A子さんはリストラのため現在失業中。収入は無くなったが、借金は減らず、約300万
円が残ってしまった。
「これからどうしたら良いのかしら?」 悲痛な表情で来所された。
やつれた表情には似合わず、身なりはキチットしている。
先月まではキャリアウーマンとして名の有る会社で働いていたと言う。
私 「心配しないで下さい、解決できない借金はありません」
「でも、なぜ300万円も?」
A子さん 「1年程前から何とかしなければと思っていたんですが・・・」
私 「なかなか決断がつかなかったんですね」
A子さん 「はい、簡単に借りられましたので、つい・・・ ・・・」
「今回の事(リストラ)が無ければもっと借りていたかも知れません」
1年前の200万円の借金が今は300万円、自転車操業の怖さだ!!
幸い長い取引の業者もあり過払い金も見込まれる。
着手金もその中から充当、残った債務の支払が開始する来年1月頃まで
再就職、生活の基盤を築くことを約束して受任させ頂く。
公務員、一流企業、こんな人も簡単に借金地獄に陥ってしまう。
業者にとっては最良の顧客、どんどん貸増をしてきた。
しかし来年6月から総量規制、年収の3分の1を超える貸付が原則として禁止される。
債務整理は早いに越したことはない。
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