私のHNである『sulina』というのはドナウ川流域の最終の町、というか村。宮本輝さんの本の中でも終着点になっているところ。どうしてもそこへ行きたくて電車を乗り継ぎ、最後は船でドナウデルタを渡り到着したところ。人的なものはほとんど何もなく、ホテルもたった1軒。あとはぽつりぽつりと建つ人家があるだけ。広大な湿地の中には数多くの野生の動植物が生息していて人間の存在がなんて小さいものなんだろうと気づかせてくれるところです。4人が乗ったら半分沈みそうなモーターボートに乗って『Unde este Pelican???』 (ペリカンはどこ?) と唯一教えてもらったルーマニア語を口にしながら野生のペリカンを見に連れて行ってもらいました。言葉が通じなくても人々の素朴さと暖かさに触れ、自然の偉大さを教えてくれるところ。すごく気に入ったので勝手にHNにしてしまいました。