」とは書いたが、
もちろん、
商品(ネタ)として成立している、ということは
「多くの人々が見過ごしていること」に他ならない。
皆が気づいて、

視点では価値は生まれないからだ。

この『あるある』ネタだとも感じられるのが
『男子高校生の日常』だ。
国井は、いま、とてもこの作品が面白い。

高校生が道ばたに落ちていた木の棒を

「…いい棒だな」

と手に取り、
やはり同じ感覚を共有したのだと思える
同性の友人たちと剣劇ごっこに
興じるのである。

この「いい棒だ」と感じた、というところが
「男の子あるある」だと思えるのだ。
時代劇や剣と魔法のファンタジィを
模倣するための小道具をさがすのではない。

単なる棒を「これは良いものだ」と
捉える価値観の描き方に共鳴できるのだ。

もしかすると女性には
わからないかもしれない。
女性の読者(視聴者)を視野に入れて
デザインされている作品にはまず、
この要素が見られない。
やはり理解しがたいのだと推測できる。

「男って、いくつになっても子供よ」

できる大人の女性の口から、
こういう台詞が出てくるというのは
実は、
この価値観の温度差からかもしれない。

さて、ではこの『男子高校生の日常』が
あるあるネタ(リアルさがある物語)として
面白いだけなのか、というと
そんなことはない。

リアルな愛らしさと愚かしさを持つ、
男子高校生たちのまわりの女の子も
これまた総じて現実味を帯びた愛くるしさがある。

現実味があるだけに、
いわゆる『萌えアニメ』に登場してくる
女性キャラクタとは
ひと味もふた味も違う。
ただ、味付けそのものが
大きく異なるわけではない。
「ひと味」の差はこちらで
しっかりと感じなければなならない微細な
ニュアンスなのだ。ここがすばらしい。
萌える。

豆腐を食べて「水の違い」に
こちらが気づかねばならない。
そんな、繊細さがあるファンタジィ。

第2話の奈古さんだ。
彼女が真に内包する愛らしさを
見逃してはいけない。

「痩せれば美女なんでしょ」

たしかにそうかもしれないが、
だまされてはいけない。
そんなものはただの飾りだ(もちろん重要ではあろう)。
奈古さんの面白さ(可愛さ)はそこではない。

注視すべきは、
彼女は凸面鏡を使用すれば
痩せる、さすれば可愛いい、
ということではなくて、
あの、男子高校生たちに
「(痩せる)努力を少しすべきだ」といわれて、
即座に凸面鏡を差し出させ、その場で

「うふっ!(八重歯キラ!)」

という悩殺ポーズ
(国井には強い性的興奮を想起させるものより
『清楚、可憐。元気』というイメージの方が
悩殺にあたる)をとったからだ。

舞台演劇人でもなければ、
アドリブでああいった対処が出来る人は少ない。
あれはどういうことかというと、

「超絶かわいい声で「んふ!」が即座に出せる」

つまり、

「奈古さんはあのポージングの練習をしている」

という可能性が示唆されたのだ!
するとどうだろう、
同世代の男子に「仕事しろよ」と
いらつきながらも
ある部分では「キラ!」のポーズを
練習をしているという
愛らしい愚かしさが彼女にも
見えてはこないだろうか。

これにより
「もしかしたらこの女性は、デレたら、
とんでもない可愛さなのではないか」と
錯覚させるに十分だ。

そう、錯覚。
それだけで十分。
恋の始まりはいっだって錯覚だ。

こうなると普段のそっけなさが
「(恋の)爆発を予定した火薬の仕込み」と
なりえるのだ。
しかも、
ほんのちょっとの痩身で、
希少価値の高いマテリアル(美少女)が
埋蔵された土地であることは
凸面鏡によって証明されているのである!
まさにアメとムチ。
ここ数日の海峡をめぐる
どこかの国の外交みたいだ。

普段の声からして、
「彼女にはぜったいに嘘はつけない」と
思わせるのも魅力だ。
すばらしいキャスティングである。

なので、奈古さんと恋におちる為に、
まず、
カル・ライトマン教授に師事しようと思う。
(これは誰についた嘘かな? それとも、嘘ではない?)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012.01.20 18:07:53


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: