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働いているときは、チケットを手に入れてもどういうわけか当日になると患者さんが急変したり、臨時の呼び出しが続いてコンサート会場に行けないことが何回もあり、チケットを購入しても無駄になることはやめようと予約が必要になる催しをしなくなっていた。 退職して嬉しいのは、よんどころのない仕事関係の理由が全く発生しない、休みの日に合わせなくてもよいのでチケットが求めやすい、当日の体調を整えるための準備もしっかりできる、などなど。 チケットの購入がセブンイレブンでできるので、非常に簡便。 昨年の大みそかに、東京文化会館で「ベートーベンの交響曲、全曲演奏会」があり、コロナを恐れながら出かけてきた。東京に40年以上住みながら東京文化会館でコンサートを聴いたのは初めて。生の演奏は本当に素晴らしく、コントラバスの迫力ある音が聞けたのもうれしかった。コンサート後に自宅のさほど音響がよくないPCで音楽を聴いても前よりも聴きやすくなった気がしてしまう。 ちょっと味をしめて、オペラを一度も見たことがないので今度はオペラをと、フィガロの結婚のチケットが手に入れ、新国立劇場(初台)へ。地下鉄で一回乗り換えるだけ。しかも50分くらいでついてしまった。 事前にyou tube でストーリーを予習しておき、会場の左右の字幕を見なくても音楽を楽しめた。近視と乱視があるので、歌手(音楽家でありながら俳優?!)の演技がつぶさに見えなくても、オペラをを楽しめた。歌手の登場や歌い終わったときに拍手が起きるのは、交響曲の演奏と違って、歌舞伎に似ている。演劇と違って、心のつぶやきも歌として表現されるのでこれも面白い。 たまたま、森氏の女性蔑視発言が問題になっていただけに、侯爵のもつ貴族としての特権意識や自分の浮気の成功を願いながら妻の浮気を許さないという勝手な思いやその妻が夫に浮気をされながらも夫に愛されることを願う、そういう関係はちょっといただけない。音楽のすばらしさとは別のことだけれども。
2021年02月13日
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nhkの番組に「日本百名山」という山登りのための案内番組があるのだけれど、姉が北海道に移住してしまってからは、山岳会を退会したこともあり、山登りはさっぱりしていず、この番組に興味がなくなっていたが、なんと晩秋の笠取山登山。 あの2009年の初秋、まだ暑さが残る中、和名倉山登山のために一日目は笠取小屋に泊まり、二日目に和名倉山を目指す。 笠取小屋のご主人は先代(?)でとても賢い甲斐犬もいて、午後早い時間に小屋について小屋泊りは私たち姉妹二人だけ。甲斐犬の案内で「水干(みずひ、多摩川の源流)」を見に行く。このワンちゃんはとても賢くて、私たちにつかず離れずに案内してくれる。真っ先に水干につくと水をおいしそうに飲んでいた。あのワンちゃんもご主人も亡くなられたそう。 自分は山梨生まれで小さいころから家のお手伝いで近所の山に薪取り、木の葉かき、蚕のための桑取、草取り、大根などの作物の収穫で山仕事や畑仕事で近所の山にはよく登っていた。スギやヒノキの植林が多いが雑木林もあり山が明るい。落葉樹林は晩秋からは葉っぱが落ち、カサコソと木の葉の音を聴き、川の音やこずえを吹き抜く風の音を聴き、木や土の香りも心地よい。笠取山も関東の山らしく、雑木林が美しい。 案内人は女性のカメラマンだそうで、山を楽しむ様子にあの頃の自分たちと重なって無性に山登りをしたくなってきた。 そんな気持ちを打ち消すようなnhkスペシャルで2030年の食糧危機。東京渋谷には食糧危機でデモや集会、暴動があり、まるで敗戦後の日本にように食糧が一般人の手元に届かない。1960年代からの世界の食糧生産の変化と少数の国(もちろん日本もその国の一つ)が欲望に任せたままの食糧の独占のために多くの国で食糧危機にさらされているという。コーヒー豆の生産のために森を破壊し水を買い占めていると。自国で生産できない趣向品を安く大量に消費している国、そしてこの私もその国の一人。 私たちはどこに行こうとしているのだろうか。 高層ビルを建てるために、アジアの森の木材を大量に切りコンクリートを固めるために使い捨てられ再利用はされていないのだろうか。都心の高層ビルを眺めるときにアジアの森が破壊されオラウータンなどの野生動物が絶滅しそうになることを想起してしまう。 消費者ではなく生産者になるべきか、都会暮らしを辞めたほうがよいのか、この二つの番組を見て田舎で暮らしたくなってしまった。3.11後に節電などに努力してきたものの、そんなことだけしても物事は改善しない。コロナのために東京から地方に移住する人が増えているそうだが、100%消費しかしない都会暮らしはやはり罪なのかもしれない。
2021年02月12日
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骨折で入院、リハビリしてからもう11年も過ぎてしまった。抜釘術後にいずれは変形性足関節症になる可能性もあるので、減量と運動を続けるように指導されていた。のど元過ぎればなんとやらで、いつしか運動の量や時間を気にしなくなり、退職してからはコロナのせいにして運動をすることをすっかり忘れていた。 仕事をしていると朝階段を使うときに違和感や痛みを感じていても、仕事が始まるとすっかりほかのことに気を取られて、ちょっとした痛みは忘れてしまう。多少の変調は体を動かしているとなくなることが多いので、左足の痛みも気にならなくなっていたのに、一昨日両手に下げなければならないくらいの買い物をしたところ、左外踝が痛むことに気が付いた。 荷物を下げて歩くと、左かかとに体重がかかると瞬間的だが、かかとの外側に痛みが走る。自転車に乗って坂道を登るときにも。帰宅して、荷物を片付けて床から立ち上がる時にも。 体重は、抜釘術後一割ほど増えたが、今は術後とほぼ同じ。ストレッチはしているけれど、運動はさっぱり。 暖かくなってコロナが治まるようだったら、近くの低い山から少しずつ山登りをしようと考えていたので、このまま痛みがひどくなってもう山登りもできなくなってしまったら、ひょっとして歩けなくなってしまったら、とマイナス的な妄想はどんどん拡大する。せっかく働いていた時より少し時間的な余裕がある暮らしが始まったのに、痛みのために生活を制限しなくてはならないとしたら、なんだかなぁだ。 よく、定年退職後に大病をした謎の話を聞くが、この私もその一人になってしまうのか。 くよくよ考え込むのは得意だけれど、自分から落ち込んでしまっても仕方がないので、整形外科を受診する前に、歩き方の癖を知り負担のない歩き方をする、朝起きたら少しストレッチなどの準備運動をする、膝や足間接に負担がかかっていないか確認、痛みの部位や運動との関連、痛みの程度の変化など確認して、痛みが治まらなければ来週には医師に相談することにした。 医療機関で働いていると、受診の機会を逃して重症化している方に、「なぜもっと早く受診しなかったのか」などどお叱りをすることもあるし、20代の若いころはそんな言葉を患者さんに投げかけたこともあったけれど、お医者さんには掛かりにくいことも、自分が高齢になって医者のお世話にならなければならない問題が起こる可能性が高くなると、やっぱりすぐに相談しようとは思えない。 特に加齢性の変化を起こすとまずは保存的な方法で様子を見ることが多いし、痛みに対しては鎮痛剤の内服や外用剤処方となる。頭痛や肩こりなどで若いころから鎮痛剤を服用し続けて銀機能が正常値の下限近くになっているので、痛み止めは飲みたくないし、、、。患者の立場になると、いろいろと考えてしまうもの。 おかげさまで、左足の使い方を少し変えてみたら、思いのほか外踝の痛みはわずかになってきた。 シメシメ。
2021年02月10日
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2019年に退職を決心してから、職場の体制維持が困難なためになかなかやめられず、やっと昨年の10月に退職することができました。 私にとってここ2年間くらいは本当に毎日がつらくて、勤務予定表に従って仕事をするだけが精一杯でした。もともと家事は不得意で、いろいろなことを先延ばししていたこともあり、昼間におうち暮らしをしていると、家の隅々が嫌がおうにも目に入り、掃除整頓で日々が過ぎていくばかり。取説をよく読みもせずに洗濯機を使っていたので、洗剤を入れる場所があるとか、まぁ知らないことだらけで、不慣れなことをするのですぐ疲れて眠くなり、週休5日制くらいでしか家事ができません。 皴を作らないために脱水は1分間でよいとか、裏返しして洗濯機に入れるとだまになりにくいとか、そんなことが一ぱい。洗濯でさえこんな有様なので、掃除や調理も。あまりにもできないことだらけで、スマホで調べながらの家仕事。 患者さんには糖尿病や腎不全、高血圧など食事療法が大事だと説いていたのに、軽塩で一食の塩分を2以内で納める食事つくりなんか出来やしない。計量スプーンやデジタル秤でいちいち計量することの面倒くささ、よくまぁ患者さんたちは大変なことを続けていらしたか、感心するばかり。 そんなこんなで、11月、12月、1月とあっという間に過ぎました。 昨年初よりコロナの問題があり、実家にも不帰、外出も最低限にしていたので、退職後のおうち暮らしもそうそう苦にならず。朝起きても急いで出勤しなくて済むし、夜間に緊急連絡の携帯電話が鳴ることもなく、せかされずにのんびり暮らせることの幸せをかみしめることも。 何かに縛られることがない暮らしは、自由であるそうで、自分自身が決まりを作らないと、だらだらと日々が過ぎてしまうことにもなり、朝目が覚めてスマホで日付を確認しないと今日が何日、何曜日かもわからなくなる始末。ゴミ出し日が決められていることが、見当識を刺激してくれるます。 まだまだ家の中の整理整頓(断捨離)しなければならないことが多く、2月15日から始まる確定申告の準備もあり再就職先を探すことはもう少し先になりそう。 あまりにも食事つくりができないので、女子栄養大学の通信教育で食事つくりを学ぶことにしました。 秤の使い方から学んでいますが、目指せ「軽塩(一日の塩分摂取量 6g未満)」が今のところの目標です。
2021年02月09日
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