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2022年04月15日

上下相随の次は、内外相合（ないがいそうごう）です。

「相合」というのは「一緒にものごとをすること」と辞書にあります。
自分の内面と外面（外から見える動作）を合わせるということです。
言動一致でない政治家にも伝えたいことです。

では、内外相合を実現するためにはどうしたらよいか。

まず内面の3つを合わせ（内三合）、外面の3つも合わせ（外三合）、それを上手く結びつけなさいといわれます。
内三合（うちさんごう）というのは、心と意識、意識と気、気と力を上手く合わせることです…って、言われても何だか分からなくなってきますが、心全体を集中させることで意念によって気が導かれて勁力に合わさっていくというような意味だろうな…って、自分で解釈しても分かったような気分になっているだけの感じです。
要するに、太極拳でいう勁力（けいりょく）は、気持ちや意識が伴っていなければ出てこないということだと思います。

おっ分かりやすくなってきた

。

早い話、正しく心を込めろってことですね。
緊張せず放鬆（ファンソン）して気持ちも解放しつつ集中して…。

きっと、運動選手が緊張するはずの場面で「楽しんでできた」という状態なんだろうと思います。

外三合（そとさんごう）というのは、手首と足首、肘と膝、肩と股関節が、バラバラではなく、捻れたり歪んだりしないで、うまく同調させるということです。

…そんな内面と外面を相合しなさいと。

心と体は影響し合っていますから、形（外）だけにこだわり続けても空っぽですし、中身（内）だけにこだわってもそれでは空回りで体につながりません。
だから、正しい動きを求めつつ心を込めて気持ち心身ともにしなやかに動けるようにしていきましょうという、あたりまえ