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July 3, 2017

鉱山電車に会いに行こう　その1

(6)

カテゴリ：お出かけ

GTのテストを観に行って、興奮が冷めやらぬ週明け。今度は村田町ではなく栗原市へのドライブ！

とある公園。。。

ここじゃー！

えっ…くりでん？

あの…くりでん？？？

そう！！あの「くりでん」っすよ！！！

廃線から10年。まさかこのような施設ができるとは思わなんだ。確か春くらいに家にここの広告か何か入った雑誌かフリーペーパーか何かを読んで知ったのです(るるぶ？)。

正式にはくりはら田園鉄道。細倉マインパーク駅の跡地は中学生の時に映画のロケ地のついでに見に行きましたが…。イベントも行われているとのことで、富沢の市電保存館よりすごいかもよ？と思って来てみた。あ、イベント時に来ると駐車場に止められないかもって考えたので週末には来てません。

入場料は500円。建物に入る前には、こんなのが。

駅名標ですねぇ。きっと廃線後に大切に保管してくれていたんでしょう。さりげなく展示しているところが素敵です☆

くりでんっていうと、赤い車両を思い浮かべますが、こんなのもいたんですね～。

名古屋鉄道から来たのか！2005年に定期運用を失って、よくここまで残ってくれたこと。ここまで知ると、くりはら田園鉄道さんの保存が予想よりレベル高いことを感じさせられますね。

ところで…くりでんのロゴマークなんてあったんですね。

まさに「栗」だ！私が記憶とその写真が残ってるのは「OHバンデス」っていうローカル番組のラッピング電車だったものでねぇ。番組名のヘッドマークなんぞなにがいいんだか(笑)

あの番組もこの施設のオープンにはさぞ喜んだことでしょう。そうでしょ宗さん！！！(笑)

粋な計らい？実はこの車両は運転シミュレータも兼ねて保存されてるってわけ。詳しくはもう少し後で…。

車内です。おー！なんか路面電車にも見えてきますね。

それもそのはず、この車両は「レールバス」といって、バスの部品が取り付けられている車両なんだそうです。それとこの色は名鉄の時のままらしいですよ。

広告類がそのままっていうか、廃線まで残ってた車両と合わせているんですね。

前述したシミュレーターは…こちら！

時代は「在りし日」とされていますが、景色からして結構前の時代を再現されたんだと思います。単純な運転だけでなく、くりでん愛を深めるというほんわかしたシミュレーターです。でも時間制限があって容赦はないですね(笑)

順路をたどっていくと…。

あの…最後まで走っていた車両！あ、これにも栗のロゴが…。

形式名はKD95。その中でこちらの車両は「KD952」。OHバンデスのラッピングを施していたまさにその車両でした。ラッピング車両の運行予定だけでなく、当時の時刻表までが未だに残っているんですね～(→ こちら )。

運行終了後は保存前に若柳駅で全て剥がされたんでしょう。3月31日の20:25に若柳駅に到着したのをもってこの車両の走行が終了したのです。