翔建築設計の所長日記

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yoshiki@ Re:●建築家のお仕事(634)竹内日祥上人の講演(01/21) はじめまして私も2000年から竹内日祥上人…
2007.04.21
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カテゴリ: 歴史



日光図書館でこの本を見つけた。
イギリスのおてんば貴婦人イザベラ・バードが明治11年、
東京から北海道まで旅行した旅行記である。

彼女は欧米女性としては初めて日光から北へ旅行した人物。
時は、大久保利通が暗殺された物騒ぎな時代。

イザベラ・バードの旅行記は描写が細かく感じたままを書いて
いるので、当時の様子を想像しやすい。

日光はやっぱり有名だったんだ。

東京から日光に至って、日光は天国のような別天地である驚き
が書かれている。

例幣使街道から日光に入るまでで、
「私は日本が美しいと思い、今まで通ってきた関東平野が醜い
夢にすぎないと感じられた。」とまで書いている。
今市日光近辺の風景はかなりよかったようだ。

日光には長逗留したようだ。
泊まった場所は金谷ホテルの創業者の家。まだそのころはホテル
はなかった。

神社の雅楽奏者の指揮者と書いてあるが、東照宮出入りなのだろう。
ヒマで裕福でりっぱで品の良い家に住んでいて、紹介状持参の外国人

日本的品の良さがあふれていたので感嘆している。
日光の町はなんでも揃っていて、美術グレードもかなり高い高級
な町として紹介している。

日光から先は前人未踏の秘境だったそうだ。
小百→小佐越→藤原→五十里→横川→田島と行く。


江戸時代が終わったのを知っているか疑問するようなことが書いてある。
日光の住人と比べると、貧富の差も生活レベルもかなりの差があったよ
うだ。

日光が市町村合併に反対したのも、こうした気位のDNAからかもし
れない。

この本を読んで感じたこと。
日本の田園風景の美しさと、貧富・情報・文化の差が地域によって
大きいこと。今とは比べものにならない。

新潟に入ると裕福な文明都市になる。これも知らないとはいえ
ちょっと意外。


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Last updated  2007.04.21 17:57:33
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