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私のような二宮尊徳の研究家には驚く報告だった。きのうの一円会のこと。会員のA女史が、小田原で行われた報徳の研究発表会に参加して、聞いてきたことを、会で発表された。「報徳論」の写本が最近発見されたとのこと。「報徳記」は、富田高慶が書いたもの。明治以来読み継がれ、今も我々の一円会例会の教材になっているもの。それが・・・・なんと、全部ではなかったという。元は、「報徳経」というものを書いた。それを、君主用に「報徳論」を、一般用に「報徳記」に分けたという。今回、「報徳論」の一部が公開された。「君主」の立場で、「農民」を向いているものではない。君主の指南書である。貴重な資料にしばし興奮した。内村鑑三の「代表的日本人」の5人の内のひとりとして二宮尊徳が登場する。それは、報徳記を基に書かれたもの。作家の志賀直哉の祖父は志賀三左ェ門。二宮尊徳の弟子で相馬藩士である。志賀直哉の作品「祖父」という短編に、こんなことが書かれている。「祖父の机の上には、いつも「報徳経」と「報徳記」が置かれている。訪ねてきた内村鑑三は、そのうちの「報徳記」だけを借りていった。」その後、内村鑑三は、前述の本を世に出したのである。要は、二宮尊徳は、当然ではあるが、体制側の側面と農民側の側面、両面を持っていたのである。私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。●屋上防水は何がいい?●困りごと相談窓口●建築設計事務所の所長になるには●日光近郊の日帰り温泉●古民家再生プロジェクト●起業して会社経営を楽しむ●そば通の記録●高気密高断熱住宅●快適二世帯住宅●フラット35は良い住宅ローンか?●我が家の耐震診断
2014.05.19
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この写真は、下野新聞社のhpから拝借しました。安西氏の3冊目の本の出版祝いに参加した。一円会のメンバーで、二宮尊徳の報徳思想を学ぶお仲間。上下2巻の対策である。二宮尊徳翁の息子である二宮尊行の嫁、コウ子を描いた作品。コウ子さんは、85才まで長生きした。そして、二宮家の生活を生き生きと日記にしるした。日記や、書簡や、二宮尊徳関係の全集の漢文を読み解いて歴史に照合させる作業は、学者の世界のようだ。安西氏の本により、我々が知っている歴史的事実が、スムーズには進まなかった事実が明らかになった。何事も都合良くうまくは進まないんだわね。そこの困難を乗り越え乗り越えして、偉大な業績が生まれる過程を垣間見ることができる。といってもまだ読んでいない。安西氏のお話からちょっと引用しただけ。今年は11月に、ご当地日光市で「報徳サミット」が開かれる。今後その準備が進むはずだ。全国から報徳ゆかりの市が一堂に集まる。が、二宮尊徳のこと、報徳思想のことを、市役所の職員に詳しく知るものがいなくなってしまった。なにをやったら良いのかをわからない、とにかく盛大にやろうというだけというのはなさけない。まだ半年時間があるから、この機会に報徳思想を盛り上げよう!私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。●困りごと相談窓口●建築設計事務所の所長になるには●日光近郊の日帰り温泉●古民家再生プロジェクト●起業して会社経営を楽しむ●うつ病を乗り越えろ●老後の年金獲得大作戦●そば通の記録●高気密高断熱住宅●快適二世帯住宅●ラーメン道楽●フラット35は良い住宅ローンか?●アパート経営●我が家の耐震診断
2009.04.20
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私は、二宮尊徳翁の研究会である一円会に所属している。お仲間の安西女史が、本を出版した。2冊目の快挙である。前回は、二宮尊徳の娘さんを描いた本。娘である文さんは、高弟富田高慶の妻になる。しかし、結婚してまもなく文さんは亡くなってしまう。富田高慶はその後長生きして、日本3大賢老の一人となる。なんともかなしい運命の人。今回は、二宮尊徳の長男弥太郎尊行の妻、絞子(こうこ)を描いた物語。彼女の日記の中に、二宮家の生活が生き生きを書かれている。長生きして、確か大正時代まで生きたと記憶している。二宮家の日常を知る、非常に貴重な資料だ。安西女史は、その辺のところを深く調査し、本にまとめたもの。まだ読んではいないが、出版記念パーティーに出席して、詳しい話を聞きたいと思っている。私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。●困りごと相談窓口●建築設計事務所の所長になるには●日光近郊の日帰り温泉●古民家再生プロジェクト●起業して会社経営を楽しむ●うつ病を乗り越えろ●老後の年金獲得大作戦●そば通の記録●高気密高断熱住宅●快適二世帯住宅●ラーメン道楽●フラット35は良い住宅ローンか?●アパート経営●我が家の耐震診断
2009.04.10
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本日は、倉ヶ崎自治会の新年会。私は役員の一人なので、10時に公民館に行って準備をする。11時新年会開始。午後1時半から一円会の研修会があるのでアルコールは飲まない。午後1時半、一円会に出席する。報徳翁夜話の122,123を研修。今年は日光市で報徳サミットが行われるので、その準備の話。午後3時半より、国際二宮尊徳思想学会第4回学術大会に参加した神林夫妻によるプロジェクターを使った報告を聞く。中国の報徳研究はすごい。中国中に報徳思想が広まる日もそう遠くないだろう。国策として研究しているのだ。それに比べて我が日光市はなんたること。二宮尊徳研究者が全て定年退職してからは、報徳研究の分かるものが市役所にいなくなった。市町村合併してからはそれが顕著になった。二宮デイ(市内一斉清掃)がクリーンデイに、芋コジ出前講座が光の郷出前講座に名称を変えた。各県から集まる今年の報徳サミットで、日光市は地元の報徳運動をどう説明するのだろうか。私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。●困りごと相談窓口●建築設計事務所の所長になるには●日光近郊の日帰り温泉●古民家再生プロジェクト●起業して会社経営を楽しむ●うつ病を乗り越えろ●老後の年金獲得大作戦●そば通の記録●高気密高断熱住宅●快適二世帯住宅●ラーメン道楽●フラット35は良い住宅ローンか?●アパート経営●我が家の耐震診断
2009.01.18
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ず~とグログをさぼってしまった。とにかく追われるように仕事が忙しかった。11月25~26日、静岡県掛川に行ってきた。第14回全国報徳サミットin掛川に参加するため。一円会でチャーターしたマイクロバスで8名参加。朝7時15分に事務所前まで来てくれたバスに乗り込み、掛川着pm2:00。昼食で初めてうなぎ茶漬けを食する。旅行の一つの目的である、大日本報徳社を訪問した。明治時代に建設された由緒ある建物。尊徳翁の思想を大切にしている雰囲気が伝わってくる。尊徳翁の高弟岡田良一郎が初代社長で、掛川の地で力強く報徳道を実践してきた。次に、掛川城を見学。昔ながらの木造で復元された城は、日本で2件しかないという。その1件なので貴重だ。市民の寄付でほとんどまかなったという。夕方、新幹線が止まる掛川駅の木造駅舎を見学、新幹線駅も見学。なんと、この駅も市民の寄付で作ったというから驚き!28年も市長を務めた榛村氏の偉業だ。すばらしい。11月26日(日)掛川市生涯学習センターで9時、大会開催。ホールには参加各地の市町村が持ち寄った尊徳関係のパンフレットが並んでいたが、残念ながら日光市のパンフレットがなかった。ここ7年ほど、尊徳関連パンフレットは製作してないという。来年は日光市で第15回大会が開かれるのになんとの情けない。私が参加した目的の二つめ、記念講演で宗教学者の山折哲雄先生の講演を聞く。演題は、「日本文化の底に流れるもの」すばらしい話だった。本や雑誌の寄稿文や新聞で度々目にする先生の話、実際に肉声で聞くと自分の感性に沁みててくる感じがする。やっぱり実際に聞くもんだ。帰りに、掛川市庁舎を見学する。日曜日で閉館だが、オープンな市庁舎の様子が外部からかい間見える。夜9時帰宅。私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。●健康住宅は健康家族から●古民家再生プロジェクト●起業して会社経営を楽しむ●日光近郊の日帰り温泉●うつ病を乗り越えろ●老後の年金獲得大作戦●そば通の記録●高気密高断熱住宅●快適二世帯住宅●不動産業界●専門職の求人●フラット35は良い住宅ローンか?●アパート経営●我が家の耐震診断
2008.11.08
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茨城県筑西市(旧下館市)で行われた「全国報徳サミット筑西市大会」に参加した。二宮尊徳翁が仕法を初めて開始した桜町の隣町で距離的には栃木県と非常に近い町が下館市。今回13回目で、私はそのうち今市、二宮、筑西市と3回目の参加。今回の参加目的の一つは、元掛川市長 榛村純一氏の講演を聞くこと。講演テーマ:「日中両国で尊徳っを見直す動き」 ~報徳思想の現代的有効性~かいつまんだ内容・報徳社の衰退・・・・北海道100数社→現在20社 南限は広島 1200社→今は100社に 一番古い報徳社は下館市にあった。・お説教をやめた日本人。・サミット第1回は、掛川市だった。来年14回は振り出しに戻って 掛川市で行う。成田市は今回から抜けた。(残念!)・中国は、資本主義を導入発展するにあたって、先進国の日本研究を 始めた。・日本研究は、日本を代表する企業を研究することにして、トヨタと 松下電器の2社を北京大学で研究した。・豊田佐吉、松下幸之助両創業者の理念・哲学を調べていくと、基本 が報徳思想であることを突き止める。 豊田佐吉・・貧しい大工の倅で、毎日母の機織りを見ている。母を 楽にするため豊田式自動織機を開発する。父は熱心な報徳社員だった。 豊田佐吉の生家が掛川市にある。日本語と中国語の解説が書いてある。 いかに中国からの来訪者が多いかわかる。・報徳思想は、孔子の実践版!!と中国は考えている。・日中で二宮尊徳学会を興す。尊徳の価値 ・江戸以降報徳思想が第1の広がりをする。 ・戦前戦後を通して支持される。 ・スターリン・毛沢東と同じくらいの広がり。・マッカーサー率いるGHQが、インボーデン大佐に日本の思想是正を 命じた。軍国主義の象徴とされる報徳思想はリンカーンやフランクリン の教えに似ていて非常に民主主義な教えであることを突き止める。 追放する必要がないと断じる。・日本は思想追求を恐れて、自主的に金次郎像を撤去してしまった。・「報徳」は、明治42年創設の報徳学園で有名になった。 報徳学園の創始者は熱烈な報徳思想家。どこの運動部部室にも 「積小以大」と書いてある。「積小以大」が教育理念。・りっぱな教えがなぜ滅びていくのか。・現代にどう活かすか。尊徳流財政再建・地域起こし1.上にたつものがたくさん取ることをやめる。 下館藩の仕法では、殿様と武士の取り分を押さえる。 ※小田原藩では、この抑制を受け入れてもらえず失敗した。 掛川市の新幹線駅新設に活かす。2.生産力を科学的に検証する。総合計画をたてる。3.廻村・・・現場主義。ほめる。選挙、投票制度の実施。報徳訓の一部 衣食住・・・田畑山林にあり・・・人民の勤労による=根源の力 中国の琴線にかかった言葉・報徳は、分度が基本中国の現状 1.貧富の差があまりにも大きい。2.地域格差が大きい。3.政治の腐敗。・・・腐敗防止局がある孔子の教えは、「道徳」が上で「経済」が下。報徳思想は、「道徳」と「経済」が同じレベル。だから、報徳思想が中国では良いと考えている。「辺境文化に生まれた究極の東洋思想」報徳思想・・神儒仏正味一粒丸 神一しゃじ、儒半しゃじ、仏半しゃじの分量・明治元年~日露戦争に勝つまで、報徳精神で日本はがんばった。・明治44年に、金次郎唱歌ができた。・明治大正に報徳が爆発。3大教え1.仏教 2.孔子 3.キリスト 共通する教えは、「欲をかいてはいけない」こと。・「分度」・・・尊徳の言葉。尊徳の思想。・明治の経済化は、経済と道徳を同時にやった。・中国には日本語科が250大学ある。・相馬市では、市の憲章に「報徳」が入っている。 仕法を、「御仕法」と言っている。私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。●健康住宅は健康家族から●古民家再生プロジェクト●起業して会社経営を楽しむ●日光近郊の日帰り温泉●うつ病を乗り越えろ●老後の年金獲得大作戦●そば通の記録●高気密高断熱住宅●快適二世帯住宅●不動産業界●専門職の求人●フラット35は良い住宅ローンか?●アパート経営●我が家の耐震診断
2007.11.05
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今年2回目の一円会参加。私は猛烈に興味がわいてきたことがある。前回も書いたが、尊徳翁の桜町に出向時代、天保の大飢饉にも廻りの村落は人口が半分になるほど飢えてたのに、桜町領内は一人の餓死者も出さず廻りの村落に米を供出するほど豊かだったこと。なぜか?この理由を解き明かせれば、今の時代にも応用が利くと考えた。一円会の例会はとても勉強になる。平均年齢が親の年代ぐらいに高いのと研修時間が長いので、なかなか足が向かなかったが、疑問を解明するまで毎月参加しようと考えた。芋コジ会の詳細については、なかなか文献の中には見いだせない。しかし、尊徳翁の考えを広めるためにも、農民の意識向上のためにもかなりの数の芋コジ会が開かれていたと推定している。(私見)現代版芋コジ会を建築士会の中に取り入れたら良い結果がでるかもしれないと内心思っている。二宮翁夜話103 先んずると後るると・先んずれば人を制し、おくれれば人に制せられるということがある。 倹約も先んじなければ用をなさず、おくれるときは無益である。・千円の身代が900円に減ったならば、すみやかに800円に引き 下げて暮らしを立てるがよい。これを先んずるというのだ。私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。●起業して会社経営を楽しむ●建築士から見たユニバーサルデザイン●古民家再生プロジェクト●健康住宅は健康家族から●犬はかわいい●お父さんの株が上がる住宅リフォーム術●老後の年金獲得大作戦●そば通の記録●うつ病を乗り越えろ●投資で稼ぐ●日光近郊の日帰り温泉
2007.08.27
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今日は朝7時から市内一斉の二宮ディーで、道路沿いのゴミ缶ビン拾いに参加。7時半には自治会役員のみ公民館に集合し、トラック3台に分乗してゴミの集荷作業。次に、放置自転車類を拾いに又町内めぐり。次に、23日滝尾神社のお祭り準備。7人の役員でお昼までかかった。午後は、一円会の例会に途中参加。本日は、瀬尾入会地大開発地跡・大渡大開発地の視察佐藤先生の案内のもと車6台連なって移動研修。佐藤先生の二宮研究は深く、大変勉強になる。江戸末期の灌漑用水を縦横に整備した報徳仕法の力はたいしたもんだ。その遺構はしっかりしていて、現在も有効に使われている。佐藤先生がご健在の内に、もっと勉強しなくては!!当社のhpも見てね ←ポチッと押してご協力お願いします。元気の源です。
2006.11.19
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朝4時半起きでトリノオリンピック、フィギュアスケートを観戦する。荒川静香はいいできだった。指先まで演技が入っていた。さすが!日本女子は、体型的には欧米選手に引けをとらないね。手足が長いので見劣りしない。明日のフリーも早起きして観戦する予定。ブログも毎日書けばいいのだが、忙しいとつい間が空いてしまう。書きたいことはちゃんとストックしておいて、順繰り書くようにはしているが・・・先日(19日(日))、ひさ~しぶりに今市一円会の勉強会に出席した。今市一円会は、月1回第3日曜日に勉強会をやっている。内容は、「いまいち市史」で尊徳翁の歴史検証と、翁の発言集である「二宮翁夜話」の検証。「二宮翁夜話」で私の感性にひっかかる文章があったので紹介したい。91.人の捨てざるの願翁の歌に、むかしより人の捨てざるなき物を 拾い集めて民に与えん この、「捨てざるなきもの」とは・・・世の人が捨ててないものなのだが ない物。たとえば、荒れ地はたくさんあるようだが、開墾しようとして探 すと必ず持ち主がいて手がつけられない。ない物で捨てた物でないもの。 もっとわかりやすくいうと、捨てるのではなく、無に属するもの。 他の例:借金の雑費、ヒマつぶし。金持ちの驕奢。貧人の怠惰。 「世の中ではこのように無に属する物がいくらもありましょう。よく拾い集めて国家を興す資本とすれば、広く救済されて余りがありましょう。人の捨てない物で、ない物を集めるのは、私が幼年から勤めている道で、今日にいたった原因です。すなわち私の仕法金の根本でありましょう。」私はこの言葉にヒントを感じたのだ。捨てた物ではないので遊んでいるのはわかっているが手のつけられないものはたくさんある。中心市街地の空き店舗もそうだし、銀行内にだぶついているお金もそうだ。私の仕事の中にもありそうだ。翁、この考え方で仕法金を増やしていったわけだから、翁の研究をしていけば具体的にわかってくると思う。当社のhpも見てね ←ポチッと押してご協力お願いします。元気の源です。
2006.02.22
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『二宮翁夜話』の一節を、一円会佐藤治由先生の意訳で紹介したい。ある日、尊徳翁は次のようにいわれた。中国の古典『論語』に「直を挙げてもろもろの曲がれるを措くくときは、よく曲がれるものをして直からしむ」という言葉がある。これは「正直者を引き立てて、正直でないものを捨て置き用いなければ、不正直ものを正直ものにすることができる」という意味だ。善人や正直者を常に褒めたたえるならば、4,5年の内に必ず仁義の村になることは疑いない。 人の世も秤(はかり)のようなものだ。左が重ければ左に傾き、右が重ければ右に傾くように、善人が多く認められれば、世間も善に向かい、悪事が多く認められれば、世間全体も悪くなっていくものだ。 世間に一人の悪人も居なくすることは理想だが、現実には難しい。なぜなら人には強・弱、智・愚の違いや前世の宿縁もあり、どうすることもできないことがあるからだ。だからたとえ悪事を働く人がいてもその時々に説諭し、それ以上の悪事を働かないようにしてやらなければならないのだ。 (二宮尊徳翁夜話 巻2の39の1) マスコミの報道で精神的に不安になったりすることが、このところ多すぎるような気がする。ショッキングなできごとが多すぎるせいかもしれないが。犯罪が連鎖反応しているように思える。マスコミ各社は、尊徳翁のいうように、心温まるような良いことをもっと報道して欲しい。精神的に和らいで、良いことの連鎖反応がきとでてくると思う。去年、中小企業家同友会の経営フォーラムの基調講演をお願いした、日本ガードサービスの市川善彦社長がこんな話しをしていた。「自社は警備会社でいろんな人間が集まるのでトラブル悪口が絶えなかった。そこで、人の良い所見つけて5・3・1の点数を入れるシステムにした。もちろん自分もよいことを進んでするし、他人の良い点を見つけて点数を投票する。月々持ち点分を他人に投票する。たくさん点数を取った人は点数に合わせて時計や旅行やさまざまな特典をつけた。これで社内は笑いの絶えない良い社風になってきた。」腹の底から笑えることと、良いことを見つけようとすることと、それを認める社会 が、これから必要になってくるだろう。建築の世界でも、表彰制度をもっと取り入れてもいいと思う。十数年前までは、官庁物件でも民間物件でも表彰状をよくもらったものだ。その風習が近年なくなってきたように思う。さらに、とんでもない無理難題を言うクライアント(役所も民間も)も以前より多くなってきたように思う。よくないことだ!当社のhpも見てね ←ポチッと押してご協力お願いします。元気の源です。
2006.01.05
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三戸岡道夫先生の講演会 「二宮金次郎の一生」の作者、三戸岡道夫先生の講演会がさっき終了しました。著書はたくさんあるが、本に書いてないことを2時間話をされた。私が感銘を受けたことが多々ありましたので紹介します。・この本の参考文献は、主に佐々井信太郎著「二宮尊徳伝」・生涯600余村の開拓に関わる。・やろうと思えば「二宮財閥」を築けたはずだが、亡くなるとき私有財産 を残さなかった。(5000両)・経営コンサルタントの某氏は、手法のひとつとして報徳思想を教えて 企業の業績アップに貢献している。・ドラッカーと報徳思想は似ている。ドラッカー:現場主義-尊徳:廻村・豊田佐吉に始まるトヨタの報徳精神は、世界に通用している。・鹿島建設はバブルの時、報徳精神にのっとりマネーゲームに乗らなかった。 マネー狂乱を戒めるために、八重洲ブックセンター(鹿島家の所有) の入り口に二宮金次郎の銅像を建てた。 今は願掛け金次郎として人気があるそう。 ブックセンターで金箔を売っていて銅像に貼って願をかけるそうです。 ブックセンターではその金箔の売上金で、「まんが二宮金次郎」 を全国の小学校に寄付しているそうです。すばらしい! ・9月に「孔子の一生」を出版した。孔子と二宮尊徳が似ていることに 気が付いたそうです。当社のhpも見てね ←ブログランキングに、ご協力お願いします。
2005.09.10
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