マクロビ・ヒーリング・サロン【さろん楓・ふぅ】@白金台

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2007.12.03
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誰しも食べることや自分の健康維持に一家言があると思います。
今風な表現を使うと「こだわり」ですね。

思い切り余談になりますが
「こだわり」って言葉は、今は、もっぱらポジティブな方向で用いられていますが、
実は「ちょっとしたことにとらわれる」「拘泥する」という意味合いがあるのです。
だから、正直なところ、私はあまり使いたくないんです。

この言葉は、私が子どもの頃(少なくとも10代)は、
今のような「こだわりの一品」「シェフのこだわり」というようには
使われていなかったように思うのですが、皆さん、いかがでしょうか?


ま、これは、私のライターとしての“こだわり”ですが、ね(笑)


さてさて、それはさておき、何が言いたいのかといえば・・・。
そんな「こだわり」の時代なわけで、
著名人が自身の食のポリシーや健康法を語ることもしばしば。
そんなインタビュー記事も多い昨今です。
その中で、はっとさせられたのが、写真家の岩合光昭さんの話でした。

岩合さんは、ご存知、野生の動物の生態を撮り続けていることで有名な写真家です。
きっとどなたも作品の一つや二つ、ご覧になったことがあると思います。

野生動物の生態を撮るということは、各国各地の厳しい自然律の中へ入っていくこと。
そんな撮影時の食事について質問された岩合さんは、
ロケ地では、「郷に入っては郷に従う」で現地の人と同じモノを同じように食べると言われていました。記憶が定かではないのですが、時には(モノによっては)食べない時もあると書いてあったように思います。


「その分、日本に居る時は、
山梨県の自宅の畑で獲れた野菜をシンプルに調理して食べる」と。
「それが最高に美味しいし、素の味で食べているとそれほどご馳走にはならない。
だから少しで済む。
要は食べ過ぎない。

だから食べ過ぎる。
人々は今食べ過ぎだ」と。

すごいことを言う人だと思いました。
今、本当に少食は自分をも世界をも救う生き方だと思います。
これからますますその必要性が叫ばれてくると思います。
私が尊敬する自然との調和の中で生きる人たちは、皆これを提言し、実践しています。
(私も目指していますが、実のところ、コレがナカナカムズカシイ・・・)

あと、この概念に一番近いところにいるのが子ども達だと思います。
あの人たちは、頭で「美味しそう」と食べたりはしません。
本能で必要なだけ食べます。
食べ過ぎることがないのです。

が、それを狂わすものがあります。
それが、砂糖だったり、動物性脂質だったり、化学調味料だったりするわけです。
(だから、可能限りこれらを排除したい、と思っているわけです)

実際に、我が家でも、子どもがときめかないようなおかずばかりだと
子どもは、「え~!?」と多少のブーイングをしながらも
お腹がすいていれば、ご飯(玄米or胚芽米)と味噌汁を食べるわけです。
海苔や佃煮、ごま塩などで。
それで、ジ・エンド。
実は、それで必要なものはちゃんと摂れているんですよね。
(ご飯が白米だとまた話は違ってきますが・・・)

子どもが「わぁ!」喜ぶような色とりどりの食事にしようとすると、
自然と洋食寄りになってきます。
そうすると、先ほどの岩合さんが言う現象と全く同じになる。

夫は和食を食べたがるけど、子どもはそれだと食べないから・・・
と悩むお母さんたちは、けっこう多いと思うのですが
それでも基本は和食にすべし、と私は考えています。
北緯36度の地に生きる私たちには、それに合った食事があるのですから。

とはいっても、食の愉しみも大事ですから、
時には子どもがわぁ!と目を輝かせて喜ぶようなメニューにする。
こういうメリハリ、(ハレとケですね)をうまく演出していくのが
母親の腕の見せ所ではないでしょうか。

我が家に子どもたちがたくさん集ったとき、
その食べ方を見ているとかなり納得することが多々。
例えば、一番最初にしっかりおにぎりを食べていれば、
もうそんなに要らないんですよね。
それより遊びたい。
それでいいんだと思います。

そんなわけで、私たち大人がもっている「たくさん食べる子」=「良い子」「あまり食べない子=問題児」という概念を少し考え直す必要があるのかもしれないと思う今日この頃。我が息子のような「食べるのが好き!」を否定するわけではなく、です。

なぜって、子ども達はたくさん食べると大人たちから喜ばれ、褒められるのに、
一方で「食べ過ぎ」と言われたりする。
特に女の子には、このダブルバインド(2重の縛り)がすごく強いんです。
このダブルバインドについては、また次回書きたいと想います。





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Last updated  2007.12.06 16:12:26
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