翔建築設計の所長日記

翔建築設計の所長日記

PR

Archives

2024.11

Comments

yoshiki@ Re:●建築家のお仕事(634)竹内日祥上人の講演(01/21) はじめまして私も2000年から竹内日祥上人…
2006.01.05
XML
カテゴリ: 二宮尊徳
『二宮翁夜話』の一節を、一円会佐藤治由先生の意訳で紹介したい。




中国の古典『論語』に
「直を挙げてもろもろの曲がれるを措くくときは、よく曲がれるものをして
直からしむ」
という言葉がある。

これは「正直者を引き立てて、正直でないものを捨て置き用いなければ、
不正直ものを正直ものにすることができる」

という意味だ。

善人や正直者を常に褒めたたえるならば、4,5年の内に必ず仁義の村にな
ることは疑いない。

 人の世も秤(はかり)のようなものだ。
左が重ければ左に傾き、右が重ければ右に傾くように、善人が多く認められ
れば、世間も善に向かい、悪事が多く認められれば、世間全体も悪くなって
いくものだ。

 世間に一人の悪人も居なくすることは理想だが、現実には難しい。
なぜなら人には強・弱、智・愚の違いや前世の宿縁もあり、どうすることも
できないことがあるからだ。

だからたとえ悪事を働く人がいてもその時々に説諭し、それ以上の悪事を働
かないようにしてやらなければならないのだ。

       (二宮尊徳翁夜話 巻2の39の1)


 マスコミの報道で精神的に不安になったりすることが、このところ多すぎ
るような気がする。ショッキングなできごとが多すぎるせいかもしれないが。

犯罪が連鎖反応しているように思える。

マスコミ各社は、尊徳翁のいうように、心温まるような良いことをもっと報
道して欲しい。

精神的に和らいで、良いことの連鎖反応がきとでてくると思う。

去年、中小企業家同友会の経営フォーラムの基調講演をお願いした、日本ガ
ードサービスの市川善彦社長がこんな話しをしていた。


た。
そこで、人の良い所見つけて5・3・1の点数を入れるシステムにした。
もちろん自分もよいことを進んでするし、他人の良い点を見つけて点数を投
票する。月々持ち点分を他人に投票する。

たくさん点数を取った人は点数に合わせて時計や旅行やさまざまな特典をつ
けた。

これで社内は笑いの絶えない良い社風になってきた。」

腹の底から笑えること と、 良いことを見つけようとすること と、
る社会
 が、これから必要になってくるだろう。

建築の世界でも、 表彰制度

十数年前までは、官庁物件でも民間物件でも 表彰状 をよくもらったものだ。
その風習が近年なくなってきたように思う。

さらに、とんでもない無理難題を言うクライアント(役所も民間も)も以前
より多くなってきたように思う。よくないことだ!


当社のhpも見てね

2005-09-07 12:00:17






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.01.05 16:55:37
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Profile

キヨ8363

キヨ8363

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: