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2013年01月12日
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カテゴリ: 本の紹介
1 計数感覚の基本を押さえよう-決算書から読めるものとは何か?(経営と計数感覚の関係とは?/損益計算書(P/L)と計数感覚の関係を押さえよう/貸借対照表(B/S)と計数感覚の関係を知る ほか)/2 現場マネージャーがすぐに活用できる計数感覚(営業現場の計数感覚を理解する/開発・製造現場の計数感覚を把握する/人事部門の計数感覚を知る ほか)/3 事業計画のための計数感覚を学ぶ-経営者になる人のために(全体的視点に必要な計数感覚とは-事業計画へ向けて/損益分岐点分析の活用に関する計数感覚-変動損益計算書/利益・資金計画に関する計数感覚を押さえよう)


○計数感覚→企業活動と会社計数の因果関係をしっかり理解できる能力

○計数感覚をチェックする10の質問(本書を読んだぼくの回答)

1.売上を急激に伸ばした会社は、資金が不足しがちになるが、その理由をきちんと説明できる。

→売上が伸びているときは、(売上債権+在庫)>買入債務の状態となる。
 売上債権(受取手形、売掛金)は収益ではあるが、即、キャッシュとして入ってくるわけではない。また、買入債務も同様に費用ではあるが、即、キャッシュとして出て行くわけではない。(売上債権+在庫)>買入債務の状態は収益がプラスとなるが、仕入先への買入債務の支払いが先立つと、手元のキャッシュが不足しがちである。

2.減価償却はなぜ行うのか、2つ以上指摘できる。

→1.利益をつくりだすため。2.設備投資への投資資金を回収するため。
 設備投資への投資額を一括で費用として計上すると、設備投資初年度の費用が大きくなり、次年度以降の費用がなくなる。

 減価償却費は現金支出にはならない。減価償却費は費用となり、利益を減らすが、現金支出ではないのでキャッシュフローはプラスとなる。これは投資資金の回収と位置づけられる。

3.金利と経営活動の関係を説明できる。

→金利は資金調達コスト。企業の信用度を表す。

4.時価会計が経営に与える影響をきちんと説明できる。

→有価証券や土地・建物などの資産が時価会計されることにより、企業の真の姿が明らかにされる。これが株価にも影響し、資金調達コストにも影響する。

5.付加価値とは何か、きちんと説明できる。

→企業が新たに生み出した価値=売上高-変動費(外部企業が作った価値)=限界利益

6.付加価値が高まったか否かは、どのような経営指標でチェックするのかを知っている。

→売上総利益≒粗利益≒限界利益≒売上高-変動費を高める。
 売上高を高める or 変動費を減らす
 新市場の開拓、新製品・サービスの開拓→売上高を高める


7.プロジェクトの原価をどのように集計して、報告するのか理解している。

→部門別損益、研究開発費、会議費など、損益計算書に計上されない費用も集計する。

8.企業価値を理解していて、その向上のための切り口を考えられる。

→株価×株式発行部数=時価総額≒企業価値
 株価は企業が生み出すフリーキャッシュフロー(FCF)の合計。


9.資金繰りとキャッシュフローの違いを理解している。

→資金繰りは短期間の資金のやりくりであるのに対し、キャッシュフローは戦略的な視点で長期の資金計画を立てる。

10.経営に必要だが、損益計算書では読めない費用を指摘できる。

→部門別損益、研究開発費、会議費など

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企業経営の指標について参考になった。
これらの計数(指標)は、たとえるなら船の計器に相当する。
企業(船)が正しい方向に適切な速度で向かっているかを確認するには、適切な計数(指標)を定期的に確認しなくてはならない。


【送料無料】経営センスが高まる!計数感覚がハッキリわかる本 [ 千賀秀信 ]


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最終更新日  2013年01月12日 21時55分07秒
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