マクロビ・ヒーリング・サロン【さろん楓・ふぅ】@白金台

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2008.06.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は父の日でしたね。

清水さんの本を読みながらふと思ったことがありましたので
父について書いてみたいと思います。

どんな父親か?と問われれば、
子供の頃からいつも父にはヒヤヒヤさせられていましたし、
真の意味では、親子逆転していましたから、
数年前、自分の過去の感情の棚卸しをしていたときには
真剣に憎んだりしたこともあります。
その弱さに、卑怯さに、ずるさに。


父親の愛に包まれて、とか
父性愛に守られて、というような
育ち方をしているわけではないです。

お父さんみたいな人と結婚したいと思ったことすら一度もない。

けれど、そんな私でも
この人の血を受け継いでいることを誇りに思った瞬間は何度となくあるのです。

最初は、中学生か高校生の頃。

電車の中吊り広告で、角川文庫だったか新潮文庫だったか忘れましたが、
すごく気にいっていた写真がありました。
真っ白な雪の上に、黄色く色づいた葉がはらりと一枚落ちている写真。
その葉にも霜がおりていて、それはそれは美しくて


後に、父の仕事場に行ったときに
私は、それが父が撮った写真だと知るのです!
「え?!これお父さんが撮ったの?」
このときばかりは、誇らしかったです。
・・・父はカメラマンだったのです。


その頃は、私は、よく父の撮影を手伝っていたんですね。
父は、ほぼブツ撮り専門でやっていました。
ブツ撮り=商品撮影です。
ブツ撮りってライティングの勝負なのですよね。
ですから、たくさんのポールを立てて、
そこに何枚ものレフ板やら、トレーシングペーパーやらを支えて
微妙な光と影を演出していくのです。

その演出にものすごく時間がかかるのです。
その日も、あーでもない、こーでもないと光をあやつっていた父。
ある角度でレフ板をかざしてみたところ
「お、これだ、これでいこう」ということになりました。
が、そこで、父はポールに挟まれて動けない。
一同大笑いです。
どうやってそこに入り込んだのさ?という感じ。
でも、そんな滑稽な父がものすごくかっこいいと思ったのです。
それほどの集中力がそこにはありました。
そのときの私、涙が出るほど笑いましたね。

ここまで書いてわかるとおり、
私はあの人を父としてではなくて、
仕事人として慕っていた、認めていたのだと思います。

最後は、昨年のこと。

父は、昨年生き返ったのです。
その前年、病気をした父は、何度も危ないと言われていました。
父の兄弟は、真剣に葬式の準備までしていたそうです。

(つづく)





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Last updated  2008.06.19 00:40:20
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