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久しぶりにJWET(ウイタク)ネタ。 ガンバを世界王者、札幌をアジア王者に導いて目標が達成できて、新しいクラブへうつる事になった。結局ガンバは12年、札幌は4年指揮した。 ガンバは長期政権で金満クラブに、札幌はJ2昇格2年目でJ1完全優勝。サッカーの戦術はガンバよりも札幌の方が浸透度、完成度共に高かった。 30クラブ全てをJ1昇格させたいので、まだJ1昇格した事のないクラブは、 新潟・大宮・甲府・山形・湘南・鳥栖・水戸。 7クラブ。 広島・川崎・福岡・札幌・横浜FCは既にCPUが昇格させているので除外。 そして新天地に選んだのは 湘南ベルマーレ。 湘南ベルマーレ 2019シーズン 戦力は中位よりも下。 札幌から連れてきたスタッフはそれなりに高給取りなので、あまり補強にお金をかけられず貧乏プレイ。J2から指揮した事のある札幌はそれなりにメンバーが揃っていた。 水戸から加藤、新卒で水谷を拾い、ロマウジーロを海外クラブから獲得。湘南規模ではかなり高い買い物。最低でもエース外国人は1人欲しかったので、このロマウジーロに全てを賭けた。彼がダメなら今年の湘南もダメだろう。 意外にもディフェンスラインは能力値の高い選手が揃っていた。外国人CBは放出して、DHの吉田をCBへコンバート。日本人4バックで固めた。吉田はCBでプレーする事に不満だったが、強引にシーズンを乗り切る事に決めた。 序盤戦 4-4-2ボックス型 ロマウジーロ 松田 加藤 ポジェト 佐藤 松田 野口 吉田 時崎 三浦 遠藤 終盤戦 4-4-2ダイヤモンド型 ポジェト 森田 ロマウジーロ 佐藤 加藤 松田 野口 吉田 時崎 三浦 水谷 新加入選手 攻2~守3/バランス/5/8/7/5/7/7/3ショート 札幌時代のJ2の1回戦はかなり良い感じでスタートを切れていたのだが、湘南ではうまくいかなかった。1回戦ではたったの4勝3分4敗。昇格を目指すクラブにとってはかなりきつい。 「戦術はロマウジーロ。」まさにそんな感じ。FKもシュートもうまいんだけど、フィジカルが弱いため結構簡単にボールを失う。 しかし徐々に戦術が浸透していったのか、2回戦と3回戦の22試合ではたったの2敗。ここで昇格圏内へ。 思い切ってシステムを変えたのも良かった。攻撃的にという意味でボックス型からダイヤモンド型へ。ロマウジーロをトップ下へ下げる。2トップにポストプレーヤーの森田とSHのポジェト。 このウルグアイ人のSHは特殊能力もないし、ドリブルもクロスもイマイチでスタミナだけが取り柄の選手。SBにコンバートしたりしたが、日本人選手と能力値もそんなに変わらないし、かなり使いづらい選手だった。しかしある試合でFWに怪我人が出たので、ポジェトをCFへコンバート。するとその試合で結果を残した。それからスタメンで起用すると、最終的に9ゴール7アシスト。SH時代は0G0Aである、彼のポジション適正は間違っていたのかもしれない。シュート精度もシュートテクニックも並ぐらいなのだが、ミートの技術がうまく、ポストプレーヤーの森田との相性も良かった。終盤にはこぼれ球を確実に押し込むごっつぁんゴーラーとなっていた。(プレーはガンバ2011シーズンのキムスンヨンに似ている。) ロマウジーロ 21G7A 森田 12G3A ポジェト 9G7A 4バック+松田+加藤+ロマウジーロは全試合出場。 ロマウジーロへのマークが分散されたのも良かった。新2トップに、後方支援としてパサーの佐藤、快速ドリブラーの加藤。 4回戦では一時3位へ昇格したがラストスパートでは4連勝。ライバルの新潟がこけて大分に続き昇格決定!! J2 2位 21勝8敗15分 天皇杯 2回戦敗退 1年で昇格は無理かなぁ~と弱気になっていたのだが、何とか目標は果たせた。クラブの目標は6位以上だったけどね。 にほんブログ村
2013.09.06
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[10.11.01] オフィシャルスポンサー 追手門学院とアカデミーとの新提携 来年度よりユース選手が追手門学院高校へ進学 並びにユース選手寮新設のお知らせ ■追手門学院高校 ⇒ 「独立自彊 社会有為」 ⇒真面目に学ぶ姿勢が大切■【経費】全ユース選手は公立高校並の負担。国と府の就学支援に基づく。【カリキュラム】英数理数2類コース ガンバユース選手対象の単体授業(英語・数学のうち複数時間)、月・木は7H、火、水、金は6H 土は4H 補習は月のみ【公欠扱い】日本サッカー協会、Jリーグ、クラブ行事などへの配慮【入学及び進学保障】高校はユース選手全員入学、追手門学院大学進学可能、他大学受験推薦可能1. クラス編成について、ユース選手は複数クラスにそれぞれ在籍するものとする。2. 基本的に一般生徒と同じカリキュラムとする。ただし英語・数学の2科目については、複数時間ユース選手のみの授業を別途設ける。3. 公欠対象については、日本サッカー協会(JFA)、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、ガンバ大阪等の行事とし、それ以外の関連行事についても配慮するものとする。4. ガンバ大阪は茨木市内に選手用寮を設置する。5. 高等学校はユース選手の日常の練習時間の確保に配慮し、従来の夜型ライフサイクルから昼型ライフサイクルへの移行をサポートする。6. 毎年(1学年)15名程度の入学とし、最大在学時40名程度とする。3年後の2013年4月にはガンバユース選手は全員追手門学院高等学校に所属する。7. 本校卒業後の進路については、追手門学院大学への内部推薦入学、他大学指定校推薦入学及び推薦入学等、本人の希望を考慮しながら配慮を行う。オフィシャルよりやっぱり、全日制の高校に進学しながら、ガンバユースの練習に参加するのはタフだよなぁ~。イナや宇佐美のように通信制の高校に通うとしても、スクーリングは何日かとられるだろうし、それも少なからず負担になるだろなぁ~と思っていました。まぁ、今までガンバユースが高校と連携しなかったのが遅かったぐらいだよね。ただ、ガンバユースに所属しながら自身が進学したい高校っていう人もいるとは思うんだよね。あるいは親か。トップチームに進めなかった選手も大学へ推薦してもらえることから、悪くはないし、(入学してからは)選手の選択権があることから保険としてもありなのかな。何にせよ、選手にとってプレーに集中できる環境が作られるのは良いことだ。
2010.11.02
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日本で一番遅い高卒就職内定者・玉置慎也 「ここまで1人の選手にしたことがないよ」。これは鵬翔高校の松崎監督の言葉だ。 2月中旬、筆者は宮崎市内で松崎監督と食事を共にした。その時この言葉が出てきた。 玉置は摂津FCから鵬翔にやってきた。独特のリズムとスピードから繰り出されるドリブルとパスセンスを武器に一気に頭角を現した。松崎監督はいち早く彼の才能に目を付け、じっくりと育てていく方向を打ち出した。彼は指導者の好みによっては受け入れられない選手かもしれない。なぜなら、時にはチームにマイナスに働いてしまいそうな個性的な選手だからだ。しかし、松崎監督は彼を起用し続け、彼が自由にプレーをできる環境を与えた。 そして最高学年を迎えた。変幻自在のドリブラーに成長した彼の、プロという夢を叶えるための重要な1年がやってきた。しかし、鵬翔はインターハイ予選決勝で敗れると、プリンスリーグでも低迷し10位。インターハイ、高円宮杯と高校3大大会の2つを失い、プロのスカウトにアピールしきれない日々が続いた。最後の大会である選手権でアピールすることがラストチャンスとなった。しかし、初戦でまさかの敗退。アピールするはずの全国大会は早々に幕を閉じてしまった。 仲間や同級生が進路を決めていくなか、あくまでもプロにこだわる彼は、大学や就職といった選択肢を持たず、かなり低くなった可能性を信じていた。松崎監督は彼の夢を叶えるべく、全面支援に乗り出した。Jのキャンプに自らが連れていき、知り合いの関係者にも彼を積極的に売り込んでいった。実際に甲府の練習に参加したが、獲得の意向は示されなかった。その後も2人のクラブ巡りは続いた。だが、現実は厳しく名乗りを上げるクラブはなかった。 しかし、そんな彼に運命と言うべき出来事が起こる。「G大阪が試合の相手を探してたんです。当初予定していた相手と組めなくなって、そこでガンバ側から、『鵬翔とやらせてくれないか』と突然依頼があったんです」(松崎監督) チャンスがやってきた。急遽決まったG大阪との練習試合。そこでアピールすれば可能性が広がるかもしれない。一縷の望みをかけた彼の就職活動が始まった。1人だけの3年生がこの試合で一番の輝きを見せた。試合後、G大阪ベンチが騒がしくなった。さっそく、松崎監督の元に西野監督から話があった。「『あの選手は何年生ですか?』と聞かれました。なので『高3です』と答えたら、びっくりしてましたね(笑)」西野監督は彼の才能に一目惚れした。彼の積極的に前に出ていくプレースタイルは魅力的だった。西野監督はすぐに彼をキャンプに参加させることを指示。翌日から彼は練習生として参加した。 「あいつ頑張ってるかな。このチャンスをものにしてくれればいいんだが・・」 食事の際、この言葉が何度も出てきた。松崎監督の頭の中は彼への期待と不安でいっぱいだった。それほど彼を見込んでいることが伺えた。そして、数日後、朗報が2人の元に舞い込んできた。G大阪と仮契約を締結。最後の最後でつかんだチャンスだった。今月4日には正式契約を交わし、晴れてG大阪の一員となった。名将の期待を背負った男、玉置慎也。自分の夢を叶えるために大阪を飛び出した男が、その夢をぎりぎりでつかみ取り、大阪へ帰ってきた。 オーレニッポンよりこのエントリーが面白かった・タメになったと思った人は1日1回ポチッとヨロシク~。 ↓↓ 人気blogランキングへ
2007.03.15
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