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如月のさいごの舞台は、「 青空に雲の流れて 」鳥たちが歌うフィナーレの中風に送られて 陽が沈みました。夜がもどるのを 待ちましょう。惑星ジュピターをしたがえた金色の月が 帰ってくるのです。見つめるわたしを みつけてください。わたしの瞳のわずかな水にさえ輝く月の光を通しこころを光で満たしてください。※「 薬師草 」の写真は、男衾(おぶすま)村 復興計画 T.Iinoさんより「 愛のことば 」という本を買いました。岩波文庫の名著名作の中から選ばれた、愛をめぐる言葉の数々。心がほんのりせつなくなるような、そんな言葉ばかりです(*^_^*) また或るときは名を知らない花ばかりの 花束をわたしはおまへにつくつてあげた それが何かのしるしのやうに おまへはそれを胸に抱いた 「 立原道造詩集・甘たるく感傷的な歌 」よりこういう詩を読んでいると、心が、詩の中の遠くの世界にとばされて、そこで浄化され、純粋なものになって自分の心に帰ってくる・・そんな気もちになります。詩ばかりでなく、短歌や、絵画や、音楽などの芸術でも同じ。美しい自然や芸術にふれることの大切さ。「 人は、物語がないと生きていけない。 」夢やあこがれが、生きる力になり、明日の自分の物語のヒントになっていくのでしょうね。 雲がゆき 風がわたりて 鳥がゆき 光の中で 如月(きさらぎ)のゆく※如月、2月が終わります。雲が流れ、風もあたたさかを増し、鳥も春の光を感じているように、楽しげに歌うようになりました♪明日からは、3月。 いよいよ春です。
2005/02/28
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何の変化もないような冬枯れの木立さえ新しい芽吹きがはじまるあなたに会いたくなってさみしいときにはこころに雪をふらせて思い出を白く包もうつもった雪の下から生まれでる新しい生命があるように真白の無垢なこころの中から新しい愛しさがわき出でるはずだから※「 ふきのとう 」の写真は、男衾(おぶすま)村 復興計画 T.Iinoさんより「 ロートレック展 」を見てきました。ポスターを芸術の域まで高めた、フランスの画家の一人です。歌麿など日本の浮世絵の影響をうけたため、画風にもそれがあらわれています。会場では、とてもたくさんの数の絵におどろき。ナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」のポスターなど、今でいう、商業デザイナーのはしりだったのでしょうね。デザイナー的画家では、ミューシャの方が好きだな。名前が似ているというからではないのだけれど・・・(*^_^*) あたたかき 光をもとめ 雪の間に 春の遣わす ふきのとうかな※光がやわらぎ、あたたかさが増すと、 ふきのとうが、川べりや野に 緑色の玉のつぼみをのぞかせます。 雪の国では、まっ白な雪の下から茎をのばして背伸び。 あのほろ苦い味は、春の山菜だから味わえる楽しみですね。
2005/02/19
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紫紺の絹布に真白な糸春咲き花が刺繍された化粧ポーチ買ったばかりの口紅をそっとしまったこころときめく特別な日に紐をとき美しい金のケースに包まれた紅いルージュくちびるに丹念にひく飛びたてるだろうか今のわたしからあなたのもとへ春は、やさしさやぬくもりといっしょに、物憂げもつれてくる季節ですね。気分が明るくなるように、黄色いビオラ(パンジーの花の小さい種類)とアイビーを玄関わきに植え込みました。うん、なかなかステキ(*^_^*)もっと花いっぱい飾ってみることにしましょう♪春の妖精がやってきてくれますように・・・。 はるかまで 光をこえて 飛びゆけば 闇の果てより 夜明けのきたる※中部国際空港「セントレア」が開港。 名古屋から世界へはばたく拠点。 現在から、時空をこえてはるか過去へ旅すると、 たどりついたそこは闇。 しかしそれを破って、むこう側から夜明けが現われた。 光の世界の幕開け。
2005/02/17
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こごえる冬と春のぬくもりのはざまにゆれる心やわらかな光の月のほほえみでしずめてゆったりと深々と朝を待つ※「 朝露 」の写真は、男衾(おぶすま)村 復興計画 T.Iinoさんより愛知県美術館で開かれていた「 境界をこえて 」20世紀の美術展をみてきました。この美術館のコレクションによる巨匠の作品の数々。洋画のピカソ、マティス、ミロ、ウォーホル、クリムト、クレー・・・彫刻のロダン、コールダー、クライン・・・日本画の加山又造、前田青邨、伊東深水、東山魁夷、黒田清輝、北川民次、鬼頭鍋三郎、荻須高徳・・・なんとも贅をきわめた展覧会。日展の方は大勢の人が押し寄せていましたが、こちらは閑散として。心静かに、作品をゆっくり鑑賞できました。作家が筆を持って立っていた位置で、作家の筆の跡をたどるように見つめることができ、深く感動しました。一番のお気に入りは、藤田嗣治の「 青衣の女 」白いキャンバスに、独自の乳白色の少女像。髪やまつげ、身体や透き通るような水色の服を、面相筆を使い、細い墨線で輪郭を描いてあります。とても清楚で静謐な絵。日本人の繊細な心が凝縮されていると感じました。 姿なき 新月の夜こそ さみしさの きわまりてただ 椿みつめる※ 空に月が見えない。 今夜は新月。 見えないからこそ不安にかられる。 さみしさも極まる。 活けた赤い一輪の椿をじっと見つめていると、 心が少しは休まるでしょうか・・。 (先の新月の夜に詠む)
2005/02/12
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樹氷のみえる喫茶店テーブルライト オレンジ色の炎がゆれる琥珀のコーヒー 今夜は 銀ラメ光る雪の結晶をうかべスプーン一杯の星の砂糖を さらさら流しシナモンスティック そっと回すはるか銀河の 味がする 「 家族の風景 」 歌:ハナレグミ♪キッチンには ハイライトとウイスキーグラス どこにでもあるような 家族の風景 七時には帰っておいでと フライパンマザー どこにでもあるような 家族の風景 ※以下略アコースティック・ギター片手に、永積タカシが哀愁あふれる歌声でせつなく歌うのは、日常のけしき。わたしが最近、詩で楽しんでいるのは、日常のむこうに埋没してしまっている、真に生きられる世界。しかし、そこに逃げ込むのではなく、それを活かして、今をいきいきと生きる糧にと思うのだけれど、はたして・・・(*^_^*) 雪道を 少し大きく 歩幅とる きみの足跡 重ねて歩む※ 「 待ってよ~ 」 「 おいていかないでよ~ 」 「 ねえ、待ってってばぁ 」 並んで歩くのもいいけれど、 うしろを歩くのも楽しい♪
2005/02/08
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だれもが内にガラスのこころをもつそこでうまれた花束を毎日風がはこんでいく悲しみにしずむ人のこころへ届きますように今朝、6時半ころ、新聞をとりに行きました。玄関をあけたら、夜明け前のすんだ空にうかぶ、美しい月。月齢27の三日月。心に沁みいる美しい姿でした。三日月の欠けた部分が光ってみえる「 アースシャイン 」残念、見のがしちゃった。 待ちまちし 春の立つ日の 花笑みに たえしのびこと 露ときえ果つ※ 暦の上では春の立春もすぎました。 だれもが春を待ちわびています。 厳しかった冬を過ぎてきた梅の花も 笑ったように咲きほこる。 露にとじこめておいた辛さも悲しみも 春の光が溶かして・・・。
2005/02/06
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真夜中になると黄いろい月にまっ白な羽がはえてくるやわらかな羽はみるみる大きくなってそして 月は ふうわり翼をはばたかせわたしのところへ降りてくる明け方太陽がかおをだす寸前まで窓ぎわでおしゃべりしてまた 空へと帰っていくときどき帰る時間をすぎてしまって羽がとれた月が池の水面に浮いているあれは帰れなくなっちゃった昨日の月わが家の冬の食卓には、鍋ものがよく登場します。野菜がたくさんいただけますし、なにより簡単で、身体がほかほか温まる(*^_^*)今夜は、娘のリクエストで、「 豆乳鍋 」をしました。鍋用のストレート汁があるので、ラクチン♪野菜は水菜が彩りも歯ごたえもいいですね。ほかに、もやし・えのき・しゃぶしゃぶ用の豚のうす切り肉。うーん、シンプルというか、質素ですねぇ ^_^;それだけだと、どうしても豆乳のくさみが少し気になったので、こんなもの使ってみました。「 ゆずこしょう 」大分の大学へいっていた姪のおみやげ。瓶詰めがまだ未開封でした。どんな味??きざみ柚子に青唐辛子に塩。ところが意外に、これが豆乳の味をひきしめて、うん、いける!みなさま、おためしあれ♪ 過ぎ去りし ときの流れの きみなれば 月の光の まなざしをもつ※ 時は流れる。 流れた先に、別れがあった。 女のこころに浮かぶのは、 かつて想っていた人のこと。 そういえば、 月の光のような、やさしいまなざしだった・・・。
2005/02/05
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会えないねさみしくてこころが少し 強くなったら涙のしずく地上にとどく 夢のまにま白な雪に 姿を変える雲を流して あなたの街に雪の六花(むつはな) 風に舞う※「 梅のつぼみに雪 」の写真は、男衾(おぶすま)村 復興計画 T.Iinoさんより立春。暦の上では春ですが、まだまだ寒さの中。風邪などひかれてみえませんか?埼玉の山深い男衾村では、凍てつく土の中からもう、小さな小さなつくしの姿。ちゃんと春を忘れてはいないのですね(*^_^*) 風とどむ 北のかげ地の 忘れ雪 きみに未練を ひくこころかや※ 風のふきだまりの北側の影のところには、 まだわずかに雪がのこっていました。 それはまるで、 あなたへの想いを今でも断ち切れない わたしの未練のこころにも似て、 そこにとけないでいるのでした・・・
2005/02/04
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梅が咲くと5つの幸せが訪れる花びら一枚一枚が幸せの扉へとつづくやすらかに年をかさねこころ富み天命を全うするさいごの扉はあなたへと・・・※「 梅 」の写真は、男衾(おぶすま)村 復興計画 T.Iinoさんよりめざめれば、銀世界。綿帽子をかぶった木々が可愛らしかった♪小学生は楽しそうに、雪のたまを投げっこしていました。こんなに凍てつく日になってしまったけれど、明日は節分。あさっては立春です。 思いつつ ひろげるころもの 裾模様 春をいざなう 加賀の白梅※あの人のことを思いながら、着物をひろげてみた。 裾もようには、春をさそうような白梅の柄。 加賀友禅の華やかな色彩。 春になったら、これを着て会えるだろうか・・・。
2005/02/02
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凍てつく夜に月は冴えぬくもり求めこころ彷徨う風が 巻く風が 泣くしばれる夜をこえてゆく今日は、南の地方でも、雪。あすの朝、目覚めれば、銀世界かな。竹林の雪景色、それはそれは美しく、幽玄な墨絵の世界で楽しみです♪于良史(うりょうし)の「 春山の夜月 」の詩より。 「 掬水月在手 」水を掬(きく)すれば月手にあり水を両手ですくえば、その手の中に月がある。嫉妬にゆらぐ女のこころは、こんな歌でやすらぐでしょうか。 なんびとも 掬いし水の 面には やわき光の 月の影もつ※ だれもが、掬った水の中に月を見ることができる。 わたしもうつして心を癒している。 ほかの女もまた、そうして癒していることだろう。 月はわたしだけのものではないのだ・・・
2005/02/01
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