マクロビ・ヒーリング・サロン【さろん楓・ふぅ】@白金台

マクロビ・ヒーリング・サロン【さろん楓・ふぅ】@白金台

PR

×

Calendar

Profile

zzzebra

zzzebra

Comments

zzzebra @ Re:わ~!(11/22) megさん コメントありがとうございます…
meg@ わ~! 素敵ですねぇ!! 消えたってのがまたいい…
zzzebra @ Re[1]:☆パソコンに向かう姿勢を変えてみる3つの提案(09/24) アンコール♪さん コメントありがとうご…
アンコール♪@ Re:☆パソコンに向かう姿勢を変えてみる3つの提案(09/24) こちらではお久しぶりです。仙台、曇りの…
zzzebra @ Re:最初の誕生日(09/18) takaさん モノにもストーリーがありま…
2007.09.14
XML

『自然栽培ひとすじに』
無農薬、無肥料のりんご栽培を手がける木村秋則さんの著書です。

この方は、去年(2006年)12月の NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』 に登場されてるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。


今、有機野菜、無農薬野菜、減農薬野菜に注目が集まっていますが
そもそも、それぞれが具体的にどんな「お育ち」のお野菜ちゃんなのか
ものすごく曖昧になっているように思います。
ズバリ、有機と書いてあれば「安全」と思っていませんか?

農薬は使わないほうがいい。


けれど、野菜を育てるのに肥料は当然と思っていないでしょうか?
私も思っていました。

著者の木村さんが手がけるのは、無農薬はもちろんのこと
肥料や堆肥も全く使わずに、
本当に土、太陽、水、空気という自然の要素だけで作物を育てるという「自然栽培」です。

「有機栽培」とは、実は、規定内の農薬を使っています。
そして、化学肥料は使わなくても、有機肥料をふんだんに使っています。
過保護すぎると弱くなるのは人も野菜も同じ。
今、実はこの有機肥料って秘かな大問題になっています。

某コンビニエンスストアが売れ残ったお弁当やお惣菜を廃棄せずに
家畜の飼料としてリサイクルすると発表してましたが、恐ろしい!!!

リサイクルと言えば、なんでもOKというようなエコブームは本当に怖いです。

またまた飛躍しましたが(笑)
そんなわけで、有機=安全と解釈するのは、ホントにホントに早急なのです。

さてさて、りんご栽培とは、実は、病気との闘いの連続だそうで
りんご農家と農薬散布は切っても切れない関係にあります。


全国のりんごの生産量の40%を抱える青森県では
肥料、農薬を使って徹底管理するよう県の条例が定められているほどです。

なんとも皮肉なことです。
経済的な豊かさをもたらすために、
農薬被害の苦しみが正当化され、強制されるなんて。

木村さんが無農薬のりんご栽培を志すきっかけもそこにありました。
奥さんが農薬被害に苦しんでいたからでした。

木村さんは、そのりんご農家のお婿さんだったんですね。
無農薬、無肥料のりんご栽培を手がける決意をしたとき
木村さんは決死の覚悟でお義父さんを説得しようとします。

十中八九反対されるだろうと思っていたら
あっさりと「やってみなさい」と言われたのだとか。
お義父さんは「どうせ無理だから、2-3年後にはやめるだろうと思っていた」のだそうです。

まず、ここで涙出そうになっちゃいました。
人が何かを成し遂げる時、
周囲に必ずこういう度量の大きい人が存在しているのだなぁと思います。

「やめなさい」と禁止するのは簡単だけど
敢えて、やらせてみる。痛い思いをさせてみる。
血のつながりのない父と婿でもこれほどの信頼感が作れるのですね。

とはいえ、無農薬栽培に切り替えてから8年間というもの、
木村さんのりんごの木は、花を咲かせることも実をつけることもなかったそうです。
そんな状態ですから、周囲から変人扱いされるだけにとどまらず、
当然経済的に行き詰まります。借金も当たり前です。

銀行への返済額を実家から工面して支払いに行ったところ
「生活費に充てなさい」とお金をつき返した銀行マンがいたそうです。
そして「10年後には、あんたの時代がくるよ」と言ったのだそうです。
他にも、もう自分で立て替えようと思ったという消費者金融の営業マンもいたそうです。
この人たちも皆、自分の仕事を愛している人ですね。
だって、自分が貸したお金で前代未聞の大きなことをやってくれるなら
それは銀行マン冥利につきるというもの。
表面的な数字に表れないところに、職業の本質はあるのだと思います。
ここでも涙が出そうでした。

「自然栽培」とは、病気や虫を作物が教えてくれる何らかのサインととらえて、
自然に寄り添いながら作物を育てる手法。

これは、自然療法と全く同じ考え方です。
熱や痛みなどの不快な症状は、身体からの何らかのメッセージ。
その声を聞きながら、身体が不要なものを排泄できるよう手助けしてあげる。

この夏、息子の水イボもそうやって克服することができました。
「薬を使えば一気にきれいになることはわかっているけれど、やらない」

その苦しさは、木村さんが過ごした8年と比較するようなものではないけれど
でも、同じ種類の、強さを必要とする苦しみだと思いました。

その時、思ったこと。


 自然を相手にすると人は信心深くなる。
 科学を信仰すると人は信心を失う。

 その信じる心にこそ、何かが宿っていくのだと思うのです。


あー、写真と短いメッセージでブログを綴れるような人になりたいと思いつつも
長々と読んでいただき、ありがとうございました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.09.14 14:27:37
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: