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すっごい若い男の子が機材車を運転してくれてました。撮影に入って、今日で4日目彼の車(録音機材車)には撮影2日目から知らない女の子が乗車してました。聞く所に寄ると、上海でのドライバーの彼女らしい(彼は北京の人)。昨日は、私たち日本人録音部がホテルに帰る時も乗車。そして、今朝は迎えにきたときには既に乗ってました。昨日の夜、仕事が終わって機材を積み込み、ホテルに帰る時には車のバッテリーが上がり加減で、エンジンがすぐにかかりませんでした。理由は簡単、昼間っから彼女を車に乗せ、エンジンもかけずにラジオを聞き、夜になると窓のカーテンを閉めて小さいライトをつけていたからです。昨晩は「あぶないな~」と思いながら、注意しておきましたが、今日も同じ事をしていたのでしょう?バッテリーが上がってしまい、エンジンがかからず。元気な車に引っ張ってもらって「押しがけ」ならぬ「引きがけ」をしていましたが、ドライバーがヘタなので、かからず。見かねた私は「機材が乗っているのだから、そんな手荒な事をするな!」と一括すると、事は撮影所中の話題になり、いろんな人が出てきました。「録音部の皆さんは、先にホテルに帰ってください」と言う人「俺がなんとかするから、大丈夫だ!」と言う人ただでさえ五月蝿い中国語が、もう大変な勢い。ブースーターケーブル一本(正式にはプラスとマイナスの一組)あればすぐに解決するのだけど、ブースーターケーブルって物を知らないらしい。するとどうでしょう。別の車からバッテリーをケーブルもろとも外してきて、録音機材車のもとへ来る人がいました。その元気なバッテリーを繋いだケーブルを素手で持ち、録音機材車のバッテリーターミナルへ接触させると大声で「エンジンをかけろ(中国語)」電流で体がしびれているのか、重たいバッテリーを持っているから震えているのか、彼がプルプルしているなか、エンジンは掛かりました。なんとかホテルに付きましたけど(事件が起きている時は姿をくらましていたのに、門の外でまっていたドライバーの彼女も一緒)彼の姿は、明日から見る事も無いでしょう。
October 31, 2007
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始まりましたと言うか、やっぱりというか、昨日の、上海撮影初日から今日に至るまで、映画撮影によくある話。演出部と俳優さんの考え方の違い。上海に来て、撮影初日に今回の映画の中で一番重いシーンと言われるくらいの場面をいきなり撮影するという、監督をはじめとしてた、俳優に対する配慮の無いスケジュールを組んだ演出チーム。かたや、自分の考えをトコトンまで披露して、それに対する答えが曖昧だとさらにエキサイトする俳優(女優)事態は、この映画が空中分解する一歩手前までいきましたが、そこはみんな大人・・・昨今の撮影は(日本人監督でさえ)撮影は「素材集め」と考え、俳優は同じ芝居を何度も求められ、機械の一つと考える人たちが多い。今回の監督は香港人なので、もちろんそれ。撮影をしいても、どの芝居をどこまで使うのかさえ決まっていない。俳優達は、命を削るような芝居をして渾身の精神力を注いでいるのにだ・・・・そこに軋轢が生じ意見の対立まで発展する。今日は和解をしたが、完全な状態ではないはずだ・・・これから約2週間、一触即発の状態はつづく。緊張感のある仕事ができそうだ。
October 29, 2007
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上海にてセット撮影開始です。昨日は、セット準備でいろんな問題が噴出しました。特に、撮影部は機械的なトラブル、ピーウィー(移動車)が壊れると言う前代未聞の事態。メンテナンスを行っていない上海の機材やのせいです。ステディーカム(人間がカメラを持って歩く時に、揺れを制限する機械)を誰が予約していたのか?問題。などなど多数。演出部は、いつもの事だけど、俳優さんと監督の映画に対する考え方を一致させる話し合い。当然のように録音部にも問題が発生しましたが、単純なミス。決まった機材を、決まった所に使うようにすれば防げる基本的なミスとも言えます。さあ、セットなのに7時30分開始。間もなくホテルを出発です。
October 28, 2007
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セットの下見もしたし、機材の梱包も解きました。28日からの上海編に向けて準備中ですが、やっぱり中国人ってのは・・・要求はセッカチなほど言ってくるのに、答えはすっごく時間がかかる。で、さらに、面倒くさい事はやらない。部屋を広くする為に「サブのベットを部屋から出してくれ」と頼むと、あ~だ、こ~だと理屈を並べて出そうともしない。こんな事で、オリンピックが開けるのか?タクシーが安い初乗り11元(約160円)30分以上車を走らせても30元(約450円)でも、運転は荒い、助手席に乗ると、そんじょそこらのジェットコースターより恐怖体験をします(笑)
October 25, 2007
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さてさて、日本編の撮影も終わり、いよいよ上海に向けて出発です。現在、成田空港の搭乗口結構小さめの飛行機(737)で行く事になりそうです。JAL619便いってきま~す
October 24, 2007
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先日、録音機のインターフェイスとして使用中のMacが壊れてしまいました。一週間をかけて修理が完了したのに、また故障。修理の所作が良くなかったのが一番の原因みたいだ。また、アップルストア渋谷店に行かなきゃ。夜の撮影に間に合うように、現在、ダークなパワーを集積中
October 18, 2007
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あと2日とリテイクシーン。今日からは、夜と昼が逆転現象に入ります。でも、今までの宿題(撮り残し)が残っているので、早朝から埼玉県は本庄市で撮影中。明日の夜は大女優の登場で、主役女優との重たいシーン。いよいよ、直線坂上ゴール版前です。
October 17, 2007
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一昔前まで、映画の録音の仕事と言ったら、NAGRAと言う録音機が幅を利かせていたのだが、最近は、アナログテープなんて全く見かけない。さらに、DATなるデジタルテープも使わなくなるしまつ。主流はハードディスクレコーディング。しかも、登場人物の数だけトラック数を設け、仕上げの段階までに再調整が出来るように録音する。最新鋭の機材を使い、コードをいっぱい繋ぎ、マイクから入った音声が何処をどう通って録音されているのか、とっても解りにくくなっているのも時代の流れ。プロと名乗るなら、解らないからといって人に頼ってばかりでは行けない。どんなに複雑な構造でも、理解をして録音作業を行わないと、痛いめに合う。もっとも、痛いめに合う前に、不安でしょうがないのが人情なのだが・・・「大人になっても日々勉強」この年になると余計に耳が痛い言葉です。
October 15, 2007
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題名の通り、今日は今回の映画の中で、一番重要な台詞の撮影日でした。場所は、埼玉県本庄市、駅から歩いて10分ぐらいの五叉路。普段なら閑散として静かな街も、耳元でささやく重要な台詞を録音する為には、街中の車と人声を静かにさせなければなりません。エアコンの室外機の音だって気になる、部屋の中の作業の音、側溝を流れる水の音、全部無しにしたいのです。もちろん、そんな事は無理とわかっていても、止める人にも「止めるんだ!」「静かにさせるんだ!」と言う気迫は欲しい物です。結果は惨敗。とても、大スクリーンで出せる音ではありません。助手さんたちを、なだめ、すかし、怒り、ギャラリーにも気を払い、数日前から「この日は特別の日」と解いて回っても、どうにもなりませんでした。録音された音に対して無関心なのか、他人事なのか・・・その場の数時間が無事に終わるように祈っているだけにしか思えませんでした。私自身が仕事を依頼した助手さんですが、今日はとってもブルーです。
October 13, 2007
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今回の映画は大変である。9月に終わった前の組から準備期間がほとんどなく、助手さんたちだって時間が足りなかったに違いない。さらに、機材があっちこっちからの寄せ集めで、それらを繋ぐケーブルだって新調しなければならない物が多かった。9月16日からクランクインして、約一ヶ月。助手さんが体調不良で降板。メインの録音機が故障で、バックアップ機に変わっている。俳優さんが納得していないのに、「ホンバ~ン、ホンバ~ン」と大声を出し、無理矢理撮影を行ってしまう。日本語のわからないチーフ助監督。10月の末には撮影場所が上海に移るのに、機材をどう持っていくのか未だに決まっていない。それもこれも、香港の監督、香港のプロデューサーが現場を仕切っているからかもしれない。「日本語として文章がおかしい」と指摘しても、意味が分かればOKそこに、微妙なニュアンスは無いし、「映画を見ていて疑問に思う事が発生するとストーリーにのめり込めない」事に気がつかない。「日本の視聴者を舐めると痛いめに合うぞ!」こんな映画に社運を懸けるほどの大金をつぎ込む日本の大会社。少し考えた方が良いかもね。(笑)
October 12, 2007
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