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2017年08月08日
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カテゴリ: 学び方・指導法
学び方のヒントです。
例えば老師から
「前の胯が緩んでないから前引きになる」
「もっと前胯をゆるめなさい」と指摘されたとします。
その指摘が正しいとしても、何かを理解し学び取るための準備性(readiness)が自分の中に必要です。

とくに太極拳は、理解だけでなく体との対話を伴いますから、それを学ぶ段階に至っていなければ指摘をうけても、分からないか誤解をして受けとってしまうだけです。
いくら老師といえども、生徒の準備性まで完ぺきに見抜く方には出会ったことがありません。

昔、中国の老師に「私は質問されなければ教えない」という方がいました。
最初は、もったいぶって秘密主義なんだなあとちょっと嫌な印象を受けましたが、質問をするととっても丁寧に教えてくれることが続きました。


「具体的な質問をできるということは、そのことを学ぶ段階まで来ている可能性があるんです。小学生に高校の問題をいきなり教えても理解できないのと同じ事です。」
とのこと。

さすが中国、弁証法的だなと当時は感じました。
それにくらべて今の中国はどうなってるんだろう。
毛沢東も泣くだろうなあ…っと、それは関係ないですね。

…ということで、話を戻します。
「胯が緩んでない」と指摘を受けると「胯を緩めよう」とするわけなんですが、うまくできずに毎回指摘されます。
こういうときには「私は「胯をゆるめる」段階まで来ていない」と気づくことが大切なんです。
ここからは自分で「胯をゆるめるために、まずその前に私が改善すべきところはどこだろう」と考えるわけです。
私は、この連続でした。
自分の中で、自分が理解できる段階までもどり、自分の言葉に翻訳して理解していくんです。


自分の言葉に翻訳していないからです。
翻訳できないのは感覚的に分かっているだけ(これはこれでとっても重要ですが)で、十分に分かっていないということになります。

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最終更新日  2017年08月08日 20時00分17秒
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