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ようやく地震発生から一週間を過ぎました。どうも私はネガティブなニュースに引きずられやすい傾向があるらしく(たとえば昨夏の大阪二児死亡事件も同じ年頃の子どもを持つせいか、かなりきつくなりました)、今回の地震・津波被害には精神的に打ちのめされました。というか、体調も崩しました。一週間経ち、混乱から抜け出し、前向きなニュースが流れてきているものの、まだまだ原発の状況などはこれからが大変なところ。東京電力の方とは仕事上で付き合いがあります。もちろん、その方たちは神奈川県内の支社の所属なので、現地で原発対応をしているわけではないのですが、それでも会った際には「がんばってください」と頭を下げてしまいます。東電の側としては計画停電で迷惑をかけているという意識があるようで「いやいやこちらこそご迷惑を」と恐縮されていますが、被災地に電力なり燃料なりを回せるのであれば3時間ほどの停電など大したことはありません。東電の皆さん。自衛隊、消防、警察、海上保安庁など、文字通り命がけで原発の危険に立ち向かっている皆さん。最大限・・・いや、限界を超えた状況でがんばっていることは知りつつも、それでもテレビのこちらから側から「がんばれ」ということしかできません。がんばれ。がんばれ。がんばれ。(堤政継氏創作「二葉の芽」)
2011年03月20日
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懸案になっていた紙の保存。ややこしい折り紙を折るようになると、市販の折り紙ではサイズが小さすぎるので、大きな紙から切り出すようになります。また、少し珍しい紙(もちろん、「折れそう」というのが条件ですが)なども正方形に切っておくようにしているため、知らず知らずのうちに溜まってしまいます。こういった紙を、出来るだけ平面のままで、ほこりがつかず、使いたい時に取り出しやすく、普段はじゃまにならない、という形で保存する必要がありました。そこで作ったのが紙ばさみ。作った・・・といっても段ボールを切り出し、周辺に切り込みを入れ、縁に製本テープを貼ったっただけ。古い封筒から・・・あれ、なんていうんでしょうか、口を閉じるのにひもをぐるぐる巻く部分、を切り取って貼りつけました。45cmくらいの正方形です。二枚の間に紙をはさみ、糸を刻み目にひっかけるようにぐるぐると・・・表裏に八芒星のように巻きつけます。あとは壁と本棚の隙間にでもつっこんでおけば。これでとりあえずはすっきり。他の折り紙者の皆さんはどうやって保存しているんでしょうか・・・。
2011年03月10日
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空白の期間もなんやかんや作ってました。ぼちぼちと。神谷哲史氏創作の「ベールテールエンゼルフィッシュ」。面積の大きいヒレや尾の仕上げが見せ場。あまりがんばらなかったのでいまいち・・・。
2011年02月10日
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前回の記事更新から2年3カ月・・・さぼっているうちに40代を迎えてしまいました。記念というわけでもないですが、40才以上のみ参加できるけん玉のマスターズ大会に参加してきました。ゴルフのマスターズ大会と違って招待状がなくても、なんなら当日ふらっと行っても参加できます。協会主催の大会の中では一番ゆるい感じの大会です。私は参加者の中で最年少。年齢別に10才刻みでハンデがつきます。40代はハンデなし。80代の選手には予選の段階で20点満点中、あらかじめ10点が与えられます。40代は予選で19~20点、決勝では10点満点を取り続けないと優勝は難しいですね。今年は予選では20点越え、決勝でも10点越え続出の展開。私は予選で16点。まあ家で練習していてもこんなもんでした。決勝進出者中の最小点は18点。同点の場合は年長者優先なので、私は19点取らないと決勝進出はできませんでした。緊張もせず、良くも悪くもこんなところ、という感じか・・・。40代のうちは決勝進出を目標に。大会ではびるぼけさんとも久々の再開、三石さんとも初めてお話することができました。また、お会いしましょう。またブログもゆるゆる書いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
2011年01月30日
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久々に書きます。書いていない最中もいろいろと作ったりしているわけですが、どれも完成までには時間がかかりそうなので小ネタを一つ。五円玉にけん玉の形の木片を通しています。で、ご覧のように皿胴側はもちろん、中皿側も穴より大きくなっています。こういうブツをお見せするときの決り文句ではありますが、穴に通すにあたって、木片を切ったり貼ったりはしていません。じゃあ、どうやって通したかというと、知恵の輪やパズルのようにはめたわけでもないのです。私自身も外せと言われてもすぐには外せません。一般的には五円玉に矢(矢尻と矢羽が穴より大きい)が貫通しているものが多いようですが、せっかくなのでけん玉型にアレンジしてみました。
2008年10月21日
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川畑文昭さん創作の「猫君」。コンプレックス系の猫では一番好きかも知れないです。手順もそこそこ長く、リアリティのある作品でありながら、いろいろなアレンジができる作品です。複雑な作品になるほど、完成形が決まってしまって、アレンジができなくなる場合が多いのですが、この作品はそれができます。折り工程も極めてわかりやすい。折る人にとってわかりやすいように、と意識しながら折り図を描いているようです。今回折ったのは座り姿と歩き姿。ポーズの他にも体の模様や耳の色などが違います。歩いている方がかわいくて好きかな。
2008年09月28日
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作るのは結構大変ですが、自分でも作ってみよう!という方のためにスペックを挙げておきます。けん玉新富士の木地(木目)。別にTKでもよかったのですが、たまたま手に入ったのが新富士だったので。蓄光塗料ネット上をふらふらと漂っていたところ、ルミノマーカーという商品を見つけました。価格は比較的安め。輝度もありそう。乾くと樹脂化、ということは衝撃にもそこそこ強いのでは。そしてボールペンタイプで使い勝手がよさそうという点も気に入り、青と緑(2.4mm)を購入したのでした。この塗料が手に入らなければ製作に入らなかったでしょうね。コート材あわび本舗アワビシート専用ウレタンという製品を使ってみました。今まで「ニス」と書いてきたのは実はこれです。名称に違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。釣り用のルアーを作成する際にアワビシートというアワビの殻を薄く加工したシートを貼ることがあるのですが、その上から塗布するウレタンコート材です。紫外線防止の機能もあり、経年による黄変を防ぎます。ルアー用なので防水性能もあります。ただし、仕上がりの硬さ、つるつる度が予想以上でノーマルの灯台すらなかなかできません(笑)。ルーター材料ではありませんが、溝彫りにはプロクソンのハンディルーターを使いました。ルミノマーカーの性能を考えれば、溝を彫らずに直接模様を書いても大丈夫だったかも知れませんが、やはりイメージとして盛り上がった塗料部分同士がぶつかってはげるのは不安。溝を彫って塗料を入れることにしました。模様は、真っ暗な状況でも演技できるようにけん、玉全体を覆うものにすること、色分け可能なことなどを考えつつあんな感じにしてみました。ざっとこんな感じでしょうか。お手軽に、蓄光塗料でちょっと落書きするだけでも面白いかもしれません。
2008年09月18日
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そもそもこの蓄光けん玉を作成しようと思い立ったのは私がジャグリングサークルに所属しる事と関係があります。ジャグリングの道具についてはボールやクラブといった一般的な分類の他に「ファイヤー」「グロー」といったジャンルがあります。いずれも暗い場所でのパフォーマンスを目的としたものです。ファイヤーは、道具自体が不燃性で燃料(多くは灯油)を染み込ませることができ、それに火をつけた上でパフォーマンスを行うもの。クラブのファイヤー仕様は「トーチ」と呼ばれます。長い棒の両端に火をつけたものを振り回す「スタッフ」と呼ばれるものをご覧になったことのある方も多いかと思います。ぬらして手袋で火をつけたボール・・・文字通り「火の玉」をお手玉する芸もあります。グローはそれ自体が発光するもの。多くは透過性の材料で作られた道具の中に電源と電球やダイオードを仕込み、道具を光らせる仕組みです。ファイヤーは見た目が派手なことが長所ですが、使用できる場所が限定されることや、燃料の扱い、道具をキャッチミスした場合などの安全対策が必要なことが短所です。グローは安全に使用できることや、光の色分けができることなどがメリットですが、比較的高額なこと、電気系統が内蔵されているため、衝撃に対してやや不安なことが短所です。サークル内にはけん玉使いが数人いるのですが、けん玉を暗いところで見せるにはどうすればよいか、ということについて雑談程度にしたことがあります。まずファイヤー・・・可能は可能です。木製なのでよく燃えます。が、結局それが短所なわけで。本体が燃えてしまうと使い捨てになりますし、ボールなどと違って、原則としてけんか玉を持ちつづけて演技をするため、やけどの危険性があります。それからけん玉は他の道具に比べると細かいアクションを技として見せることが多いのですが、炎が上がっているとちょっと見にくい。けん玉をファイヤー化するのは少し難しそうです。ではグローはどうでしょう。まず中に電源や光源を仕込むことはできますが、やはり木であることが災いして道具全体が光を放つという仕様にはできません。要所要所に電球を取り付けることはできますが、けんと玉がぶつかり合うという演技の性質上、これも厳しい。あとはプラスチック等でけん玉自体から作るというアイデアもありますが、個人で作るのはなかなか難しいものがありますし、何より木製の重さや摩擦に慣れているけん玉使いとしてはできれば木製のままグロー仕様にしたい。となれば、選択肢はもうあまりありません。光る塗料、という方法に思い当たるのも自然な流れでした。そしてのんびり、だらだらと作業が始まったのでした・・・。
2008年09月17日
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「今月中には・・・」とか言っておきながらあっという間にニス塗りを終え、本日、皿胴の穴の拡張(けんにニスを塗って太くなったため)と糸の取り付け・・・ついに完成です。こちらに製作記録をアップし始めてから約半年。間に第二子誕生ということもあって少しずつの製作でした。今回の作品はけん玉装飾史の中においてかなり画期的なものではないかと。緑と青の二色を使い、派手に、美しく仕上がったと自負しております。では公開です。じゃかじゃん!あら・・・?なんかあちらこちらからツッコミの声が聞こえてくるような・・・「どこが画期的やねん」「緑と青ってあんた、白にしか見えませんが」「そして地味」はあ・・・。まあ・・・こうやって写真を見てみると・・・そう言われればいちいちごもっともな気もしてきました。あれ。どうしましょう。大上段に振りかぶって公開しておいてなんだか少し自信が揺らいできました。少し悲しくなりつつ。とりあえず今日は寝るとします。おやすみなさい。パチリ。※小芝居、失礼しました
2008年09月15日
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長かった。
2008年09月10日
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神谷哲史さん創作の「ツル」。しばらく前に金融会社のレイクのCMにも登場しましたね。羽先とか結構細かくて大変。手数のわりに仕上がりは大きいと思います。と書いても折紙者以外には伝わりにくいか。一般的に折り手数が多いほど、作品はどんどん小さくなっていきます。これは作品内部に折り込まれる部分が多くなる、ということなのですが、紙の使用効率が高い作品は、手数が多くても思ったよりは小さくならないのです。現代折紙では折りまくれば何でも形に出来るレベルにありますが、さすが第一人者の神谷さん、見事な設計です。
2008年09月04日
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出産前後にお世話になった保育園を退園するときに折り紙で蝶を折り、モビールにしてプレゼントしてきました。作る過程が楽しかったので、ちびすけとちびこ用に家でも作ってみました。写真があまり上手ではないのですが、4頭のゾウです。アップにするとこんな感じ。光の加減で上手く撮れていませんが、そこそこきれいに仕上がりました。ベースは写真店の店頭に積み重ねてあった「ご自由にお持ちください」のボール紙。3mm厚。アルバムかなんかの台紙でしょうか。のっぺりした色にしたくなかったので、手持ちの白い和紙を色ごとに濃度を変えて染め、ちぎって張りました。かなりかっちり出来ました。イメージとしては「星の王子さま+ディック・ブルーナ」。ちびすけにも喜んでもらえました。初めは触りたがって大変でした。
2008年08月27日
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毎年、古本市の目録がいくつか送られてきます。結婚前は細かくチェックして、会場にいざ!と出陣したものですが、最近は時間と体力と経済力(これが一番大きい)不足のため、眺める程度。ところが今回、ぱらぱらとめくっているうちに「日本の工芸」という書物を発見。11冊で1500円?どんな本か分からないけど、なかなか安そうではないですか。で、久々に購入。会場へは行けないので送ってもらいました。到着した日、ヨメから「考えているより大きいと思う」とのメールが。帰宅してみるとA5版ハードカバー入り。一冊の厚み2cm程度。確かにこのボリュームは想像していなかった・・・。図版も豊富で面白そうなのは間違いないです。最近、私は工芸家になりたかったのかもなぁ、と思っています。職人でも芸術家でもなくて。技術と芸術両方を使いこなす。あこがれます。
2008年08月26日
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出産準備中にちびすけと行った100円ショップでちょっと変わった折り紙を見つけました。「ヨーロッパの伝統色折り紙」というネーミングにしろ、パッケージデザインにしろ、明らかに子供向けではありません。かといって大人でこの商品を買う人がどのくらいいるものか・・・と思いつつもパッケージに並んでいる色を見ると確かにきれいなので思わず買ってしまいました。が、開封してみるときれいはきれい・・・なのですが、ひとつ間違うと「子どもが使う折り紙で最後まで残ってしまう色」のような気も。いや、でも悪い商品ではないと思います。香港のガスパス・ゴさんのウェルシュ・コーギー。シンプルな形ながら犬種の特徴をとらえていて好きな作品。上の折り紙のBlondとBilliardという色を使ってみました。感心したのは正方形の精度。折り紙者が市販の折り紙に求めているのは色よりもこういった部分だったりします。
2008年08月23日
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最近のちびすけは体の各部の名前を覚えつつあります。耳、鼻、頭、足、おなか、あたりはしっかりと認識しているようです。で、「ちびすけのおなかはどこ?」と聞くと、シャツを捲り上げて指差します。「お父さんのおなかは?」と聞くと、私のシャツを捲くって指差します。このやりとりから、彼の頭の中で(意識しているにしろしていないにしろ)何が起きているかを想像すると・自分とお父さんは体のつくりはだいたい同じ。同じあたりには同じものがある。おなかは体のまん中あたり。→自分を客観視できているということでしょうか?・「おなか」はちびすけのおなかだけではなく、お父さんのおなかも指す。→一般名詞と固有名詞の概念ができつつあるのでしょうか?ちょっと微妙なところもあり、上の例でいうと「ちびすけのおなか」「お父さんのおなか」と固有名詞的にとらえている可能性もあります。ただ現段階ではたぶん「お父さん」は私だけを指す固有名詞でしょう。お友達の○○ちゃんのお父さん、という表現にあたった時に悩むかも。ちびすけに関して、言葉と行動を見ているといろいろと考えます。こういうような言語の獲得と認識、行動についての学問はなんていうんでしょう?言語発達学とかその辺でしょうか。あるいは発達心理学とか言語心理学とか?ちびすけ(と、ちびこ)の成長を見守りながらそういう分野の勉強もしてみたいという欲求もあります。もちろん、本格的にではなく、気まぐれに、したい時だけ、つまみ食い的に、ですが(笑)。Jeannine Moselyさん創作のStar Ball。正方形用紙30枚組。職場のミスコピーの空白部分利用なので色はいまいち。デジカメとパソコンをつなぐケーブルが見当たらんので携帯で撮影。出産準備中から作っていましたが、いつの間にかほったらかしに。ようやく完成させました。ユニット自体はそれほど複雑なものではないけど、組み方がちとめんどくさい・・・。
2008年08月22日
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そろそろ書かねば。先月18日に第二子が誕生しました。女の子。誕生前後、ヨメの実家に住んでいましたので更新が滞っておりました。家に戻ってきてからもばたばたです。朝から晩まで(私は朝と晩だけですが)子ども中心の生活。ヨメは疲労困憊しております。年子だからなあ・・・。きっと数年は大変でしょう。・・・などと書いているうちに上の子が泣き出した。起床。まだ書きたいこともあったけど今日はここまで(笑)。
2008年08月19日
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ちびすけ、昨日で1才になりました。こんな親のもとでよくぞ1年、生き抜いてくれました。寝たままで泣いてばかりだったのが、笑うようになり、寝返りを打ち、はいはいをし、つかまり立ちをし、伝い歩きし、今では10mくらいは一人歩きができるように。食べるものもどんどん変わり、毎月、彼の成長についていくだけで精一杯の一年でした。これからはもっと一人歩きをするようになるだろうし、なにより夏にはもう一人仲間入り・・・来年の今頃はブログ書く暇もないかもしれませんね。いやいや、「元気でやってます」と書けるように4人でがんばっていきます。
2008年05月01日
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製作、難航しております。皿胴のカービングが終わり、けんに取りかかったところ。意外と硬いのですよ。特に皿の部分が。木口(木の繊維に垂直方向に立ち向かっていく)なんで。けんが終わってもまだ玉が残っている。今月中に完成するだろうか・・・。で、時間短縮のために皿胴には職場の昼休みを利用して第三段階の加工を施しました。ってもたいぶるほどのことじゃなく、ペインティングなんですけどね。カービングとペインティングがおわったらニスでコーティングする第四段階で完成です。
2008年04月10日
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次の工程はペインティングならぬカービング、彫りであります。ハンディルーターを用いて下書き部分を溝状に彫りこんでいきます。練習中はすぐに傷つくくせに、いざこういう加工をしようとするとなかなか固い・・・。帰宅後は家事に育児に追われて作業時間がないので、朝、20分ほど作業しています。皿胴はもうじき彫り終わり。けん、玉ともそれぞれゆっくりやって1週間程度はかかるでしょうか。第三工程はもう少し楽になる予定。
2008年03月26日
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いや、改造ではないな。装飾、かなでもペインティングとは違うんだな。予定ではそれなりに美しいものに仕上がるはず。多分、技を行っても通常のけん玉より美しく見えるはずだ。とりあえず、鉛筆で下書き完了。職場の昼休みにやっつけた。認定シールは邪魔なのでひっぱがした。次の工程はおそらく手間も時間もかかるはず・・・気長にお付き合いください。
2008年03月24日
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ちびすけの靴を買った。いわゆるファーストシューズというやつ。靴底が柔らかく、基本的には室内で靴を履く練習をするためのもののようだけれど、どうせすぐに小さくなってしまうのだ、傷んでもいいので外でも歩かせてみよう。しかしいつの間にやら大きくなったもんだ。毎日見てはいるけど、本当に「いつの間にか」という感じで出来ることがどんどん増えている。つかまり立ちも、立つだけで一杯だったのが、片手でつかまりながら片手で何かしたりしている。「ばんざーい」と言うと両手でばんざいをするし、お辞儀をするとまねしてお辞儀らしきものもする。総じて言えば、これまでは自分のための行動(食べたり、親を追ったり)だけだったのが、他者の動きをまねたり、反応を見たり、という段階に進んだ感じか。来月末で1歳。みんなの中で生きていく準備は着々と進んでいる模様。
2008年03月06日
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金曜日、『暗黒館の殺人』読了。上下巻で合計1300ページ。頑張って読み終え、さて土曜日に図書館に行くか、とかばんに本を詰め込んでいたら「臨時休館」のチラシが出てきた。ああ、そういや借りたときにそんなことを言われたような・・・。というわけで一週間あいてしまった。こういう時のための「非常用の本」を何冊か買い置きしてあるので、その中から一冊ピックアップ。今回は佐藤賢一『オクシタニア』。これも600ページ超、二段組。確かブックオフで105円だった。分厚い本は物語世界に入っていくまでに時間がかかるが、その分、登場人物と長く付き合うことになるので、愛着もわく。といっても、私は読んで一ヶ月もすると内容をきれいさっぱり忘れてしまうんだけどね。
2008年02月06日
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ご近所さんからいろいろ頂き物があったのだがお返しを何もしていない。せめてお子さん方に何か、ということで中古ではあるがけん玉を2本と、折り紙を折ってあげることにした。けん玉は学校でいわゆる「昔遊び」をやっているらしいので。先日、けん玉とコマの技を見せてあげたところ、「すごい!」と喜んでくれた。これを機会に練習を始めてくれると嬉しいのだが。折り紙はこれ。某人気アニメに登場する電気ネズミ。創作は小笹径一さん。不切一枚。この作品が発表されたのが1999年。人気、衰えませんな。
2008年01月30日
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なんで憑かれたように本を読みまくっているかと言うと、近所に図書館があるからだ。ネットで読みたい本が予約できるし、所蔵がない本も用紙に記入して出せば神奈川県中の図書館から取り寄せてくれる。およそ思いつく限りの本を読むことができるわけで、これは読まずにはいられない。貸し出し期間は2週間なので、だいたい3冊ずつ借りている。普通はこのペースで十分読み終えることができるのだが、先日のように年末年始がまたがったりするとリズムが乱れる。例えばこの年末は『悪人』『本泥棒』『天平冥所図会』を借りていたのだが年明けの返却日では『悪人』しか読み終えてなかった。『本泥棒』『天平冥所図会』は貸し出し延長。と同時に予約していた『半落ち』『ダック・コール』『猫のゆりかご』も来たので2週間で5冊読むということになった。結果的には『ダック・コール』までしか読めなかったので『猫のゆりかご』は貸し出し延長、今度は『暗黒館の殺人』上下巻だけを予約したので、ようやく3冊のペースに戻った。やれやれ。図書館のサイトではIDと暗証番号で読みたい本のリストを保存できるのだが、まだ30冊程度残っている。所蔵されている中にもまだまだ面白い本はあるだろうし、新刊も続々と発売されている。こういった本を買わずに読めるのは実にありがたい。最近は本を所有することにそれほど執着心がなくなったので、将来ちびすけに読ませたい本、図書館にも所蔵がないであろう本以外は徐々に処分しようかと考えている。ちびすけ用に本棚の場所を空けてやらないとね。
2008年01月25日
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ええと、『半落ち』は水曜日の朝に読了。一日で読み終わるかと思ったが、電車を降りた時点で30ページほど残り、結局、翌朝まで持ち越した。水曜の出勤からは『ダック・コール』。これは今日にも読み終わる予定。次の『猫のゆりかご』にかかって今週は終わりかな。
2008年01月18日
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『天平冥所図会』読了。連休が入るとページが進まない。私は基本的に通勤の電車内と昼食をとりながらの30分程度しか本を読まない。一日あたり、合計で1時間半程度か。なので電車に乗らない週末はほとんど読まない。『天平冥所図会』は例外的に家で読み終わったのだが、それはこういうわけだ。まず、私は電車内で本がないと非常に困る。何をしてよいかわからない。座れれば寝るが、立っているときはおよそ目に付く限りの広告を読みまくる。それでもそんなに面白いものでもないし、やっぱり本を読む方がよい。で、通勤かばんの中には常時、本が一冊入ることになる。ペースとしては、もちろん、その本の厚さや内容によるけれど、平均して2~3日で一冊というところか。ベストとしては帰りに自分の降りる駅直前で読み終わるのがいいが、やはりなかなかそうもいかず、降りた時点で50ページとか中途半端な量が残ることもある。それを翌日の通勤に持ち越してもよいのだが、片道の車内で読み終わってしまい、活字切れになって禁断症状に震えることになる。解決策としては次の本をもう一冊持って行くことだが、かさばるし重いのが欠点。で、そういう時は残りのページはやむを得ず家で読み、新しい本を持っていく。今回は連休中に読み終わったので、新旧が重なることなく、今日から新しい本にかかることができる。活字を追っているのか、活字に追われているのかよくわからないけど、当面はこのペースで。何せ、まともに読書が出来る時間なんて多めに見積もってもあと40年あるかどうかなのだ。今日からは遅ればせながら『半落ち』。
2008年01月15日
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高速移動中
2008年01月14日
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最近、週末は離乳食を作っている。野菜や魚をゆでて、細かくみじん切りにして、製氷皿に入れて冷凍。固まったら種類ごとに容器に入れて、ラベルを貼って保存。あとは食べさせるときに電子レンジで解凍すればよい。今はヨメがつわりなので、食材の買出しからこういう調理(ってほどでもないけど)まで私がやっている。特に楽しい、というほどのことでもないんだけど、なんか癖になる。スーパーでちびすけが食べられそうな食材探したり、冷凍離乳食の種類が増えてくるともっといろいろ揃えたくなったり。今現在は容器を使い切ってしまったのと、冷凍庫のスペース不足なのでとりあえず製造休止。たくさん食えよ。
2008年01月13日
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マークース・ズーサック『本泥棒』、読了。よかった。昨年末に読んだ『悪人』もよいと思ったが、それよりも数段面白かった。今年読んだ中ではナンバーワン(まだ一冊しか読んでないけど)。今日からは『天平冥所図会』にかかります。年末年始、風邪を引き込みまして、体力が大幅ダウンしています。仕事から帰って、家事手伝いして、ちびすけの世話して、で一日が終わります。早く体を戻してまたいろいろと始めなきゃ。けん玉はぼちぼちやってます。思い出したように一回転飛行機とか二回転灯台とか。平均すると三日で7回転くらいでしょうか・・・。あ、そうそう。前々から気になっていたんですが「エンタメ」という略語。あれ、なんなんでしょう。「エンターテインメント」をどういう感覚で略すと「エンタメ」になるのか。だったらまだ「エンタ」だけの方がいい。後半から「メ」だけ引っ張ってこれる感覚は私からすればかなり異常です。いや、皆さんはお使いになることについてはケチはつけません。私は恥ずかしくて一生使えないであろう、というだけの話です。半年ぶりの書き込みがこんな脈絡のないものですみません。ではまたいずれ。
2008年01月10日
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ええと、最後の書き込みは・・・妊娠中でしたか。妊娠中、いろいろありました。出産、大変でしたが無事に産まれました。日々、まだまだ大変(主にヨメの方が)ですが元気に育っています。よく泣きます。まだコミュニケーションが取れる段階ではないですがかわいいです。落ちついたらまたいろいろはじめます。とりあえずブログは先行して復活させます(たぶん)。
2007年06月06日
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予定日まで二ヶ月を切りました。以前は内側から蹴るような胎動でしたが、最近は押すような動きに変わっています。だんだん大きくなり、部屋(?)が狭くなってきた証拠でしょうね。耳を当てると心音も聞こえます。母親の倍くらいのスピードです。一つの体に二つの心音がある不思議。あ、そうそう。0歳未満にしてけん玉の技を成功させました。名づけて「手のせ腹灯台」。けんを立てるとゆらゆら揺れます。たぶんバランスをとっているつもりなのでしょう。将来有望。
2007年03月15日
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ご無沙汰しております。すっかりさびれてしまいましたこのブログですが、そろそろ復活させたいと思います。最後に書いたのが10月・・・もう3ヶ月も書いてませんか。この3ヶ月、いろいろありました。というか、いろいろあったのでなかなか書く暇がなかったという方が正しいかもしれません。とりあえず、空白の期間に何があったかをざっくり箇条書きで書いておきましょう。・10月 結婚式の準備でばたばたでした。会場装飾用、プチギフト用に折り紙を折りまくってまし た。・11月 車買いました。ヨメの母親の仕事関係の方から日産ノートを譲っていただきました。ほぼ 新車。で、10年ぶりの運転で早速ぶつけリアバンパーへこませる。で、バラして自力修復。 結婚式挙げました。7月入籍していたので、新生活開始4ヶ月後の式ですので、緊張もな く、感涙にむせぶこともなく。楽しかったです。・12月 新婚旅行。今どき、国内ですよ。双方の親の親類縁者が中国、四国地方に固まっているので、 1週間ほどかけてまわってきました。別名墓参りツアー。ひたすら魚料理。広島のkyo-juさ んにもお会いしたかったのですが、先約のため断念。けん玉関係はイワタ木工見学だけでし た。 年末年始、結婚するといろいろと挨拶回りが忙しいことが判明。三が日は毎日新年回りで した。・2月 出産関係でいろいろ動いてます。出産・育児用品を見に行ったり、産院を見て回ったり、 名前を考えたり。いや、大変だわ。こんな調子でずっと忙しいです。けん玉は隙をぬって細々と。工作関係では表札作成中。といってもまだ厚板を薄く挽いている程度です。ディスクゴルフはまだ新年初ラウンドを果たせず。個人的にも家族的にもやりたいこと、やらねばならないことは多いのでしばらく忙しそうです。とりあえず名前決めなきゃな。
2007年02月23日
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ええと・・・・さっきの記事の書き込み時間は10時46分42秒、ですね。計算しましょう。1+0+4+6+4+2=171+7=8というわけで答えは8でした。一番近かったのは・・・・・「9」と書かれたびるぼけさんでした~。っていうかご応募いただいたのは常連さんであるかとさんとびるぼけさんと私のヨメ(何で応募するんだか・・・)だけでした。かとさんとヨメは「5」を選びましたので、びるぼけさんに決まりです。かとさん、ごめんなさいね。というわけでびるぼけさん、なんらかの方法でご住所を・・・と思ったのですが、お名刺いただいてましたね。勝手に送らせて頂きます(笑)。別の送付先がよければご連絡下さい。さて、一万ヒット記念はなんにしますかね・・・。
2006年10月22日
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さて、日曜日です。当選数字確定のための書き込みをするとしましょう。当選番号に使われる時間はこいつだ!↓
2006年10月22日
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数日前から気づいてはいたのですが、このブログへのアクセスが5000を超えましたな。なんかこう、ばりばり見てもらおうとか、自己表現の場とかそういう感じではなくて、まあ何を言いたいかというと、正直言って「5000ヒット感謝!」とか「たくさんのアクセスありがとう!」という感じではないのです・・・身も蓋もないですが。とはいえ、節目ではあります。記念に以前ちらりとどこかで(どこだったっけ?)触れた絶版けん玉書籍のプレゼントでもさせていただきましょう。こいつです。小学館から発売されていた(初版は昭和59年です)「けん玉シリーズ」全4巻のうち、第4巻「ウルトラCにチャレンジ!」を1名様に差し上げるとします。古書店で探している方も多いようですがなかなか出回っていない本なので、マニアの方には興味を持っていただけるのではないかと。私は先にこの1冊を古書店で見つけた後、別の機会にまた古書店で4巻組で購入することができましたので、この巻だけはダブっているのです。内容的には、今では超絶技というわけではないですが、それでもやはりウルトラCの名に恥じない技の数々が掲載されています。演者として野村金次郎十段のお姿があったり、月面着陸のエキスパート、丸石照機「五段」の月面バリエーションの数々、「あやとり」や「円月殺法」の開発秘話などが紹介されています。さて・・・差し上げるのをどなたにするかですが、ご希望の方が1名ならばそれでよし。複数名いらした場合はちょっとしたくじ引きで決めさせていただきます。ご希望の方は左欄の「メッセージを送る」からメールを下さい。でもって文面にはハンドルネームと1~9までの数字を一つあげてください。締め切りは今週の土曜日の夜12時までとします。私が日曜日に適当なタイミングで書き込みしますがその更新時間を抽選に使います。たとえば書き込み時間が「23時32分25秒」だったとすると2+3+3+2+2+5=171+7=8と言う具合に一桁になるまで足し算を繰り返します。上の例だと「8」と書かれた方が当選です。同じ数字を書かれた方が複数名いらっしゃる場合は先着順とします。逆に該当者がいなければ一番近い方ということで。私自身は秒まで狙いすまして記事のアップをするわけではないのでまあ平等なくじ引きといっていいでしょう。当選者には当然、ご住所等を伺うことになりますので、それが嫌な方はご応募をお控えくださいね。では、そういうことでよろしくお願いします~。
2006年10月17日
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ろくに書いてないくせに新カテゴリー追加。いやー、まだ1cmくらいらしいんですが、気持ち的にはやっぱりそれなりに、ね。仕事から帰ってきて洗濯したり掃除機かけたり米研いだりアイロンかけたりと忙しいですが、まだまだ油断できない時期なので私ががんばらんと。ヨメはヨメでがんばってるしな。先輩方はこういう生活を(人によっては何度も?)こなしてきたんですよね~。十月十日(じゅうがつとおか、じゃないですよ)、長いけど楽しみます!
2006年10月02日
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地元のお祭りに少し離れたところの支部のメンバーが出ることになり、助っ人で呼ばれました。街中お祭りなのでバスで移動しながら4回の出演です。各会場で持ち時間が10~30分とばらばらなのでどうなることやら・・・。出演メンバーは小学生の兄弟と私。お兄ちゃんの方は協会登録は四段、弟は準初段ですが、それぞれセルフ検定では五段、四段に合格する腕前とか。兄弟で10級~五段の認定種目を、私が認定以外の種目をやることになりました。って・・・・何やろう?ずいぶん悩んでしまいました。へたれ五段の私が人前でやってそこそこの成功率をキープでき、なおかつある程度は見栄えのする技。ふむー。めったに人前でやることないからなあ・・・・。結局、すくいけん、宇宙遊泳、月面着陸、手乗り文鳥、糸なしけん玉でいろいろ、という中途半端な五種目にしました。本番一回目、駅のショッピングセンターの中庭。お姉さんと元お姉さんによるフラダンスのあとが出番です。兄弟、多少の失敗はありつつも、さくさく決めていく。あれ、テンポ早くねえか・・・・最後に得意技として金魚すくいを決めて終了。で、私の番。月面着陸で何度か失敗したもののまあまあ無難に終える。が、ここでの持ち時間は約30分。時間が余ってしまいました。司会の支部長に促されやむを得ず他の技も。何やったっけか?ジャンピング宇宙遊泳、渦潮灯台、横はねけん、そんなもんかな?なんとかかんとか終了。まあこれで大体ペースはつかめました。ところがですね、2~4回目の会場はグラウンドだったのですよ。なぜってこのお祭りはどうやらよさこい踊りを中心としたもののようでして・・・どうなるかというと、今まで数十人がやいのやいのと踊っていたスペースにけん玉使いがぽつんと3人ですよ。大声上げてはじけまくってたよさこい軍団のあとでうぐいすやら極意やらやるわけですよ。できればお客さんに前につめてきて欲しいところなのですが、われわれの後には和太鼓集団とか、やっぱり数十人のベリーダンス軍団が控えているので、そのままの広いスペースでやらざるをえないのですよ・・・。で、その支部長の司会もいまいちで。一般の方にはどうでもいいであろうもしかめのスピードの規定の話とか、まわしとめけんは反則なのでよく覚えておいてください、とか盛り上がりようのないMCで。よっぽどマイク奪い取ろうかと思いましたが、今回はこの支部長さんが受けたお仕事、淡々と演者に徹しましたです。ま、疲れましたが兄弟との練習も楽しかったし、こうやって人前に出て行くことによって、地元での教室開催が実現するかもしれないし。人前で演じるのはあまり得意ではないのですが(教える時のお手本としてならいいんですけどね)、機会があればまた出させてもらおうと思います。教室開催の方も、少しずつ実現に向けて、公民館とか児童館なんかを調べてみようかな?
2006年09月04日
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土日、折紙探偵団コンベンションに行ってまいりました。今回が第12回なのですが、私が参加し始めたのは第4回くらいからでしょうか。折り紙に関してはキャリアは長いものの、創作等を行うわけではなく、人様の創作した作品を折っては楽しむ、というスタンスです。そういうわけで、折紙マニアの人たちが集まるところに出向くのは、このコンベンションを含めて年に数回という程度なのですが、さすがに顔を覚えてくださる方もいて(以前、みなさんにけん玉を披露したりしたってのもあるけど)、また今回はヨメさんも一緒にいったところ、おめでとう、と言われたりして、これはやはりうれしいものです。さて、今回は(個人的には)講習作品でツボにはまるものがあまりなかったのですが、折り図集は折りたいと思っていた作品がいくつか収録されていて満足。今回、講習を受けた中で一番のお気に入り。これも前から折ってみたかった作品の一つです。クリス・パルマーさんに教わった「flower tower」です。不切正方形一枚折り。紙の大きさと根気さえあれば何段でも増やしていくことができます。上の段の直径は下の段の半分になっているのですが、この比率を変えるともう少し面白いことができるかもしれません。ちょろちょろと研究してみますか。今度の土日は久々に行事なし、そしてその翌週はいよいよ文科杯で各地のけん玉使いの皆様と会えます。楽しみですね。
2006年08月15日
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ネット上のけん玉界の友人(下手にプレッシャーかけたくないんでリンクははらないです)が段級位の認定を受けることになった。どう考えても四段までの力は充分にある。まじめにこつこつと練習してきた成果がついに形になるわけで、これは他人事ではあるのだけどなかなか嬉しい。振り返ってみると、私も四段までは一度も不合格とならずに昇段できたのだが、五段では一年近く失敗し続けた。いくら練習しても受検本番では力を出し切れず、「これ以上何をやったらいいのか」と途方にくれていた。この状況を打破してくれたのが、学生時代にやっていたある競技(スーパーマイナーな和物の競技でこいつも段位認定があった)での経験。そのころ、やはり行き詰っていた私は古本屋で購入した「かもめのジョナサン」を読み、「自分はそこを目指すのではなく、もうそこにいるのではないか」と力が抜け、あっさりと昇段できた。けん玉受検においてもそのことをふと思い出し、「五段を取りに行くんじゃない、もうそこにいることを確認するだけなんだ」と気持ちががらりと変わった。自信とか確信といった前に出て行く気持ちじゃなくて、静かにおだやかにそう思った。次の受検では手が震えることもなく、淡々と技をこなし、合格。いや、彼は大丈夫。でも初めての受検、ひょっとしたら手が震えるかもしれない。そんなときは(受検中でも)思い出して欲しい。今のあなたの場合、受検は未知の世界を手探りで進む「挑戦」ではなく、通ってきた道の「確認」なのだ。気負わず、力まずがんばってください。・・・あれ、読み返してみるとなんかプレッシャーかけてる?(笑)
2006年08月01日
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昨日、久々に連続技の練習をして見ました。一回転灯台>さか落とし>はねけん>灯立>灯台とんぼ返りここ一ヶ月ばかり、ろくに練習していなかったのがもろに出ましたね。一回転灯台とはねけんが全然きまらん。ここまで下手になったかと。もう少し落ち着いたら五段並の成功率になるよう練習しないと。あ、おとといかな?読売新聞の夕刊に窪田・フラービオ師弟の記事が載ってましたね。私は長時間もしかめをすることには興味がないのですが、8時間はすごいですよね。私がさぼりさぼり仕事をしている勤務時間、ぶっとおしでもしかめしてるわけですからね。私はけん玉で何を目指すかな・・・・。
2006年07月30日
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前回書いたのはいつでしたっけ?ここんとこばたばたで。なんでかっつうと、結婚した上に引越しまでしたもんで。まだまだ段ボール山積みです。でも明日は地元のジャグリングサークルの練習に行くかもです。まだ工作を始められるほどに片付いてはいませんが、けん玉の練習くらいは暇をぬって出来そうです。そろそろすみのゑ杯も復活させんとね。ヨメさんともどもネット上の大会に参加していくので、これからもよろしくお願いいたします。
2006年07月25日
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ほほう。もう丸一ヶ月も書いていないことになりますか。ちゃんと生きてますよ。いや~、いろいろ忙しいです。創造的活動もディスクゴルフもほとんどやっとらんです。けん玉だけは細々と。一回転すくいけんとうずしお一回転飛行機をマスターすべくちょびっとずつ練習してます。来週には戸籍をちょこっといじりまして、再来週には住所をちょこっと変える予定です。またばたばたですね。落ち着いたらまた書きますです。
2006年07月02日
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ジャグリングショップ ナランハのサイトに昨日付けで「けん玉の奥義101販売終了」というNEWSが掲載された。「百選」の時は「一時販売終了」だったのだが、今回は含みのない「終了」という形だ。たしかに販売元のポプラ社のサイトも「百選」の方は「品切れ・重版未定」という扱いなのに対し、「奥義」はただの「品切れ」だ。内容はかぶっている部分も多かったので仕方のないところか。それにしても最低限、「百選」が普通に本屋で見られるようになってほしいものだ。で、先日、全日本選手権会場で協会の方と話したが、「百選」はやはり一般ルートでは現在、流通していない模様。しかし、かとさんが日月けん玉道場で書かれたように、けん玉協会にはまだ在庫があるようだ。事務の方は「売るほどある」と言っていたので連絡すれば通販してくれるはずだ。話し変わって、今、スパークリングカフェーというのを飲んでいるのだがなんとも微妙な商品だ。炭酸コーヒーなんだけど。こいつは絶版後、重版なないと思われる。
2006年05月31日
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けん玉情報を求めてネット上をうろついていて発見。剣玉忌。藤原一生氏ではなく、フランス文学者の平岡篤頼氏の命日だそうだ。氏の文章に「文学は剣玉である」というものがあり、これが墓碑にも日本語とフランス語で刻まれているとのこと。言葉の意味としては「作家は頭だけで考えて作品を生み出すのではなくて、心身の全体を使った労働の形で、作品を誕生、あるいはほとんど恋愛に近い読者とのコミュ二ケーションの発生に加担するのです。」という文章があるらしい。なるほど。文学もけん玉同様、頭の中や小手先の技術によるものではなく、大げさに言えば全身全霊を使って作り上げていくものということだろうか。けん玉使いとしては感覚的に納得できる言葉ではありますな。お墓は鎌倉の霊園にあるとのこと。同じ県内だし、私の母校にも関係のある方のようなので、いずれ機会があればお参りさせていただこうかな。いや、碑石に刻まれたフランス語の文章に「bilboquet」とあるかどうかを確認したいという、やや不謹慎な動機もあるのだけど(笑)。
2006年05月25日
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先日、ふとけん玉ペインティングの構想が浮かび、いっちょやってみようかという気になった。私は通勤の途中、横浜駅で乗り換えるため、横浜駅周辺で白木の公認けん玉を手に入れるべく、帰宅途中にあちらこちらをめぐってみた。が、ないのだ。ハンズにもロフトにもドンキホーテにも駅ビルの中のおもちゃ屋にも置いていない。あ、ハンズには赤、黒、青のTK(カエデバージョンforかとさん)はあったけど。逆にいえば、横浜駅周辺ですぐに思いつく場所ではハンズでしかけん玉を買えない。ついでに言えば、横浜で子ども向けのけん玉教室等が開かれているという話も聞いたことがない。人口360万を抱える都市にけん玉教室がないというのはなんとも情けない話だ。横浜出身者としてはここでけん玉教室を立ち上げるべきなのかもしれないが、私、今は横浜市民じゃないのよね。いや、逃げてるわけじゃない。夏前後に神奈川県内でまた引っ越す予定なので、そこでの生活が落ち着いたら定期的な普及活動も考える予定だ。あー、白木けん玉の件だが、職場と横浜駅の間にトイザらスがあるので寄ってみます。ま、あってもペインティングコンテストには応募しないんだけどね・・・。
2006年05月22日
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超人ケンダマンのところにケンダマンレディが折った天使が掲載されているのを見て「ああそういや折っていない天使があったな・・・」と折り図を引っ張り出して折りあげたのがこれです。川畑文昭氏創作の「ハープを爪弾く天使」です。例によって不切正方形一枚折り。いやー・・・折りが下手だなと。というかそもそも用紙の選択で失敗しました。紙質が少し柔らかかった上に小さすぎました。あらかじめ折り図に目を通した上での判断でしたが、甘かったですね。いや、折りなおす気力はないんでこれで勘弁してください。先日のNTTデータ大会でケンダマンと天使と悪魔のトレード・・・ケンダマンレディお手製の天使をいただいたので後日、それをネタにリターンマッチします。
2006年05月18日
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少し前、kyo-juさんのところで「私ははねけんよりも一回転飛行機の方が成功率が高い」と書いたところ、かとさんも同じとのコメントがつけられた。その原因としてかとさんは「『はねけん』は『飛行機』と『はねけん』の二つの技をやらなければならないので、間の取り方が拙いのかもしれません」と書かれた。その時はふむふむと読んでいたのだが、昨日、改めて考えてみた。私は一回転月面着陸はそこそこ成功するのだが、月面着陸とんぼ返りはほとんどできなかった。ところがここ数日、ぼちぼちと(といっても一日に数回程度)決まるようになってきた。なんとなくわかってくるにつれて、私の場合は間の問題ではないような気がしてきた。同様の関係にある技を並べてみるとふりけん と 地球まわし一回転飛行機 と はねけん一回転灯台 と 灯台とんぼ返り私の場合、どれも前者の方が成功率が良いように思う。移動距離も短く、しかも自分の目の前で回ってだけなのに何で難しいんだろ?と考え、そこではっと気づいた。「移動距離が短く、しかも自分の目の前で回るのが難しい原因ではないだろうか」今まで、移動距離が短く、しかも自分の目の前で回る方が簡単なはず、と思っていた。これは例えばボールを投げてもらって取ることをイメージしていたから。1m向うから、ほいっと投げられたのを取るよりも、目の前で50cmだけ上に上げてもらった方がキャッチしやすい。だが、けん玉の場合、このたとえ話ではまずいのではないかと気づいたのだ。けん先なり、玉の穴なりを捕捉することを考えると、ボールのたとえ話はこう変えなければならない。「ボールに小さな字が書いてある。1m向うから放ってもらった時と、目の前で50cmだけ投げ上げてもらった場合、どちらが字を読み取りやすいか?」私の場合は1mの方が読みやすいと思うんだがみなさんはどうだろうか?
2006年05月17日
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NTTデータ大会に行ってきました。現在、私が出場している唯一の大会。といっても団体戦であり、勝ち負けにはまったくこだわっていません。段級位に応じたクラスごとの技を行うのですが、五段になってしまった私は一番難しいクラスの技をやらねばならんのです。案の定、チームの足を引っ張ってしまいましたが、ブロックごとのリーグ戦では2勝2敗、まあこんなもんか。今回、初めて連れて行った(一緒にチームを組みました)小学生も楽しんだ様子。おとなしい子で、今まではほとんどしゃべらなかったのが昨日一日でだいぶ話をするようになりました。同世代の五段の子(名札のバッジの色でわかるのです)の演技をじっと見つめていた。何か期するものがあったのではないかな。この大会に参加するたびに思うのは、知り合いが増えてきたなぁ、ということ。イベントで一緒に仕事をした人。東京けん玉教室で顔を合わせていた生徒さんたち。以前ちょっとだけ顔を出した地域での教室のメンバー。そして今回はブログで知り合ったkendama10さん、ケンダマンさんとも再会しました。けん玉は一人遊びではあるけど、自分から動けば世界は広がるものですな。あ、今回は初めてサインを求められました。半年ほど前からちょっと関係のある小学校の生徒・・・今は中学生か、その子たちがけん玉にサインをしてくれと。私のサインなんぞ何の価値もないぞといいつつ書いたけど、でもこういう・・・見られたり、目標になったりというのも高段者の責任かなぁとも思いました。ま、なにはともあれ参加された皆さん、お疲れ様でした。またお会いしましょう!
2006年05月15日
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友人が結婚することになりました。式を挙げるのは9月なのですが、なぜか土曜日におめでとうパーティーが。まあ長年付き合っててみんな待ちくたびれたので仕方ないのかもしれません。で、プレゼント作品を依頼されました。3日間、ちょっとずつ折って先ほど出来上がりました。アメリカの折り紙作家、Neal Elias氏の作品です。美しいでしょ。女性のスカートのふんわり感などもいい感じです。それでですね、恐ろしいことに実はこれも不切一枚(正方形ではなく長方形ですが)折りなのですよ。「色が違うじゃーん」という声が聞こえてきそうですが、青と赤の和紙を貼り合わせた用紙を使っているのです。要するに紙の表と裏で男女を折り分けているのです。このように紙の両面の色を積極的に用いた作品をinside-outといいます。他には動物作品に多いですね。トラとかアライグマの縞々、牛の斑点などの表現に用いられます。あ、足元からのアングルだと一枚であること、裏表を用いていることがわかりやすいかもしれません。ちょっと失礼。ね?2:1の長方形の中心部分が足元に、両端が上半身になってるわけです。実に美しく、結婚のお祝いの作品にはもってこいなのですが、作品名がLast Danceだということはヒミツです。
2006年05月11日
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ひさびさに折り紙を折りました。小松英夫さん創作の「キリン」です。小松さんは私が一番好きな折り紙作家なのですが、これもいい形をしてますねぇ。あ、念のため書いておきますが、これは不切正方形一枚折り、つまり一枚の正方形で切り込みを入れずに折っています。しかし、15cm用紙では少し小さすぎたか・・・。やっぱり仕上げが細かすぎてうまくいかない部分もありました。いずれもう一度、大き目の洋紙できっちりと折りたいですね。いやー、やっぱり折り紙、楽しいわ。
2006年04月30日
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