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2018年07月18日

24式の套路の学習は、どれくらい深まりましたか。
「次の動きはなんだっけ」から始まったと思います。
それと共に、歩型（足幅や足の向き）にこだわりながら一通り通すことができるようになりましたか。

三型五法がある程度正しくなり路線がほぼできる程度に経験を重ねると、

胯（Kuàクワ）

を考えながら練習する場面がでてきます。
鬆腰鬆胯（Sōng yāo sōng kuà）という言葉は、何回か聞いているでしょう。

胯というのは、両足の付け根部分＝股関節のあたり＝そけい部のことです。

体の前の部分だけではなくぐるっと両足の付け根全体という人もいれば、内股のところという人もいます。

胯を沈める
胯を入れる

みたいな意味不明の表現をこれから聞くことになります。
はじめは分からなくても、しつこく聞くからきっと大切なんだろうと思っていてください。

まずは、体の軸が崩れないようにしながら少し腰を左か右へ回すことを意識してください。
これだってかなり難しい感じがしますが、体が傾かないで回すと考えれば簡単です。

「体の軸」というのは、地に着いている足の裏（踏実）から頭頂部までコマの軸のように芯が通っている意識（虚領頂勁）です。
もちろん鬆腰鬆胯、沈肩墜肘、含胸抜背です。

なんだか分からなくなってきたかもしれませんが、この辺りから太極拳が始まってきます。