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唐突に、初めて食べた生ハムの写真で失礼いたします。美味しいんですね、生ハムって。よく【食わず嫌い王】に生ハムがエントリされてるから、どんなものなのか気になっていたので食べることができて嬉しいし、美味しかった。そんな、食べ物もサイコー!仲間もサイコー!な、オフ会を週末に開催しておりました。北海道レッズサポーター 十勝支部結成記念★オフ会十勝なんて縛りがあるけど、結局はレッズ好きが集まっての宴会です。参加者9人中、十勝に住民票のある人は3人。もはや十勝支部でもなんでもない(笑)しかもその内の2人は十勝どころか北海道からも離れて行ってしまうので、「結成記念」と謳いながらも同時に「解散記念」でもある。そして第二期十勝支部結成へ、と流れていく予定。ですよね?もうなんでもアリの、大宴会です。というか宴会でしかないっ。午後6時スタートで、終わったのが午前2時手前。しかもお店移動せずの7時間弱! 貸し切りじゃなくて、これじゃ占拠ですよ~。お店の看板に堂々とレッズのミニフラッグがはためいておりましたし。。。帯広なのに。長く十勝に住んでいるというのに、ワタシが一度も足を踏み入れたことのない飲屋街のお店が会場だったのですが、トイレが外にありました。他のお店からカラオケの音がフルボリュームじゃないかってくらい漏れ聞こえてたり、酔っぱらいのおじちゃんが赤ユニを好奇の目で見てきたり、やたらと煙草の吸い殻が落ちてたり、こういうところでリーマンが日々癒されているのかしらと想像していた世界が目の前にあって面白かった。誰かが立ちションしてる場面に遭遇していたら、想像の世界そのものでしたが、そんな飲兵衛さんは見かけませんでした。なにより、お店のママが素敵すぎ。この日、オサケ再デビュー戦となったワタシに、辛くないアルコールを出していただきました。焼酎ぐびぐびビールぐびぐび飲んでる人に言わせると「これはジュースだ」とのことでしたが(笑)本当に辛さがなくてグラス一杯分飲みきりました~!うさごろうさんが用意してくれていたサン●リーのカクテル(これまた「ジュースだから」と言われてしまうアルコール4%)通称ギャル酒(これから使わせてもらいます・笑)でさえも辛くてほとんど飲めずに撃沈だったけど、「お酒飲めるようになったら、もっと親しくなれるよ」って教えてもらったので、オサケの楽しさを覚えていきます。料理も美味しくて、雰囲気もよくて、本当に素敵なお店でした。うさごろうさん、セッティングありがとうございました。今回はお店でDVD上映もできたので、まずは25日にあった上海申花戦を流したのですが、ほぼ誰も見てないまま試合が終わり(笑・自己紹介とかしてたからね)次は2000年のJ2時代振り返り、Jリーグが始まったばかりの頃のクラブ紹介映像、去年の優勝特番と、時代の流れも気にしない上映順。しかも、最後が異色。永井雄一郎写真集の特典メイキングDVDだっ!!このDVDで締めるんですか、そうですか。……締まった?(笑)あんまりテレビに堂々と出る人じゃないから貴重ではあるのかもしれないけど、だけどこのときの私たちの雰囲気が異常(笑)男性陣ドン引きと予想していた写真集所持者のワタシを裏切って、意外にも楽しんでいただけたようでした。・やっぱり永井は格好いい。・足長い。・なにを着ても様になる。・乳首見えてる。・日本の伝説的ギャグを披露してても、格好いい。・永井はう●こしないイマゲ。・同じくお●らは薔薇の香りのイマゲ。・ジャニーズでも作らないだろう写真集のクオリティ。・むしろ永井雄一郎のクオリティまかせ。以上、回し読みの感想でした。ネタにしてもらって嬉しいです、と二ヶ月以上眠らされていた写真集も喜んでいます。そうそう、書かなくても行間からくみ取ってもらえてると思うんだけど、みんな赤いものを身に付けて来てましたから。往年のレッズ記事ファイルを持ってきてたり、シャツだったりマフラーだったり、眩しいほど赤く見せつけてくれてます。…あの、ここから埼スタまで約900kmもあるんですけど?(笑)ところで、このオフ会って実は考え始めると奇妙なんですよね。今回のオフ会参加者は9人、帯広市の人口は約17万人、北海道の人口は約562万人。埼玉県の人口は約708万人でした。帯広市民約17万人のなかで、浦和レッズを知ってる人ってどれくらいいるんでしょうね。その中から更に、浦和レッズに興味のある人っていうのは、どのくらいなんでしょう。埼玉から遠く離れた土地のなかの、なんの関係すらもない帯広市に、どうして9人も集まったんだろう。そして皆さん昔からのレッズを知ってて、浦和の街なんざ知り尽くしちゃってるから、故郷・埼玉の話で大盛り上がり。当然ワタシはチンプンカンプン(笑)そういう瞬間に、道産子のワタシは感じるのさ。どうして「ここ」にレッズサポが集まって「くれる」んだろう。と。このオフ会の計画が出るまで、私は1ミリも「いつか帯広でレッズサポのオフ会を開催しよう」と考えたことすらなかったですよ。もしレッズ関係のオフ会をするなら、それは埼玉でやるものであって、北海道でできるものじゃないと勝手に決めつけていたのです。そんな想像すらできない、レッズとは最初から手すら繋いだこともない離れまくった生活環境である、という背景もあるのだけれど。だから、行くのは私の側だとずーっと思っていたの。だけどこの日は違っていました。帯広にはるばる車を走らせて来てくれる人たちがいて、それはなんでかというと、レッズが好きだからなんですよね。帯広でレッズのグッズが買える店なんてないし、元からサポの集まる店なんてのもなくて、そもそもここに住んでるレッズサポが米粒程度の地域だしね。あるのは広大な土地くらい。家より庭の坪数が広い家庭がたくさんあって、人間より家畜である牛の数の方が多くて、地平線見えまくりのこの十勝・帯広で。レッズの話題で7時間弱の大宴会。夢に見るということさえも考えられなかった時間を過ごしたことが、実は夢を見ていたんじゃないかと疑ってしまうくらい、不思議なことなんです。「浦和に住んでちゃ、こんな内容のオフ会できないよね」って言う意味が、なんとなく分かるかもしれない。その浦和でやるのと比較することはできないけれど、明らかに皆さんモンモンと溜めまくったレッズへの想いをここで吐き出してますね、って感じの雰囲気なんだもの(笑)地元を離れて行った先の土地で同郷の人と出会い、仲良くなり、金も貸す間柄になっていたはずなのに実は詐欺にあっていたというオチがつく場合もあるけど、そういう偶然って手放しちゃ勿体ないんじゃないかな。
2007.04.30
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すごーいっ、初めて家本のすごさを見ました。せっかくの藤田のゴールも霞む速度で家本主審の虜になりました。試合が終わるにつれて、その存在感は薄くなっていったけれど、それでも忘れられるはずがないよ。試合開始と共に、きょうの主審が家本であることを確認した瞬間、嫌な悪寒が脳内で満たされました。まさかまさか、まさか、まだ生きていたなんて。そして、不死身の家本主審が裁く試合が全道に中継されているなんてっ!ゆゆしき事態です。これからの二時間、テレビでコンサの試合を偶然にも見てしまった小学二年生の男の子が「えっ、なにもしてないのに外へ出されちゃうの!?」「うわっ、また殴り合いだ!!」「……サッカーって恐いんだな」という認識を持ってしまったら、途端に北海道のサッカー人口が激減して全員が平和な陸上競技に転向してしまったら!?家本主審の一挙手一投足に、そのものにコンササポ、ヴェルディサポ、サッカーファン、家本ファンが視線を投じているわけです。が、思いの外前半は静かに終わり、そこで貯金したぶんだけの破壊力を後半に見せてくれたわけですね。まさか北海道でこんなマジックを見られるなんてっ!誰一人として退場にならなかったことが、最大の不思議かな。あー久々にいい試合見ちゃった。よい子のみんなー。サッカーはね、ちゃーんと理解している大人がやるサッカーは全然恐くないんだよー。だから、不条理や理不尽だと思わずに、楽しくサッカーをやろうね☆
2007.04.22
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勢いまかせのSSをぶちかましてみました。もう一週間くらい前から変態オヤジの古森に取り憑かれて、なんとか成仏させたくて書きました。世の中には色んな人がいるから、きょうも世界は面白いんだと思いましょう。さて、ひっそりと現在進行形であります【埼スタまで900km企画】が、きょうの時点で184kmです。現在の私が太平洋のどの辺りを漂っているのかさえ未確認なテキトー企画ですが、時間のあるときにはなるべく距離を稼ごうと頑張っております。最近はフィットネスの他にも、プールで歩くようにしました。プールの後は体がすっきりして、いい感じです。きょうはフィットネスで13km分の運動をしたあと、プールで約1km歩いてきました。2、3日分の運動を一気に消化した感じです。一夜漬け感覚です。ここのところ、GLAYブームです。CDを発掘してきて、聞くCDといえばGLAY。なにかCDをかけよう、といえばGLAY。ラジオにも飽きたな…そうだGLAY。なんなんでしょう、昔の清い思い出に浸ってるんでしょうか。日曜日には幕張ライブのビデオを見たりしちゃってましたよ、あとはヘビゲツアーのビデオとか。すいません、ビデオなんです。GLAYの曲は人を悲しませたり寂しさのどん底に突き落としてくれたりしやがります。人生は甘くない。おまえはもっと苦しめ。明るく歌われるだけに【生きがい】は、チクチクと針で刺されたみたいに痛い歌です。でもいい、素敵ソング。ヘビゲは子供受けしないアルバムだったんですね。発売されたのは中学生の頃だったと記憶しているのですが、当時は歌ってる意味が理解できず、なんでこんな重苦しい「世界の終わりとともに」とか歌い始めてるんだよとか、個人的には不評でした。いま聞くと、なんて素晴らしいアルバムなんだ……と思うから、人って不思議ですね。【BE WITH YOU】は愛がつまってます。【summer FM】とともにこのアルバムの中でハッピー色が強い曲だと思います。最近新曲を出したらしく、TAKUROが【素晴らしき世界】という番組のやまだひさしトークコーナーに出ていて、やまちゃんとのトークが懐かしくもありました。ラジアンを思い出します。まさかやまちゃんの実家にまで踏み込んでいくとは思いませんでした。恐るべしTAKURO。幕張のライブビデオを見てて、この時はキーボード小森さんじゃなくて佐久間さんだったのか……というところから、変態オヤジの古森は生まれました。変態古森は、小森さんほどいい声でもなく髭もなく笑いも取れない、冴えない男ですが。小森さんがTAKUROのラジオに出たときジェットストリームの真似事をさせられたのが、すごく色っぽくて忘れられません。
2007.04.18
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四十を過ぎて独身で、恋人らしき相手もいなくて、ただただ仕事しかすることがない日常だった。三十半ばからは親から見合いを進められる度合いが多くなり、却ってもう結婚とか恋とかに未練もなにもなくなった。一番近くて女に振られたのは十年くらい昔の話で、それからいままで誰かをその対象として好いたことも好かれたこともなかったかもしれない。もう記憶すら曖昧になるほど昔の話である。仕事ができて、それで暮らしていければいい。他人からはさみしい未来だと思われても、自分はそれでもいいと思っているから嘆いたこともなかった。走りすぎて疲れた、と言えるほど派手な過去があるわけでもなく、さみしいと思われる未来と同じくらい古森のそれまでもさみしかった。意識を持ち始めたのは高校生の頃。どうしても女性の脚ばかり見てしまうようになった。古森はいわゆる脚フェチだ。好きになった女性がデートにジーンズを穿いてくるのが残念で、どうしてスカートを履いてこないんだと口論になったこともある。そうして付き合っていた女性に性癖がばれると、ものすごい目つきで睨まれて別れた。おまえにだって性癖のひとつやふたつあるくせに、といつも思うがそれを別れ文句にする気もなかった。以降、自分の性癖を理解してくれる女性が現われることなどないと、身にしみて感じている。恋人がスカートにパンストを穿いていることでイライラするよりは、週刊誌のグラビアでも見ているほうがいいと思う。毎晩、寝る前にお気に入りの脚ばかりを編集した自作DVDを見て気持ちよく眠るだけの満足感が、自分にはちょうどいいと思うようにもこの歳になればなる。趣味がない。結婚願望もない。出世意欲もない。体力も衰え始めている。持ち合わせているものを探す方が難しかった。ある日、いつも窓口業務に就いていた局員が病欠で、その穴埋めに古森が呼ばれた。いつもは裏で事務仕事ばかりしていたから、久しぶりの接客にすこし緊張していた。書類がどこにあるのかを年下の女の子に教えてもらうのも恥ずかしかったし、何度かミスをした。緊張していても、やはりスカート姿の客が入ってくるときには目が走ってしまい、その度に溜め息を胸の中で吐いた。秋も半ばに入ろうとしているからもう素足でいる女性も少なくなるし、なにより窓口の前に立たれると上半身しか見えない。職場でそんなことを考えていてはいけないと判断できるのに、見たくても見られない状況が悪循環となる。昼休みの間に気分を落ち着かせて、午後の業務は淡々と続いた。この郵便局にはATMが一台、正面玄関の自動ドアから窓口へ続くふたつめの自動ドアの間に置かれている。大きな街ではないので一台しかないから、昼時には人が並ぶこともいつものことだった。仕事を持ってる人は昼休みを利用して来ることが多いし、主婦と見える人は昼前や昼ご飯を食べ終えたんだろうという時間に集まるようにやって来る。そんなことも裏にいるときにはわからなかったことなので、面白く眺めていた。窓口でも客が途絶えたので、古森が自分の窓口を整理整頓しているころに、ATMの前に女性がひとり立っているのに気付いた。主婦みたいな買い物バッグを持っているわけでもなくて、仕事中に寄ったという服装でもなかった。古森の目が離れなかった。女は素足にハイヒールを履いていた。古森のこだわりには、顔がいいとか胸が膨らんでいるとかは関係がなくて、脚のきれいなことだけが大事だった。太っている女性なら、そのふよっとしたふくらはぎを指で摘んでみたいと思う。筋肉のついている脚なら、その弾力を確かめてみたいと思うし、スレンダーな女性だったら脛のラインを撫でてみたくなる。けれど、スライスされる前のハムのような脚には、正直圧迫されるのではないかと恐ろしくなる。骨に申しわけ程度の肉付きしかないのも、触ったら固そうだな…としか思えない。細すぎていなくて、ちょっとだけお肉が余っているような、ぷにぷにとした脚がベストだ。吸い付くようでまるで餅みたいな肌質だったなら、最高だと思う。しかし女性経験の乏しい古森には、そんな奇跡のような脚に触れたことなどなく、ただただ妄想の中で触れてみることしかできなかった。感触はないけれど。突然現われた女の脚は、遠目から見た限りでは、古森が夢でしか見たことのないそれとよく似ていた。
2007.04.18
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翌日も、その窓口を担当していた局員は病欠扱いだった。その翌日も翌週も、それだけどうして休めるのか不思議だったが、朝の数分で忘れていた。昼を過ぎると、いつもの女が来た。毎日のように変わらない時間に来る女を、いつからか朝から胸がドキドキと鳴っているみたいに待つようになった。相変わらずのベージュの上着に、ハイヒール。ストッキングは見えなかった。すらりとしたコートのラインが綺麗で、冬なのに着痩せして見えるのかなと思わせる。ATMの前に立って、誰もいないのに周りをキョロキョロと気にしながら、数分すると帰った。あまりに見詰めているのも怪しまれると思ったので、仕事の合間にちらりと盗み見るようにしていたが、地味な古森の仕事態度など同僚の気にもならないようでなにも言われなかった。しばらくすると、病欠だった局員は妊娠を機に退社して、そのまま古森が窓口担当になった。仕事にも慣れてきたし、なによりあの女性を見続けられることで安心した。見ているだけ。見ているだけだから、と自分に言い聞かせて我慢させるのも頭が壊れそうなくらいキツかった。女を初めて見てから、もう二ヶ月以上経っている。考えれば考えるほどに欲望はうずうずと増え始める。ちょっとなら、ちょっとだけ、局員として挨拶するくらいなら不自然じゃないだろうと古森は考え、昼休みをその日だけずらしてもらった。昼休みの残り五分という時間を、女と接触する時間に使うことを思いついた。さりげなく後ろで順番待ちをして、女が帰るときに局員なのだから「こんにちは」と声をかけてみよう。相手も「こんにちは」と返してくれるだろうか。だとしたら、どんな声なんだろう。喋ってみたいと思っての計画ではなかったのに、次第に勝手な期待が膨れていることに気付く。これではあの女に恋をしているみたいだったが、古森は違うと首を振った。自分はあの女の脚が見たい。自動ドア越しじゃなくて、目の前でちらりと目に焼き付けるだけ。見えてしまうものを見るのだから、痴漢でもなんでもない。手元の通帳の残高を確認してるフリをして、その先にある女性の脚を見る作戦に決めた。それでも、いつものようにそわそわして帰っていく女性が近くに来たとき、「こんにちは」と声をかけてしまっていた。女性が顔を上げて古森を見てきた。そこで自分が予定外の行動に出てしまったと、ようやく気付いた。失敗した。でもいつものスーツ姿だし、局員として見えるはずだし…と慌てて不自然じゃない方向に物を考える。女性もそう思ったのかもしれない。やや瞼を落し気味にして、サッと自分の体を抱くように出ていった。変態だと気付かれたんだろうか。女の態度はまさに夜道で変態に出会してしまったように怯えていた。でも、ATMに付いてるミラーでは古森の位置をそこまで確認できないし、背後に立ったのは初めてのことだ。急に声をかけられて驚いたんだろう、と解釈することにして、遅い昼休みを終えて仕事に戻った。色白で自分の好みの脚に近い、と確信が大きくなる。触りたい。一度では満足できないかもしれないが、一度だけでもいいからあの白くてふにっとしていそうな肉をつかんでみたい。家に帰ってからも、妄想は続いた。果てしなく。ふと、たいして美人でもない顔だったなと初めて気付いた。冬が終わっても、毎日あの女は来ていた。古森が声をかけてしまった日の翌日からも、それまで通りに女は来ていたし、やはり服装も替わらない。コートなんだからクリーニングくらい出さないのかと思うほど、毎日同じコートを着ている。もしかして、とてつもなく貧乏なんじゃないかと考えるようになったが、それにしては小綺麗にしている。謎が日々増えていく。それなのにひとつも解決されることはない。自分は窓口に座っていて、きれいな脚の女はATMにしか行かない。毎日磨かれている自動ドア一枚を通してしか見ることのできない謎の女に、古森はますますのめり込んでいった。
2007.04.18
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午後になって、同期入社だが上司の女から「古森さん、窓口は他の人に任せるから外のポスターを取り替えてきてください」と仕事を押し付けられた。なんで自分でしないんだ…と文句を言ってやりたかったが、風が強くて脚立には登りたくないからそこそこ背の高い古森に任せたいのだと先に言い訳をされた。春なのに日がきらきらと照っていて、薄くなり始めている黒髪の頭が熱い。だんだんと面倒になってきて、そのうち手元まで狂い始めて画鋲を地面にばらまいてしまった。突然の失態にあわてて画鋲を拾いながら局の中を横目で見ると、女同士で談笑しているようだった。人に面倒な仕事を押し付けて無駄話してるのか…と知ると、余計にイライラしてくる。近くから、カツカツと音がした。顔を上げると、いつもの女が見える。立ち上がり、女と目が合った。もう声はかけまいと決めていたが、忘れてしまっていた。気まずくて、口が動く。「いつもいらっしゃいますよね」古森が声をかけると、前のように女はビクッと強張った。「あ、いえ…なんでも……」春風が吹いた。まさに突風といった風だった。風はいたずらに女のコートの中にまで潜り込み、コートの裏地を古森に見せた。古森が見たものは、コートの裏地なんかより強烈なものだった。女の太股が見えた。ストッキングも穿いていなかったから、素肌の太股だった。なぜそんなものが見えたのだろう。風が吹かなければ。古森が女を見ていなければ。女が自動ドアの中まで進んでいれば。女の、露出癖がばれることはなかったのに。いまも鮮明に思い出せる記憶。あのとき、太陽に照らされた女の脚がとても綺麗に見えた。周りには誰もいなくて、建物の中の女達も見ていなかったと思うから、コートの中を見てしまったのは古森だけだ。それなのに、女はひどく動揺して体がふるえていた。ただただ「ごめんなさい…ごめんなさい…」と小さな声を吐き出している。古森にも覚えがある。自分の性癖が他人にうっかりばれると世界中から非難されているように錯覚したことがある。他の客がくるとまずいな…と思う自分はやけに冷静だと苦笑しながら、建物の陰に女を誘導した。ふるえる背中にそっと手をかけて、本当にコート以外なにも着ていないんだと実感した。着痩せして見えると思っていたのも勘違いだ。着痩せもなにもあったもんじゃない。素足だったのだって、全裸でいることが好きなのだから靴下もストッキングも履くはずない。変態だ。この女は、裸にコートだけを羽織っている自分を他人に見られることで性的興奮を感じる変態なんだと、本人の口から謎だった部分が明らかになる。ATMには用がなくて、ただ行ける場所がここしかなかったから、と聞いてもいないことまで話し始めた。かつて付き合っていた女性に「変態」と罵られた古森でさえ、この女のことを変態だと思ってしまう。一歩間違えれば逮捕されかねない、いい大人のくせに…と心が呟く。女が「お願いですから、警察に言ったりしないで…大学にいられなくなる」と言って、古森は更に驚く。てっきり社会人だと思い込んでいたし、自分の年齢と比べると親子のようだ。大学生ということは二十歳前後。自分が早くに結婚して子供ができていたら、自分の子供でいてもおかしくない女を、責めることができなくなる。逆に、哀れで、惨めで、同情してしまう。女は、気の弱そうな古森に誰にも言えなかったことをすこしずつ話すことで、緊張が緩んだようだった。ひとつ呼吸して、しっかりと古森の目をみてくる。視線が重なる。「お願いがあります。これからも窓口から私のことを見ていてくれませんか」「え」「すごくドキドキしてたんです、見られてるって思うと。だから、今日までずっと…」気付かれていたのか…と古森は俯いた。しかし、女は古森の…実は脚ばかり見ていたとしても…熱い視線にひどく興奮したという。その男が、四十過ぎの未婚で仕事意欲もない脚フェチ変態男でも構わないと言う。古森じゃなくても、目がついていれば誰でもいいのかもしれない。また見られている…と思っていたら古森が背後に立っていて声をかけられた時には、ついに自分の正体がバレたと思い逃げてしまったんだと告白した。けれど古森は気付かなかった。女も古森が脚ばかり見ていたことには気付いていなかったらしく、古森が「たまにあなたの脚を見せていただいてもいいですか」と交換条件を出すと、やや軽蔑の目を向けてきた。いまは女の脚をたまにマッサージしてやっている。おかげでむくみがとれたと女は喜ぶ。やはり、白くてもちもちとした肌をしていて、初めて自分が心の底から満たされていると実感した。もう夜中に自作DVDなんて見る必要がなくなった。そろそろ捨てようかと決めている。週末になると自宅に女が来てくれて、触らせてくれるのだ。どこかへ一緒にでかけるとか、それ以上の関係になるとか、そんな続きはない。古森はただATMの前に立ちにくるだけの女を見詰めて、その見返りに美しい脚に触れるお許しを得た。終
2007.04.18
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10時半から朝ごはんを食べて、11時半にはもう昼ご飯を食べました。ちなみに今日の夜ご飯の予定時間は仕事終わり後の20時半頃です。太るとかの問題じゃなくて、食べることに疲れてます。昨日は待ちに待っていたレッズの試合テレビ放送があったのですが、通常通りに出勤中だったので家で録画を頼んでおきました。今年からJリーグ中継にスカパーが乱入してきたことでどの地域でも金さえ払えば全試合見られるようになったのですが、別に私は全試合見れなくても悲しくないんだなぁと気付きました。最初からレッズとは遠すぎる場所で生活していたんだしいまもそのままなので、それが不満とか感じないんだなぁと気付きました。むしろいきなり全試合見られる環境になったら、ものすごく疲れる一年になりそうで恐いです。そんな私なので、もちろん昨日の試合もまだ前半しか見ていません。後半はいつになったら見るんでしょうね、ただテレビだけ見てる時間がとても長く感じて疲れて仕方がないのでたぶんご飯を食べながらとかじゃないと見る気になれないだろうし。久々に見たレッズの試合。阿部ちゃんが前よりも馴染んでるように見えた。(ここでの、前、とは開幕戦の頃です)試合開始直前、坪井の頭に祈りを込めるようにして触れていたのが気になる。キミも坊主萌えですか?同じく坊主頭でも、伸二のそれは刑務所の人みたいでおしゃれ坊主ではないと勝手に区別。そうそう、刑務所といえばつい先々週くらいまではムショ萌え週間でそういった映画とかを見ていたのですが、【刑務所の中】という映画に窪塚洋介(漢字適当)が出ていたのですが、こいつが見事なスキンヘッドで出てましたよ。そんなファッション坊主でもいいのか、刑務所は。映画は。そうじゃなくて、荒れた芝生のような坊主頭だから寂しさとか可笑しさが表現されるんじゃないのか? 違うのか? と思ったわけ。坊主頭ではその後に見た【ミッドナイト・エクスプレス】で主人公が刑務所に入れられると同時にバリカンで坊主頭に刈られちゃったシーンはよかったです。ああいうシーンがあると、ここから始まるんだなぁと実感しながら見られる気がする。長谷部も久しぶりに見た気がします。これといった感想も思い浮かばないくらい、久しぶりのような気がしてます。つか試合内容を確認しにレッズの公式サイトを見たら、ずいぶんと変わってましたね。そっちの方がびっくりです。英語ばっか並べやがってよぅー、こちとらジャパーニズだってんだよ。(よく見るとそうでもないが、読めない単語があったのでそう感じている。日本人歴21年)次は川崎と試合なんだってさ。と思ったら違ってたー、これは次のホームゲームって意味かーっ。ホントの次の試合はACL、見に行ける人は行きましょう。
2007.04.08
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レッズがトリニータに引き分けていたみたい。阿部ちゃんのゴールは見ましたが、それしか見ていないので感想はありません。よくやった、阿部ちゃん。伸二もよいアシストを決められて、嬉しいよ。山瀬もゴール決めたみたいです。嬉しい。新年度になって、ラジオの改編期にもなって、すきな人の番組が始まるので嬉しい。が、部屋で使っているCDラジカセが使用するたびに音質が優れなくなっていくので、それが気掛かりで録音もあまりできないのが残念。去年から気になっている高性能ラジオを買おうか悩み中ですが、きっとそれ以上の高性能ラジオが新発売されるであろう日を夢見て買わないでいることは、誰も知りません。でもきっと、そう遠くない未来にはテレビとラジオとパソコンとビデオDVDデッキと電話なんかが一体化した家電が発売されるんじゃないかと思っているんですけど、無理ですかね。そもそもそんなふうに一体化しちゃうと、使い勝手が悪そうなので開発してる人がいたら止めてほしいですね。半月前から注文していた小説が届いた。出版社に在庫確認してからの発送だったので、もう待っている間はドキドキしっぱなしでした。読み終わって、ようやくこの話の世界から解放されたようで実は改めて閉じ込められたようで、へんな感じ。最初から最後まで読んで、ものすごく疲れました。脱力。こんなに疲れられる話を読めて、幸せです。幸せだと思うし、ものすごく素敵な話ではあったけれど、読み返しができるのはたぶん一ヶ月くらい時間が経たないと無理だと思う。それくらい一度の読書でぐいぐい惹きつけられるどころか飲み込まれてしまう話を読めたのは、やはり幸せだと思うことにする。このおかげで、明日からも新年度の仕事を頑張ろう。昨日一日の出勤ですでにもう気が滅入ってますが。働けばまた本が買える、と思うことにする。
2007.04.02
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