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----- Original Message ----- To: ??????@nifty.ne.jp Subject: 17日の日記 From: Date: Wed, 17 Apr 2013 10:54:17 +0900 (JST)
2013.04.17
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バルガス・リョサがノーベル文学賞を受賞した。 トラドキスタンでは、ペルー以上のお祭り騒ぎになっている。
2010.10.07
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× (前略)「文章理解の中枢」と呼ばれる部位が、英文を判断するときに日本文のときよりも、より盛んに活動することがわかった。(朝日新聞11.6夕刊、鍛冶信太郎) こんなに近くに「より」があるのに、なぜもうひとつ、こんなおぞましい「より」が必要なのか。 そもそも、脳みそが英語に支配されていて、文章構成が日本語の構成になっていないから、こういうことをやって何とも感じないのだ。 ○英文を判断するときには(中略)「文章理解の中枢」と呼ばれる部位の活動が、日本文のときよりも盛んになることがわかった。 もし、この鍛冶なる人物がトラドキスタンに入国を試みるようなことがあれば、そのときはどういうことになるか。 ただ、この記事は東大の酒井邦嘉准教授の研究を紹介したものなので、本当に悪いのはこの酒井准教授かもしれない。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.11.07
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トラドキスタン政府はオバマの当選を受けて、アメリカとの国交断絶を白紙に戻す意向を表明した。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.11.05
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トラドキスタンにはイギリス語通訳者の就労年数が決められている。 本国イギリス語、グレブリ語の場合には10年、アメリカイギリス語、ユナステ語の場合には8年である。 ユナステ語の方が期間が短いのは、それだけ苦痛が大きいからである。 いわゆる定年があるのではなく、この期間、通訳として働けば、あとは国家が生活を保障するので、晴れてイギリス語以外の言語を思う存分勉強できるようになっている。 これまでこの期間を過ぎても働きたいと申し出た通訳はいないが、トラドキスタンの法律はそれを認めていない。これだけ才能にあふれた人間に、フランス語をはじめとする言語を勉強する時間を奪い、ユナステ語などの仕事をさせるのは、国家にとって大きな損失であるからだ。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.10.03
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トラドキスタン議会では今、英語という呼称をめぐって廃止論が持ち上がっている。 だいたい、日本語のなかにこれだけのばかげたカタカナを放りこんでおきながら、自らは「英語」と漢字のまま。 そもそも英語は世界に無数にある言語のひとつにすぎないのに、何か特別なもののように思われている。日本人なんかは白人が意味のわからない言語をしゃべっていれば、それで「英語や、英語や」となる。 もちろん漢字で書く中国語でさえ、ちゃんと国の名前が前についているのに、英語にはそれがない。 ポルトガル語でもブラジルポルトガル語という言い方があるくらいだから、もともとのやつをイギリス語と呼んで、アメリカでブッシュが話しているような品のないやつをアメリカイギリス語と呼ぶような考え方があってもいい。 イギリス語などと呼べば、フランス語、スペイン語、フィンランド語などと同じ重さで横並びになる。 そうしてこそ、日本人の深層心理に潜む「Englisch(anglais、englantia)は特別」という意識を払拭することができる。
2008.09.26
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翻訳者を募集して一堂に集め、全員を別の部屋に移動させている間に、持参させたパソコンのデータを改竄した容疑を認めた中越に対して、現場検証が開始された。 果たして中越の証言通り、40人のパソコンにある豪訳くんのデータを、みんなが席をはずしたわずか数時間の間に本当に改竄することができたのか。また、その目的は何なのか。 中越が急に狂ったように叫び出した。「ありえない。私がしていないことが起きている。私はここまではしていない。なぜ、なぜだ」「なんだ、どうした」「こんなことはやってない」 中越は周到な準備を経て今回の犯行に及んだという。それなのに、その中越が考えもしなかったことが起きている。事件ののちすぐ、40人のパソコンは押収されている。だれかが手を加えることなどできないはずだ。 40台のうち、これまで検証を終えた12台分にはどれも同じ変化が起きていた。「あとの28台はどうだ。中越が唯一改竄しなかった梨畑のパソコンはどうだ」「その検証は無理です。あんなひどい訳文の入ったパソコンの前に中越を座らせたら、また嘔吐します。なにしろ、ガンダーラコーポレーションの訳でも嘔吐するくらいですから。つい、この間も、朝日新聞の「メラミン混入の恐れ」というありえない日本語を見ただけで嘔吐したくらいですから」←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.23
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× ~を使ったすべての製品を輸入する際には (毎日放送ピンポン) ○ ~を使った製品を輸入する際には必ず × すべてのゴミを出される場合には(大阪市広報) ○ どの種類のゴミを出される場合にも
2008.09.22
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× 丸大 ~混入の恐れ もちろん、これが今後、近いうちに起る可能性について言っているのであれば、別に何の問題もない。 すでに検査も終わり、混入していた可能性が濃厚になっているときに、この日本語はないだろう。 だれかが失踪して行方がわからない段階で「自殺の恐れ」はいいだろう。しかし、遺体を前にして「自殺の恐れ」はありえない。 これほど明らかな間違いなのに、それを指摘する電話にまとに取り合わなかった朝日新聞。 これまで取り上げられてきた数々の偽装を報道し、批判する資格が果たしてあるのだろうか。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.20
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朝日新聞のシステムに異常が生じた。 編集の段階でも、最終的に印刷に回す段階でも「それらは」としたはずなのに、刷り上った新聞から「ら」が消えて、「それ は」となっている。 今さらどうするわけにもいかず、朝日新聞社では夕刊に「おわび」を載せることにした。 それにしても、なぜそんな現象が起きたのか、不思議でならない。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.16
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英語克服(ランキングより) 英語は克服するものではありません。英語の苦手意識なら克服できます。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.15
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「お前はどこまで馬鹿なんだ。200字のやつは要するに、ラーメンで言えば半ちゃんみたいなもの。1枚ちゅうたら、原稿用紙1枚、400字に決まっとる。何枚か書いて、新しい用紙に入って、「る」で終わったら、そのあとに「。」を打つ。それでも、それで1枚。ちゃんと1枚分の原稿料を払うのが常識だった」「ええ、そうなんですか」「当たり前だ。この馬鹿たれが、、。その常識をめちゃめちゃにしたのが、いわゆる産業翻訳業界、技術翻訳業界だ。そういうところに、お前のようなやつが仕事を求めてきて、「平均余命が増加する」なんて文を平気で書く。ちょっと考えておかしいと思っても、それで一応意味がわかるから、そんなところに時間をかけて、ちゃんとした文にしようとしない。そんな時間があったら、次の文を訳した方が金になる。何もかも効率の世界になっている」「刑事さんのおっしゃる通りです。でも、じゃあ、私のような者はいったいどうすればいいんですか。結婚だって、必ずしも自分の意志だけで何もかも決めることができたわけじゃありません。子どももできて、そんなに簡単に外で働けません。家のローンだってあります。主人の給料だけじゃやっていけません。要するに、社会が悪いんじゃないですか」「なるほど、理屈だ。じゃあ、もしもそういう問題がなかったとしたら、会社勤めをしたいと思うか。それで、どんな仕事がしたい」「急に言われても、よくわかりません」「それじゃあ、たとえば、それでも語学の仕事がしたいと思うか」「そう思います」「それじゃあ、お前、ウソじゃないか。ほかに選択肢がなかったから翻訳の仕事を選んだんじゃないのか。で、通訳は、、」「語学を生かせる仕事なら何でもしたいと思います」「要するに、語学を生かした何かということか」「はい」「ふうん、、」←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.14
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「自覚があったのか。そうとなれば、今後の取り調べや捜査方針、日本国との戦い方にも影響が出てくる」「よし、梨畑、わかった。取り調べはまた明日からだ。今日は思いきり、歌って騒げ」「でも、刑事さん、、、」「でも、何だ」「あんな下手な歌を聴いたあとじゃ、もう歌えません」「なるほど、そう言えば、だれかも言ってたな。梨畑の翻訳を読んだあとは、2日くらい翻訳の仕事をする気がしないって」 翌日、刑事は取り調べを再開した。「なあ、美樹、オレはなあ、お前も犠牲者だと思うんだ。まず、業界そのものがいいものを求めていない。だいたいの意味さえわかればいい、安ければいいと思っている。とことん、経費を浮かそうとする。そもそも1枚1000円そこらで、まともな仕事ができるわけがない」「刑事さん、1枚って何の1枚ですか。同じ1枚でも、ものによって大違いです」「この馬鹿たれが、、。1枚ちゅうたら、原稿用紙1枚に決まっとる」「原稿用紙でも、400字のものも、200字のものもあります」「お前はどこまで馬鹿なんだ。200字のやつは要するに、ラーメンで言えば半ちゃんみたいなもの。1枚ちゅうたら、原稿用紙1枚、400字に決まっとる。何枚か書いて、新しい用紙に入って、「る」で終わったら、そのあとに「。」を打つ。それでも、それで1枚。ちゃんと1枚分の原稿料を払うのが常識だった」「ええ、そうなんですか」「当たり前だ。この馬鹿たれが、、。その常識をめちゃめちゃにしたのが、いわゆる産業翻訳業界、技術翻訳業界だ。そういうところに、お前のようなやつが仕事を求めてきて、「平均余命が増加する」なんて文を平気で書く。ちょっと考えておかしいと思っても、それで一応意味がわかるから、そんなところに時間をかけて、ちゃんとした文にしようとしない。そんな時間があったら、次の文を訳した方が金になる。何もかも効率の世界になっている」←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.10
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反米主義 近藤健 講談社現代新書 これまでの国定図書一覧 企業研修トレーナーのためのインストラクショナル・デザイン 大学教育出版 英語を学べばバカになる 薬師寺仁志 光文社新書 教育委員会廃止論 穂坂邦夫 弘文堂 アメリカもアジアも欧州に敵わない 八幡和郎 祥伝社新書 競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功 福田誠治 朝日新聞社 日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す 金谷武洋 講談社 文科省が英語を壊す 茂木弘道 中公新書ラクレ 新しいヨーロッパ 古いアメリカ 藤村信 岩波書店 どうして英語が使えない 「学校英語」につける薬 酒井邦秀 ちくま学芸文庫 大欧州の時代 脇阪紀行 岩波新書 日本語はなぜ美しいのか 黒川伊保子 集英社新書 主語を抹殺した男 金谷武洋 講談社 英語にも主語はなかった 金谷武洋 講談社 仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理 原田武夫 ブックマン社 日本人はなぜ日本を愛せないのか 今のままでは《二流のアメリカ人》に成り下がる 鈴木孝夫 新潮選書 産業翻訳に英検はいらない 水野麻子 新風舎 自ら学ぶ力を育む教育文化の創造 犬山市教育委員会 反米大陸 集英社←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.05
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梨畑ともうひとりの刑事が歌ったあと、御地が得意げに歌いだした。たちまち、梨畑が困惑の表情を浮かべはじめた。これがいったい、他人に聞かせる歌と言えるだろうか。 それなのに、御地ときたら、得意満面で「どうだ。こう見えても昔、歌手になろうとしたんだ。今でもまだその夢は捨てていない」と言うのだった。 もうひとりの刑事が「なあ、梨畑、どう思う。率直なところを聞かせてほしいんだが、、」「どう、と言われても、その、なかなかのもので、」「なかなかのものだと、、。なかなか上手なのか、それとも、なかなか下手なのか」「なかなか、おお上手、だと思います」「梨畑、お前、声震えてるぞ。思ったことを思ったままに言えばいいんだ。ここは取り調べの場じゃない。わかった。じゃあ、質問の仕方を変えよう。こいつがもし歌手になって、この歌声を全国に流したら、どういうことになる」 梨畑は急に泣き出して、声を絞り出すように言った。「みんなの迷惑です。日本の音楽をめちゃくちゃにしてしまいます。子どもの感性をズタズタにしてしまいます」「終わったな。お前の犠牲的精神がモノを言った。しかし、いくら、ホシを落とすためとはいえ、よくあんな下手な歌を歌ったな。しかも、そのあとで、これでも昔は歌手になりたかったなんて、よく言えたもんだ」「本当にそうです。私もそう思いました」 梨畑はそう言うと、また少し涙ぐんた。「だからこそ、私、目がさめたんです。刑事さんの歌と、歌手になりたいという大言壮語は、まさに私そのままです。あの下手っくそな歌は私の訳文そのもの、それでも歌手になりたいというあつかましさは、あの日本語で、翻訳者としてやっていきたいと思う私のあつかましさそのものです」 二人の刑事は顔を見合わせた。「そうだったのか」「・・・・・・・」「自覚があったのか。そうとなれば、今後の取り調べや捜査方針、日本国との戦い方にも影響が出てくる」「よし、梨畑、わかった。取り調べはまた明日からだ。今日は思いきり、歌って騒げ」「でも、刑事さん、、、」「でも、何だ」「あんな下手な歌を聴いたあとじゃ、もう歌えません」「なるほど、そう言えば、だれかも言ってたな。梨畑の翻訳を読んだあとは、2日くらい翻訳の仕事をする気がしないって」 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.04
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資格のあるおよび資格のない医師 この訳にまちがいありません。梨畑美樹 美樹が署名を終えた瞬間、二人の刑事は美樹の両脇を抱えてスバーハワダルマヤ空港の詰め所へと消えた。 しかし、梨畑の取り調べは難航した。 どこの国の法律でもそうかもしれないが、トラドキスタンの法律でも、単にことばが不得手というだけでおかしな表現をしてしまった人を起訴することはできない。 梨畑にどれだけ悪意があるかが取調の焦点だった。 しかし、梨畑は子育てをしながら、女が自立を目指すために自分には翻訳という道しかなく、そのなかで力が足りずおかしな日本語を書いてしまったと言い張った。 御地刑事は仕方なく、「取り調べはこの辺で休憩。梨畑、いっしょにカラオケにいこう」と言い出した。 梨畑ともうひとりの刑事が歌ったあと、御地が得意げに歌いだした。たちまち、梨畑が困惑の表情を浮かべはじめた。これがいったい、他人に聞かせる歌と言えるだろうか。 それなのに、御地ときたら、得意満面で「どうだ。こう見えても昔、歌手になろうとしたんだ。今でもまだその夢は捨てていない」と言うのだった。 もうひとりの刑事が「なあ、梨畑、どう思う。率直なところを聞かせてほしいんだが、、」「どう、と言われても、その、なかなかのもので、」「なかなかのものだと、、。なかなか上手なのか、それとも、なかなか下手なのか」「なかなか、おお上手、だと思います」「梨畑、お前、声震えてるぞ。思ったことを思ったままに言えばいいんだ。ここは取り調べの場じゃない。わかった。じゃあ、質問の仕方を変えよう。こいつがもし歌手になって、この歌声を全国に流したら、どういうことになる」 梨畑は急に泣き出して、声を絞り出すように言った。「みんなの迷惑です。日本の音楽をめちゃくちゃにしてしまいます。子どもの感性をズタズタにしてしまいます」←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.08.29
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梨畑がトラドキスタンの領土に自らの訳文をもちこまないかぎり、警察は動けない。それも単にもちこんだだけでは、せいぜい現物を押収して、国外退去を命じることくらいしかできない。 何か方法はあるか。梨畑は月に一度ほどヤポニアに通っている。 日本国からヤポニアまでは、トラドキスタン航空で将来の首都スバーハワダルマヤ経由で行くしかない。 上空では、飛行機が属する国の法律が適用されるという国際法上の取り決めがある。 梨畑の渡航を確認すると、警察は航空会社と連絡を取って、両隣の席を確保した。 二人の刑事はたくみに話を切り出したが、梨畑がなかなか乗ってこない。ようやくアロマセラピーに話にまでこぎつけたが、自分で訳した訳文はもっていないらしい。 これじゃあ、とても逮捕はおぼつかないゾ。二人はつぶやいた。 そうだ、名案がある。「梨畑さんとおっしゃいましたね。実は私、ちょっと会社で不得手な英語の訳を時々まかされましてね。このqualified and unqualified doctorsがうまく訳せないんですよ」 すると、美樹は得意げな笑みを浮かべた。まるで「そんな簡単なことがわからないの。可哀想な人たち。お姉さんが教えてあげるからね」とでも言っているようだった。「qualifiedというのは「資格のある」という意味なの。un だから、ないでしょ。およびがあるからふたつをつないで、資格のあるおよび資格のない医師。英語ってそんなふうに考えると簡単でしょ。私ね。思春期のころ、アメリカに住んでたの」「ほおお、すごいですね。すみませんけど、何か紙に書いて、梨畑先生の署名、いただけませんか。私、ほら、会社じゃ、全然信用なくて、私の訳した日本語、なかなか採用してもらえないんです。飛行機で偶然、先生にお会いして、この訳、先生のお墨付きをもらったって言えば、同僚も信用してくれますんで。悪いんですけど、これ、教えてもらったんじゃなくて、私が訳して、先生に確認してももらったということにしてくださいね」「まあ、先生だなんて、私、仕事はたくさんやってて、お金もそこそこもらってますけど、まだ経歴は浅いのよ」「まあ、それは謙遜として聞いておきます」 資格のあるおよび資格のない医師 この訳にまちがいありません。梨畑美樹 美樹が署名を終えた瞬間、二人の刑事は美樹の両脇を抱えてスバーハワダルマヤ空港の詰め所へと消えた。 しかし、梨畑の取り調べは難航した。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.08.28
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企業研修トレーナーのためのインストラクショナル・デザイン 大学教育出版 これまでの国定図書一覧 英語を学べばバカになる 薬師寺仁志 光文社新書 教育委員会廃止論 穂坂邦夫 弘文堂 アメリカもアジアも欧州に敵わない 八幡和郎 祥伝社新書 競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功 福田誠治 朝日新聞社 日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す 金谷武洋 講談社 文科省が英語を壊す 茂木弘道 中公新書ラクレ 新しいヨーロッパ 古いアメリカ 藤村信 岩波書店 どうして英語が使えない 「学校英語」につける薬 酒井邦秀 ちくま学芸文庫 大欧州の時代 脇阪紀行 岩波新書 日本語はなぜ美しいのか 黒川伊保子 集英社新書 主語を抹殺した男 金谷武洋 講談社 英語にも主語はなかった 金谷武洋 講談社 仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理 原田武夫 ブックマン社 日本人はなぜ日本を愛せないのか 今のままでは《二流のアメリカ人》に成り下がる 鈴木孝夫 新潮選書 産業翻訳に英検はいらない 水野麻子 新風舎 自ら学ぶ力を育む教育文化の創造 犬山市教育委員会 反米大陸 集英社←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.08.25
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トラドキスタン政府は大阪府に対して、先晩知事に意見した職員を罷免するよう要請した。知事に意見することがいけないのではない。内容がいけないわけではない。 ただひとつ、知事を「あなた」と呼ぶような日本語はない。 礼儀の問題を言っているのではない。あくまで言語の問題である。仮に「お前」と呼んだとしても、日本語としては何の問題もない。けんかを売るときには、相手がだれであろうと「お前」になる。 知事に対しては「知事」と呼ぶべきで、ぎりぎり橋本氏でもいいかとも思う(でも、あまりよくない。)。橋本さんはそれまでよほど親交のある人でないと不可。あとはもう、けんかを売るときの「お前」しかない。 礼儀上の問題、場の問題を除いて考えても、日本語としてはこれ以外の選択肢は考えられない。「あなた」は何語でもない。妻が夫に言う「あなた」はあくまで日本語の発想で、言いか悪いかは別にして、夫が妻に「あなた」と言う用法はない。 しかし、話相手に「あなた」を使うのは、英語のyouをそのまま「あなた」に置き換えただけのもので、断じて日本語と言えるものではない。 あの発言は「大阪府では、英語の発想で日本語をしゃべることを容認している」という結論を恣意的に下し、全国に発信したもので、大阪府の一職員にそのような権利はない。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.03.30
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トラドキスタン政府は、マルコメ株式会社(長野市安茂里883)に感謝状を贈ることを決定した。 トラドキスタン国長が、同社の即席みそ汁「野菜を食べるみそ汁」の謳い文句が、日本国のものとしては珍しく、西ハワイ語ではなく日本語で書かれていることに痛く感激し、涙を流して喜んだため、今回の決定となった。 ◎ ねぎ、キャベツ、ほうれん草が大きくなり、さらに野菜のうまみを楽しめるようになりました。 これが育ちの悪い企業の手にかかると、次のようになる。 ××× ねぎ、キャベツ、ほうれん草がより大きくなり、野菜のうまみをより楽しめるようになりました。 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.03.29
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申し訳ございません。「それではわからん。なぜ、梨畑のソフトだけは改竄せずに残した」 それは、、「それは何だ」 私にも怖いものはあります。「そんなことは知っとる。ひとつはムーンローカルの女社長だろ」 はい。でも、あの日、初めてもっと怖ろしいものに出会ったんです。「もっと、怖ろしいものお」 そうです。梨畑美樹の訳文を見たとたん、気分が悪くなって、その場で嘔吐してしまったんで、とても改竄どころではなかったんです。「なるほど、あの間、部屋の清掃係が呼ばれて20分ほど作業していたという証言と一致する」 申し訳ありませんでした。 中越は深々と頭を下げた。「中越さん、どうか頭を上げてください」 刑事は身を乗り出して制止した。「私だって、中越さんの立場にあれば同じことをします。残念ながら、今の法律では中越さんのなさったことは犯罪です。しかし、できるだけいい方向に向うよう、私も手を尽くします」 中越はまだ、事態がのみこめないような様子だった。「実は私の妹も、梨畑の被害者なんですよ」「何ですって」 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.03.29
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脱アメリカで日本は必ず甦る 森田実 日本文芸社 これまでの国定図書一覧 反米大陸 集英社 英語を学べばバカになる 薬師寺仁志 光文社新書 教育委員会廃止論 穂坂邦夫 弘文堂 アメリカもアジアも欧州に敵わない 八幡和郎 祥伝社新書 競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功 福田誠治 朝日新聞社 日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す 金谷武洋 講談社 文科省が英語を壊す 茂木弘道 中公新書ラクレ 新しいヨーロッパ 古いアメリカ 藤村信 岩波書店 どうして英語が使えない 「学校英語」につける薬 酒井邦秀 ちくま学芸文庫 大欧州の時代 脇阪紀行 岩波新書 日本語はなぜ美しいのか 黒川伊保子 集英社新書 主語を抹殺した男 金谷武洋 講談社 英語にも主語はなかった 金谷武洋 講談社 仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理 原田武夫 ブックマン社 日本人はなぜ日本を愛せないのか 今のままでは《二流のアメリカ人》に成り下がる 鈴木孝夫 新潮選書 産業翻訳に英検はいらない 水野麻子 新風舎 自ら学ぶ力を育む教育文化の創造 犬山市教育委員会←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.03.05
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吉兆の偽装は続く。 女将曰く「息子は新しい就職先を模索しています」 就職先は模索するものではない。 日本語と見せかけて日本語ではない。明らかに日本語偽装。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.01.22
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「おおい、中越が落ちたぞ」「本当か」「で、何と言ってる」 私がやりました。 翻訳会社を名乗って豪訳くんをもっている翻訳者を集め、講習会を開いて4時間ほど部屋を開けさせた間に豪訳君に細工をしました。「それなら、なぜ、ただ一人、梨畑美樹のソフトだけは改竄しなかったのか」 申し訳ございません。「それではわからん。なぜ、梨畑のソフトだけは改竄せずに残した」 それは、、「それは何だ」 私にも怖いものはあります。「そんなことは知っとる。ひとつはムーンローカルの女社長だろ」 はい。でも、あの日、初めてもっと怖ろしいものに出会ったんです。「もっと、怖ろしいものお」 そうです。梨畑美樹の訳文を見たとたん、気分が悪くなって、その場で嘔吐してしまったんで、とても改竄どころではなかったんです。「なるほど、あの間、部屋の清掃係が呼ばれて20分ほど作業していたという証言と一致する」 申し訳ありませんでした。 中越は深々と頭を下げた。 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.01.20
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トラドキスタン議会は、日本国から輸入する書籍の表示をめぐって審議に入った。 これまで、トラドキスタンに書籍を持ち込むには、税関でウイルスチェックを受ける必要があり、問題の多いものは没収されていたが、研究用のものは別扱いとなっていた。 しかし、日本国では年毎にウイルスが悪質になっており、なかでも「さらなる」が脅威を振るうようになっている。これはもともと、further をまともに翻訳できない学者、マスコミ、翻訳者が自らの無力を悟られないために、日本語そのものを改変しようと卑劣きわまりない手段に出たもので、近ごろでは純真な庶民が何か時代の流れに遅れまいというような焦燥から使うような事例も出てきている。 そこで、日本国から書籍を輸入する場合には、あらかじめその書籍で「さらなる」、「より~」、「これら」、「これらの」、「すべての」が使用されている回数を把握して申請し、「この書籍には「さらなる」が17回、(不適切な)「すべての」が25回使用されています。読書の際には、母語に重大な影響を及ぼすおそれがありますので、注意して取り扱いください」などという表示をするのでなければ、販売することができないようにする法案が検討されている。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.01.19
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梨畑がトラドキスタンの領土に自らの訳文をもちこまないかぎり、警察は動けない。それも単にもちこんだだけでは、せいぜい現物を押収して、国外退去を命じることくらいしかできない。 何か方法はあるか。梨畑は月に一度ほどヤポニアに通っている。 日本国からヤポニアまでは、トラドキスタン航空で将来の首都スバーハワダルマヤ経由で行くしかない。 上空では、飛行機が属する国の法律が適用されるという国際法上の取り決めがある。 梨畑の渡航を確認すると、警察は航空会社と連絡を取って、両隣の席を確保した。 二人の刑事はたくみに話を切り出したが、梨畑がなかなか乗ってこない。ようやくアロマセラピーに話にまでこぎつけたが、自分で訳した訳文はもっていないらしい。 これじゃあ、とても逮捕はおぼつかないゾ。二人はつぶやいた。 そうだ、名案がある。「梨畑さんとおっしゃいましたね。実は私、ちょっと会社で不得手な英語の訳を時々まかされましてね。このqualified and unqualified doctorsがうまく訳せないんですよ」 すると、美樹は得意げな笑みを浮かべた。まるで「そんな簡単なことがわからないの。可哀想な人たち。お姉さんが教えてあげるからね」とでも言っているようだった。「qualifiedというのは「資格のある」という意味なの。un だから、ないでしょ。およびがあるからふたつをつないで、資格のあるおよび資格のない医師。英語ってそんなふうに考えると簡単でしょ。私ね。思春期のころ、アメリカに住んでたの」「ほおお、すごいですね。すみませんけど、何か紙に書いて、梨畑先生の署名、いただけませんか。私、ほら、会社じゃ、全然信用なくて、私の訳した日本語、なかなか採用してもらえないんです。飛行機で偶然、先生にお会いして、この訳、先生のお墨付きをもらったって言えば、同僚も信用してくれますんで。悪いんですけど、これ、教えてもらったんじゃなくて、私が訳して、先生に確認してももらったということにしてくださいね」「まあ、先生だなんて、私、仕事はたくさんやってて、お金もそこそこもらってますけど、まだ経歴は浅いのよ」「まあ、それは謙遜として聞いておきます」 資格のあるおよび資格のない医師 この訳にまちがいありません。梨畑美樹 美樹が署名を終えた瞬間、二人の刑事は美樹の両脇を抱えてスバーハワダルマヤ空港の詰め所へと消えた。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.12.23
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反米大陸 集英社 これまでの国定図書一覧 英語を学べばバカになる 薬師寺仁志 光文社新書 教育委員会廃止論 穂坂邦夫 弘文堂 アメリカもアジアも欧州に敵わない 八幡和郎 祥伝社新書 競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功 福田誠治 朝日新聞社 日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す 金谷武洋 講談社 文科省が英語を壊す 茂木弘道 中公新書ラクレ 新しいヨーロッパ 古いアメリカ 藤村信 岩波書店 どうして英語が使えない 「学校英語」につける薬 酒井邦秀 ちくま学芸文庫 大欧州の時代 脇阪紀行 岩波新書 日本語はなぜ美しいのか 黒川伊保子 集英社新書 主語を抹殺した男 金谷武洋 講談社 英語にも主語はなかった 金谷武洋 講談社 仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理 原田武夫 ブックマン社 日本人はなぜ日本を愛せないのか 今のままでは《二流のアメリカ人》に成り下がる 鈴木孝夫 新潮選書 産業翻訳に英検はいらない 水野麻子 新風舎 自ら学ぶ力を育む教育文化の創造 犬山市教育委員会←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.12.19
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トラドキスタン警察は翻訳裁判所の決定を待っていた。 日本国の中越事件で、なぜか一人ソフトの改竄を免れた梨畑美樹。その梨畑が今、トラドキスタン警察のいちばんの標的になっていた。本人は薬草の専門家を名乗り、ホームページなどに自ら訳した文を掲載していた。その訳文たるや、とても日本語といえる代物ではなく、西ハワイ語にすらなっていない。 このまま放置していては、日本国在住のトラドキスタン人にも大きな被害が及ぶ。 警察としては検挙して翻訳病院にぶちこみたいが、日本国の領土でトラドキスタンの警察が動くわけにはいかない。 梨畑がトラドキスタンの領土に自らの訳文をもちこまないかぎり、警察は動けない。それも単にもちこんだだけでは、せいぜい現物を押収して、国外退去を命じることくらいしかできない。 何か方法はあるか。梨畑は月に一度ほどヤポニアに通っている。 日本国からヤポニアまでは、トラドキスタン航空で将来の首都スバーハワダルマヤ経由で行くしかない。 上空では、飛行機が属する国の法律が適用されるという国際法上の取り決めがある。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.10.07
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改竄のナゾ 中越の改竄容疑が固まった。翻訳会社を名乗って豪訳くんをもっている翻訳者を集めて講習会を開き、4時間ほど部屋を開けさせた間に豪訳君に細工をしたことが明らかになった。 ところが、このときに講習会に参加していた翻訳者を残らず追跡したところ、ただ一人、梨畑美樹のソフトにだけは改竄された形跡が見つからなかった。 時間的な制約もあることだし、たまたま一人だけ手をつける暇がなかったとも考えられる。警察のなかにはそう考える者もいた。しかし、梨畑は最前列の左から3番目に座っており、順に手をつけたとすれば、抜け落ちるのは考えにくい。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.10.07
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なぜイタリア語が使えない(3) 私たちが子どもの頃、よく「外国語なんか現地へ行ったら3ヵ月でしゃべれるようになる」という大人がいた。 その真偽はともかく、このことばには実に重大なメッセージが秘められている。 明らかに、外国語だけは素質や能力だけではどうにもならないということである。 それなのに、日本人は外国語ができないことに引け目を感じ、劣等感を覚える。 よくよく考えてみると、このことは不思議でしょうがない。 できないことは能力の問題ではなく、環境の問題なのであるから、自分を卑下することなどないはずである。 ただ、ここには複雑な問題がある。 学校の英語の成績が抜群によくて、そのくせろくに喋れないからといって自分を卑下する人間にはお目にかかったことがない。もう少し厳密に言うと、英語を純然たる進学の手段として捉え、その目的を十二分に果たした者のなかには、しゃべれないことを卑下する人間はいないということである。 自分を卑下する人間は学校の成績でもやはり他人に遅れをとっている。これが理科や社会だともう万策尽きているわけで、魔法のような特効薬はない。ところが、外国語にはそれがある。現地に行くという手である。 できないことに劣等感を抱きながら、それを環境の問題にすりかえている。だから、日本にいてできることは残らずやったうえで、環境が整わないために叶わない部分があり、いったいどんな条件が満たされればそれが実現できるかということが認識できれば、はがゆい思いは残るにしても、劣等感そのものは払拭できるはずである。 イタリア語には果たして、そういうものがあっただろうか。 (加野)←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.09.08
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なぜイタリア語が使えない(2) 確かに、単複と男女の変化は学習者にとって大きな壁となる。 たとえば、requisito(資格)この仕事に(per questo lavoro)求められる資格(複数)となると、定冠詞が i、あともrequisiti richiesti となって、i requisiti richiesti per questo lavoroと、全部語尾が i で揃う。 こうなると、話すときにもリズムがとりやすい。 文法のことをあまり気にしなくても、口の方が自然に動く。 ところが、たとえばrete(網)を使って国内の高速道路網と言おうとすると、eで終わっていても女性だから、la rete となる。さいわい、あとの形容詞はふたつとも(高速道路の、国内の)eで終わればよい。とりあえず、ここまでは定冠詞の語尾だけがaであとはeで揃えればよいから(autostradale nazionale)、かろうじてリズムがとれる。 さて、これがテレビの放送網になると、la rete televisiva のように、a-e-aとなる。 さらに複数形になって、numeroso「多数の」がつこうものなら、le numerose reti televisive となり、これにlocale、nazionaleがつくと、le numerose reti televisive locali e nazionali(e-e-i-e-i-i)になる。 いったい、こんな切り替えが瞬時にできるだろうか。それが初心者がいちばん最初にぶつかる心理的壁であり、人によっては一生越えられない壁となる。 しかし、ここで冷静になってよく考えてみよう。 こんなことは語学の習得にとって本質的なことでもなんでもない。まして、イタリア語の本質でもない。 スポーツでも音楽でも、これぐらいのことはいくらでもある。 試合を戦う以前に、基本的な動作が確実にできるようにしておかなければ、勝つことはおろか、相手にすらしてもらえない。 rete が女性であるから、複数の定冠詞がleになり、数多くのという形容詞numerosoがつくと、numeroseに、さらに地方のlocaleはlocaliになるなどと考えていては、実際にle reti numerose televisive locali e nazionaliという内容のことが言いたいときにとてもおぼつかない。 球技だと、実際に球が飛んできたときに、こういう状況でこの球だから、手足はこう使って、上半身はこう使ってなどと考えていては間に合わない。無意識のうちに体が反応するのでなければ、ゲームなんかできるわけがない。 文法も何もなく、瞬時にle reti numerose televisive locali e nazionaliという一塊のものが浮かんでくるのでなければ勝負にならない。 語学というゲームに求められるのは、そういう蓄積がどれだけあるかであって、その場で文法を頼りに文を組み立てる能力ではない。少なくとも、そんなことをする母語話者はいない。どのような状況にも対応できるようにしようとすれば、相当な量を蓄積しておかねばならず、一朝一夕にできることではない。そうなったとき、とにかく覚えて、必要なときに出てこなければならないのであれば、l* ret* numeros* televisiv* local* e nazional* であっても、le reti numerose televisive locali e nazionaliであっても、大差はないはずである。基本動作を確実に身につけなければならないスポーツと同じであると思えば、要するに何が何でも覚えていつでも口をついて出てくるようにしなければならない。 こうして、心理的な壁は消えるはずである。(加野)←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.08.27
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× 朝青龍騒動のすべての発端は、(草野仁) ○ 朝青龍騒動のそもそもの発端は
2007.08.19
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なぜイタリア語が使えない(1) ほかの外国語に比べれば、学習条件などはるかに優れているのに、未だに「なぜ英語が使えないか」などというたわごとを聞くと、ぶん殴りたくなる。 要するに「本当は英語なんか好きじゃないから」というだけのことだ。 私も英語なんか大嫌いだから、使えるようになりたいとは思わない。 それにひきかえ、あれだけ使えるようになりたいと思ったイタリア語でなかなか壁を越えることができなかったことは、やはりもう一度よく考えてみる必要があると思う。 言語間距離という概念がある。習得しようとする外国語が自分の母語とどれだけ違うかによって、習得までの時間に差が出るという考え方である。 私はこの言語間距離についても、話半分に聞いておく必要があると思っている。 言語間距離によって生じるいちばんの問題は心理的な壁ではないだろうか。 外国語学習の過程では、何度か学習が止まってしまうときがある。 要するに、「こんなややこしいもの、こんなむずかしいもの私にはムリだ」と感じた瞬間に始まり、気を取り直してもう一度挑戦してみようと思い直すまでの時間である。 これがけっこう長い。けっこう長くてあとあとまで尾を引く。 だから私は、言語間距離による習得時間の差には、この心理的な壁の前で結局は何もしないで立ちすくんでいる時間が占める部分がかなり大きいのではないかと思う。 イタリア語で心理的な壁となって立ちはだかるのはまず、名詞に男性形と女性形があるだけでなく、基本的に単数がoで終わるものの語尾がiになり、 eがi、aがeになるという規則である。これに形容詞が重なると、とても「人間技」とは思えないような変化になる。 もちろん、例外もたくさんあり、理屈を理解しようともがいている尻から、よしんば理屈が理解できても、瞬時に判断しなければならない会話の「現場」でいったいそんな使い分けができるだろうかという不安がよぎる。 それに比べれば、動詞の複雑な時制、人称と単複の変化など生易しいものに感じられる。 (加野)←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.08.11
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× まともな発言ができない状況 (朝青龍を診察した精神科医) ○ まともな発言ができない状態 状況というのは、何らかの集団が置かれている条件についてはどんな場合でもほぼ使えるが、一人の人間について言う場合には、何らかの社会的拘束などがないと「状況」とは言えない。 こんな精神科医にまともな診断ができるわけがなく、北原先生などには高いお金を払って庶民の日本語に難癖をつけるくせに、こんな状況の使い方ひとつ「見破れない」テレビ局にまともな報道ができるわけがない。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.08.10
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× 生活保護を廃止され (北九州市、フジテレビ) 廃止というのは、制度などに使うもの。個人の生活保護は打ち切るものであって、廃止するものではない。 北九州市の人権無視がこういうところにも如実に表れている。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.08.09
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× 皆様とお目にかかり、(安倍総理、被爆者に対して) ○ 皆様にお目にかかり、 ちょっとしたいい間違いを問題にしているのではない。総理の「美しい国」の構想には、国歌や国旗はあっても国語がない。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.08.06
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オーサカキングの実施に抗議してスト決行中。 8月5日まで、大阪城公園は関独裁政権のバカ騒ぎの場。
2007.08.03
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動物のなかにも、哺乳類なのに空を飛ぶ仲間がいる。鯨やイルカのように魚のかたちをした哺乳類がいる。 言語でも、そういう見方をしていくと、いろいろ面白いことに気づかされる。 格が発達している言語にはふつう冠詞がない。格のなかでも生格、分格の類が発達しておれば量子の役割を担う冠詞が不要になり、格があることによって語順の自由度が増せば流子としての冠詞が不要になる。 ブルガリア語の例にみるように格変化がやや弱いために、冠詞が残っている言語がある。 ドイツ語が面白いのは、冠詞があって、しかも格変化があることである。英語以上に語順が拘束されてしまうドイツ語に冠詞が発達しているのはわかるが、格変化がある理由はすぐにはわからない。もちろん、格があるといってもわずか4つであり、スラブ諸語の6、フィンランド語の16に比べればはるかに少ない。 もちろん、文法規則のなかにはヒトの盲腸や蛇についている脚の痕跡のようなものがある。英語で動詞の現在形三人称単数につくsなどがそれに当たる。 しかし、ドイツ語の格変化はそういうものであるとは思えない。 トラドキスタンでも、このドイツ語のナゾについては答えを出していない。 その意味でも、オランダ語、北欧諸語との比較ができる人材が必要である。 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.31
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さらにそのうえに、冠詞と語順の自由度と格変化の問題がある。 基本的にこのみっつを同時に必要とする言語は存在しない。 冠詞の話をするときに、「英語の」冠詞の話をする人がいる。これは困る。冠詞というものは何も英語の専売特許ではない。冠詞には冠詞に普遍的な機能と、各国語に特有の機能とがある。これをごっちゃにして英語の冠詞の理屈だけで話をされたら困る。 英語では楽器を演奏するとき、楽器の前に定冠詞がつく。もちろん、言いたい内容によっては不定冠詞も無冠詞もありうるが、オーケストラの担当という意味では定冠詞がつく。この点はスペイン語も同じであるが、スポーツになると英語は無冠詞になり、スペイン語ではa+定冠詞のalがつく。詳しい説明は省くとして、文法の規則は違うが、発想としては同じである。オーケストラは全体でひとつであるが、スポーツはそれぞれのスポーツが独立している。 冠詞の機能のうち、文の流れを司る機能だけを取り出すと、語順の自由度や各変化との関係が浮かび上がってくる。 基本的に、語順の制約が大きくなると冠詞が必要になってくる。語順が文法規則によって拘束されると、情報面からみた文の流れを語順に反映させることが困難になる。だれがどんなことをどのように思考しようとも、一定の構造のなかに収めてしまなければならないからだ。 この考えでいくと、英語やフランス語、ドイツ語のように語順に制約のある言語に冠詞があるのは十分に理解できる。 もうひとつ、格変化の問題があって、格が発達している言語は基本的に冠詞を必要としない。スラブ系の言語のように格が発達している言語には冠詞はない。ところが、ブルガリア語には後置冠詞と言われる冠詞が存在する。それもそのはず、ブルガリア語は他のスラブ諸語に比べて格変化が少なくなっている。 では、スペイン語のように語順の自由度が高い言語になぜ冠詞があるか。 日本語も含めて語順が自由になる言語は数多いが、それはいい加減な使い方も含めてのことで、スペイン語の語順が本当にそれほど自由であるのか、実は疑問である。「スペイン語がお上手ですね」をスペイン語で言うと、文法的には理論的に6通りの語順が可能になるが、実際には Habla usted muy bien espnol. しかありえない。何か特別の意味をもたせるのでないかぎり、これしかない。 一見、語順が自由にみえながら、基本的な語順、スペイン語のスペイン語たる語順というものは案外かちっと決まっているのではないかと思う。 そういうこをもっと考えていくためにも、ラテン系の言語をやる人がもっと必要である。 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.30
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冠詞のない言語はあっても、冠詞の機能を担うものがない言語は存在しない。 冠詞の問題は、文法の問題ではなく情報伝達上の機能の問題に還元できる。 この問題に明解な答えを出すためには、冠詞のある言語とない言語とを徹底的に比較する必要がある。 さらにそのうえに、冠詞と語順の自由度と格変化の問題がある。 基本的にこのみっつを同時に必要とする言語は存在しない。 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.29
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冠詞のある言語、冠詞のない言語(プロジェクト目的2) 上位合格者にやってもらいたいことのひとつは、習得する5言語のなかに冠詞のある言語とない言語とを含めてもらうことである。 冠詞のない言語はあっても、冠詞の機能を担うものがない言語は存在しない。 冠詞の問題は、文法の問題ではなく情報伝達上の機能の問題に還元できる。 この問題に明解な答えを出すためには、冠詞のある言語とない言語とを徹底的に比較する必要がある。 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.28
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加野恵プロジェクトの目的(1) 下位合格者には自由に5言語を選んでもらうつもりである。まずは不均衡を是正し、さまざまな言語を少しでもなじみのあるものにするには、それくらいのことをやるしかない。 われわれは、この世界に棲息する動物を何種類も知っている。犬は知っているが、猫は知らないという人はいない。単に存在を知っているだけでなく、およそどのような動物であるかを知っている。 ところが、言語に関しては、どの言語とどの言語が近い関係にあるのかさえ、知らない人が多すぎる。 どういう特権があってのことか、あるひとつの言語だけが病的なまでに尊重され、その言語の理屈で日本語が「裁かれ」、人体改造にも等しい手術を受けさせられている。明らかに、庶民の無知につけこんだ知識人のやりたい放題になっている。 だからこそ、その状況を根本から変えてしまう必要がある。 下位合格者には理屈も何もいらない。ただひたすら、やってもらう。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.26
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「中越逮捕」のつづきです。「海賊版の線は消えても、中越がとんでもないことをやってる可能性がある。中越には実体のない会社がいくつもある。翻訳会社を名乗って翻訳者を募集し、講習会などを開いているが、たとえば、翻訳者にパソコンを持参させて豪訳くんの使い方を説明したあと、別の部屋で4時間ほど講習をしていた事実もある」「すると、その間に豪訳くんのデータを改竄してしまうということですか」「そうだ」 こうして、警察の目はしかるべき方向に向いたように見えた。 ところが、数日後、一部に「中越は愉快犯」の報道が流れた。 川村恵や川村忍がこれを知って激怒したのは言うまでもない。 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.23
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第一次選考の結果、150万人の応募者を20万人にしぼりこんだ。 トラドキスタン人は140万人中19万9346人が合格。日本人は10万人中654人。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.22
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10万人の定員に対して150万人の応募があった。うち日本人は10万人。 第一次試験の問題は次のとおり。 日本人が英語ができないのはそもそも英語が必要でないからだ。それなのに、一人平均5言語もできる人材を育成する必要性があるのか。あるとすればその理由は何か。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.20
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トラドキスタンでは、3年間で10万人に延べ50万言語を習得させ、日本国に送り込む。 そのプロジェクトが今始まる。 10万人の定員に対して150万人の応募があった。うち日本人は10万人。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.17
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トラドキスタンでは、3年間で10万人に延べ50万言語を習得させ、日本国に送り込む。 そのプロジェクトが今始まる。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.16
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× 毅然とした、かつ柔軟性のある料金交渉をしていただける方にはプロ意識や頼もしさを感じます これで「毅然とした、」と「柔軟性のある」とを「かつ」によって「料金交渉」につなげようとするのだから、めちゃくちゃである。 どんな文法が頭のなかにあれば、そんなことを考えるようになるのだろうか。 翻訳会社から送ってきたものをそのまま掲載するのではなく、自社できちんとチェックして、おかしな日本語が翻訳者に届かないようにするのが、アメリアの役目なのではあるまいか。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.14
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× ご自身が対応できる、また精通している分野なのかを把握していただく必要があります。(アメリア) こんな文法があると思っているのか。アメリアに翻訳に携わる資格なし。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.13
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トラドキスタン政府は、英語脳、英語脳と騒ぐ日本国を厳しく批判し、これに対抗すべく日本語脳という概念を前面に打ち出す方針を固めた。 何でも「すべての」をつけたがるアナウンサー、こういう人はすでに日本語脳が破壊されているとみてよい。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2007.07.12
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