静岡の畳屋の姉さんが語る株式会社新海畳店

静岡の畳屋の姉さんが語る株式会社新海畳店

PR

プロフィール

株式会社 新海畳店

株式会社 新海畳店

お気に入りブログ

新光明寺で紅葉狩り New! ヴェルデ0205さん

おやじの目標は健康… New! トムとジェリーさん

I am back tom8686さん

生でラジオ出演 かわもと工房さん

2025R7長月 大坂万… piso60さん

サイド自由欄


お問い合わせはこちら
無料メール相談窓口

ブログで紹介した畳について「詳しく聞きたい」など、何なりとおたずね下さい。
2020年12月26日
XML
カテゴリ: 和文化

​​模様替えランキング
こんにちは。

畳からの知識欲が止まらない静岡の畳屋の姉さんです。


 先月、ヨガの先生から 静岡市清水商工会主催の「個店塾」 のことを伺いました。主に清水区の様々な分野の個人店が、得意分野の講座を開催するものです。

 私は、ヨガの先生が開催する 「マスクスプレー作り体験」も気になりましたが、 「多肉植物の寄せ植え」 「アロマタッチテクニック」 「ラテアート講座」 「桜えびしらす紅白ピザ作り体験」も気になりました。

 中でも一番気になったのは
「お雛様のお話」 でした。講座の説明文 「私達の身近にあって意外と知らないお雛様。元のモデルは誰?男雛は向かって右?~」
それそれ、いつもどちらだったか迷うんですよ。これはお話を伺わなければ!
でも本当のことを言うと、お雛様が座っているきらびやかな台(八重畳)の方が気になっていたのかもしれません。 いつもながらの職業病です。face03

 11月22日の午前中、主人を誘って
清水区由比の望月人形さん にお雛様のお話を伺いに行きました。
お雛様のお話

 お雛様は元々禊(みそぎ)の時に使われた草木で作られた人形(ひとがた)でした。それが雛遊び用の立雛になり、座った「寛永雛」➡きらびやかな冠の「享保雛」➡「次郎座衛門雛」➡「有職雛(ゆうそくびな)」➡「古今雛」(江戸~明治)になりました。 ここまでは男雛が向かって右です。
 ところがその後、皇室の儀式に合わせて男雛が向かって左になったそうです。


ちなみにこのお雛様の台は、ござを八重に重ねた「八重畳」といい、そこに付いている縁は「繧繝縁(うんげんべり)」といいます。本来ならば天皇、三后、上皇しか座れない玉台です。
 ということは、やはり現在のお雛様のモデルは天皇陛下、皇后陛下ですね。

お雛様のモデル



 この男雛の左右問題の他に、五節供(旬)の話、お雛様の衣装や道具の説明、陰陽五行説のお話等、とても内容が濃くて勉強になることばかりでした。


 また友人を連れてお話を伺いに行きたいです。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年12月26日 18時04分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[和文化] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: