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一週間弱、その殆どを電車の中で読んだのだが、何度この小さな文庫を床に叩き付けようと思ったことか。それほどまでに、一部の官僚および国家権力の卑屈さ卑劣さに腹が立った。【人民は弱し官吏は強し】主人公は星新一さんの父・一(はじめ)氏。彼が興した星製薬が舞台である。一般的なイメージでいうと官僚の民間イジメについてはクロネコヤマト、総量規制など最近のもので、国家権力の横暴は戦前の五・一五、二・二六事件といった青年将校のあたりか。しかし本編は大正時代。日露戦争が終わって10年も経たない。まだまだ国としては弱い、列強の脅威油断ならない時だ。そんな駆け出しの時期に既に、地位=偉い国益より省益You check 癒着。藩閥を嫌って導入した官位試験のハズが、やはり結びついてしまうものなのか。そりゃ戦争には勝てない、素朴にそう思った。ただ、官僚全てがイジメ体質なわけではない。(たぶん)他の業界はどうだったのだろう?これまでは戦史や文化方面に浸っていたので、今後は働く人、サラリーマン事情に踏み込もうかな。そしたら大正時代の全体像が多少は浮かんでくるのかな?(^-^まずはコレ↓を読もう。【東大法学部】 【星新一ショートショート1001】
2006/10/30
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なにか頭を使おうと思い、漢字検定の勉強をしてみた。歯応えのありそうな二級の問題集にチャレンジ。◇書き取り問題◇「コウレイにより花束贈呈を行う」コウレイ?あーはいはい。・・・はて?(_・?・・・レイは、例だよね。。コウは・・・毎年コウレイ。スーパーやネットショッピングで飽きるほど目にしている言葉。漢字。しかし記憶の映像を再生すると、コウだけポッカリと浮かばない。好例ではない。高齢も意味が違う。確かに、それはもうハッキリと○例なのだ。ここで、人生の岐路に立つ。1.答えをみる2.思い出すまで考える筆者の使っている問題集(↑の画像のではないけど)は、問題のすぐ下に答えが載っている。その解答を紙で地味に隠しながら書き進めている。ガードをとけばソッコーで分かる。コウの正体が判明する。しかし、敢えて考え尽くす。筆者の目的は自分の記憶イメージを復元すること。脳内に存在する微弱な信号を、じっくりじっくり辿ってゆく。一所懸命に発せられる内なる送信メッセージを、空を見つめながら凝固する。2,30分格闘しただろうか。「恒例」「恒例により花束贈呈を行う」この単純な漢字に、結局到達できなかった。敗北宣言。けれども、自分の脳ミソとの対話は楽しい。不正解だけに清々しくはならないが、スガシカオにはなる鴨しれない。秋の夜長、皆様もぜひチャレンジしてくだされ(^^
2006/10/29
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エアギター、いいですね。と、いいますと?ギタープレイを競う遊びと思いきや、いやいや中々どうしてギターの指先テクニック重視というより演奏全体のパフォーマンスに力点がある。と、いいますと?つまり時代は観客を楽しませる空間プロデューサを求めている、ある意味ギター知らなくてもベリーグッド的な寝技感が漂うのであります。そこにあると思わせる。えいやっと思わせる。エアギター、いいですね。
2006/10/21
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ゼロ戦のエース・坂井三郎さんは、昼の空に星を探し、遥か彼方遠方の敵機を見つける訓練をしたそうだ。筆者、コンタクト装備でも星なんて視えない。しかし、夢の中では眼が良いから不思議だ。心のレンズが曇ってないということか。なんつて。(>_
2006/10/17
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最近めっぽう手紙を書いていないコトに気づき取り急ぎブログの更新をする。脱ダム宣言に影響を受けて脱手紙宣言をしたとかでもなく、不思議と文章を認める事をしなくなった。それはさて置き、縦書き横書き。筆者は横が好き。なぜって縦方向は文字の中心バランスがはっきり出てしまい、字の上手くない自分がホントに許せなくなる。ただ、原稿用紙は枠線があるから上から下に書いても苦にならず、大抵はスラスラピタリと4百字丁度で収める。なんとなくプロフェッショナル。ま、原稿の依頼はないけどね!
2006/10/15
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毎朝20分。自宅から一駅先まで歩く。着くころには軽い汗、ぷちウォーキングおばさん。今秋から鉄道ダイヤが変わり、急行列車が走るようになった。複数の路線が乗り入れる花形駅に挟まれ、我が最寄り駅は首振り人形。各駅停車しか停まらない。オンリー各停。普段早めに出社している筆者にとって、急行の恩恵など別段なくてもよい。むしろ前駅で急行利用者が多いほど、各停は空くので嬉しい。局所的混雑の緩和が急行列車導入の目的でもあるのだから、そういう意味では新サービスを享受しており、感謝感謝なのか。と思ったら落とし穴。オンリー各停の宿命、急行の通過待ち。5分に一本、電車が来るとしよう。10分で二本だ。仮に乗り遅れても、ポカーンと口を開けていれば、すぐ次がやってくる。そこにアイツ。10分に一回、ヤツはやって来る。肩で風を切って通り過ぎてゆく遠慮がちな各停ちゃん。必然、10分に一回しか来なくなる。花形駅は5分に一本、月見草駅は10分に一本。これまでも、鉄道ダイヤは朝のラッシュに対応してきた。列車間隔はすでに最適化されている。それゆえ、急行車両を追加するといっても、容易く間に割って入るわけではない。各停の一つが急行看板を背負い、何事もなかったように駅を通過してゆく。10分間隔になると、乗り遅れは致命傷。待たされる上にホームに並ぶ乗客は以前より増える。先々の駅でも事情は同じで、日陰に停まるたび、ギュウギュウ度が激しくなる。主要駅利用客が急行に分散するのを祈るほかない。まぁ上の例は極端として、実際はそんなに不便でもなく、ほどほどのストレスで済んでいる。が、それにしても―通過待ち。それはマイナーの烙印。なんという屈辱。是が非でも急行に乗ってやる。そんな次第で20分。線路沿いに急行停車駅まで歩く。深呼吸をして、青空を見上げるのも悪くない。到着。定期片手に改札を抜け、心地良い発汗を感じながら階段を下る。ナイス・タイミンっ視線の先に二筋の光。「アチラのお客様から」―バーテンの手を離れたグラスのごとく、列車は静かにホームへと滑り込む。各駅停車だった。|||○П_いみねー
2006/10/14
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【鎌倉駅】秋晴れ連休の最終日、筆者は鎌倉を訪れた。瞬く間に楽しい時は過ぎ、気がつけば夕暮れの駅前。筆者はこの、夕方の景色が好きだ。日が暮れて、明かりが灯り始める時間帯。その冷ややかな、緩やかな空気感。学生時代、日曜夕方に散歩がてら自転車を走らせる。立ち並ぶマンションを見上げると、電気がポツリ、ポツリ。「あぁ、一家団欒で夕食の時間だな」そんな気分が湧き上がり、勝手に幸せを感じていた。それは子供の頃を思い出していたのだろう。団地に住んでいた、その懐かしさなのだろう。「人が住んでいる」その事だけでなぜか、心が満たされる。筆者はちょくちょく旅行に出かけるが、観光名所を訪ねることは殆どない。(ま、大抵は道に迷って辿り着けないので、尋ねてはいるのだが。。)札幌でも、沖縄でも。とにかく近所を歩く。人の住んでいる街を歩く。観光地の大通り。少し道を外れる住宅地。夫婦がいて、子供がいて、若者がいて。そこには各人の日常がある。この実感が、楽しい。夕暮れの町並みは、その感覚を鋭敏にする。静寂への、導火だ。
2006/10/09
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定時ダッシュで仕事帰りに買ってきたーんヽ(▽`ノワーイワーイ♪【柏水堂のプードルケーキ】
2006/10/02
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