愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2020.10.03
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カテゴリ: 自然


例によってネットで得た知識を昔から知っているような書きぶりで、
はなはだ恐縮であるがこのブログのタイトルは「中秋の月」で
文頭は「中秋の名月」とした。
以前から仲秋と中秋は何が違うのか疑問に思っていたが今回調べてみると
陰暦の八月は通常「葉月」と言うが別名仲秋とも言うそうである。
そして7,8,9月が秋でそのど真ん中の8月15日が中秋(の日)で
その夜の月を「中秋の名月」と言う。
さて今年は10月中にもう一度30日が満月だそうだ。
となると今年はもう一度「仲秋の月」を見ることが出来ることになる。
空気が澄んでいて空が暗くなってから登るこの日の月は赤銅色から黄金色へと
美しく変化してゆき、暗闇から煌々と満月に照らされた街の姿が現れてくる。

都会育ちの方々には想像し難いだろうが、戦後の暗い田舎道を歩いていた私は
無灯火下での新月の夜と名月の下自分の月影を見ながら歩いた
楽しい夜の対比をつい思い出してしまう。

粋人は昔から米粉で作った丸い団子をピラミッドに積み上げ
秋の薄を生けて月見酒と洒落込んでいた。
京都の銀閣寺は月見のために設計されていると聞いたことが有る。
銀閣寺から見ると月待山から漆黒の空間に真っ赤な月が登りはじめるのだそうだ。
他にも月見櫓を持つ城は松本城をはじめ沢山ある。
月見の宴は一族を結ぶ絆を確認するのに必要だったのだろう。

さてこの2,3日夕刻7時前後、そしてトイレに起きた真夜中
バルコニーに出ては中秋の月をデジカメに納めた。


14日月 9月30日夕刻     14日月 10月1日深夜(1日)





中秋の明月




十六夜月 10月1-2日


考えてみればいままでにも月の形や色などについて何篇かのブログをものしてきた。
今はもうあまり月について記すこともないのでこれまでとする。











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Last updated  2020.10.03 18:14:02
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