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2011年11月29日
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カテゴリ: 本の紹介
【送料無料】ダメな議論

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第2章 ダメな議論に「気づく」ために
第3章 予想される「反論」に答える
第4章 現代日本のダメな議論
第5章 怪しい「大停滞」論争

知り合いのブログで紹介されていた本。
興味深かったので、計算力学の試験をひかえつつも読んでしまった。

本書ではダメな議論を、安易に納得してはならない、誤った議論、無用な議論、有害な議論と定義し、これらを機械的に見分ける方法を以下のように提案している。

1.定義の誤解・失敗はないか

3.難解な理論の不安定な結論
4.単純なデータ観察で否定されないか
5.比喩と例え話に支えられた主張

↓これらに対する予想された反論

「真の幸福」論法、「データは現実を表していない」、「総合的な思考」という詐術、虚無論法、「自然な状態」という発想の不自然さ、もっとも見苦しい属人論法

ニート問題、財政赤字、平成不況などのもっともらしい例文をあげ、上の5つのチェックポイントに照合する例題も数多く書かれている。

ぼくなぞは、どの例文を読んでも、つい「なんとなくそうなのかなあ」と”ダメな議論”の展開に引きづられてしまう。これを自分弁護すると、まずは相手の言っていることを理解しようとするからだと思う。理解できてからしばらく消化して、「やっぱりおかしい」と思うこともあれば、そのまま引きづられっぱなしになることもある。

チェックポイント1の定義をしっかりと確認することも、普通に会話をするときには怠りがちで、つい、自分の解釈でわかったつもりになって聞いてしまうこともある。

例えば、例文の中でも出てきた、「最近の若者は夢がない」、「食料自給率をあげなくては」、「バブルを起こしてはならない」「国際競争力の低下」などの議論は、定義をあいまいなままに「なんとなくそうなのかなあ」と引きづられてしまう。

まずは、5つのチェックポイントを意識するようにしたい。

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最終更新日  2011年11月30日 01時25分06秒
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