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チギレハツタケ (食〇) ベニタケ科
夏~秋。林内地上に発生。傘は中型、湿時や粘性があり、褐色を帯びた肉色。
傘が生長するにつれて縁部から表皮がめくれて白色の地が見えることが多いが、
そうならないこともある。ひだは白色、やや密。柄は白色で部分的に多少肉色
を帯び、下部ほど細くなる。柄の表面は硫酸鉄(Ⅱ)(FeSo4)水溶液で鮭肉色
となる。味は温和。食。



ノウタケ ( 食〇) ■ホコリタケ科 ノウタケ属
夏~秋に林内地上、路傍などに普通。子実体は球形の頭部と無性の比較的短い基部
からなる。高さ、幅ともに10cmくらいまで。外皮は最初、淡色だが次第に濃色となり、
トースト色になる。内部断面は最初は白色、のち黄褐色。成熟すると外皮が破れて剥離し、
黄色の胞子塊があらわれる。風が吹くと胞子を飛散させ、最後にはこま形の無性基部を残す。
胞子は球形~類球形。胞子塊が紫色のものに、スミレホコリタケがある。食。


ホコリタケ
(
食〇)
■ホコリタケ科
夏~秋に路傍、林内地上などに群生。小~中型菌。球形の頭部に比較的長い柄がつく。外皮は刺状~いぼ状で、成熟すると頂部に孔が開く。食。
こんなモノ食えるか!って思いますけど、
食える
んですよコレ。 ただし食える部分は内部の白い所だけ。少しでも着色していたら食不可です。 食べ方としては若い菌の表皮を剥
き、 串焼きにすると食べやすいとのこと。 実食した方複数人に感想を伺いましたが、
美味しいと美味しくないに二 分
されました。

ムラサキヤマドリタケ
(
食〇)
■イグチ科
夏~秋、スダジイなどブナ科樹木の林内地上に生える。中~大型。傘は湿時多少粘性を帯び、紫色、成熟したものではしばしば黄色、オリーブ色などの斑紋を生じる。孔口は初めほぼ白色で同色の菌糸でふさがれ、のち淡黄色から汚黄褐色となる。柄は傘と同色で全面に網目模様を有する。食。
異質な色合いに傘や柄の不気味な模様、いかにも毒っぽい外見ですよね?
とんでもない!知る人ぞ知る
極めて美味な食菌
です。「極めて」です。 味も香りも食感もピカイチ!しかも発生量が少なく希少価値も加わります。 不思議と
虫の侵入が少ない
気がしており、中の肉は真っ白で緻密。 私もバター炒めにして頂きましたが、香りが良く見事な食感です。
オススメはパスタで炒めてからソースと和えると贅沢な味わい。


ヤマドリタケモドキ 〇可食 イグチ科
夏~秋、コナラ、ミズナラなどの広葉樹林内地上に発生。中~大型。傘は初め多少ビロード状で暗灰褐色~暗褐色のち平滑となり黄褐色~帯オリーブ褐色。管孔は初め淡黄色のちオリーブ色となり、孔口は初め白色の菌糸でふさがれる。柄は淡褐色~淡灰褐色の地に白色の網目模様がある。食。
大きくてちょっと不気味な印象ですが、そのお味は意外や意外! 様々な料理に利用できる
極めて優秀な食菌です
。 本家ポルチーニには流石に及びませんが、洋食との相性は抜群です。 スープに入れると良い香り、炒め物に使っても素晴らしい味・・・。 ただこの美味しさを知っているのはヒトだけではなく、 十中八九キノコバエの幼虫だらけですけどね。虫抜きをしっかりしましょう。




ヤマナラシノアオネノヤマイグチ ▲生で食べると毒と言われる イグチ科
ヤマイグチ近縁種で、ヨーロッパに分布し、日本ではカンバ類樹下に発生します。
傘は饅頭形から平に開く、表面はビロード状で乾燥、焦げ茶色~黒味を帯びた茶色。
菅孔は上生、乳白色~チョコレート褐色。
柄の基部の表面は黄緑~青緑~青味を帯びる。切断すると,
傘と柄の上部の肉が淡い赤色に変色し,柄の基部が緑青色に変色する。
切断後、根の根元が青変するヤマイグチ類は他に数種類ある。
〔似たキノコ〕
→
ヤマイグチ
:肉に変色性なし、傘も淡色、柄の基部が緑青色に変色しているものも有るが赤変しない。
→
ヤマナラシノアオネノヤマイグチ
はヤマナラシ(別名;ハコヤナギ)やドロノキ・ギンドロの樹下に発生する。根元の表面を傷つけると黄色~黄緑色がかった青色になることがある。


悠久山きのこ調べる会(×有毒キノコ:2024… 2025/08/02
悠久山きのこ調べる会(□食毒不明:2024.1… 2025/08/02
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