星明かりのネコ
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ずっと気になっていた、ベラルーシの強制避難区域と福島県伊達市の避難勧奨地域の比較をしました。可能であれば、excelファイルを見ながらご覧ください。【シミュレーションExcelファイル】http://goo.gl/ROjHE【条件】1)伊達市の避難勧奨地域は、3.0uSv/hを基準としてBq/kgを逆算2)ベラルーシ第2次移住ゾーンは555kBq/m2で設定3)ベラルーシ移住権利ゾーンは185kBq/m2で設定【出典】土壌から空間線量へ換算http://kcua.ac.jp/~fujiwara/nuclear/air_dose.html土壌密度等http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan031/siryo3-1.pdf避難勧奨地域についてhttp://www.city.date.fukushima.jp/profile/k-kaiken/pdf/h23/20111125-shiryo01.pdf【結果1】伊達市の避難勧奨地域は、初年度800kBq/m2, 5年後464kBq/m2となる地域に対し設定。ベラルーシ基準:5年後555kBq/m2より厳しく、更に1年以内に設定されている。【結果2】ただし、ベラルーシの移住権利ゾーン(5年後185Bq/m2)は初年度空間線量0.86uSv/h以上の地域に対して行われており、議論されるべきと考える。【考察1】このシミュレーションをして驚いたのが、伊達市の避難勧奨地域とベラルーシの初年度における土壌汚染がどちらも800kBq/m2だった事。ベラルーシでの事例が意識されているのだろうか?【考察2】ベラルーシに対して、日本は遮蔽係数を厳しめに見ているように思う。ベラルーシで555kBq/m2で5mSvだと5分の2に低減と見ている。対する日本は4分の3。ただこれは、Cs134と137の比率の違いから来てるだけかも。【考察3】よく「ベラルーシ5mSvで強制避難」が引き合いに出されますが、福島県伊達市に住む私としては「ベラルーシ初年度0.85uSv/hで避難権利」って煽って欲しいです。権利。疎開先での生活保障とかです。2年目でも0.71uSv/h。ぜひ。【トギャッター版】@quinoppieさんが、まとめを作成してくださいました。http://togetter.com/li/236897本当にたくさんの方に助けてもらって、背中を押してもらっています。
2012.01.05
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